負けてしまった・・・
今日は、NFLの感想もありますが、まずは、カレッジフットボールから。
第3週の結果と感想を。
まず、全体の結果から書くと、
僕が注目しているノートルダム大+「11校」の今週の成績は6勝5敗。(1校お休み)
かなり、「悪い週」になってしまいました。
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
ミシガン大(Big Ten) | 20 | 14 | 6 | 7 | 47 |
ノートルダム大(独立校) | 7 | 7 | 0 | 7 | 21 |
その「代表格」が、この試合。
負けちゃいました、ノートルダム大。
QBブレイディ・クィンは、3タッチダウンを挙げるも、3インターセプトが致命的。
うち、1つは、試合開始早々2プレー目のリターンタッチダウンでした。
また、第4クォーターには、ファンブルリターンタッチダウンも奪われています。
ミシガン大のオフェンスは、パスで220ヤード、ランで120ヤードと、
そんなにとんでもなく素晴らしいスタッツというわけでもないので、
47点も得点したのは、ひとえにディフェンスの頑張りということに尽きるのでしょう。
それにしても。
カレッジフットボールは、「1敗」の重みがとてつもなく大きいです。
特に、「全米ナンバー1」を目指す大学にとっては。
僕は今シーズン、ノートルダム大が「全米ナンバー1」になってくれれば、と願ってましたが、
どうやら、この敗戦で、それは消えてしまったようです。
うーん、残念。
ただ、もちろん、「4大ボウル」出場等、今後に目指すものはあります。
クィンには、頑張ってもらいたいですね。
さて次に、「大接戦」の試合を。
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
オクラホマ大(Big 12) | 3 | 3 | 14 | 13 | 33 |
オレゴン大(Pac-10) | 10 | 3 | 0 | 21 | 34 |
このスコアボードを見ても予想できると思いますが、とんでもない試合です。
試合時間残り3分12秒。
オクラホマ大のKギャレット・ハートリーがフィールドゴールを成功させ、33対20。
残り時間を考えれば、ほぼ試合が決まったかのように思えます。
しかし、次のドライブ、オレゴン大は2分間ですばやくタッチダウンを奪うと、
オンサイドキックに成功。
そして、次のドライブも、あっという間にタッチダウン。
33対34。
まさかまさかの逆転をしてしまいました。
しかししかし。
「あっという間にタッチダウン」したため、まだ時間が残ってます。
次のキックオフ。
キックオフ自体、46ヤードしか飛ばなかった上、
オクラホマ大のリターナーであるCBレジー・スミスが、54ヤードの素晴らしいリターン。
フィールドゴール圏内に入ってしまいました。
ここで、ランプレーを1回するも1ヤードも進めず。
そして、ハートリーの44ヤードフィールドゴール挑戦。
・・・これが、なんとブロック!
