週間オフェンスラインMVP(第7週)
もう、第8週が終わっているのですが、
第7週の「オフェンスラインスタッツ」と「ディフェンスインパクトポイント」を、
まだ載せておりませんでした。
というわけで、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
第7週の「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
まず、第7週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | オフェンスライン ポイント |
ラン | パス | 反則 | |
---|---|---|---|---|---|
LT | ドナルド・ペン (タンパベイ・バッカニアーズ) |
37 | 18 | 19 | 0 |
LG | ライアン・リルヤ (インディアナポリス・コルツ) |
39.5 | 38 | 1.5 | 0 |
C | ジェフ・サタデイ (インディアナポリス・コルツ) |
39.5 | 38 | 1.5 | 0 |
RG | ジェイク・スコット (インディアナポリス・コルツ) |
41.5 | 40 | 1.5 | 0 |
RT | ニック・ケイザー (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
26 | 20 | 13 | -7 |
コルツの選手が、またまた3人。
(ちなみに、第7週の対戦相手はジャクソンビル・ジャガーズでした)
そんな中で、この週の「週間オフェンスラインMVP」はスコットになります。
スコットは、一昨年の第9週、昨シーズンの第13週とカンファレンスチャンピオンシップ、
そして、今シーズンの第5週に「ベストオフェンスライン選手」に入っていましたが、
「週間オフェンスラインMVP」となるのは初めてのことです。
というわけで、経歴を・・・と言っても、ほとんど書くことはないのですが。
スコットは、2004年にコルツにドラフト5巡指名されてNFL入り。
その年は12試合(うち、スターターとして9試合)に出場し、
翌年からは全試合にスターター出場しています。
・・・以上。
前にも書きましたように、オフェンスラインで活躍する選手というのは、
ドラフト上位で指名されている選手が多いと思うのですが、
そんな中、5巡指名で活躍をしているのは、素晴らしいところです。
ただ、なんとなく、コルツのオフェンスライン選手たちの中では、
1番目立たないかな・・・とも思わないでもなく。
まあ、まだまだ4年目。
これからどんどん活躍していってもらいたいものですね。
ちなみに。
先ほどスコットが過去に「ベストオフェンスライン選手」となっていた週を並べましたが、
そのうち、一昨年の第9週と昨シーズンのカンファレンスチャンピオンシップは、
同じチームが対戦相手でした。
スコットにとって燃える相手だったりして・・・?
今シーズンも、いよいよ対戦が目前に迫ってまいりましたねぇ。
さて、第7週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位(比) | 選手名 | オフェンスライン ポイント |
試合数 | ラン | パス | 反則 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位(→) | LT マット・ライト (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
191 | 7 | 110 | 88 | -7 |
2位(↑) | C ジェフ・サタデイ (インディアナポリス・コルツ) |
146.5 | 6 | 116 | 30.5 | 0 |
3位(↑) | RG ジェイク・スコット (インディアナポリス・コルツ) |
145.5 | 6 | 136 | 30.5 | -21 |
4位(↑) | LG ライアン・リルヤ (インディアナポリス・コルツ) |
140.5 | 6 | 124 | 30.5 | -14 |
5位(↓) | LT トニー・ユーゴー (インディアナポリス・コルツ) |
137 | 6 | 90 | 61 | -14 |
6位(↑) | RT カリーム・マッケンジー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
112 | 7 | 90 | 22 | 0 |
6位(↓) | RT ライアン・ディーム (インディアナポリス・コルツ) |
112 | 6 | 86 | 61 | -35 |
8位(↑) | RT ニック・ケイザー (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
105 | 7 | 24 | 88 | -7 |
9位(↓) | LG ローガン・マンキンズ (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
95 | 7 | 72 | 44 | -21 |
10位(↓) | C サムソン・サテレイ (マイアミ・ドルフィンズ) |
