非常に面白い試合ではありましたが
まずは、NHKのBS1で放送されていた、
シアトル・シーホークス対セントルイス・ラムズの試合について。
これも、例の「後半は全く違う展開になる試合ばかり」の1つでしたね。
(順番としては、こちらを先に見ていましたが)
ハーフタイムにどれだけ修正できるかが、試合で最も大事なこと、
・・・という話もありますので、こういうことが起こるのは不思議ではないのですが、
どうにも最近、僕が応援しているチームで、
「前半調子良くて、後半失速」というパターンが多いような気がします。
だから、「Play-By-Play」とか見ていて、
前半に調子が良かったりすると、逆に不安でしょうがなくなってくるんですよね。
・・・いや、前半からずっと絶不調の方が、そりゃ嫌ですけども。
それにしても、ラムズのWRトリー・ホルトは、やっぱりいいなぁ。
特にあの、逆転タッチダウンとなった「サーカスレシーブ」は素晴らしかったですねぇ。
QBマーク・バルジャーとホルトのコンビは、
今、NFLで最も好きな「クォーターバック−レシーバー」コンビかもしれません。
そもそも、ラムズのパスオフェンスは「派手」なのですが、
なんか、このコンビでパスが通ると、更に華があるような、そんな感じがするんですよね。
これからも、ドカンドカンと、派手な活躍を見せてもらいたいところです。
あと、最後に決勝フィールドゴールを決めたシーホークスのKジョシュ・ブラウンですが、
以前に、「キッカー紹介」で「若手ナンバー1キッカー」と紹介していたように、
やはり、素晴らしいキッカーだと再認識しました。
この試合では、最後、54ヤードのフィールドゴールに成功していましたが、
その「キッカー紹介」のときにも書きましたように、
何せ、ルーキーの年に58ヤードのフィールドゴールに成功している選手ですからね。
これで、デビュー以来4年連続、54ヤード以上のフィールドゴールを成功させている、
ということにもなり、長距離に強いところを証明しています。
問題は、この試合でも最初に34ヤードのフィールドゴールを、
「左のバーに当てて右のバーにも当てる」という珍しい外し方をしていましたが、
こういう短い距離のフィールドゴールを外してしまうことがよくあって、
いまいち、信頼性に欠けるきらいがあるところなんですよね。
イメージとしては、インディアナポリス・コルツの、
(というか、元ニューイングランド・ペイトリオッツの、と言った方がしっくりくるな)
Kアダム・ヴィナティエリタイプになるのかなぁ。
もうちょっと信頼性が上がれば、
そのうち「NFLナンバー1キッカー」と呼ばれるようになってもおかしくない選手だと、
結構、本気で思っているんですけどねぇ。
まあ、「個性」として見れば、面白いところではありますが。
以上、第6週の試合の感想でした。
第6週の結果(まとめ)
さて、第6週の結果を振り返ってみます。
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BUF | DET | DET | BUF | DET | ||||||
CAR | BAL | CAR | CAR | |||||||
CIN | TB | CIN | TB | |||||||
HOU | DAL | HOU | DAL | |||||||
NYG | ATL | ATL | NYG | |||||||
PHI | NO | NO | NO | |||||||
SEA | STL | STL | SEA | |||||||
TEN | WAS | WAS | TEN | WAS | TEN | |||||
KC | PIT | PIT | PIT | |||||||
MIA | NYJ | MIA | NYJ | |||||||
SD | SF | SD | SD | |||||||
OAK | DEN | DEN | DEN | |||||||
CHI | ARI | ARI | CHI | |||||||
6/13 | 6/13 | 6/13 | 5/13 | |||||||
47/87 | 45/87 | 42/87 | 45/87 | |||||||
54.0% | 51.7% | 48.3% | 51.7% |
・・・5つだけ!?
うーん、確かに、惜しい試合を何試合も落としていたけども、
これはちょっと、少なすぎるなぁ。
ちなみに、シンシナティ・ベンガルズとアリゾナ・カーディナルズが1点差、
セントルイス・ラムズが2点差、そして、
バッファロー・ビルズとワシントン・レッドスキンズとマイアミ・ドルフィンズが3点差で、
それぞれ敗戦しております。
・・・勝負弱いなぁ。(僕が)
ただし、今週は試合数もちょっと少なくて、
「13試合中5試合」ですから、まあ、まだ良しとしておきましょう。
何せ、昨シーズンは、「14試合中4試合」なんていう、
とんでもない週がありましたからねぇ・・・。(五十歩百歩か?)
とにかく、来週こそは、光明が見ますように。
シーズン後半戦突入
お次は、カレッジフットボール第8週の対戦カードの紹介を。
10月19日(木)
10月20日(金)
10月21日(土)
- ノートルダム大(独立校) ・・・ vs UCLA(Pac-10)
- マイアミ大(フロリダ)(ACC) ・・・ at デューク大(ACC)
- オクラホマ大(Big 12) ・・・ vs コロラド大(Big 12)
- オハイオ州立大(Big Ten) ・・・ vs インディアナ大(Big Ten)
- UCF(C-USA) ・・・ vs ライス大(C-USA)
- アクロン大(MAC) ・・・ vs マイアミ大(オハイオ)(MAC)
- アーカンソー州立大(Sun Belt) ・・・ vs 北テキサス大(Sun Belt)
- ネバダ大(WAC) ・・・ vs サンノゼ州立大(WAC)
今週は、USCとフロリダ大がお休み。
USCは今シーズン2回目の「お休み」ですが、これは、
「Pac-10」カンファレンスはディビジョンが分かれていないので、
最後に「カンファレンス優勝決定戦」をやらなくてもいい分、ということでしょう。
そして今週はついに、ノートルダム大以外の注目チームの試合が、
全て「同カンファレンス対決」になりました。
まあ、ノートルダム大には、そもそも「同カンファレンス」というのは無いので、
「完全に全て」と言ってもよいかな。
いやぁ、「シーズン後半」っていう感じがしてきましたねぇ。
そして、今週の注目試合は、その唯一の「同カンファレンス対決」ではない試合である、
UCLA対ノートルダム大でしょうか。
UCLAは、現在のところ「BCSランキング」他には入っておりませんが、
4勝2敗という成績ですし、昨シーズンも最終的に2敗しかしていなかったチーム。
強豪であることに違いはないでしょう。
お互いに、「もう1敗も出来ない」状況ですので、
激しい試合となりそうです。
もちろん、僕としては、ノートルダム大に快勝してもらいたいと願ってますけどね。
そしてもちろん、その他の試合は、
「同カンファレンス対決」というだけで、注目に値するところでしょう。
大変だとは思いますが、ここは大きく、「全勝(10勝0敗)」を希望しておきます。
シーズン終盤に向けての楽しみを増やす意味でも、是非!
本日は、以上で。