「アクティブ」と「リザーブ」



セントルイス・ラムズRBマーシャル・フォーク関連のニュースで、
こんなものを見かけました。

  • フォークは「active/PUPリスト」から「reserve/PUPリスト」に移された。



うおっ、そういうものだったのか!


いや、「active/〜」とか「reserve/〜」とかの記述は、今までも見かけていたのですが、
いまいち違いがよく分かってなかったんですよね。


ちょっと前に、「この時期は、PUPリストからアクティブロースターにいつでも戻せる」、
と書きましたが、これは「active/PUPリスト」の話だったようです。


しまったなぁ。
全然区別してなかった・・・。


まあ、今更しょうがないので、来年は気を付けることにします。


契約関連情報を本格的に追い始めて、まだ1年経ってないですし、
まだまだ知らないことは多そうですねぇ。
勉強になりました。


というわけで、フォークは少なくとも第6週までアウトとなった模様。
まあ、そもそもそんなに簡単に復帰できるとは思ってなかったですが・・・。


そうそう、PUPリストといえば、フィラデルフィア・イーグルスWRジェレミー・ブルームが、
PUPリストからアクティブロースターに戻されたようです。


結局、そんなに酷い怪我ではなかったようなので、ホッとしました。
しっかり遅れを取り戻してもらいたいですね。


ついでに、もう1つ、契約関連ニュースですが、
今年のNFLヨーロッパアムステルダム・アドミラルズで活躍し、
2ヶ月前にアトランタ・ファルコンズを解雇されたRBダイアモンド・フェリが、
アリゾナ・カーディナルズと契約を結びました。


その2ヶ月前に日記でも触れましたとおり、
フランクフルト・ギャラクシーRBブッチー・ウォレスファルコンズと契約したため、
フェリが替わりに追い出された形になっていたわけですが、
今度のカーディナルズには、同じく元ギャラクシーRBロジャー・ロビンソンがいます。


変な縁だなぁ。


ただし、どうやら、そのロビンソンが怪我をしているための臨時契約らしく、
怪我が治ればフェリは解雇される可能性が高そうです。


そもそもファルコンズウォレスと契約して、フェリが解雇されたのは、
フェリが怪我をしたためだったのですが、
その「逆」をここでやり返す・・・ということは出来なさそうですね。


まあ、NFLヨーロッパでの「活躍度」を見ると、
ギャラクシーの2人の方が明らかに上なので、仕方ないといえば仕方ないですが、
フェリにとってみれば、ワールドボウルで負けた相手の選手に、ここでも翻弄されて、
「ああっ、もうっ!」という感じでしょうかねぇ。


それにしても、トレーニングキャンプが始まって、
最近は、関連ニュースが多いこと多いこと。


日記の左欄に、「NFL.com記事の注目人物」という欄がありますが、
ほんの1・2週間前には「特になし」とか書いていたのに、
今は、大変なことになっています。


いよいよシーズンが近づいてきたなぁ。

プレーオフの希望



さて、「NFL勝敗表(希望)」の補足。


今回は、「2006年ドラフト直後Ver.」の「補足」の最終回。
プレーオフの希望」です。


昨シーズンは、「ワイルドカードプレーオフの希望」とか、
ディビジョナルプレーオフの希望」とか、1段階ずつ書いていましたが、
今シーズンは、端折って1回で済ませてしまいます。


・・・いや、何せ、もうプレシーズンゲーム開幕まで時間が無いので・・・。


で、まずは、対戦カードと勝利チームの「希望」を、
・・・と言いたいところですが、ここは、いつもの表形式より、
トーナメント表を見ていただいた方が分かりやすいでしょう。


 「シーズン結果(希望)」(2006年ドラフト直後Ver.)


では、順番に。


まず、ワイルドカードプレーオフは、

で、コルツ以外、地区優勝チーム(右側のチーム)が負ける、という結果。


つまり、「アウェイチームの3勝1敗」という「希望」です。


・・・あれ? どこかで聞いたような・・・?


