プレシーズンゲーム最終週の感想(後半)



では、NFLプレシーズンゲーム最終週、残りの8試合の感想を。


まずは、ニューヨーク・ジャイアンツニューイングランド・ペイトリオッツの試合。


先週、「まあまあ」の出来だったジャイアンツQBイーライ・マニングは、
タッチダウンで完結した1シリーズに出場し、上々の仕上げ。


その後を受けたのは、先週、脳震盪で欠場していたQBジャレッド・ロレンゼン


ほぼ第3クォーターいっぱいまで出場したりですが、
パス成績どうこう以前に、サックの多いこと多いこと。


サックってのは、いくらなんでもなぁ。


ロレンゼンの姿(体型)を見たことある方は、
サックが多い」というのは、ある意味、「イメージどおり」かもしれませんが、
しかし、実は「意外と動ける」のが売りだったと思うんですよね。


脳震盪の影響かとも思いたいところですが、
その前、先々週の試合でも、4サックを喰らっていました。


ちと、今後に向けて心配になるところです。


まあ、7サックも喰らっていながら、ファンブルしたのは1回だけ、というのは、
さすがというところ・・・なのか?


あとジャイアンツでは、新加入のKローレンス・タインスが、
先週の試合でようやく出てきた(フィールドゴールを蹴った)と思ったら、
外しまくっていたのですが、今週の試合では43ヤードフィールドゴールに成功。


とりあえず、これで安心したか、
最終ロースターカットで、「対抗馬」Kジョシュ・ヒューストンを解雇しています。


対するペイトリオッツは、ほとんどの主力選手が完全休養。


公式ページにある、この試合の「GameBook」を見てみると、
ペイトリオッツの「Did Not Play」欄が、
ジャイアンツの「Did Not Play」欄の2倍以上の大きさで、
そのことを、非常に分かりやすく表していますねぇ。


そして、残った選手で、ロースター残留へ向けて最終アピール


「プレシーズンゲーム最終週」を、どのように使うかは、
チーム状況によって多少の違いが散見されますが、
このペイトリオッツの「使い方」が、最も理想的なんじゃないかと、僕は思っています。
(そういう「使い方」が出来る、というチーム状況も含めて)


では次に、ニューヨーク・ジェッツフィラデルフィア・イーグルスの試合。


先週、「いまいち」と書いたジェッツQBチャド・ペニントンは欠場。


対するイーグルスのQBドノヴァン・マクナブも、
先週の試合では、あまりパッとしてなかったのですが、この試合は欠場。


先ほども書きましたように、最終週は主力選手を休ませるのが「理想的」でしょうけども、
こういう選手は、1シリーズだけでも出て、
「良い形」を作ってから開幕を迎えたい・・・というようには考えないんですかね。


まあ、ペニントンマクナブも、
どちらも、試合に出れば出るほど、怪我が心配されてしまう選手ですから、
「出来」よりも、リスク削減を優先させたのかもしれません。


それから、個人的に昨年から期待していたイーグルスWRジェレミー・ブルームは、
先週よりは良いリターンをしていたのですが、レシーブではパッとせず。


プレシーズン全体を通して見てみると、レシーバーとしてはあんまり活躍できず、
リターナーとしても、さほど良いわけではなく・・・という感じ。


そのため、なんと、最終ロースターカットで解雇されてしまいました。


うーん、そんな事態になってしまうとは思わなかった。
期待していただけに、非常に残念です。


昨シーズンを怪我で棒に振ってしまったのが、痛かったのかもしれませんね。
勿体無い。


さて、ブルームの今後はどうなるんでしょうか。
さすがに、これからスキー(モーグル)選手に戻るということは無いと思いますが・・・。


次は、オークランド・レイダーズシアトル・シーホークスの試合。


レイダーズは、この試合、QBジョシュ・マカウンスターターとして出場し、
第2クォーターの半ばから第4クォーターの半ばまではQBダンテ・カルペッパー
そして、最後の1シリーズだけ、QBアンドリュー・ウォルター・・・という陣容でした。


