第6週の結果(まとめ)
NHKのBS1で、テネシー・タイタンズ対タンパベイ・バッカニアーズの試合が放送されました。
先日、「クォーターバックの怪我については、あと1人いる」と書いていましたが、
そんなわけで、それは、タイタンズのQBヴィンス・ヤングでした。
第3週の後に、クォーターバックの怪我の状況をまとめていましたが、
そろそろ、もう1度、まとめた方がよいのかもしれませんねぇ。
さて、第6週の結果を振り返ってみます。
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CIN | KC | CIN | KC | CIN | KC | |||||
HOU | JAC | HOU | JAC | HOU | JAC | |||||
MIA | CLE | CLE | MIA | CLE | ||||||
MIN | CHI | MIN | MIN | |||||||
PHI | NYJ | NYJ | PHI | |||||||
STL | BAL | STL | BAL | BAL | ||||||
TEN | TB | TB | TB | |||||||
WAS | GB | GB | GB | |||||||
CAR | ARI | ARI | CAR | ARI | CAR | |||||
NE | DAL | NE | DAL | NE | ||||||
OAK | SD | SD | SD | |||||||
NO | SEA | NO | NO | |||||||
NYG | ATL | ATL | NYG | |||||||
7/13 | 8/13 | 10/13 | 6/13 | |||||||
46/89 | 47/89 | 47/89 | 47/89 | |||||||
51.7% | 52.8% | 52.8% | 52.8% |
「直前」で変えた試合が、ほとんど「裏目」となりました。
と言っても、「予想」ではないので、
「うわぁ、変えなければよかった・・・!」という気持ちではなく、
ただただ、応援しているチームが負けたことが悲しいだけなのですけども・・・。
・・・ある意味、そちらの方が救いがないのか?
しかし、こうしてまとめてみると、
「第3弾」では、13試合中10試合も「希望どおり」だったんですねぇ。
あまり見られない「高確率」なので、ちょっとビックリ。
そして、図ったように、通算の率が、「第2弾」から「直前」まで並びました。
大体、シーズン通してこれくらいになる、ということなんでしょうねぇ。
(確かに、昨年も一昨年も、最終的には53%前後でした)
来週は、出来れば、「直前」の方が多く「希望どおり」となりますように。
以上、第6週の結果のまとめでした。
第7週の希望(まとめ)
では引き続いて、第7週の「希望」のまとめを。
第7週の「勝利希望」は、以下のような感じです。
なお、「第1弾」=「ドラフト直後Ver.」、「第2弾」=「プレシーズン直前Ver.」、
「第3弾」=「開幕直前Ver.」、「直前」=「現在の気持ち」で、
希望が前と変わらなかった場合は、省略してあります。
希望 | ||||||||
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | |||
ARI | WAS | ARI | WAS | |||||
ATL | NO | NO | ATL | NO | ||||
BAL | BUF | BUF | BAL | |||||
MIN | DAL | DAL | MIN | DAL | ||||
NE | MIA | NE | ||||||
SF | NYG | SF | ||||||
TB | DET | TB | DET | TB | ||||
TEN | HOU | HOU | ||||||
KC | OAK | OAK | KC | OAK | ||||
NYJ | CIN | CIN | NYJ | CIN | NYJ | |||
CHI | PHI | CHI | PHI | CHI | PHI | |||
STL | SEA | STL | ||||||
PIT | DEN | DEN | PIT | DEN | ||||
IND | JAC | IND |
今週は、先週にも増して、「直前」での変更が多いです。
まあ、元々、「第2弾」でも「第3弾」でも変更が多かった週。
それだけ、迷う試合が多いということです。
まず、アリゾナ・カーディナルズ対ワシントン・レッドスキンズの試合は、
ギリギリまで迷った・・・というか、今でも迷っているのですが、
