見ているだけで寒くなってくるなぁ
NFL第12週マンデーナイトゲームの感想、
・・・の前に。
ダラス・カウボーイズのKマイク・ヴァンダージャットが解雇されてしまいましたねぇ。
まあ、あの成績では、仕方ないところでしょうが、
最初にこのニュースを見たときの感想は、「よく解雇できたなぁ」というもので。
今年、相当な高額で契約しているはずですし、(3年契約でした)
サラリーキャップ的に痛手になるところでしょうから。
それでも解雇したほうが良い、という判断なんでしょうね。
まあ、「高額」とは言っても、キッカーですから、
クォーターバックやランニングバックなどの高額選手よりは、
扱いには困らない(=すぐに解雇できる)、
・・・というのが、実情なのかもしれませんが。
僕は、ヴァンダージャットは「史上最高キッカー」だった(過去形なのが悲しいが)と、
今でも信じているのですが、ホント、前にも書きましたように、
キッカーというのは、調子を落とすと、とことん落ちていってしまいますねぇ。
(ヴァンダージャットの場合、怪我の影響もあったようですが)
代わりにカウボーイズが契約したのが、
「昔は、その正確さから「オートマティカ」とまで呼ばれたんだけれども・・・」、
と、「キッカーが不調に陥ると立ち直れない」ということの代表格のように言われる、
Kマーティン・グラマティカなのが、なんとなく皮肉めいています。
ヴァンダージャット、立ち直って、また頑張ってもらいたいですね。
まあ、年齢も年齢なだけに、(現在36歳)
このまま引退ということも、考えられなくはないですが・・・。
さて、では、NHKのBS1で放送していたマンデーナイトゲーム、
グリーンベイ・パッカーズ対シアトル・シーホークスの試合の感想を。
なかなか凄い雪でしたねぇ。
なんでも、ちょうど今、シアトルのあたりは、
この時期としては、記録的な寒さの天候となっているとか。
これだけの雪の試合を映像で見たのは、久々のような気がしますが、
試合を見ていて思ったのは、「状況が分かりにくい!」ということで。
今、何ヤード地点にいるのか、
ていうか、敵陣にいるのか自陣なのか、ということすら分かりにくく。
とはいえ、別に、カメラの位置は変わらないので、
じゃあ、普段何で「位置」を把握していたのか、と考えてみて、
そうか、フィールドの中央にある大きなチームロゴを見て、
大体、どれくらいの位置にいるのかを判断していたのか・・・と思い至りました。
後半、フィールドの雪が薄くなって下の絵が見えてきたら、分かりやすくなりましたし。
そうかぁ。
無意識にそういうところで、状況を判断していたんだなぁ。
と、そんな感想のマンデーナイトゲームでした。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・えーっと、試合の内容については、ですね。
まあ、シーホークスが圧倒的に勝っていてもおかしくない状況の中、
なんとか、今のリードを守りきってくれないものかと、
「21対12」となった第3クォーター残り時間12分半あたりから、
ずっと「早く終われー」と願い続けていましたが、さすがに無理があったなぁ、と。
「60分」という時間の長さを感じました。
とにかく、点差以上に、パッカーズは負けてましたね。
そんな感想の、マンデーナイトゲームでした。
キッカーランキング(第12週時点)
さて、では、「キッカーレーティング」を。
(木曜日には、次の週の試合が始まってしまうので、早めの進行で)
1位(→) 40.2 ロビー・ゴウルド(シカゴ・ベアーズ)
2位(↑) 38.9 ジョン・ケイシー(カロライナ・パンサーズ)
3位(↓) 36.3 ライアン・リンデル(バッファロー・ビルズ)
4位(↑) 34.4 ジェフ・ウィルキンズ(セントルイス・ラムズ)
5位(→) 34.1 シェイン・グレアム(シンシナティ・ベンガルズ)
6位(↑) 33.7 マット・ストーヴァー(ボルチモア・レイヴンズ)