で、1番良かったのは、やっぱりカルペッパーでしょうかね。
最後がインターセプトで終わったことだけが、勿体無かったですが。


うん、やっぱり、レイダーズのスタータークォーターバックは、
カルペッパーでいいんじゃないでしょうかねぇ。


何度も言いますが、とにかく、「悪しき慣習」をNFLから一掃するためにも、
ホールドアウトしているQBジャマーカス・ラッセルの居場所をなくす活躍を期待します。


ラッセルは、このままレイダーズと契約できず、来年のドラフトに再エントリーして、
7巡くらいでドラフトされなおしてください。


シーホークスは、QBセネカ・ウォレスが、ほぼ1試合丸々担当。
(最後、2シリーズだけQBデレック・ディヴァインが出場しましたが、パスは投げず)


全体的に見ると、あんまり良い出来ではありませんでした。


シーホークスは、もちろん、QBマット・ハセルベックがエースですが、
このオフシーズンに手術をした肩の怪我が、多少気になるシーズンとなります。


シーズン中、何試合かはウォレスが担当することもあり得ると考えると、
非常に不安の残るプレシーズンゲーム最終戦となってしまったかもしれませんね。


とはいえ、出場するのが来週・再来週という話ではありませんので、
しっかりと「そのとき」を見据えて、コンディションを整えておいてもらいたいです。


ま、シーホークスにとっては、ウォレスの出場機会が無いのが、1番良いのでしょうが。


次に、ピッツバーグ・スティーラーズアリゾナ・カーディナルズの試合。


先週、あまりパッとしない出来だった、スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーは、
1シリーズに出場し、パス2回中2回成功16ヤード獲得。


ただ、1回が17ヤードで、もう1回が「−1ヤード」での合計16ヤードというのと、
最後で、10ヤードも後退するサックを喰らったというのが、なんとも良くなかった感じで。


つまり、結局、パッとしないままプレシーズンを終えてしまったわけで、
このあたりは、非常に心配なところです。


ただ、スティーラーズには、「期待のドラフト外新人」RBゲイリー・ラッセルがいます。


この試合、第2クォーター以降に出場し、なかなか良いランを見せていました。
RBウィリー・パーカーも、うかうかしてられませんよ。


いや、ホント、今はあまり知られてませんが、きっとシーズン中に有名になりますから。
覚えておいてください。


パンサーズは、QBジェイク・デロームがお休みで、QBデイヴィッド・カースターター出場。


最後がインターセプトで終わってしまったとはいえ、全体的には、まあまあ、そこそこ。
ただ、デロームの「スターターの座」を脅かすほどではないかなぁ、やっぱり。


もちろん、デロームを応援している者としては、それで良いのですが、
カーも応援している者としては、「もっと2人で、高いレベルで争ってよ」と、
そんな風に願ってしまうところです。


まあ、とにかく、プレシーズンが終わって、カーの「新たな挑戦」は一区切り。


・・・カーがシーズン中に出てくるような事態にならないでよ、デローム


次は、サンフランシスコ・49ersサンディエゴ・チャージャーズの試合。


先週、第3クォーター中盤まで出場していながら、パス8回中4回成功という、
何かの間違いではないかと思うような成績だった49ersのQBアレックス・スミスは、
今週も、パス8回中3回成功という成績。


まあ、今週は、ほぼ第1クォーターだけの出場ではありましたが。


しかし、やっぱり良くないですね。


パス成功率のみならず、インターセプトもされているし、
サックされてファンブルからのターンオーバーも喫しているし・・・。


どうも、今シーズンのスミスに期待している人は多いようなのですが、
僕は、どうなんだろうなぁ、と疑問視しているところです。


で、今週は、QBトレント・ディルファーがお休みで、QBショーン・ヒルが残りを全部担当。


・・・って、えーっ!?


なんで!?
QBルーク・ゲッツィは!?


