第4週:HOU at CIN
さて、第4週に入りましょう。
昨日の日記に登場したイーライ・マニングは、
2004年ドラフトの全体1位指名選手だったわけですが、
その前、2003年ドラフトの全体1位指名選手が、
シンシナティ・ベンガルズのQBカーソン・パーマーです。
更に、その前年、2002年ドラフトの全体1位指名選手が、
ヒューストン・テキサンズのQBデイヴィッド・カー。
つまりこの試合、新旧「全体1位指名対決」といった趣なのです。
・・・というか、まあ、どちらかというと、2人とも「新」の部類なのですが。
ちょっと話は脱線しますが、
その前年、2001年のドラフト全体1位指名がアトランタ・ファルコンズのQBマイケル・ヴィック、
2000年はクリーブランド・ブラウンズのディフェンスエンドのコートニー・ブラウンですが、
その前1999年が現在フリーエージェントのQBティム・カウチ、
(クリーブランド・ブラウンズ→グリーンベイ・パッカーズを昨年開幕直前に解雇。
そういえば、最近音沙汰無いような気がするけど、どうしてるんだろ・・・)
そして、その前1998年が、インディアナポリス・コルツのQBペイトン・マニング。
こうやってドラフト全体1位指名選手を並べてみますと、
いかにクォーターバックが、注目され、期待され、目立つポジションなのか、
ということがよくわかりますね。
「アメフト」というスポーツの特性とでも言いますか。
で、話を「新しい2人」に戻しますが、
どちらも、期待されながらも、ここまで期待通りの結果を残しているとは、
まだちょっと言いがたい状況。
まあ、デイヴィッド・カーは、テキサンズというチームが誕生したときに入団したので、
チームとともに着実にここまで成長してきている感じはありますが、
(テキサンズの地元では、かなりの英雄扱いだそうで)
カーソン・パーマーは、そろそろ結果を出さないと、
それこそ、前述のティム・カウチのような運命をたどることになるのではないかと・・・。
今年3年目ですが、1年目のときは、
現在控えQBのジョン・キトナが、それこそ八面六臂の活躍で、
ちょうど昨年のドリュー・ブリーズのように復活を果たし、カムバック賞受賞。
「変える理由」が無いため、昨年も先発の座は危ぶまれていましたが、
将来のエースを育てるというチーム方針のため、先発の座を得、現在に至ります。
昨年は13戦して6勝7敗。(最後の3試合は怪我のため欠場)
シーズンが深まるにつれ、割と良い結果を残しており、
そういう意味では、今年は「期待できる年」ということになります。
果たして、その「期待」どおりとなるかどうか。
実は、カーソン・パーマーは、ハイズマン賞も受賞しているという、
輝かしい経歴の持ち主。
ただし、以前も書いたように、
「ハイズマン賞を受賞したクォーターバックはNFLでは活躍できない」
というジンクスは、しっかりと残っています。
つまり、カーソン・パーマーが活躍する事は、本人のためだけではなく、
今後のハイズマン賞受賞者の未来をも決定する重要なことになるわけです!
・・・って、大げさですが。
そんなこんなの事柄を思い描きながら、
僕は、デイヴィッド・カーとテキサンズを応援しようと思います。(あれ?)