最後の最後まで、なんともドラマチックな展開でした。
後から考えると、オクラホマ大としては、
最後のフィールドゴールを成功したときに、敵陣5ヤード地点まで攻め込みながら、
タッチダウンまで奪えなかったのが、非常に痛かったですねぇ。
そのときも、そして、最後のフィールドゴールブロックのときも、
直前のプレーは、RBエイドリアン・ピーターソンのランでした。
この試合、ピーターソンは、前2週を更に上回る211ヤードを走っており、
もう、素晴らしいことには違いないのですが、
「あとちょっと・・・」というところがあっただけに、悔しい敗戦となったでしょうね。
ハイズマン賞候補であることは間違いないと思うので、
来週以降、更なる活躍を期待したいところです。
お次は、注目の「SEC」カンファレンス内対決。
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
フロリダ大(SEC) | 7 | 0 | 7 | 7 | 21 |
テネシー大(SEC) | 10 | 0 | 7 | 3 | 20 |
これまた、大接戦。
14対20の第4クォーター、残り時間6分30秒。
フロリダ大がQBクリス・リークの21ヤードタッチダウンパスで逆転勝利を収めました。
テネシー大は、同カンファレンスの中でも、今最も勢いに乗っているチームだったので、
フロリダ大はこの勝利で、カンファレンス優勝がグッと近づきましたね。
なお、同じく、「SEC」カンファレンス有力チーム同士の対決だった、
LSU対オーバーン大の試合は、3対7でオーバーン大が勝利。
こちらも非常に接戦でした。
最後、LSUのオフェンスは、敵陣5ヤード地点まで迫りながら、そこでタイムオーバー。
いかに接戦だったかがよく分かります。
それにしても、LSUのオフェンスは、パスで267ヤードも獲得していたりするのに、
3点しか取れなかったというのは、ある意味、凄いなぁ。
いかにオーバーン大のディフェンスが「上手かった」か、ということになるんでしょうね。
さて、他の試合も。
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
アクロン大(MAC) | 0 | 0 | 7 | 14 | 21 |
中央ミシガン大(MAC) | 0 | 14 | 7 | 3 | 24 |
うわぁ・・・。
負けちゃった・・・。
うーん、負けちゃいけない相手のはずだったんだけどなぁ。
試合時間残り11秒、ツーポイントコンバージョンを決めて3点差まで詰めましたが、
あまりにも遅すぎです。
アクロン大のQBルーク・ゲッツィは、3タッチダウン3インターセプト。
・・・ノートルダム大のクィンと同じですな。
まあ、こういうことをやっていては勝てない、ということでしょう。
たとえ、375ヤード(!)投げようとも・・・。
あとは、やっぱり、ランが出なさすぎなので、
それが、「パス偏重」→「インターセプト」につながっているようにも思います。
来週以降も、厳しい戦いになりそうですね。
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
マイアミ大(フロリダ)(ACC) | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 |
ルイビル大(Big East) | 0 | 10 | 14 | 7 | 31 |
こちらも、注目チームの敗戦。
これで、マイアミ大(フロリダ)は1勝2敗。
カンファレンス優勝を目指すチームとしては、辛い成績となりました。
ただし、スケジュール的に、序盤が厳しい戦いになることは、十分に予想されたことでした。
まだまだ、望みが無くなったとは言えないと思いますので、
頑張ってもらいたいですね。
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
コロラド州立大(MWC) | 0 | 10 | 0 | 0 | 10 |
ネバダ大(WAC) | 7 | 14 | 0 | 7 | 28 |
ネバダ大、初勝利!
これで、僕の注目しているノートルダム大+「11校」で、
勝利を挙げていないチームはなくなりました。
まずは、よかったです。
さて、残りの試合はまとめて。
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
メリーランド大(ACC) | 0 | 10 | 7 | 7 | 24 |
西バージニア大(Big East) | 28 | 10 | 7 | 0 | 45 |
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