・・・というわけで、結局、ゲッツィは、
1プレーも出場することなく、最終ロースターカットで解雇されました。


これは、もしかしたら、
「結局、試合に出られるところまで仕上がらなかった」ということなのかもしれません。


が、まあ、スミスはともかくとしても、
第3クォーターバックヒルが、そんなに芳しい成績を残していない状況なのに、
「第4」のゲッツィを1プレーもさせずに解雇するなんて・・・。


残念というか、納得いかないというか。


もちろん、練習で目立つところを見せられなかったことに原因があるのでしょうから、
「その程度の実力だったのだ」と言われれば、反論はしづらいところですけども、
チャンスは与えてくれよー。


試合に出場するというのは、自チームに残留するためのアピールであるとともに、
他チームの関係者に興味を持ってもらうキッカケにもなります。


それが無かった、ということは・・・今後が辛いなぁ・・・。


詳しいことは分からないので、想像で書くしかありませんが、
十中八九、こういう結果になってしまった原因は、ゲッツィ(の実力)にあるのでしょう。


それは分かってます。
分かってますが、ゲッツィには、本当に期待していたので、
なんとも悔しい結果となってしまいました。


これにくじけず、いつの日か、プレーする姿を見せてもらいたいものです。
ゲッツィ、頑張れ!


チャージャーズは、QBフィリップ・リバーズはお休みで、
QBビリー・ヴォレックが第2クォーター最初のドライブまで出場。


先週まで、徐々に調子を上げてきていたヴォレックですが、
この試合では、そうでもなかったかな。


大活躍を期待したんですけどねぇ。


次は、ワシントン・レッドスキンズジャクソンビル・ジャガーズの試合。


レッドスキンズQBジェイソン・キャンベルは、
先週、怪我で欠場していて、開幕までに間に合うのか心配させられましたが、
この試合は、無事、スターター出場。


のみならず、1シリーズのみで、パス5回中5回成功54ヤード獲得1タッチダウン
完璧ですね。


こりゃ、今シーズンのレッドスキンズには、結構期待できるかも。


先週スターター出場していたQBトッド・コリンズは、結局、「3番手」かな。
(QBマーク・ブルネルが「2番手」で)


なお、レッドスキンズに今年のドラフトで6巡指名されていた、
シンシナティ・ベンガルズQBカーソン・パーマーの弟」QBジョーダン・パーマーは、
この試合後半に出場していましたが、散々な成績に終わり、
最終ロースターカットで解雇されています。


そして、ジャガーズ


この試合は、QBバイロン・レフトウィッチが出場しておらず。
まあ、普通に考えれば、「開幕に向けての休養」というところでしょう。


しかし。


ジャガーズスターターレフトウィッチなのかどうかはちょっと怪しいところ」、
と、先週の試合の感想で書いていましたが、それがまさしく現実に。


この試合で第2クォーター最初のドライブまで出場していたQBデイヴィッド・ギャラードが、
ジャガーズの開幕クォーターバックとなり、
そして、レフトウィッチは解雇されました。


カルペッパーマイアミ・ドルフィンズを解雇されたときにも書きましたが、
スターター → 控え」ではなく、「スターター → 即解雇」という流れが、
クォーターバックというポジションらしい、ドラスティックなところですね。


何年も「ジャガーズの顔」だったレフトウィッチを、
スターターじゃなくなったからといって、あっさりと解雇してしまうのは、
厳しい世界だなぁ、ということも思わせますが、
同時に、早く他のチームからオファーを受けやすい、という意味で、
非常に良い処置なのではないかとも思います。
(実際にオファーがあるかどうかは、また別の話として)


そして、ギャラード


昨シーズン、既に何試合もスターター出場していましたが、
これで晴れて正式に「エース」に。


良かったですね。


プレシーズンゲーム最終戦も、上々の出来で終了しました。
活躍を期待したいと思います。


そして、忘れちゃいけないのが、
この試合、ギャラードの後を受けて最後まで担当したQBクイン・グレイ


先週、「スターターがどちらになるにせよ、グレイが「3番手」なのは確定でしょうね」、
・・・とか書いていましたが、なんのなんの、これで「2番手」ですよ。


いやぁ、これは嬉しいなぁ。


たびたび書いていますが、2002年にドラフト外でジャガーズと契約して以来、
解雇と契約を繰り返しながらも、一貫して、「ジャガーズ一筋」。


NFLでの経験年数は、「6試合以上登録されているかどうか」という規定があるため、
公式記録上は「プロ4年目」ですが、毎年1度は必ずジャガーズに所属していたので、
足掛け6年目での「2番手昇格」と言ってもよいでしょう。


