イメージ逆転
NFL第3週、NHKのBS1で放送していた、
サンフランシスコ・49ers対ピッツバーグ・スティーラーズの試合の感想を。
いや、スティーラーズQBベン・ロスリスバーガー、なかなかいいじゃないですか。
先週までは、いまいち良くないイメージが強かったですし、
この試合の出だしも、そんな感じだったのですが、
中盤以降、急激に良くなったように思います。
ロスリスバーガーは、相手ディフェンスをかわしながら投げるところが真骨頂だと、
デビューの年からずっと思っているのですが、
昨シーズン芳しくなかった「動き」が、いよいよ復活してきたように感じました。
これは、今後が楽しみですね。
一方で、スティーラーズの「看板」であるランオフェンスは、確かに好調なのですが、
見ている感じでは、そんなに力強さを感じなかったようにも思います。
(合計205ヤードも獲得したランオフェンスに対して言うのも何ですが)
もちろん、大事なところで選択しているのがパスプレーだったりすることも原因でしょうが、
もっと「ゴリゴリ」が欲しいなぁ、という感じもしてくるんですよね。
というわけで、「期待のドラフト外新人」RBゲイリー・ラッセル、
早く登場してくれないかなぁ・・・とか思っちゃうんですけども。
いや、ホント、楽しみにしてるんですって。
マイク・トムリンヘッドコーチ、どうぞお願いします。
簡単ですが、この試合の感想は、こんなところで。
以上、NFL第3週の試合の感想でした。
第3週の結果(まとめ)
さて、第3週の結果を振り返ってみます。
・・・あんまり、振り返りたくないのですが・・・。
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ARI | BAL | ARI | BAL | |||||||
BUF | NE | BUF | NE | |||||||
DET | PHI | PHI | DET | PHI | ||||||
IND | HOU | IND | IND | |||||||
MIA | NYJ | MIA | NYJ | NYJ | ||||||
MIN | KC | MIN | KC | |||||||
SD | GB | SD | GB | |||||||
SF | PIT | PIT | PIT | |||||||
STL | TB | STL | TB | |||||||
CIN | SEA | CIN | SEA | |||||||
CLE | OAK | CLE | OAK | |||||||
JAC | DEN | DEN | JAC | |||||||
CAR | ATL | CAR | ATL | CAR | ||||||
NYG | WAS | WAS | NYG | |||||||
DAL | CHI | DAL | DAL | |||||||
TEN | NO | NO | TEN | |||||||
5/16 | 5/16 | 4/16 | 4/16 | |||||||
26/48 | 26/48 | 23/48 | 24/48 | |||||||
54.2% | 54.2% | 47.9% | 50.0% |
「希望どおり」が、16試合中4試合て。
ちなみに、「過去最低記録」は、昨シーズン第7週の「3試合」ですが、
そのときは、全部で13試合という中でのもの。
いや、確率的に見ても、今回の方が良いんですけどね。
でも、「12試合も「希望どおり」じゃなかった」というショックの方が大きい感じです。
あ、ただ、そんな中、インディアナポリス・コルツとダラス・カウボーイズの「3連勝」は、
3週全て「希望どおり」の中でのものなので、とても嬉しいところですね。
今後も、好調さが続いてくれることを願うばかり。
とにかく、「これ以上悪いことは無い」という気持ちで、ポジティブにいきましょう!
