「強さの持続」が無いシーズン
では、NFL第16週マンデーナイトゲーム2試合の感想を。
まずは、ニューヨーク・ジェッツ対マイアミ・ドルフィンズの試合。
ドルフィンズQBジョーイ・ハリントンのシーズンが終了しました。
・・・多分。
いやぁ、ダメだったなぁ、この試合。
映像は見ていないので、文字情報からの想像でしかありませんが、
なんとなく、先週の「失敗」から、臆病になりすぎていた感じがありありと。
確かに、インターセプトもファンブルもありませんでしたが、
さっぱりパスも通りません。
考え方によっては、この試合はロースコアゲームなので、
「大きなミスをしなかった」というのは大事なことだったとは思いますが、
せめて、3点だけでも取れていなければなぁ。
そんなわけで、「Play-By-Play」観戦で前半を見終わった時点で、
「ああ、こりゃ後半は交代だな」という予想はつきました。
先週に引き続き、QBクリオ・レモンが登場。
結局、負けはしましたが、しっかりとドライブ出来ていたのが、
この日のハリントンとは違うところでしょう。
来週こそは、レモンがスターターだろうなぁ。
まあ、この結果なら、致し方なし。
残念。
さて、NHKのBS1で放送していた、
フィラデルフィア・イーグルス対ダラス・カウボーイズの試合について。
カウボーイズの敗因は、RBマリオン・バーバーが走れなかったことでしょう。
特に、あの、「ゴール前1ヤード」を3連続取れなかったのが痛恨。
もちろん、あそこでギャンブルじゃなく、
フィールドゴールにいっていれば、3点は取れたかもしれませんが、
バーバーがずっとあの調子なら、焼け石に水だったでしょう。
結局、この試合、バーバーは「6回3ヤード獲得」という、
「ええっ!?」という成績に終わってしまいました。
先日、「カウボーイズ躍進の影にはバーバーあり」ということを書いていましたが、
肝心のバーバーがこれでは、ちょっとどうにもなりませんね。
うーん、来週、そしてプレーオフに向けて、
しっかりと復調してきてくれるといいんだけどなぁ。
しかし、なんか今シーズンは、ある時期に「強さ」を見せているチームがあっても、
それをずっと持続できているところが、全然無いですねぇ。
AFCトップのサンディエゴ・チャージャーズ、NFCトップのシカゴ・ベアーズも、
最近は、「磐石」という感じではなくなってきましたし。
プレーオフの行方が混沌としてきました。
昨シーズンのピッツバーグ・スティーラーズに代表されるように、
レギュラーシーズンの最後に調子を上げてきたチームが勢いに乗って勝ち進むのか、
(例えば、AFCはボルチモア・レイヴンズ、NFCはイーグルス)
それとも、今シーズンの「強さを持続できない」傾向が、ここでも影を落とすのか。
本当に楽しみなプレーオフです。
・・・いや、まだレギュラーシーズンもあと1週間ありますが。
案外、来週プレーオフ進出を決めるチーム同士でのスーパーボウル、
・・・なんてこともあり得るかもしれないなぁ。
仮に、もしそうだとするなら、
デンバー・ブロンコス対グリーンベイ・パッカーズを「希望」します。
以上、非常に簡単ですが、NFL第16週マンデーナイトゲームの感想でした。