7位(↑) 33.2 アダム・ヴィナティエリ(インディアナポリス・コルツ)
8位(→) 32.1 ジェイソン・イーラム(デンバー・ブロンコス)
9位(↓) 30.7 セバスチャン・ジャニカウスキー(オークランド・レイダーズ)
10位(↑) 30.6 ネイト・キーディング(サンディエゴ・チャージャーズ)
ゴウルドが、今シーズン初めてフィールドゴールに失敗しました。
まだ高い値をキープして、1位のままですが、
2位との差は、結構詰まってきましたね。
その2位には、先週4位からケイシーが上がってきました。
前にもちょっと書きましたが、今シーズンのケイシーは、
序盤だけで失速することなく、ずっと好調子をキープし続けていますねぇ。
今週も、51ヤードのフィールドゴールに成功し、
これで、今シーズン4本目の50ヤード以上成功になります。
ちなみに、ゴウルドは、今シーズン1度も、
50ヤード以上フィールドゴールに挑戦しておりません。
下がった方では、ジャニカウスキーが先週3位から9位に。
今週は、試合開始早々、36ヤードのフィールドゴールを失敗してしまっています。
チャージャーズ戦は、接戦だっただけに、
このフィールドゴール失敗は、その後に大きく響いたかもしれませんね。
それから、先週7位のジャクソンビル・ジャガーズKジョシュ・スコビーも、
試合開始早々の42ヤードフィールドゴールを失敗し、先週7位から11位にダウン。
こちらも、ビルズ戦が3点差の接戦だっただけに、
非常に痛い失敗だったと言えるかもしれません。
パンターランキング(第12週時点)
では、続いて「パンターパワーヤード」。
1位(→) 6.7 マット・マクブライアー(ダラス・カウボーイズ)
2位(→) 4.9 ブライアン・ムーアマン(バッファロー・ビルズ)
3位(↑) 4.8 ハンター・スミス(インディアナポリス・コルツ)
4位(→) 4.5 ダスティン・コルキット(カンザスシティ・チーフス)
5位(→) 4.2 サム・クック(ボルチモア・レイヴンズ)
6位(↑) 4.1 デイヴ・ザストゥディル(クリーブランド・ブラウンズ)
6位(↓) 4.1 マイク・シフレス(サンディエゴ・チャージャーズ)
8位(→) 4.0 ジョン・ライアン(グリーンベイ・パッカーズ)
9位(→) 3.8 シェイン・レクラー(オークランド・レイダーズ)
10位(↑) 3.3 ベン・グレアム(ニューヨーク・ジェッツ)
このランキングは、相変わらず大きな動きはありません。
マクブライアーは、さすがに週を追うごとに値は下がってきていますが、
それでも、2位との差は歴然。
「キッカーレーティング」と違って、ここまで来ると、
そんなに大崩れは考えられませんから、
このままシーズンの最後まで、1位の座を守りそうですね。
シフレスが、先週3位から6位にダウンしていますが、
(値的には「4.9」から「4.1」へと、結構大きくダウン)
これが、レイダーズ戦で苦戦した一因だったりするのかも・・・?
改めて、「Play-By-Play」を見てみると、
特に、パントのせいで失点につながった・・・等のことは見受けられませんでしたが、
その次の自分たちのオフェンス開始位置だとか、そういうことにも影響はありますからね。
随分前に、ちょっと書いた覚えがありますが、
僕は、「パンターはオフェンス選手」という考え方を持っていたりもするので、
「パント成績」と「得点」には、結構つながりがあるんじゃないか、
と思ったりもしています。
いや、もちろん、ベースとなる「オフェンス力」が無ければ、
いくらパント成績が良くても得点が入るわけはない、ということはありますが。
その点、チャージャーズは、明らかに「オフェンス力」のあるチームですから、
パント成績によって、大量得点できたり出来なかったり、
ということがあっても、おかしくないんじゃないかなぁ、と。
どうでしょうかねぇ?
・・・と、本日は、こんなところで。