ちょっと前のオールプロ



ちょっと前に、「1996年から2001年のオールプロが分かった」、
というようなことを書いていましたが、
ようやく、「NFL備忘録」の方に掲載しました。


興味のある方は、どうぞご覧くださいませ。


なお、今ならトップページの真ん中あたりに並んでいますが、
NFL備忘録」の画面の左列の中に、「ページ内検索」のボックスがありますので、
そこに、「オールプロ」と入力して検索していただければ、
過去11年分が全部出てきますので、そちらの方が見やすいかもしれません。
(ただし、順番どおりではありません)


1996年が、QBブレット・ファーヴRBジェローム・ベティスから始まっているあたり、
まだまだ「懐かしい」というほどの古さでもないかもな、
・・・と思いきや、昨年に引き続き今年も殿堂入りのファイナリストに残っている、
Tゲイリー・ツィマーマンなんかもいたりして、なかなか面白いところですね。
(というか、1997年のRBバリー・サンダースとか、もう殿堂入りしているし)


まあ、これは、「眺めて楽しんでください」ということで。

シニアボウル当日



さて、昨年もチラッと触れたことがありましたが、本日(現地土曜日)、
シニアボウル」というカレッジのオールスター戦が開催されています。


これは、「シニア」=「4年生」を対象としたオールスター戦で、
NFLのコーチ陣がコーチを務める、ということもあったりして、
ドラフトに向けて、多くのスカウトの目が集まるところです。


昨年は、ここで、現デンバー・ブロンコスのQBジェイ・カトラーに注目して、
それ以降、ずっと肩入れしていっていましたね。


ちなみに、昨年はテネシー・タイタンズサンフランシスコ・49ersのコーチ陣が担当でしたが、
今年は、49ersタンパベイ・バッカニアーズのコーチ陣が担当しています。


基本的に、成績下位チーム(で都合が悪くないところ)が担当するようなのですが、
なんで49ersが2年連続担当しているのかは分かりません。
間近でドラフト候補者と接することが出来る「役得」もあるし、やりたかったのかも?


で、今週は、「シニアボウルウィーク」ということで、練習での良し悪しなど、
何か注目するようなニュースがあったら取り上げようかなぁ、と思っていたのですが、
なんとなく、昨年に比べると、報道が少ないような気がしないでもなく。


NFL Network」での独占中継を優先するようになったからかなぁ。


まあ、そうこうするうちに、試合当日を迎えてしまいました。


とりあえず、「NFL備忘録」の方に、ロースター表を載せてあります。


公式サイトにも、ポジション別に並んでいるものは無かったので、
ざっと見るには、ちょうど良い感じかも。


明日、「NFL.com」とかで、結果なんかが載ったりすると思うので、
参考資料としていただければ幸いです。


注目はやっぱり、「BCS全米選手権」で対決したフロリダ大のQBクリス・リークと、
オハイオ州立大のQBトロイ・スミスが、再び対決する、ってところでしょうか。


まあ、オールスター戦で、対決も何もあったもんじゃないとは思いますが。


参考までに、リークが「South」チームで、担当は49ers
スミスが「North」チームで、担当はバッカニアーズです。


近くで見ているからといって、ドラフトでの指名に直結するわけではない、
・・・というのは、まあ、昨年、カトラータイタンズに指名されなかったところからも、
分かるところなんですけどもね。(そのときに、結構、高い評価を受けていたんだけど)


というか、49ersバッカニアーズが今年1巡でクォーターバックを指名することはないか。


他に注目選手を見ていくと、まず、「South」にベイラー大Pダニエル・セプルヴェダ
・・・って、まず、そこかい。


ちょっと前に取り上げましたが、今シーズンの「オールアメリカン」選出者にして、
最優秀パンターに贈られる「レイ・ガイ賞」を、2年ぶり2回目の受賞した選手です。


しっかりと注目を集めて、高順位で指名されると面白そうだなぁ。


対する「North」には、コロラド大Kメイソン・クロスビー
こちらは、昨シーズンの「オールアメリカン」選出者です。


・・・って、なんか、僕が「注目選手」を挙げようとすると、
そんなところばかりに目がいってしまうのですが・・・。


もちろん、ドラフトの目玉の1人となりそうな、
ペン州立大LBポール・ポスルーズニー他、
「普通の」注目選手も多々参加しておりますので、
気になる名前があったら、是非、今から注目しておきましょう。


なお、ノートルダム大のQBブレイディ・クィンは、招待されていたのですが、
軽い怪我をしたか何かで、参加を取りやめています。


ついでに。


J SPORTS ESPN」で「シュラインボウル」という、
別のオールスター戦が放送されていたので、見てみました。


いやぁ、何が凄いって、両チームのコーチを、
マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチだったドン・シューラと、
アトランタ・ファルコンズのヘッドコーチだったダン・リーヴズが務めていたことでしょう。


特に、シューラ
アシスタントコーチも、「シューラファミリー勢ぞろい」という感じで。


ここのところ、過去のスーパーボウルの映像とかを順番に見ていたのですが、
ちょうど最近、1972年の「パーフェクトシーズン」あたりを見たところだったので、
「おおっ、あのときのスタッフなのか!」と、ちょっと感動。


カレッジのオールスターたちにとっても、貴重な機会となったでしょうねぇ。


まあ、見ていた感じ、「しっかりと指導をしていた」のは、
リーヴズのスタッフ陣の方だったようですけれども・・・。


それはともかく。


この「シュラインボウル」。
シニアボウル」に比べると、注目度は低いですが、例えば昨年は、
この試合で現ニューオリンズ・セインツWRマーケス・コルストンが活躍していたようで。


ドラフトで高順位指名される選手たちじゃないけど、注目しておいた方がいいよー」、
・・・って感じの選手たちが、全体的に集まっているのかもしれませんね。


試合中に注目されていて、僕も「おおっ、なかなか凄いな」と思ったのは、
アイオワ大のQBドリュー・テイトと、ニューハンプシャー大WRデイヴィッド・ボール


テイトは、なんでも、第4クォーターでの逆転勝利を多く演出してきている、
非常に勝負強いクォーターバックらしいです。


そういえば、この前のボウルゲーム、「アラモボウル」でテキサス大と対戦したときに、
アイオワ大はちょっとかわいそうかも。テキサス大が圧勝するんじゃないか」、
・・・という事前の見立てを大きく覆して、負けはしたものの良い試合をしていましたね。


見ていて、冷静に正確なパスを投げているところが好感を持てましたし、
注目しておきたいところです。


ボールの「ニューハンプシャー大」というのは、「NCAA 1-AA」の所属校なのですが、
なんでも、今シーズン、かのWRジェリー・ライスが持っていた、
タッチダウン数の「NCAA 1-AA」記録を、ボールが塗り替えてしまったのだとか。


いや、それは凄い。


この試合でも、素晴らしいキャッチを披露していました。
背も高いし、それこそ、「コルストンタイプ」なのかもしれませんね。


注目しておきましょう。


ちなみに、ニューハンプシャー大からは、
1999年に、元シカゴ・ベアーズCBジェリー・アズマーが指名されて以来、
誰もドラフトで指名されておりません。


・・・と、本日は、こんなところで。