誤解を恐れずに言えば



時間が無くても、NFLニュースのタイトル(中身はほとんど見ない)だけは、
なるべく多くチェックするようにしているのですが、
先ほど、こんなものを発見しました。


 Carr guarantees win over Colts.


・・・第3回スーパーボウルのときに、
QBジョー・ネイマスが「ギャランティー」宣言をしたときの「衝撃度」、
っていうか「失笑度」は、こんな感じだったのかなぁ、と思ったり。
(舞台は全然違いすぎますが・・・)


いや、もちろん、ヒューストン・テキサンズが勝つ可能性もあるとは思いますが、
「保証」だもんなぁ。


僕はもちろん、インディアナポリス・コルツを応援しておりますが、
テキサンズのQBデイヴィッド・カーも応援しておりますので、
「保証」したんなら、是非とも、それを実現してもらいたいなぁ、という思いも。


頑張れー。
インターセプトされまくり、とかだけはやめてくれよー。


さて本日は、まず、NHKBS1で放送していた、第15週、
カンザスシティ・チーフスサンディエゴ・チャージャーズの試合について、ですが。


やっぱり、チャージャーズRBラデイニアン・トムリンソンは凄いですね、
・・・っていう感想に限りますかね。
いつもどおり。


QBフィリップ・リバーズの不調が気になるところなので、
リバーズにも頑張ってもらいたいんですけどもね。


今のままだと、「トムリンソンが走れなかった試合」がチャージャーズの負ける試合、
・・・ってことになってしまいそうで、それはそれで、心配なところです。


ちなみに、トムリンソンは、ここ8試合連続100ヤードラッシュしていますが、
その直前の試合は、負けています。


まあ、この試合については、このくらいで。


引き続き、第16週木曜日、
ミネソタ・ヴァイキングスグリーンベイ・パッカーズの試合について。


試合内容は、「反則しまくって良いプレーを全部潰した」ヴァイキングスと、
「いまいち攻めきれずフィールドゴールも失敗しまくり、ポロリもあるよ」パッカーズの、
どちらの「ミス」が大きいか・・・という、ちょっと寂しい勝負でしたが。


パッカーズのQBブレット・ファーヴは、本当に不調ですねぇ。


なんか、見ていて、途中まで良い感じで進めるのにゴール前になるとダメだったり、
インターセプトリターンタッチダウンで試合を一気に壊してしまったり、
その直後のプレーで、またすぐにインターセプトされてしまったり・・・。


・・・あれ? どこかで見たことあるな、これ・・・。


誤解を恐れずに言えば、今のファーヴって、
マイアミ・ドルフィンズのQBジョーイ・ハリントンにそっくりなんですよね。


・・・えーっと、ちょっとは誤解を恐れたほうが良いと思われますが・・・。


しかし、そう考えると、先々週の試合中継で、ハリントンのプレーに対して、
「往年のファーヴを見ているようですね」という解説があったのは、
あながち間違っていなかったのかも・・・?


えー、誤解を恐れるのでフォローしておきますが、
僕は、他の人が思っているよりずっと、ハリントンは良いクォーターバックだと、
高く評価しているんですよ!


・・・フォローになってない?


さておき。
まあ、それでもヴァイキングスの酷さが上回って、
パッカーズが勝てたことは、何よりでした。


しかし、この状態で、来週、シカゴ・ベアーズに勝てたりしたら、
プレーオフで、凄い「奇跡」を見られるかもしれないなぁ。


以上、第16週木曜日の試合の感想とか、いろいろでした。

第15週の結果(まとめ)



では、第15週の結果を振り返ってみます。

                     
アウェイ ホーム 第1弾 第2弾 第3弾 直前 結果
SF SEA SEA       SF
DAL ATL DAL       DAL
CLE BAL BAL CLE     BAL
DET GB GB   DET GB GB
HOU NE HOU       NE
JAC TEN TEN     JAC TEN
MIA BUF BUF     MIA BUF
NYJ MIN NYJ       NYJ
PHI NYG PHI   NYG PHI PHI
PIT CAR PIT       PIT
TB CHI CHI       CHI
WAS NO NO       WAS
DEN ARI ARI     DEN DEN
KC SD SD       SD
STL OAK STL       STL
CIN IND IND       IND
    12/16 11/16 9/16 10/16  
             