もちろん、今シーズンはギャラードの活躍を期待しますが、
僕は、グレイこそが、「将来のジャガーズのエースクォーターバック」だと思っています。


そうなったら、とんでもなく素晴らしい「物語」になりそうですね。


頑張ってください。


次は、ボルチモア・レイヴンズアトランタ・ファルコンズの試合。


先週好調だったレイヴンズのQBスティーヴ・マクネアはお休み。


で、先週、いきなりインターセプトリターンタッチダウンを喰らって、
これから巻き返さなきゃ・・・と思ったら、悪天候で試合が打ち切られてしまった、
・・・という、QBカイル・ボウラーが前半いっぱいを担当していました。


とりあえず、先週の不完全燃焼さが払拭できる程度には活躍できたかな。


しかし、ボウラーは、うかうかしていられません。


この試合の後半を担当したのは、昨年のハイズマン受賞者、QBトロイ・スミス


あくまでも、スタッツ的には「そこそこ」でしたが、
それでも、最終ロースターカットを乗り切るだけのアピールは出来たようです。


負けるなよ、ボウラー


一方のファルコンズも、先週好調だったQBジョーイ・ハリントンはお休みで、
QBクリス・レッドマンが前半(+1シリーズ)、QBケイシー・ブラムレットが後半を担当と、
レイヴンズと似たような感じ。


ただ、ブラムレットは、アピールに失敗。
最終ロースターカットで解雇されました。(その後、プラクティス・スクワッド契約)


ファルコンズは、RBウォリック・ダンの仕上がりが心配だったのですが、
この試合は休んでいたため、結局、心配なまま開幕を迎えることに。


実は、この試合で最も多く走っていたのは、
先々週、「大事なところで信用が置けないんじゃないか」と書いていた、
RBジェイソン・スネリングでしたが、
そのスネリングが、ちょうど昨日、解雇された模様です。


そして、代わりに、ミネソタ・ヴァイキングスを解雇されたRBアトウズ・ピナーと契約。


これは、どういう動きなんでしょうか。


なんとなく、「ランニングバック陣に不安があるから補強した」、
という表れのようにも見えてきますが・・・。


まあ、僕としては、スネリングこそが不安だったので、
その入れ替えという意味では、「良い方向」だと思いますけどもね。
ダンに問題が無いのであれば。(そこが大事)


そして、ファルコンズには、(個人的に)ビックリするような動きが。


実は、この試合の直前の8月30日、
ファルコンズKマット・プレイターと契約していました。


プレイターは、このオフ、ドルフィンズに所属していながら、
8月27日に第1次ロースターカットで解雇された選手です。


で、この時期にキッカーと契約って、なんなんだ・・・?
・・・と思っていたのですが、ともかく、この試合ではKビリー・カンディフが出場せず、
プレイターが出場し、フィールドゴールは2本成功1本失敗。


うーん、カンディフが怪我をしていて、急遽1試合担当したってことなのかな?


・・・と思いきや、なんと、試合翌日、ファルコンズカンディフを解雇。


ええーっ!?
どういう動きですか、それは。


このプレシーズン中、カンディフはそんなに悪くなかった、
というか、むしろ、「調子が良いなぁ」というくらいに思っていたので、
青天の霹靂というか、驚き以外の何も出てきません。


ともかく、この一連の動きは、チーム首脳陣が「このままではダメだ」と判断して、
キッカーを急遽加入させ、それが満足のできる動きだったので、カンディフを解雇した、
・・・ということになるのでしょう。


うーん、残念。
今年は活躍できると思っていたんだけどなぁ。


ただ、僕は、カンディフにも思い入れがありますが、
プレイターにも思い入れがあります。


大学最後の試合(ハワイボウル)で、素晴らしいキックの数々を見せながらも、
最後の最後で、トライフォーポイントのキックを失敗して試合に負けてしまった、
・・・という場面を見たのは、もう、2年近く前のこと。


あのとき、


>こんな形で「フットボール生活」が終わるのも忍びないので、
>是非、NFLで活躍してもらいたいなぁ。


ということを、この日記に書いていましたが、
ついにここで、表舞台に上がることが出来ます。


是非、NFLで活躍して、あの悔しい「思い出」を払拭してください。


頑張れっ!


