満を持しての登場
ワシントン・レッドスキンズのKジョン・ホールが怪我のため、
インジャリーリザーブ入りをしてしまいました。
で。
代わりに、レッドスキンズの正キッカーとなるのは、
元アリゾナ・カーディナルズのKニック・ノヴァク!
お帰り、ノヴァク!
いやぁ、今、「元アリゾナ・カーディナルズの」と書きましたが、
確かに昨シーズン、カーディナルズでの試合出場があり、
今年のプレシーズンゲームでも出場していたとはいえ、
やはり、僕の中のイメージとして強いのは、「レッドスキンズのノヴァク」。
あの、初出場試合となったマンデーナイトゲーム、
「ニック・ノヴァク対ホセ・コルテス」での活躍が思い起こされます。(タックルとか)
・・・そういえば、ある情報によれば、今回、レッドスキンズのワークアウトに、
コルテスも呼ばれていたらしい、という話もあって、なんか面白かったり。
(別の情報では、コルテスの名前は無かったので、真偽は不明ですが)
とにかく、活躍が楽しみです。
頑張ってもらいたいですね。
キッカーランキング(第5週時点)
では、今週も「キッカーレーティング」を。
1位(−) 48.8 セバスチャン・ジャニカウスキー(オークランド・レイダーズ)
2位(→) 44.9 アダム・ヴィナティエリ(インディアナポリス・コルツ)
3位(↓) 43.9 ジョン・ケイシー(カロライナ・パンサーズ)
4位(↓) 43.1 ロビー・ゴウルド(シカゴ・ベアーズ)
5位(↓) 39.3 シェイン・グレアム(シンシナティ・ベンガルズ)
6位(→) 36.9 ライアン・リンデル(バッファロー・ビルズ)
7位(↓) 36.0 マット・ストーヴァー(ボルチモア・レイヴンズ)
8位(↑) 33.1 ローレンス・タインス(カンザスシティ・チーフス)
9位(↓) 33.1 ネイト・キーディング(サンディエゴ・チャージャーズ)
10位(↑) 30.1 ジェイソン・イーラム(デンバー・ブロンコス)
「規定回数」の「4回」に達したジャニカウスキーが、1位に登場しました。
不調レイダーズにあって、唯一の光明・・・?
まあ、ここにきてようやく4回目のフィールドゴール挑戦があった、
・・・という時点で、チームがどんな状態なのかが分かるところではありますが。
なお、現時点の正キッカーで、未だに「規定回数」に達していないのは、ただ1人。
ヒューストン・テキサンズのKクリス・ブラウン。
・・・チームがどんな状態にあるのかが分かるところで・・・。
先週までぶっちぎりで1位だったケイシーは、
今週、前半終了間際の53ヤードフィールドゴールを失敗して、3位に落ちています。
ただ、まあ、割と長い距離の失敗ですから、
値としては、まだまだ高い水準にあります。
2位は、欠場中のヴィナティエリがキープ。
イーラムは、今週43ヤードと44ヤードのフィールドゴールを成功し、
先週15位から10位にアップしました。
さて、今週は第5週だったわけですが、
シーズンを4つに分けるとすると、ちょうど最初の期間が終わったことになり、
何かを見る区切りとしては、ちょうど良い感じです。
というわけで、通常は「トップ10」だけを掲載していますが、
今週は、「規定回数」に達している全選手を掲載しておきたいと思います。
11位 29.8 ジェフ・ウィルキンズ(セントルイス・ラムズ)
12位 29.0 ジョン・カーニー(ニューオリンズ・セインツ)
13位 27.3 ジョン・ホール(ワシントン・レッドスキンズ)
14位 27.2 フィル・ドーソン(クリーブランド・ブラウンズ)
15位 26.4 ジョシュ・スコビー(ジャクソンビル・ジャガーズ)
16位 25.9 ジェイソン・ハンソン(デトロイト・ライオンズ)
17位 25.4 ロブ・ビロナス(テネシー・タイタンズ)
18位 24.8 マイク・ヴァンダージャット(ダラス・カウボーイズ)
19位 24.3 ライアン・ロングウェル(ミネソタ・ヴァイキングス)
20位 24.1 ニール・ラッカーズ(アリゾナ・カーディナルズ)
21位 22.2 ジェフ・リード(ピッツバーグ・スティーラーズ)
22位 20.8 ジェイ・フィーリー(ニューヨーク・ジャイアンツ)
23位 20.3 デイヴ・レイナー(グリーンベイ・パッカーズ)
24位 16.0 モーテン・アンダーセン(アトランタ・ファルコンズ)
25位 15.3 デイヴィッド・エイカーズ(フィラデルフィア・イーグルス)
26位 12.3 オリンド・マーレイ(マイアミ・ドルフィンズ)
27位 8.2 ジョー・ネドニー(サンフランシスコ・49ers)
28位 4.2 ジョシュ・ブラウン(シアトル・シーホークス)
29位 -4.2 スティーブン・ゴストウスキー(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
30位 -10.7 マット・ブライアント(タンパベイ・バッカニアーズ)
31位 -18.2 マイケル・ケイネン(アトランタ・ファルコンズ)
32位 -19.0 マイク・ニュージェント(ニューヨーク・ジェッツ)