    121/224 118/224 113/224 119/224  
    54.0% 52.7% 50.4% 53.1%  



これだけ「希望どおり」になっているんなら、何の文句の付けようもないですよ。


どうも、方向的には、昨シーズンと同じく、
「第1弾」が最も結果が良い・・・ってことになりそうですねぇ。


ドラフト当時の気持ち」なので、
それは、あんまり嬉しくないところなんだけども。


「第1弾」から「直前」まで、ずっと「希望」が変わっていない試合で、
勝率が良いのは、とても嬉しいことなんですけどもね。
(今週は、該当する10試合中7試合が「希望どおり」)


来週も、半分以上は「希望どおり」になりますように。

レシーバーランキング(第15週時点)



では、現時点の「レシーバーレーティング」ランキングを。

順位(比) 選手名 レーティング 対象回 成功回 成功率 ヤード TD INT FUM
1位(↑) WR パトリック・クレイトン
ダラス・カウボーイズ
117.2 42 32 76.2 480 3 1 1
2位(↑) RB モーリス・ドリュー
ジャクソンビル・ジャガーズ
115.5 46 36 78.3 379 2 0 0
3位(↓) WR デヴェリィ・ヘンダーソン
ニューオリンズ・セインツ
114.9 48 30 62.6 674 5 3 0
4位(↑) WR T・J・ハウシュマンザデイ
シンシナティ・ベンガルズ
114.8 108 77 71.3 943 8 2 0
5位(↑) WR ジョー・ホーン
ニューオリンズ・セインツ
114.0 61 37 60.7 679 4 1 0
6位(↓) TE オーウェン・ダニエルズ
ヒューストン・テキサンズ
111.1 50 33 66.1 348 5 1 0
7位(↑) WR レジー・ウェイン
インディアナポリス・コルツ
109.3 122 76 62.3 1199 9 2 1
8位(↑) WR マーティ・ブッカー
マイアミ・ドルフィンズ
108.8 82 51 62.2 701 6 1 0
8位(↓) TE トニー・ゴンザレス
カンザスシティ・チーフス
108.8 95 66 69.5 812 5 1 0
10位(↓) WR ケヴィン・カーティス
セントルイス・ラムズ
108.4 52 35 67.4 407 4 1 0



第10週のときに、「初登場2位」となって以来、
高い順位をキープしてきたクレイトンが、ついに1位となりました。


今週のクレイトンは、さほど活躍していたわけではなく、
先週クレイトンより上位だった4人が、軒並み不調で下がってしまったため、
繰り上がって1位に上がったような感じではありますが、
ずっと高い値をキープしているのですから、これは素晴らしいことと言えます。


今、カウボーイズワイドレシーバーというと、
どうしてもWRテレール・オーウェンズに注目が集まってしまうところですが、
クレイトンのような「信頼の置けるレシーバー」の存在があってこそ、
カウボーイズのパスオフェンスが良いと言えるのではないでしょうか。


それから、先週8位から2位に上がってきたのが、
ランニングバックとしても大活躍中のドリュー


レシーブでのタッチダウンが多いわけではないので、そんなに目立たないですが、
「成功率」の高さなど、他の選手と比べて飛びぬけていますし、
ホント、もっともっと評価されてよい選手だと思います。


先週1位だったヘンダーソンは3位に。


あと、先週、素晴らしい上がり方で4位となっていた、
シアトル・シーホークスWRD・J・ハケットは、「V字落ち」(?)で17位に。


ここのところ不調だった、コルツのパスオフェンスが復活して、
ウェインが、先週13位から7位に上がってきました。


他にもコルツ選手では、WRマーヴィン・ハリソンが、
先週28位から13位に上がっていたりもします。


では、「QBレーティング」のランキングをチェックしてみます。


 1位(↑)  99.0 ペイトン・マニングインディアナポリス・コルツ
 2位(↑)  98.4 トニー・ロモダラス・カウボーイズ
 3位(↓)  98.2 ドリュー・ブリーズニューオリンズ・セインツ
 4位(↓)  97.6 デイモン・ファードカンザスシティ・チーフス
 5位(↓)  96.9 カーソン・パーマーシンシナティ・ベンガルズ
 6位(↑)  95.5 ドノヴァン・マクナブフィラデルフィア・イーグルス
 7位(↓)  91.5 フィリップ・リバーズサンディエゴ・チャージャーズ
 8位(→)  89.5 マーク・バルジャーセントルイス・ラムズ
 9位(↑)  88.5 J・P・ロスマンバッファロー・ビルズ
 10位(→)  86.5 マーク・ブルネルワシントン・レッドスキンズ