シンシナティ大(Big East) | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 |
オハイオ州立大(Big Ten) | 3 | 10 | 7 | 17 | 37 |
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
南フロリダ大(Big East) | 7 | 0 | 3 | 14 | 24 |
UCF(C-USA) | 0 | 10 | 0 | 7 | 17 |
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
ユタ大(MWC) | 17 | 7 | 14 | 10 | 48 |
ユタ州立大(WAC) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1st | 2nd | 3rd | 4th | ||
---|---|---|---|---|---|
ネブラスカ大(Big 12) | 3 | 0 | 0 | 7 | 10 |
USC(Pac-10) | 7 | 7 | 7 | 7 | 28 |
この中では、UCFが負けています。(2敗目)
あ、そうだ。
試合前の対戦カード紹介で、いくつか「ランキング校同士の対決」を書いてましたが、
実は、ネブラスカ大対USCの試合も、「ランキング19位対ランキング4位」でした。
見逃してたわけですが、まあここは「順当」に、
USCが勝ってくれて良かったです。
それにしても、僕の注目校(12校)の中で未だに「無敗」なのは、
オハイオ州立大、USC、フロリダ大と、
第3週にして早くも3校になってしまいました。
うーん・・・、そうなってしまったか・・・。
ともかく、「全米ナンバー1」の夢は、この3校に託すことにしましょう。
そして、他のチームには、カンファレンス優勝と、
「4大ボウル」を筆頭としたボウルゲームへの出場を目指してもらいたいです。
・・・あ、いや、もちろん、注目チームの中には、
最初からそれが目的だったチームも多いですけども。
以上、カレッジフットボール第3週の結果と感想でした。
驚きの展開もあったり、悲しい展開もあったり
では、NFL第2週、日曜日の試合から、
現地13時開始の試合の感想を、ざっと。
「GAORA」で、クリーブランド・ブラウンズ対シンシナティ・ベンガルズを観戦しながら、
例によって、他の8試合を「Play-By-Play」観戦してました。
そのブラウンズ対ベンガルズの試合は、
なんというか、全くブラウンズが勝てる気がしませんでしたねぇ。
ブラウンズは、とにかく「もったいない」。
オフェンスは、WRブレイロン・エドワーズを始め、落球の連続。
ディフェンスは、一旦タックルできているのに、倒せずにそこから抜けられていたり。
「うおいっ!」って叫びたくなるシーンの連続でした。
特に落球は、QBチャーリー・フライが可哀想だなぁ、ホント。
あと、ブラウンズのディフェンスは、解説では結構褒められてましたが、
僕は、「ザルだなぁ」と思って見てました。
ベンガルズのランプレーでは簡単に穴が開くし、
ちょうどファーストダウンを取れるようなパスプレーも簡単に通されるし。
もちろん、いいディフェンスもあったんですけどね。
それを考えると、ベンガルズのオフェンスが良すぎた、ってことなのかなぁ。
ベンガルズのQBカーソン・パーマーは、やっぱり素晴らしいクォーターバックです。
フライも負けるな!
ブラウンズのオフェンスは、ランプレーも不満。
RBルーベン・ドローンズは、やっぱり、
あんまり良いランニングバックと思えないんだけどなぁ。
僕の希望としては、フライのロングパスを中心としたオフェンスを組み立てていったら、
面白いんじゃないかなぁ、と思うんですけどねぇ。
とにもかくにも、来週以降、ブラウンズには巻き返してもらいたいものです。
さて、そのほかの試合。
まず、ヒューストン・テキサンズ対インディアナポリス・コルツの、
(非常に個人的な)注目の試合。
試合は、非常に順当にコルツが勝ったのですが、
テキサンズのQBデイヴィッド・カーは、どうだったかといいますと。
カーの1プレー目・・・サック。
カーの2プレー目・・・ファンブル。
そして、リカバーはコルツ。
・・・えーっと・・・。
2シリーズ目にも、サック、そしてファンブル。
・・・えーっと・・・。
やっぱり、相変わらずでした。
まずい。
かなり、まずい。
そろそろ、カーの立場も、まずくなってくるかもしれません。
テキサンズは、先週加入したばかりの元グリーンベイ・パッカーズRBサムコン・ガードウが、
いきなり結構走ってましたね。