どうやら、カーディナルズのQBカート・ウォーナーは欠場する可能性が高いようなので、
それなら、レッドスキンズQBジェイソン・キャンベルの活躍に期待したいところです。
アトランタ・ファルコンズ対ニューオリンズ・セインツの試合は、
そりゃ、ファルコンズQBジョーイ・ハリントンが出ないのであれば・・・ねぇ。
元々、セインツは応援していますし。
なお、ハリントンからQBバイロン・レフトウィッチへの交代は、
一時的なものではなく、「残り試合はレフトウィッチ」というつもりでの交代のようです。
・・・さようなら、ファルコンズ。
次に、バッファロー・ビルズ対ボルチモア・レイヴンズの試合は、
ビルズQBのJ・P・ロスマンが怪我から復帰できる状態になったにも関わらず、
QBトレント・エドワーズが出場してくることに加え、
レイヴンズのクォーターバックはQBカイル・ボウラー・・・という状況なので。
ビルズは、「恒久的な交代」ということは明言されていませんので、
まだ、ロスマン復帰の可能性はあると信じたいです。
ただ、マーヴ・リーヴィゼネラルマネージャーが、
エドワーズを相当推しているらしいんだよなぁ・・・。
次に、ミネソタ・ヴァイキングス対ダラス・カウボーイズの試合は、
誰か選手個人が要因というわけではなく、カウボーイズへの期待で。
「選手個人」ということであれば、ヴァイキングスのRBエイドリアン・ピーターソンには、
ますます期待しているところではあるんですけどもね。
カンザスシティ・チーフス対オークランド・レイダーズの試合は、
あんまりレイダーズの負けが込むと、
QBジャマーカス・ラッセルが出てくることになっちゃいそうなので。
とりあえず、今シーズンは、出てこないでほしいですから。
そして、ピッツバーグ・スティーラーズ対デンバー・ブロンコスの試合。
これもまた、未だに悩んでいる部分もあるのですが、
やはり、ブロンコスにこれ以上負けてもらいたくない、という気持ちがありますので。
「2勝4敗」になるか「3勝3敗」になるかは、大きく違いますからねぇ。
頑張ってもらいたいです。
なお、残りの、タンパベイ・バッカニアーズ対デトロイト・ライオンズ、
ニューヨーク・ジェッツ対シンシナティ・ベンガルズ、
シカゴ・ベアーズ対フィラデルフィア・イーグルスの3試合は、
とりあえず、僕の気持ち的には、どっちもどっち・・・という感じで。
それぞれの「変更」に、あまり明確な理由はありません。
さて、4ヵ月前に書いた、この週の「補足」は、こちら。
http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20070622
先ほど書きましたように、スティーラーズ対ブロンコスの試合は、
「ブロンコスに勝ってもらいたい(というか、負けてもらいたくない)」、
という気持ちが強くなってきているところですが、
楽しみな試合であることに変わりはありません。
良い試合が見たいですね。
以上、第7週の「希望」のまとめでした。
レシーバーランキング(第6週時点)
では、現時点の「レシーバーレーティング」ランキングを。
順位(比) | 選手名 | レーティング | 対象回 | 成功回 | 成功率 | ヤード | TD | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位(→) | TE ベン・ワトソン (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
152.5 | 20 | 18 | 90.0 | 222 | 5 | 0 | 0 |
2位(→) | WR ランディ・モス (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
140.1 | 55 | 40 | 72.8 | 599 | 8 | 1 | 0 |
3位(↑) | WR ドンティ・ストールワース (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
134.2 | 27 | 19 | 70.4 | 316 | 2 | 0 | 0 |
4位(↑) | TE クリス・ベイカー (ニューヨーク・ジェッツ) |
130.5 | 17 | 12 | 70.6 | 124 | 2 | 0 | 0 |
5位(↑) | WR ジョーイ・ギャロウェイ (タンパベイ・バッカニアーズ) |
129.7 | 32 | 22 | 68.8 | 403 | 3 | 1 | 0 |
6位(↓) | WR サントニオ・ホームズ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
