今、市場に残っている選手は!?



最初に、ちょっとだけ、昨日の話の続きですが。


NFLに関連するキーワードを登録するグループ」の、
キーワード検索」ページにある「簡易検索」で、
今回フリーエージェントとなった選手を検索できるようにしました。


「状態1」の欄で「2006年フリーエージェント」を選択して検索してみてください。
もちろん、チームやポジションなどの条件と組み合わせられます。


この「2006年フリーエージェント」のリストに入っているのは、
今回の解禁日にフリーエージェントとなった選手だけですので、
解雇などでフリーエージェントとなった選手も含めて検索したい場合は、
従来どおり「状態1」欄を、ただの「フリーエージェント」としてください。


あと、この「2006年フリーエージェント」のリストからは、
契約を結んだ選手は消していきますので、
「今、どんな選手が残っているのか」ということを見る用途で有用なのではないかと思います。


どうぞ、ご利用くださいませ。


さて、フリーエージェント交渉解禁初日から、いくつもの契約が結ばれてますねぇ。


初日で気になったのは、
タンパベイ・バッカニアーズKマット・ブライアントが残留したのと、
グリーンベイ・パッカーズKライアン・ロングウェルが、
ミネソタ・ヴァイキングスと契約したことで。


・・・って、相変わらず、キッカー中心主義(?)ですが。


ブライアントは、バッカニアーズを出ていくような気がしていたんですけども、
残留となりましたねぇ。


Kビリー・カンディフにやや肩入れしている身としては、
ライバル残留はあまり朗報ではありませんが、
実力で正キッカーの座を勝ち取ってもらうことに期待します。


ロングウェルも、なんとなくパッカーズを離れそうな気がしていましたが、
こちらはヴァイキングス入りですか。


となると、代わりにKポール・エディンガーが出ていくことになるのかなぁ。
それはちょっと残念かも。


パッカーズから1人もキッカーがいなくなってしまったので、
交代する形でエディンガーが入る、ということがあったりして・・・?


あ、そうだ、Kホセ・コルテスも市場に出てますよ!
テッド・トンプソンさん(パッカーズのゼネラルマネージャー)、どうですか!?
お買い得ですよ! (多分)


・・・ダメ?

ハンブルグ・シーデビルズの話



さて、NFLヨーロッパのチームを順に見ていく企画の3日目。
本日は、ハンブルグ・シーデビルズです。


まずは、都市情報から。


ハンブルグは、人口170万人の、ドイツ第2の都市。
位置的には、北部にあたります。


ケルンからは、特急列車「IC」で4時間。
ベルリンまでは、高速列車「ICE」で2時間強。
・・・と、移動手段が違うと比較に困りますが、地図で見る限りは、
ケルン−ハンブルグ間とハンブルグ−ベルリン間は、距離はそんなに変わらないかな。


海が比較的近く、また、街の真ん中に湖があるため、
写真などで見るハンブルグの街のイメージは、なんとなく「水」という感じで。


アムステルダムもケルンも、結構「水」のイメージがありましたが、
やはり、このあたりの地域は、川や湖が多いのでそうなるんでしょうねぇ。


「海が近く」と書きましたが、海からは100kmほど内陸に位置します。
それなのに、なんと、「ハンブルグ港」があったりします。


エルベ川という川がハンブルグから海へと続いており、
それが結構広い川なので、「港町」としても機能している、ということなんですね。


そんなわけで、「シーデビルズ」という名前も付くのでしょう。


豆知識。
ドイツには16の州があるのですが、そのうち、
ベルリンとブレーメンハンブルグの3つは、1つの都市で1つの州となっているようです。
(だから、州の広さとしては他よりも狭い)


・・・だから何、と言われれば、なんでもないのですが。
まあ、「豆」知識ということで。


 http://www.nfljapan.co.jp/europe/team/index_sea.html


さて、チームの話。


といっても、「NFL JAPAN」のチーム紹介にもありますとおり、
NFLヨーロッパで最も新しいチームで、創設からまだ1シーズンしか経ていません。


そんなわけで、やっぱり馴染みは薄いですねぇ。


その昨シーズンの成績も、5勝5敗と、なんともインパクトの無いものでしたし・・・。
日本人選手もいなかったですしね。


今シーズンも、日本人選手は1人もいません。


 デプスチャート::ハンブルグ・シーデビルズ


さて、メンバー。


クォーターバックは、マイアミ・ドルフィンズのQBブロック・バーリン
カンザスシティ・チーフスのQBジェイムズ・キリアン
ニューイングランド・ペイトリオッツのQBトッド・モーテンセン


スターターは、バーリンキリアンのどちらかなんでしょうけども、
どっちなんでしょうかねぇ。


ただ、どちらにせよ、あまりパッとした話題は聞こえてきてないようで。


ランニングバックオークランド・レイダーズRBデジュアン・グリーン
シアトル・シーホークスRBジミー・ディクソン
ニューイングランド・ペイトリオッツRBアール・チャールズ
ピッツバーグ・スティーラーズRBマイク・ジェミソンなど。


スターター争いは、ジェミソンが一歩リードしているようですが、
練習ではチャールズの動きも目立っていたようです。


ワイドレシーバーは、ワシントン・レッドスキンズWRリチャード・スミス
ニューヨーク・ジェッツWRホアン・ウィザースプーン
カンザスシティ・チーフスWRネイト・カリー
ニューイングランド・ペイトリオッツWRリッキー・ブライアント
そして、ナショナルプレーヤーWRクリスチャン・マルムスウェーデン人)など。


こちらで目立っているのは、ブライアントのようです。


ブライアントは、昨シーズンもシーデビルズに所属し、
開幕から4試合連続でタッチダウンキャッチをする活躍を見せていたのですが、
怪我でシーズンエンドとなってしまった、という悔しい思いをしています。


昨シーズンはペイトリオッツからの派遣でしたが、
今シーズンは、「フリーエージェント選手」としてのNFLヨーロッパ挑戦。


昨シーズンの雪辱を果たすとともに、
再び、NFLに挑むための足がかりとしたいシーズンでしょうね。


あと、マルムも昨シーズンに引き続きのシーデビルズ所属。
こちらも、結構、目立つ動きをしているようです。


ディフェンス陣でも、ナショナルプレーヤーが目立っているようで、
こちらは、ノルウェー人のDEアンダース・エイカーストロム


昨シーズンは、フランクフルト・ギャラクシー所属で活躍を見せ、
NFLに派遣された8人のナショナルプレーヤーの1人となります。


今シーズンも活躍して、再びNFLに挑みたいところでしょう。


キッカーは、ワシントン・レッドスキンズKタイラー・ジョーンズ
パンターは、デトロイト・ライオンズPアダム・アンダーソン


ジョーンズは、キッキングキャンプのときにも取り上げましたが、
この日記では、たびたび名前の出てくる、割とおなじみのキッカーですね。


今年こそは、NFLの開幕戦に残るためにも、
ここで良い結果を残しておきたいところ。


・・・と、そんなところで。


正直、ニュースを読む限りでは、あまり戦力的にパッとしないチームのような・・・。
昨シーズンは「勝率5割」でしたが、今シーズンは、ちょっと苦戦が予想されそうです。


そんな中で、スウェーデン人(マルム)とノルウェー人(エイカーストロム)、
2人のナショナルプレーヤーの活躍が期待できそうですので、
そちらにちょっと注目していきたいですね。