先週、1位・2位から4位・6位に落ちていたロモとマニングが、
1週間で再浮上し、2位と1位に。


・・・ちゃっかり(?)逆転しているマニングです。


まあ、たまに不調なこともあるけれども、全体を通してみれば、
この2人とブリーズが、今のNFLでは、飛びぬけたクォーターバックと言えますね。


他に、目立つところでは、先週9位だった、
ヒューストン・テキサンズのQBデイヴィッド・カーが「ベスト10」圏外に落ち、
代わりに、ロスマンが上がってきました。


ロスマン、絶好調です。


ビルズのレシーバー陣を見てみると、「既定回数」に達している選手は2人しかいなくて、
それも、WRピアレス・プライスが50位、WRリー・エヴァンズが64位と、
特に高い順位ではありません。


いろいろなレシーバーに投げ分けているロスマン自身の活躍、
・・・ということが言えそうですね。


以上、第15週時点の「レシーバーレーティング」でした。

ランナーランキング(第15週時点)



では、引き続き、「ランナーレーティング」のランキングを。

順位(比) 選手名 レーティング ラン回 成功回 成功率 ヤード TD FUM
1位(→) RB マリオン・バーバー
ダラス・カウボーイズ
130.3 123 106 86.2 639 13 0
2位(↑) RB ラデイニアン・トムリンソン
サンディエゴ・チャージャーズ
122.7 311 268 86.2 1626 28 2
3位(↓) RB モーリス・ドリュー
ジャクソンビル・ジャガーズ
116.6 135 115 85.2 760 10 2
4位(→) RB ブランドン・ジェイコブズ
ニューヨーク・ジャイアンツ
110.9 90 73 81.2 413 9 2
5位(→) RB ジェリオス・ノーウッド
アトランタ・ファルコンズ
110.3 84 67 79.8 550 2 0
6位(→) RB ジョセフ・アッダイ
インディアナポリス・コルツ
101.6 190 163 85.8 912 7 1
6位(↑) RB ブライアン・ウェストブルック
フィラデルフィア・イーグルス
101.6 213 177 83.1 1092 7 1
8位(→) RB クリントン・ポーティス
ワシントン・レッドスキンズ
100.8 127 102 80.4 523 7 0
8位(↑) RB フレッド・テイラー
ジャクソンビル・ジャガーズ
100.8 224 194 86.7 1171 6 2
10位(↑) RB セドリック・ベンソン
シカゴ・ベアーズ
99.1 129 112 86.9 486 6 0



先週、ドリューに抜かれてしまっていたトムリンソンが、
さすがの力の違いで2位浮上。


しかし、1位のバーバーは、更に値を上げて、2位以下を突き放しています。


トムリンソンに比べると、全く目立っていないバーバーですが、
カウボーイズ好調の影には、バーバーの活躍があることを忘れてはいけませんね。


これで、今週は、「レシーバーレーティング」でもこちらでも、
どちらもカウボーイズ選手が1位になってしまいました。


まあ、それも凄いですが、1人だけでそれぞれ2位と3位になっているドリューは、
もっと凄いわな・・・。


ただ、今週は、やや値を落とし気味になっておりますが。


現在、5位と6位の間が開いてきているので、5位以上は安泰という感じもしますが、
5位のノーウッドは、怪我をしているため、
来週あたり、「既定回数」が足りなくなる可能性もあります。


ジェイコブズも、最近、落ち気味ですし、
やっぱり、最終的には、上位3人の争いになるのでしょうね。


以上、第15週時点の「ランナーレーティング」でした。