・・・いや、ホント、これ以上悪いことは起こってくれるなよ・・・。
以上、第3週の結果のまとめでした。
レシーバーランキング(第3週時点)
さて、では、現時点の「レシーバーレーティング」ランキングを。
順位(比) | 選手名 | レーティング | 対象回 | 成功回 | 成功率 | ヤード | TD | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位(→) | WR ジョーイ・ギャロウェイ (タンパベイ・バッカニアーズ) |
157.1 | 17 | 13 | 76.5 | 249 | 2 | 0 | 0 |
2位(→) | WR ランディ・モス (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
141.7 | 25 | 22 | 88.0 | 392 | 5 | 1 | 0 |
3位(−) | TE アルジー・クランプラー (アトランタ・ファルコンズ) |
136.9 | 14 | 13 | 92.9 | 156 | 1 | 0 | 0 |
4位(↓) | TE ジェイソン・ウィッテン (ダラス・カウボーイズ) |
135.6 | 21 | 14 | 66.7 | 233 | 2 | 0 | 0 |
5位(−) | WR ボビー・エングラム (シアトル・シーホークス) |
133.7 | 17 | 13 | 76.5 | 197 | 1 | 0 | 0 |
6位(↑) | WR アンクワン・ボウルディン (アリゾナ・カーディナルズ) |
127.9 | 32 | 22 | 68.8 | 286 | 3 | 0 | 0 |
7位(↑) | WR ケヴィン・カーティス (フィラデルフィア・イーグルス) |
124.6 | 30 | 17 | 56.7 | 302 | 3 | 0 | 0 |
8位(−) | WR ドゥウェイン・ボウ (カンザスシティ・チーフス) |
123.4 | 17 | 10 | 58.9 | 135 | 2 | 0 | 0 |
9位(−) | WR ヴィンセント・ジャクソン (サンディエゴ・チャージャーズ) |
122.2 | 18 | 13 | 72.3 | 179 | 1 | 0 | 0 |
10位(↑) | TE ダラス・クラーク (インディアナポリス・コルツ) |
120.1 | 21 | 13 | 62.0 | 175 | 2 | 0 | 0 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
1位・2位は先週と変わらず。
・・・のみならず、値が先週より上がっています。
この2人の好調さが、それぞれのチームの好調さを物語っていますね。
しかし、レシーバーが好調でも、チームが好調ではないチームもあります。
3位のクランプラーは、「3連敗」ファルコンズのタイトエンド。
チームは絶不調ですが、頼りになるレシーバーです。
今後に向けての「光明」ではあるのかもしれません。
他に、「3連勝」カウボーイズとコルツで「最も頼りになる」レシーバーも、
現時点ではタイトエンド選手。
どちらも、クォーターバックは変わらず、主力レシーバー陣も同じなのに、
昨シーズンとはちょっと違う傾向になっているのが、興味深いところです。
今週、調子が良かったのは、7位のカーティス。
14回中11回成功221ヤード獲得3タッチダウンという大活躍で、
先週50位(値は「54.4」)から一気に上昇してきました。
これだけ活躍しているのに週間MVPを取れなかったのは、
まあ、それだけイーグルス自体の調子が良すぎた、ということで。
(週間MVPを受賞したのは、同僚のRBブライアン・ウェストブルック)
また、6位のボウルディンも、
17回中14回成功181ヤード獲得2タッチダウンという好成績で、
先週20位(値は「97.9」)から上昇してきています。
こちらは、「QBカート・ウォーナー効果」も大きかったですね。
さて、では「QBレーティング」のランキングも見てみましょう。
1位(→) 141.8 トム・ブレイディ(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
2位(−) 121.4 チャド・ペニントン(ニューヨーク・ジェッツ)
3位(↑) 111.9 ジェイク・デローム(カロライナ・パンサーズ)
3位(↓) 111.9 トニー・ロモ(ダラス・カウボーイズ)
5位(↑) 105.6 ジェフ・ガルシア(タンパベイ・バッカニアーズ)
6位(↑) 104.9 ペイトン・マニング(インディアナポリス・コルツ)
7位(↑) 103.8 デイヴィッド・ギャラード(ジャクソンビル・ジャガーズ)
8位(↑) 102.9 ベン・ロスリスバーガー(ピッツバーグ・スティーラーズ)
9位(↓) 100.9 マット・シュアブ(ヒューストン・テキサンズ)
10位(↑) 97.8 ジョン・キトナ(デトロイト・ライオンズ)
ブレイディは、相変わらず好調。
2位のペニントンは、先週は欠場していて「ランキング対象外」になっていましたが、