そして、ファルコンズについては、もう1つ。


既に、皆さんご存知のように、WRノリアキ・キノシタは、この試合ではあまり活躍できず。
結局、最終ロースターカットで解雇されました。


残念ですが、これがNFL


他の選手と比べるのは、状況も違うし、あまり意味がないことではありますが、
途中で触れましたとおり、キノシタと同じような「リターナーレシーバー」で、
注目されながらNFL入りしたイーグルスWRジェレミー・ブルームも、
この最終ロースターカットで解雇されています。


どうしても、キノシタの挑戦は、「日本人選手の挑戦」として見られてしまい、
「やっぱり日本人は通用しないのか・・・」という観点で語られがちですが、
日本人も何も関係ありません。


キノシタの現時点での能力が、ブルームと同じように、NFLレベルに及ばなかった。
それだけのことです。


まだ、挑戦1年目。


例えば、ブルームには(短いながら)カレッジの実績もあったわけですが、
キノシタNFLヨーロッパで活躍していたとはいえ、
実質、NFL関係者にとっては、「海のものとも山のものとも知れない」存在でした。


また、たびたび言われていて、本人も実感しているようですが、
「英語が苦手」というのは、もちろん不利に働いていると思います。


ということは、逆に言えば、リターナーレシーバーとしての能力だけでなく、
そんなところにも「伸びしろ」があるわけですから、
普通のアメリカ人選手よりも、これからやれることは多いとも言えます。


ここから、どれだけの「伸び」を見せてくれるのか。


キノシタの2年目・3年目の挑戦に期待しましょう。


では最後に、インディアナポリス・コルツシンシナティ・ベンガルズの試合。


コルツは、絶好調のQBペイトン・マニングは、もちろん出場せず、
QBジム・ソルジが第3クォーター途中まで、その後はQBジョシュ・ベッツが担当。


で、まあ、いつもどおりというかなんと言うか、
どっちもどっちな成績だったわけですけども、
やはり、ベッツが最終ロースターカットで解雇されました。
(その後、プラクティス・スクワッド契約)


とにかく、「マニング(が出場しているとき)の控え」はソルジで良いのでしょう。


マニングに怪我等が無いことを祈ります。


ベンガルズも、先週好調だったQBカーソン・パーマーはお休みで、
第2クォーター途中まではQBダグ・ジョンソン、その後はQBジェフ・ロウが担当。


そして、ジョンソンが最終ロースターカットで解雇されました。


「ええっ、逆じゃないの?」と、驚くところかもしれませんが、


>現在、ベンガルズの「2番手」は、QBダグ・ジョンソンなのですが、
ジョンソンは、例えば、新人に対しての「教師役」のベテランだとか、
>あるいは、「将来のスターター候補」だとか、そういう位置付けでは全く無いと思うので、
>ロウが「2番手」に上がれる可能性は、十分にあるのではないでしょうか。


こう、先々週書いていたとおりのことで、まあ、期待どおりというか、
将来性を考えれば、当然の選択でしょう。


・・・とか、冷静を装って言いつつも、
いや、もう、ロウは期待している選手の1人なので、
いきなり「2番手」でシーズンを迎えてくれるのは、嬉しい限りですね。


パーマーの下でしっかりと勉強して、将来は大活躍してくれよー。


以上、プレシーズンゲーム最終週の感想でした。


いやぁ、最終ロースターカットのこととかを織り交ぜながら書いていたら、
えらい長くなってしまいました。


世の中は、ドラマに満ち溢れているなぁ。


ここまでの展開もそうですが、
プレシーズンにあったことを覚えておいてレギュラーシーズンを見ていると、
しばしば、意外なドラマを発見できたりもします。


果たして、今シーズンは、どんなドラマが待っているのか。


いよいよNFLレギュラーシーズン、開幕間近です。