勝ち続けるしか道はない



ちょっと遅くなりましたが、カレッジフットボール第8週の結果と感想を。


まずは、注目された、この試合。

  1st 2nd 3rd 4th  
UCLAPac-10 0 14 0 3 17
ノートルダム大独立校 7 3 3 7 20



非常に接戦。


第2クォーターに逆転されてからは、終始ノートルダム大が追いかける展開で、
最後の最後、残り時間30秒弱になって、45ヤードタッチダウンパスで逆転勝利しました。


さすがにUCLA、侮れません。


ノートルダム大は、なんとか1敗を守ることが出来、
ボウルゲームに向けて、どんどん期待を高めていきたいところです。


あとの試合は、ざっと結果だけ。

  1st 2nd 3rd 4th  
マイアミ大(フロリダ)ACC 7 10 3 0 20
デューク大ACC 0 0 2 13 15


  1st 2nd 3rd 4th  
コロラド大Big 12 0 0 0 3 3
オクラホマ大Big 12 10 0 0 14 24


  1st 2nd 3rd 4th  
西バージニア大Big East 3 17 10 7 37
コネチカット大Big East 0 3 0 8 11


  1st 2nd 3rd 4th  
インディアナ大Big Ten 3 0 0 0 3
オハイオ州立大Big Ten 7 21 10 6 44


  1st 2nd 3rd 4th  
ライス大C-USA 6 7 14 13 40
UCFC-USA 3 13 3 10 29


  1st 2nd 3rd 4th  
マイアミ大(オハイオ)MAC 7 3 3 0 13
アクロン大MAC 3 9 6 6 24


  1st 2nd 3rd 4th  
ユタ大MWC 7 17 0 7 31
ニューメキシコ大MWC 3 7 10 14 34


  1st 2nd 3rd 4th  
北テキサス大Sun Belt 3 7 0 0 10
アーカンソー州立大Sun Belt 0 10 13 6 29


  1st 2nd 3rd 4th  
サンノゼ州立大WAC 0 7 0 0 7
ネバダ大WAC 7 3 7 6 23



ユタ大は、ノートルダム大とは逆で、
「最後の最後で逆転された」という展開。
一時、21点差でリードしていただけに悲しすぎます。


これで、カンファレンス内成績が2勝2敗になってしまったので、
「脱落」になってしまうのかなぁ。


UCFは、まあ完敗。
こちらも「脱落」といった感が強くなってきました。


他のチームは勝っており、注目しているノートルダム大+「11校」の成績は、
今週は「8勝2敗(2校お休み)」でした。


では、続けて、「BCSランキング」をチェックしてみます。


 1位(1位→) オハイオ州立大Big Ten) 8勝0敗 <注目>
 2位(3位↑) ミシガン大Big Ten) 8勝0敗
 3位(2位↓) USCPac-10) 6勝0敗 <注目>
 4位(5位↑) 西バージニア大Big East) 7勝0敗 <注目>
 5位(4位↓) オーバーン大SEC) 7勝1敗
 6位(6位→) フロリダ大SEC) 6勝1敗 <注目>
 7位(9位↑) テキサス大Big 12) 7勝1敗
 8位(7位↓) ルイビル大Big East) 7勝0敗
 9位(8位↓) ノートルダム大独立校) 6勝1敗 <注目>
 10位(10位→) カリフォルニア大Pac-10) 7勝1敗


試合があったベスト10内のチームは全て勝利していますが、
細かく順位の変動がありました。


特に大きいのは、2位が、お休みだったUSCからミシガン大に変わっています。


また、ノートルダム大は、勝ったのに「4大ボウル圏外」の9位に転落。
チャーリー・ワイズヘッドコーチは、かなり不服なようですが、
まあ、このあたりは、投票者の「主観」が大きくものを言うところですからねぇ。


良いところでもあり、悪いところでもあり。


ノートルダム大としては、とにかく、今後も勝ち続けるしか道はないでしょう。


11位以下は、主要な動きだけピックアップ。


 15位(15位→) ボイジー州立大WAC) 8勝0敗 <非>
 19位(22位↑) オクラホマ大Big 12) 5勝2敗 <注目>
 21位(圏外↑) テキサス農工大Big 12) 7勝1敗
 22位(17位↓) ネブラスカ大Big 12) 6勝2敗
 23位(14位↓) オレゴン大Pac-10) 5勝2敗
 24位(19位↓) ジョージア工科大SEC) 5勝2敗
 25位(圏外↑) ワシントン州立大Pac-10) 5勝3敗
 圏外(23位↓) アイオワ大Big Ten) 5勝3敗
 圏外(25位↓) タルサ大C-USA) 6勝1敗 <非>