復帰してきたら、これだけの好調さ、という感じです。
ジェッツのレシーバー陣には、まだそんなに目立った選手がいないところからも、
ペニントンが頑張っている様子が分かります。
3位のデロームは、好調をキープするも、怪我で途中退場。
パンサーズのレシーバー陣では、WRスティーヴ・スミスが今週は不調で、
先週4位から14位に下がっています。
ギャラードとロスリスバーガーあたりも、
レシーバーの活躍よりもクォーターバックの活躍の方が目立つ、という感じでしょうか。
逆に、レシーバーが上位にいるのに、クォーターバックが比較的目立ってないのは、
シーホークスのQBマット・ハセルベック(12位・レーティング「97.1」)、
イーグルスのQBドノヴァン・マクナブ(13位・レーティング「96.7」)、
ファルコンズのQBジョーイ・ハリントン(15位・レーティング「90.6」)、
チャージャーズのQBフィリップ・リバーズ(16位・レーティング「89.5」)、
チーフスのQBデイモン・ファード(23位・レーティング「77.5」)、
・・・というあたり。
なお、カーディナルズは、QBマット・ライナートが不調で、
レシーバーの値の高さは、ウォーナーに引っ張り挙げられた形ですが、
ウォーナーは「規定回数」に足りていないようで、ランキングには入っていません。
以上、第3週時点の「レシーバーレーティング」でした。
ランナーランキング(第3週時点)
では、引き続き、「ランナーレーティング」のランキングを。
順位(比) | 選手名 | レーティング | ラン回 | 成功回 | 成功率 | ヤード | TD | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位(→) | RB マリオン・バーバー (ダラス・カウボーイズ) |
140.8 | 40 | 36 | 90.0 | 256 | 4 | 0 |
2位(↑) | RB ブライアン・ウェストブルック (フィラデルフィア・イーグルス) |
116.1 | 51 | 47 | 92.2 | 291 | 2 | 0 |
3位(−) | RB サミー・モーリス (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
111.2 | 33 | 29 | 87.9 | 151 | 2 | 0 |
4位(↓) | RB クリントン・ポーティス (ワシントン・レッドスキンズ) |
110.2 | 48 | 40 | 83.4 | 227 | 3 | 0 |
5位(↓) | RB ジョセフ・アッダイ (インディアナポリス・コルツ) |
109.0 | 65 | 58 | 89.3 | 271 | 4 | 0 |
6位(→) | RB エジリン・ジェイムズ (アリゾナ・カーディナルズ) |
104.8 | 60 | 55 | 91.7 | 277 | 2 | 0 |
7位(↓) | RB ラモント・ジョーダン (オークランド・レイダーズ) |
101.2 | 68 | 55 | 80.9 | 350 | 2 | 0 |
8位(↓) | RB クリス・ブラウン (テネシー・タイタンズ) |
100.5 | 42 | 36 | 85.8 | 247 | 0 | 0 |
9位(−) | RB ロニー・ブラウン (マイアミ・ドルフィンズ) |
96.9 | 45 | 37 | 82.3 | 177 | 2 | 0 |
10位(↑) | RB トラヴィス・ヘンリー (デンバー・ブロンコス) |
96.5 | 60 | 49 | 81.7 | 302 | 1 | 0 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
1位は、相変わらず、1人だけ飛びぬけた値のバーバー。
大活躍で、カウボーイズの好調さを支えています。
2位には、今週「大爆発」だったイーグルスオフェンスの中から、
週間MVPにも選ばれたウェストブルック。
ウェストブルックが週間MVPに選出された理由は、
ランでもレシーブでも共に100ヤード以上獲得した、という活躍によるものですが、
ランだけでも、十分に活躍しています。
今週、ラン14回中13回成功だったように、
やはり、「成功率」の高いランニングバックがいると頼りになります。
3位には、モーリスが「規定回数」に達して登場。
ペイトリオッツ、好調なのはパスだけではありませんねぇ。
その他、比較的好調なチームの選手が並んでいますが、
あまり目立たないところでは、ドルフィンズのブラウンが、なかなか活躍しているようで。
如何せん、パスオフェンスが不調なこともあり、
勝利に結びついてはいないのですが。
ちなみに、今日の放送で見たピッツバーグ・スティーラーズRBウィリー・パーカーは、
レーティング「88.2」で19位という位置に落ち着いています。
獲得距離は多いのですが、「効率」という面で見ると、ちょっと良くないようですね。
「成功率」も、そんなに高くないし。
以上、第3週時点の「ランナーレーティング」でした。