129.5 | 21 | 14 | 66.7 | 285 | 3 | 1 | 0 |
7位(→) | WR アンクワン・ボウルディン (アリゾナ・カーディナルズ) |
127.9 | 32 | 22 | 68.8 | 286 | 3 | 0 | 0 |
8位(→) | TE ダラス・クラーク (インディアナポリス・コルツ) |
127.1 | 40 | 26 | 65.0 | 300 | 5 | 0 | 0 |
9位(↑) | WR ケヴィン・カーティス (フィラデルフィア・イーグルス) |
125.5 | 42 | 24 | 57.2 | 444 | 4 | 0 | 0 |
10位(↑) | TE ヒース・ミラー (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
123.5 | 22 | 17 | 77.3 | 241 | 2 | 1 | 0 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
なんと言っても、1位から3位。
1位・2位は先週までと変わりありませんが、
3位にストールワース(先週時点で33位)が上がってきました。
その結果、ペイトリオッツ選手がワンツースリー。
通常では、あり得ないくらいの偏り具合です。
もちろん、これは、ペイトリオッツが素晴らしいレシーバー陣を揃えている、
・・・という表れでもありますが、QBトム・ブレイディが多くの選手に投げ分け、
誰か特定の選手に頼ることなく、多くの選手に活躍させている、ということでもあるでしょう。
まあ、とんでもないです。
一体、この勢いがどこまで続くのか。
とにかく、それが今のNFLで、最も注目すべきことになるのでしょうね。
(ペイトリオッツファンであろうとも、なかろうとも)
他に、今週、大きく順位を上げてきたのは、ギャロウェイ。
先週書きましたように、先々週1位から一気に23位に落ちていたのですが、
今日の放送で見ましたように、また活躍して、5位に上がってきました。
やはり、今シーズンは調子が良いようです。
あと、今週は試合はありませんでしたが、10位にミラーが上がってきたため、
ホームズと合わせて、スティーラーズ選手がベスト10内に2人となりました。
今シーズンのスティーラーズは、なかなか「パス先行」なチームとなってますねぇ。
なお、先週時点で3位だったミネソタ・ヴァイキングスRBエイドリアン・ピーターソンは、
「規定回数」(今週は「15回」)に達せず、対象外となっています。
さて、では「QBレーティング」のランキングも見てみましょう。
1位(→) 128.9 トム・ブレイディ(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
2位(→) 111.8 ジェイク・デローム(カロライナ・パンサーズ)
3位(→) 108.6 ペイトン・マニング(インディアナポリス・コルツ)
4位(→) 104.7 デイヴィッド・ギャラード(ジャクソンビル・ジャガーズ)
5位(→) 103.6 ジェフ・ガルシア(タンパベイ・バッカニアーズ)
6位(→) 99.2 ベン・ロスリスバーガー(ピッツバーグ・スティーラーズ)
7位(↑) 93.5 トニー・ロモ(ダラス・カウボーイズ)
8位(↑) 93.2 ジョン・キトナ(デトロイト・ライオンズ)
9位(↓) 92.0 マット・シュアブ(ヒューストン・テキサンズ)
10位(↑) 91.1 マット・ハセルベック(シアトル・シーホークス)
1位のブレイディ(週間MVP受賞)を初め、上位陣に動きはあまりありません。
まあ、実は、上位6人のうち、デロームは怪我で、
マニングとロスリスバーガーは、試合がなかったので、
値自体全く変わっていないのですが。
ついでに言えば、8位のキトナも試合がなく、順位が上がったのは、
シュアブとグリーンベイ・パッカーズQBブレット・ファーヴが下がったための上昇です。
今週は、6チームがバイウィークでお休みだったのですが、
調子の良いクォーターバックが、こんなにまとまって休みになったというのも、
なかなか珍しいことかもしれませんね。(デロームは除く)
レシーバーランキングと見比べてみると、
先週も書きましたように、ギャラードがなかなか頑張っているようで。
ギャラードと、あとガルシアは、今シーズン未だにインターセプトがありません。
(「規定回数」に達しているクォーターバックの中では、この2人だけ)
なかなか素晴らしいところです。
もちろん、ガルシアも素晴らしいのですが、
目立った活躍をしているレシーバーがいない中での好成績、という意味で、