「非BCSカンファレンス」では、ボイジー州立大が15位をキープしたものの、
タルサ大が、勝ったのに圏外に転落してしまい、
結果、25位以内の「非BCSカンファレンス」校は1校になってしまいました。


ネブラスカ大オレゴン大ジョージア工科大は、それぞれ2敗目を喫してしまい、
なんとか25位以内に止まったものの、大きく順位を下げております。


では次に、各カンファレンスの状況。
今回は、1位が入れ替わったところだけ取り上げて見てみます。


Big 12
  NORTH
   ミズーリ大 3勝1敗(7勝1敗)
Big East
   ラトガース大 2勝0敗(7勝0敗)
   ルイビル大 2勝0敗(7勝0敗)
   西バージニア大 2勝0敗(7勝0敗) <注目>
MWC
   BYU 3勝0敗(5勝2敗)
   ユタ大 2勝2敗(4勝4敗) <注目>
Pac-10
   カリフォルニア大 5勝0敗(7勝1敗)
   USC 4勝0敗(6勝0敗) <注目>


Big East」カンファレンスは、先週1位だったピッツバーグ大が敗れ、
3チームが無敗首位で並ぶという、面白い展開になってきました。


ここからの「星の潰しあい」が、非常に楽しみですね。


Pac-10」カンファレンスのUSCは首位から転落しましたが、
まあ、これは、スケジュール上の影響、というだけのことでしょう。


以上、カレッジフットボール第8週の結果と感想でした。

キッカーランキング(第7週時点)



では、今週も「キッカーレーティング」を。


 1位(↑) 45.2 ライアン・リンデルバッファロー・ビルズ
 2位(↓) 41.4 アダム・ヴィナティエリインディアナポリス・コルツ
 2位(↑) 41.4 ロビー・ゴウルドシカゴ・ベアーズ
 4位(↓) 40.2 セバスチャン・ジャニカウスキーオークランド・レイダーズ
 5位(↑) 37.8 ジョン・ケイシーカロライナ・パンサーズ
 6位(→) 36.7 シェイン・グレアムシンシナティ・ベンガルズ
 7位(↑) 36.0 マット・ストーヴァーボルチモア・レイヴンズ
 8位(↑) 30.8 ネイト・キーディングサンディエゴ・チャージャーズ
 9位(↑) 30.7 ローレンス・タインスカンザスシティ・チーフス
 10位(↑) 30.6 ジョン・カーニーニューオリンズ・セインツ


40ヤード台のフィールドゴール2本をキッチリ成功させたリンデルが1位に。
2位に落ちたヴィナティエリも、全3本成功させてるんですけどね。


先週5位に「初登場」していたヒューストン・テキサンズKクリス・ブラウンは、
38ヤードフィールドゴールを外して、あっけなく12位に転落。


なお、62ヤードの決勝フィールドゴールを成功させて度肝を抜いた、
タンパベイ・バッカニアーズKマット・ブライアントは、
先週までが、レーティング「-16.7」で32位と、あまりにも低すぎたため、
今週の活躍で「13.4」にまでアップしたものの、まだ28位にしか過ぎません。

パンターランキング(第7週時点)



では、続いて「パンターパワーヤード」。


 1位(→) 9.4 マット・マクブライアーダラス・カウボーイズ
 2位(→) 6.0 ダスティン・コルキットカンザスシティ・チーフス
 3位(→) 5.5 サム・クックボルチモア・レイヴンズ
 4位(↑) 4.9 ハンター・スミスインディアナポリス・コルツ
 5位(→) 4.4 シェイン・レクラーオークランド・レイダーズ
 5位(↑) 4.4 ジョシュ・ミラーニューイングランド・ペイトリオッツ
 7位(→) 4.1 ブライアン・ムーアマンバッファロー・ビルズ
 8位(↓) 4.0 マイク・シフレスサンディエゴ・チャージャーズ
 9位(↓) 3.8 デイヴ・ザストゥディルクリーブランド・ブラウンズ
 9位(↑) 3.8 ブラッド・メイナードシカゴ・ベアーズ


マクブライアーが、相変わらずの調子の良さで、高い値の1位をキープ。
でも、チームの勝利につながっていないのが悲しいところで・・・。


今週、目立った活躍をしていたのは、先週14位から5位に上がってきたミラー
最長62ヤードを含む6回のパントは、なかなかの高パフォーマンスで、
対戦相手のビルズオフェンスを6点に抑え込む一因となりました。


・・・と、本日は、全体的に簡単目ですが、こんなところで。