早くも折り返し



アメリカンフットボールワールドカップ、大会3日目です。


平日は現地に行けないので、公式サイトに掲載される「Play-By-Play」で観戦。
当然、結果を知らずに見たいところです。


で、第1試合のスウェーデンフランスの試合は、無事、見られたのですが、
その時点では、まだ第2試合の「Play-By-Play」は上がっておらず。


どうなのかなぁ、今日中に上がるのかなぁ、
・・・とか思いながら、国内のニュースは目にしないようにして、
いつもチェックしている海外のニュースなどをチェックしていました。


いやぁ、まさか。


まさか、CBSのカレッジフットボールのサイトで、結果を見てしまうことになるとは、
思いもよりませんでしたよ。


そうか、確かに、アメリカ代表の選手は、昨年までカレッジでプレーしていたわけだから、
NFLのニュース」というよりは、「カレッジのニュース」になるのか。


結果を先に見てしまったのは残念でしたが、
でも、ちゃんとアメリカでニュースになっているのを確認できたのは、
なんとなく、ちょっと嬉しいところでした。


さて。


まずは、第1試合、スウェーデンフランスの試合の感想から。


以前から書いていますように、僕は、この2チームを比べたら、
断然、スウェーデンの方が強いと思っています。


なので、まず、第1クォーター、スウェーデン側が攻めあぐねて、
フランス側が先にタッチダウンを挙げたところから、ちょっと意外でした。


とはいえ、それは、パントブロックからのタッチダウンだったので、
まだまだ、そんなに心配するほどではないかな、と。


案の定、直後、第2クォーター最初のドライブで、すぐに同点になりましたし。


ところが、そこからは、やっぱり攻めあぐねた感じで。


もちろん、フランス代表が2戦目なのに対し、スウェーデン代表は初戦なので、
そのあたりの差はあるとは思いますが、ただ、それにしてもなぁ。


いや、でも、まあ、負けることはないでしょう。


ほら、第3クォーターにタッチダウンを挙げて勝ち越し。
・・・って、えーっ!? ここで、トライフォーポイントのキック失敗ですかい。


正確には、「EXTRA POINT O Kimrin run NO GOOD!」と書いてあるので、
キックに失敗した、というよりは、スナップミスか何かで蹴ること自体が出来なかったのかな。


そうそう、スウェーデン代表のキッカーは、
ワシントン・レッドスキンズでプレーしたことがあり、
その後、テネシー・タイタンズなどを渡り歩いているKオラ・キムリンです。


この日記では、タイタンズで正キッカー争いをしているあたりのこととか、
昨シーズンのNFLヨーロッパでのこととか、
また、「キッカー紹介」でも取り上げていて、結構おなじみの選手だったりします。


そんなわけで、今回の来日が楽しみな選手の1人だったのですが、
嫌な場所で名前が出てきてしまいましたねぇ。


ここで、もしフランス側にタッチダウンを取られたら、
この「1点」が無茶苦茶響いてくるじゃないですか。


・・・と思って続きを見ていると、もう、その通りの展開に。


うわぁ・・・、負ける?
スウェーデン代表、負けちゃうのか?


最初は、特にどちらがどうとか意識してなかったのですが、
もう、ここまで来ると、完全にスウェーデン代表応援モード。


嫌なドキドキが増してきます。


そうしたら、第3クォーター終盤、キムリンが43ヤードフィールドゴールに挑戦し、
そして、見事に成功。


逆転。
「16対14」。


よっしゃー、よくやった!


ただし、もちろん、まだまだフィールドゴールで逆転可能な点差。
第4クォーターもドキドキは続きます。


一進一退の攻防。


そして・・・。


・・・なんとか逃げ切りました。
ホッ・・・。


いやぁ、正直、この試合が、こういう「面白い試合」になるとは、思ってもいませんでした。


「嬉しい誤算」とも言えますが、それは、つまり、
思っていたよりもスウェーデン代表が力を発揮していなかった、ということなので、
ちょっと複雑な気分でもあります。


まあ、先ほども書きましたように、スウェーデン代表はこれが初戦。
フランス代表が、初戦からは打って変わってきたように、
スウェーデン代表にも、大幅な修正を期待したいところですね。


・・・って、別に、日本代表よりスウェーデン代表を応援しているわけではありませんよ。
面白い試合が見たい、というだけです。


さて、次に、結果を先に知ってしまった第2試合、アメリカ対韓国の試合の感想を。


まあ、試合結果自体は、順当な結果というところでしょう。


ちなみに、アメリカ側はこの試合、1度もパントを蹴っていません。
さすが。


ただ、どれくらい連携が上手くいっているのか、というのは、
「Play-By-Play」を見るだけでは、分からないところですね。


2回、アメリカ側のファンブルからターンオーバー、ということがあったのですが、
それは、韓国側の好プレーだったのか、それとも、何らかのミスだったのか。


まあ、こちらも初戦ですから、たとえミスだったとしても、
次戦に改善されてくることは間違いないでしょう。


そして、もちろん、アメフトにおいて、相手のミスを誘い出すことは重要なことなので、
韓国代表にとってみれば、このターンオーバー2つを生み出せたのは、
何にせよ、良いことでしたね。


先日も書きましたように、土曜日の「5位決定戦」での健闘を期待します。


さてさて。


次回は、7月12日(木)川崎球場にて、
午後3時からアメリカ対ドイツ、午後7時からスウェーデン対日本となります。


果たして、今日の試合と同じように、アメリカ代表が圧倒的な強さを見せるのか。
それとも、ドイツ代表が、驚くような力を見せるのか。


ヨーロッパ王者のスウェーデン代表は、初戦は力を隠していただけだったのか。
そして、日本代表は、地元開催で決勝進出を果たせるか。


どちらの試合も楽しみですね。


今度は絶対に、第2試合の「Play-By-Play」も、結果を知らずに見たいと思います。


さあ、折り返し、残り5試合。