昨シーズン、パッカーズで活躍が見られた選手ですし、
今後に期待したいところです。
それにしても、本日は他の試合でも、サックされてファンブル、というのが多い多い。
ニューオリンズ・セインツのQBドリュー・ブリーズ。
デトロイト・ライオンズのQBジョン・キトナ。
そして、ニューオリンズ・セインツのQBドリュー・ブリーズ。
・・・ブリーズ・・・。
ついでに言えば、ブリーズは敵陣エンドゾーン寸前でのインターセプトまでありました。
クォーターバック以外のファンブルロストも、
ライオンズのRBケヴィン・ジョーンズ、
テキサンズのRBワリ・ランディ、
そして、アトランタ・ファルコンズのWRロディ・ホワイト、
・・・どうでもいいが、なんでこんなに、応援しているチームばかり並ぶかな・・・。
(テキサンズの試合は、今週は「コルツ勝利希望」でしたが)
しかも、ここまで書いたのは、全て第1クォーターに起こったことなんですから、
見ながら、僕がどれだけ暗い気持ちになったか、ご想像いただけるかと。
まあ、ブリーズあたりは、後半盛り返してくれたので、よかったんですけどね。
他に、サックされないでクォーターバックがファンブルロストという、
ちょっとやっちゃいけないことをしていたのは、
オークランド・レイダーズのQBアーロン・ブルックス。
しかも第1クォーター中に2回。
いくら新加入とはいえ、ここまで息があっていないのは、ちょっと問題でしょう。
こりゃ、クォーターバック交代も時間の問題かな、と思っていたら、案の定、
2回目のファンブルの次のオフェンスシリーズでは、
QBアンドリュー・ウォルターに交代していました。
・・・と思ったら、どうやら、怪我をしての交代だったようで。
「見切りをつけて」の交代ではなかったわけですな。
ただ、ブルックスは、先週も全くパッとしませんでしたし、
怪我がどうあれ、来週以降、ウォルターがスターターになるんじゃないですかねぇ。
まあ、その後、ウォルターもスナップでファンブルしてたり、
インターセプトされたり、サックされてセイフティを奪われたりしてましたが・・・。
・・・これじゃ、どっちもどっちか・・・。
非常に気になったのは、
ファルコンズのKマイケル・ケイネンが36ヤードフィールドゴールを失敗。
その後、30ヤードフィールドゴール挑戦でブロック。
そして、40ヤードフィールドゴールを失敗。
うーん、ケイネンは、先週も失敗がありましたが、
なんか、あんまり(というか、かなり)良くないですねぇ。
ケイネン自身にキッカーとしての能力があるのは確かなので、
「3役」を兼ねている疲れが出ているのか、
それとも、ロングスナッパーやホールダーあたりに問題があるのか・・・。
来週以降、非常に気がかりなところです。
それにしても、ファルコンズはDEジョン・エイブレアムが欠場していますが、
やっぱり、ディフェンスがかなりいいようですねぇ。
こりゃ、結構強いかも。
カロライナ・パンサーズのQBジェイク・デロームは、
やっぱりあんまりパッとしなかったような。
それもあってか、まさかまさかのオーバータイム逆転負け。
第4クォーター、ミネソタ・ヴァイキングスのKライアン・ロングウェルの、
「フィールドゴールフェイクタッチダウンパス」のプレーが全てでしょう。
たまげました。
パンサーズ、どうしちゃったんだよ・・・。
2連敗とはなぁ。
ニューヨーク・ジャイアンツ対フィラデルフィア・イーグルスの試合は、
更にビックリの展開でのオーバータイム突入。
何せ、第4クォーターになった時点では、7対24でイーグルスが勝っていたのですから。
ここから、怒とうの追い上げで、同点にまで追いつきました。
この試合、ジャイアンツを応援しながら見ていたわけですが、
もう、7対24の段階で、諦めてましたからね。
驚きを通り越して、「えっ? 一体、何が!?」って感じでしたね。
オーバータイムは一進一退。
そして、最後は、オーバータイム残り時間3分強、
ジャイアンツのQBイーライ・マニングからWRプラクシコ・バレスへの、
31ヤードタッチダウンで勝負あり、となりました。
昨日書きましたとおり、この2チームに対する僕の「応援度」は、
どっちもどっちという感じのため、この結果にも、
「とてつもなく喜んだ」ということはないですが、
やはり、直前で「勝ってほしい」と思っていたチームが勝つのは嬉しいものです。
それにしても、イーグルスは、この展開で負けてしまったのは、
とんでもなく大きな痛手になりそうですねぇ。
以上、駆け足で、日曜日13時開始の試合の感想でした。
明日、これ以降の時間に開始される試合の感想とともに、
(もちろん、木曜日にNHKのBS1で放映される試合の結果は書きません)
この9試合についても、何か補足するかもしれませんが、とりあえずはこんなところで。