ギャラードの素晴らしさが光ります。
今後の活躍も楽しみになるところですね。
以上、第6週時点の「レシーバーレーティング」でした。
ランナーランキング(第6週時点)
では、引き続き、「ランナーレーティング」のランキングを。
順位(比) | 選手名 | レーティング | ラン回 | 成功回 | 成功率 | ヤード | TD | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位(↑) | RB マリオン・バーバー (ダラス・カウボーイズ) |
123.0 | 64 | 56 | 87.6 | 381 | 4 | 0 |
2位(↑) | RB ジョセフ・アッダイ (インディアナポリス・コルツ) |
114.7 | 84 | 76 | 90.5 | 407 | 5 | 0 |
3位(→) | RB ブライアン・ウェストブルック (フィラデルフィア・イーグルス) |
112.8 | 71 | 65 | 91.6 | 411 | 2 | 0 |
4位(↑) | RB ロニー・ブラウン (マイアミ・ドルフィンズ) |
109.7 | 102 | 91 | 89.3 | 526 | 4 | 0 |
5位(↑) | RB コレール・バックホルター (フィラデルフィア・イーグルス) |
109.5 | 33 | 30 | 91.0 | 177 | 1 | 0 |
6位(↑) | RB デショーン・ウィン (グリーンベイ・パッカーズ) |
108.0 | 49 | 38 | 77.6 | 202 | 4 | 0 |
7位(−) | RB ケニー・ワトソン (シンシナティ・ベンガルズ) |
105.8 | 35 | 30 | 85.8 | 188 | 1 | 0 |
8位(↑) | RB エイドリアン・ピーターソン (ミネソタ・ヴァイキングス) |
104.8 | 95 | 73 | 76.9 | 611 | 4 | 2 |
9位(↑) | RB マイケル・ターナー (サンディエゴ・チャージャーズ) |
102.5 | 32 | 27 | 84.4 | 209 | 1 | 1 |
10位(→) | RB ジャスティン・ファーガス (オークランド・レイダーズ) |
102.3 | 45 | 39 | 86.7 | 271 | 0 | 0 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
まず、この指標の「規定回数」は「30回」となっているのですが、
そのため、先週1位だったピッツバーグ・スティーラーズRBナジェイ・ダヴェンポートが、
それに達せずに対象外となりました。
今週は試合がなかったので、何か、不公平な感じがするかもしれませんが、
「30回」というのは「5試合分」という意味になりますので、
まあ、「元々、達していなかった」というように考えていただければ。
というわけで、バーバーが1位に返り咲きです。
値はやや下がっていますが、相変わらず好調維持。
ニューイングランド・ペイトリオッツ戦では、試合には敗れてしまいましたが、
バーバーが確実に前進する姿が印象に残ってもいます。
今後も活躍してくれるでしょう。
上位で目立つのは、イーグルス選手。
3位・5位という上位に2人が入っているのは、なかなか凄いです。
「レシーバーレーティング」のところで書いた、
今シーズンのスティーラーズが「パス先行」なチーム・・・というのとは対照的に
イーグルスは「ラン先行」なチーム、ということになるのかもしれません。
なんとなく、イメージとは合わないかも・・・?
さて、他には、ベンガルズのワトソンが「規定回数」に達して7位に登場。
そして、8位に、期待の新人ピーターソンが上がってきました。
来ましたねぇ。
第4週の「レシーバーレーティング」のところで、
「まず、こちらのランキングに登場してきましたね」と書いていましたが、
やはり、本職の方のランキングでも登場してきました。
さすがです。
ピーターソンは、先週時点では31位でしたが、
今週ラン20回224ヤード3タッチダウンという大活躍で、急浮上ということになりました。
この活躍で、週間MVPも受賞しています。
シーズン前からの期待に違わぬ活躍で、嬉しいところですね。
ただし、心配になる点もあって、それは「成功率」。
他の選手の値と見比べていただいても分かりますが、
あれだけ活躍した今週の試合でも、かなりロスやノーゲインが多かったのです。
もちろん、「爆発力」も大事ですが、
チームが勝ち進んでいくためには、「安定感」も身に付けてもらいたいものですね。
以上、第6週時点の「ランナーレーティング」でした。