一応の目安として、「NFLにおける平均レベル」を「25.0」としていますので、
18位のヴァンダージャット以下が「平均以下」ということになりますかね。
昨シーズン調子の良かったラッカーズも、今シーズンは伸び悩み。
途中から入ったアンダーセンは、「1試合全5回成功」なんて週もありましたが、
短い距離しか挑戦していないので、さほど値は伸びません。(失敗もしてるし)
最下位は、とんでもないスランプに陥っていたケイネン・・・かと思いきや、
ニュージェントが更に低い値に。
第1週に34ヤード・30ヤードという長くない距離を失敗しているのが原因ですが、
調べてみたら、ここ3試合、ジェッツは1度もフィールドゴール挑戦が無いんですね。
これはかなり珍しいことで、もちろん、
「オフェンスに決定力がある」ことも理由の1つだとは思いますが、
ニュージェントに不安があるため、なるべくフィールドゴールは蹴らない、
・・・という方針を立てている可能性もありそうです。
ちょっと心配なところ。
ケイネンは、長い距離のフィールドゴールに絞って起用されるため、
今後は、少しずつ上昇していくのではないかと思います。
全体としても、まだまだ序盤ですので、
ここからどういう風に動くのか、注目していきたいところです。
パンターランキング(第5週時点)
では、続いて「パンターパワーヤード」。
1位(→) 8.4 マット・マクブライアー(ダラス・カウボーイズ)
2位(↑) 5.8 ダスティン・コルキット(カンザスシティ・チーフス)
3位(→) 5.5 サム・クック(ボルチモア・レイヴンズ)
4位(↑) 5.1 ポール・アーンスター(デンバー・ブロンコス)
5位(→) 4.9 マイク・シフレス(サンディエゴ・チャージャーズ)
6位(↑) 4.8 ハンター・スミス(インディアナポリス・コルツ)
7位(↑) 4.6 ブライアン・ムーアマン(バッファロー・ビルズ)
8位(↓) 4.4 シェイン・レクラー(オークランド・レイダーズ)
9位(↓) 4.2 デリック・フロスト(ワシントン・レッドスキンズ)
10位(↓) 4.1 カイル・ラーソン(シンシナティ・ベンガルズ)
10位(↑) 4.1 デイヴ・ザストゥディル(クリーブランド・ブラウンズ)
マクブライアーは、多少、値を落としていってはいますが、
それでも、まだまだぶっちぎりの1位をキープです。
先週2位のレクラーが、パントブロックされて8位にダウン。
あと、マンデーナイトゲームでのレイヴンズ敗戦の一因となってしまった、
クックの「10ヤードパント」ですが、
他のパントは、なかなか良いものだったので、
値をちょっと下げただけで、3位をキープ出来ております。
では、こちらも、「規定回数」の「10回」に達している全選手を。
12位 3.9 ジョン・ライアン(グリーンベイ・パッカーズ)
13位 3.8 ジョシュ・ビドウェル(タンパベイ・バッカニアーズ)
14位 3.7 クリス・ハンソン(ジャクソンビル・ジャガーズ)
15位 3.6 クリス・ガードッキ(ピッツバーグ・スティーラーズ)
15位 3.6 ジョシュ・ミラー(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
17位 3.3 ドニー・ジョーンズ(マイアミ・ドルフィンズ)
18位 3.2 ジェイソン・ベイカー(カロライナ・パンサーズ)
19位 3.1 アンディ・リー(サンフランシスコ・49ers)
19位 3.1 ジェフ・フィーグルズ(ニューヨーク・ジャイアンツ)
19位 3.1 ブラッド・メイナード(シカゴ・ベアーズ)
22位 2.9 ニック・ハリス(デトロイト・ライオンズ)
23位 2.1 スティーヴ・ウェザーフォード(ニューオリンズ・セインツ)
23位 2.1 ベン・グレアム(ニューヨーク・ジェッツ)
25位 1.6 チャド・スタンリー(ヒューストン・テキサンズ)
26位 1.0 クレイグ・ヘントリック(テネシー・タイタンズ)
26位 1.0 マット・ターク(セントルイス・ラムズ)
28位 0.7 ライアン・プラックマイアー(シアトル・シーホークス)
29位 0.4 クリス・クラウ(ミネソタ・ヴァイキングス)
30位 0.1 マイケル・ケイネン(アトランタ・ファルコンズ)
31位 -0.1 ダーク・ジョンソン(フィラデルフィア・イーグルス)
32位 -0.6 スコット・プレイヤー(アリゾナ・カーディナルズ)
値の特性上、そんなに差がないような感じになっていますが、
それでも、22位と23位の間には、かなりの隔たりがありますね。
23位以下は、あんまり「良くない」と考えてよさそうです。
31位のジョンソンは、飛距離のスタッツに比べて、あまりにも低い評価になっていますが、
実際のところ、それほど相手陣奥深くに押し込めることは出来ていません。
ただ、かといって、良いフィールドポジションを与え続けているわけでもなく、
このあたり、「パンターの力」というわけではなく、
カバーチーム全体が上手く機能していると考えるべきなのかな、と思っています。
本日は、こんなところで。