ちょっとしたツールを作成しました



いや、「お知らせ」というほどのものではないのですが。


ちょっとしたツール(ブックマークレット)を作成しました。


何か、NFL関連の記事を読んでいるときに、そこに書いてある選手名などを、
簡単に「NFLに関連するキーワードを登録するグループ」のキーワードから、
検索できる、というものです。


これが、手前味噌ながら、意外と便利で、
例えば、NFL.com「以外」の英語記事を読んでいるときに、
ある選手のことが載っていて、その選手のNFL.com内のプレーヤーページが見たいなぁ、
と思ったときなどに、ほんの3ステップほどで見ることが出来るんですよね。


あと、NFLヨーロッパの記事を読んでいて、
「あれ、この選手ってどのチームから派遣されていたんだっけ」と思ったときも、
簡単に調べられたりしますし。


自分で重宝しています。


使用方法などは、「NFLに関連するキーワードを登録するグループ」トップページの、
真ん中やや上に「ツール(ブックマークレット)」という項目がありますので、
そちらをご覧ください。


是非、利用してやってくださいませ。

木下典明の特集記事



さて、今週は「ワールドボウルウィーク」ということで、
NFL Europe.com」も関連記事一色なのですが、そんな中、なんと、
アムステルダム・アドミラルズWRノリアキ・キノシタの特集記事が組まれていました。


 http://www.nfleurope.com/worldbowl/news/story/9456202


いやぁ、凄いですねぇ。


それだけ注目されてる、ってことでもありますが、
この「Inside the Huddle with」シリーズは、ずっと前からある中で、
最も注目される「ワールドボウルウィーク」に取り上げられている、っていうのは、
やっぱり、キノシタの持つ「運の強さ」というか、
実力以外の「プラスアルファ」の部分を感じさせます。(以前も書きましたが)


いろいろ褒められている箇所が多いのですが、
個人的に印象に残ったのは、リチャード・ケントスペシャルチームコーチの、
He can understand you, but he cannot converse with you.」、
という、キノシタの「英語力」について言及している箇所。


前にもありましたが、キノシタのことが記事になるときには、
必ず、この「英語力」の話題が付きまとってきますね。


「1段上のレベルに達するためには、ワイドレシーバーとして良くならなければ」、
と、キノシタ自身が言っていますが、一方で、
NFLに行けるのであれば、ワイドレシーバーでもリターナーでも構わない」、
というのであれば、やはり、何より「英語力」について、
早急に改善する必要があるのかもしれません。


同列に語るのはおこがましいながら、僕自身、英語が大の苦手で、
後になってからの習得が非常に困難であることは重々承知しておりますが、
せっかく「夢の大舞台」が、あと1歩のところにあるのですから、
キノシタには、なんとか頑張ってもらいたいものです。


まあ、今は、とにもかくにも、ワールドボウルで大活躍して、
NFLスカウトの度肝を抜いてもらうことを期待したいと思います。


キノシタ、頑張れ!!

週間MVP受賞者(第10週)



いきなり全然関係ない話ですが、昨日、「電撃移籍」と書いたB・J・シモンズ
フランクフルト・ギャラクシークォーターバック」として、
NFL Europe.com」に紹介記事が載っていました。


・・・なんか、ちゃっかりしてる?


これでワールドボウルMVPなんか取っちゃったりしたら、どうしてやろうか。(どうもしないが)


では今週も、NFLヨーロッパの週間MVP受賞者を簡単に紹介したいと思います。

オフェンス部門 RB フレッド・ジャクソン
ライン・ファイヤー
ディフェンス部門 S ジェイソン・シヴァーズ
ハンブルグ・シーデビルズ
スペシャルチーム部門 P トラヴィス・ドーシュ
ライン・ファイヤー
ナショナルプレーヤー部門 LB フィリップ・ガーデン
ケルン・センチュリオンズ



オフェンス部門は、22回154ヤード獲得という、
今シーズンリーグ最長の記録を残したジャクソンが受賞。


特に、第1クォーター早々の80ヤードタッチダウンランが光ります。


ジャクソンは、今シーズン通算で731ヤードをランで獲得したことになりますが、
レシーブでも317ヤードを獲得しており、合計では1048ヤード。


今シーズン、合計獲得ヤードで1000ヤードを超えたのは、
フランクフルト・ギャラクシーRBロジャー・ロビンソン(1087+113)と、
このジャクソンの2人だけ、という活躍になりました。


・・・にしては、今まであんまり目立っていなかったような気もしますが・・・。
(この日記で登場したときも、あんまり良くないときだけだったし)


スペシャルチーム部門も、同じくファイヤーからパンタードーシュが受賞。


この試合、パント6回平均44.7ヤード(最長60ヤード)、
敵陣20ヤード以内を2回という活躍で、チームの勝利に貢献しております。


ドーシュといえば、第5週の試合のときに、
平均33.7ヤード(最長40ヤード)という散々な出来で、
「敗因」の1つにも挙げたことがありましたが、
それを思うと、目覚しい進歩を遂げた、という感じですねぇ。


シーズン通算では、「6人中5位」という記録に終わっていますから、
もうちょっと早く進歩出来ていれば、チームのワールドボウル進出に貢献できたかも、
・・・というところかもしれません。


ディフェンス部門は、アムステルダム・アドミラルズ戦の第4クォーター終盤、
ダメ押しの45ヤードファンブルリターンタッチダウンを記録したシヴァーズが受賞。


他にも、5タックル3パスディフェンスで、
チームの「3連勝」となる勝利に貢献しております。


シヴァーズは・・・うーん、あんまり印象に残ってないなぁ。
シーズン通算48タックルは、チーム内で2位ということらしいです。


ナショナルプレーヤー部門は、フランス人ガーデンが受賞。
第1週でも受賞しておりましたので、「最初と最後を締めた」って感じですね。


ガーデンは、今週のファイヤー戦でチーム最高の10タックルを記録。
これで、シーズン通算70タックルとなり、
今シーズンの「リーディングタックラー」に輝きました。


先週受賞したシーデビルズWRスコット・マクリーディや、
もちろん、アドミラルズWRノリアキ・キノシタなどもそうですが、
こういう「ナショナルプレーヤーの枠を超えたナショナルプレーヤー」というのは、
本当に素晴らしいですねぇ。


以上、NFLヨーロッパ第10週の週間MVP受賞者紹介でした。