そう、昨シーズンのワイルドカードプレーオフが、
まさしく、そのような「希望」(直前)で、実際、そのとおりの結果となったのでした。


いや、「希望」を書いたときには、「まあ、無茶だわな」とか思っていたのですが、
1試合ずつ見ていって、だんだんそのとおりになっていくのは、
なかなか気持ちの良いものでしたねぇ。


実は、その前のシーズンのワイルドカードプレーオフも、
「アウェイチームの3勝1敗」という結果でした。


2度あることは3度ある・・・?


で、ディビジョナルプレーオフの組み合わせは、



ここも、「アウェイチームの3勝1敗」を「希望」。
ホームチームの勝利希望はカーディナルズだけ)


いや、実は、昨シーズンのディビジョナルプレーオフも、
「アウェイチームの3勝1敗」を「希望」していたんですよねぇ。


・・・まあ、さすがにそこまで上手くはいきませんでしたが・・・。


昨シーズン「無茶」だったのは、あれですね。
NFCの方で、ワイルドカードチームが2チームとも勝ち進む、
とかしていたのが、無理があったんでしょう。


今回の「希望」では、ワイルドカードチームで勝ち進むのは、
AFCNFCともに1チームずつなので、そんなに無茶ではないはず!
・・・って、そんなに変わらない?


その結果を踏まえたカンファレンスチャンピオンシップの組み合わせは、



見所は、まず、「AFC SOUTHの同地区対決!」。


実は、NFLの長い歴史の中で、AFCNFCともに「SOUTH」地区のチーム同士が、
カンファレンスチャンピオンシップのみならず全ての)プレーオフで対戦したことは、
なんと、1度たりともないのです!


ただし、そもそも「SOUTH」という地区が出来たのが2002年からなので、
・・・というオチはあるのですが。


まあ、それはともかく、「カンファレンスチャンピオンシップで同地区対決」というのが、
なかなか実現しにくいことは事実でして、
現在の地区制度になってからは、AFCNFCともに、まだ1度も実現しておりません。


それが、今シーズン、テキサンズ対コルツで実現したら嬉しいなぁ。


NFCカーディナルズは、チーム史上初のカンファレンスチャンピオンシップ進出。


・・・というか、今回調べて初めて知ったのですが、
カーディナルズって、今までプレーオフで勝利したことが、
たったの2度しかないんですねぇ。


1度は、1998年のワイルドカードプレーオフ


で、その前が、なんと1947年、まだNFLが2地区10チームしかなかった頃の、
NFLチャンピオンシップ」での勝利、ということになるようで。
(その翌年も「NFLチャンピオンシップ」に出場していますが、こちらは敗戦)


当時は、前身の「フェニックス・カーディナルズ」の、
更に前身の「セントルイス・カーディナルズ」の、
更に前身の「シカゴ・カーディナルズ」時代ですからねぇ。


1920年のNFL創設時オリジナルメンバーながら、
いかに低迷時代が長いかが、よく分かります。


今シーズンこそは、その歴史を跳ね返す「飛躍」が見たいところですね。


ただし、ここでの僕の「希望」は、「パンサーズ勝利」ですが・・・。


というわけで、スーパーボウルの対戦カードは、



なんか、この対戦カードだけを抜き出すと、「ありがち」というか、
多くの人が予想しているものになってしまいました。


まあ、僕が今AFCで1番応援しているチームがコルツで、
NFCで1番応援しているチームがパンサーズなので、致し方なし。


で、今シーズンこそは、コルツのスーパーボウル制覇を!
大いに期待したいと思います。


以上、プレーオフの「希望」の補足でした。


そして、以上、「2006年ドラフト直後Ver.」の補足でした。


ああ、なんとか終わったぁ・・・。
ホント、プレシーズンゲームが始まる前に終えられて良かったです。


プレシーズンゲームは、8月6日、「ホールオブフェイムゲーム」である、
オークランド・レイダーズフィラデルフィア・イーグルスの試合から始まります。


それまでに、「2006年プレシーズン直前Ver.」を作成しますね。