91 | 7 | 92 | 6 | -7 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
相変わらず、ライトが独走中ですが、この週はやや停滞。
1ポイントの伸びに止まっています。
そして、コルツの選手5人が上位を占めているのも相変わらずで、
ひたひたとライトに迫ります。
ただ、コルツの面々の中で動きはあって、
今週の「ベストオフェンスライン選手」の3人は順位を上げて、
その他の2人は順位を下げています。
特に、ディームは、他の4人から遅れを取った感じで。
その一因は、反則の多さにもあるので、ちょっと気がかりなところかも。
そして、ペイトリオッツのケイザーが8位に上がってきたため、
これで、ベスト10のうち8人が、2チームで占められることとなりました。
・・・なんちゅう、偏ったシーズンなんだか。
先ほども書きましたが、その2チームの対戦が、いよいよ目前に迫ってまいりました。
楽しみですね。
以上、第7週の「オフェンスラインスタッツ」でした。
ディフェンス選手ランキング(第7週時点)
さて続けて、こちらも先週分の「ディフェンスインパクトポイント」です。
まずは、第7週で高い値となった選手を、
ディフェンスライン・ラインバッカー・ディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。
選手名 | ポイント | タックル | ロス | サック | パスDef | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DE ダリル・タップ (シアトル・シーホークス) |
65 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 1 |
LB ラリー・フーツ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
46 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 |
CB ケルヴィン・ヘイドン (インディアナポリス・コルツ) |
40 | 8 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 |
この週のタップは、セントルイス・ラムズ戦で4サックした上、
他にもロスタックル1回で、相手オフェンスを1人で計33ヤード後退させ、
最後はファンブルフォースでターンオーバーも引き起こしたりしている大活躍。
それなのに週間MVPを受賞できなかったのは、
あまりにも試合が一方的すぎたからでしょうかね・・・?
なんか、本人は納得できないと思いますが。
ちなみに、この週のNFCディフェンス部門の週間MVP受賞者は、
ニューヨーク・ジャイアンツのDEオウシ・ウメニオーラで、
「1サック1ファンブルフォース2ファンブルリカバー」という成績。
・・・うーん、やっぱり、タップの方が活躍していると思うんだけども。
フーツは、デンバー・ブロンコス戦で、ファンブルフォースしたりインターセプトしたり。
特に、第3クォーター始まって早々のインターセプトは、
折り返しのタッチダウンにつながったこともあり、良い活躍でした。
試合には負けてしまいましたが・・・。
ヘイドンは、ジャクソンビル・ジャガーズ戦で、
多くのタックル・パスディフェンスに加えて1インターセプトと、
満遍なく活躍して、7失点ゲームに貢献しました。
さて、第7週時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。
順位(比) | 選手名 | ポイント | タックル | ロス | サック | パスDef | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位(→) | LB ジュリアン・ピーターソン (シアトル・シーホークス) |
202 | 27 | 6 | 7 | 0 | 1 | 4 |
2位(→) | LB ローファ・タトゥープ (シアトル・シーホークス) |
155 | 42 | 6 | 1 | 2 | 1 | 3 |
3位(↑) | DE オウシ・ウメニオーラ (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
152 | 14 | 2 | 8 | 0 | 0 | 3 |
4位(→) | DE ジャレッド・アレン (カンザスシティ・チーフス) |
147 | 10 | 6 | 9 | 3 | 0 | 1 |
5位(↑) | DE トレント・コウル (フィラデルフィア・イーグルス) |
136 | 15 | 6 | 7 | 0 | 0 | 2 |
6位(↑) | DE エルヴィス・ドゥーマーヴィル (デンバー・ブロンコス) |
134 | 8 | 2 | 6 | 2 | 1 | 2 |
6位(↑) | FS ショーン・テイラー (ワシントン・レッドスキンズ) |
134 | 20 | 0 | 0 | 4 | 5 | 1 |
6位(↑) | DE ダリル・タップ (シアトル・シーホークス) |
134 | 10 | 4 | 6 | 3 | 0 | 2 |
9位(↓) | DT ダーネル・ドケット (アリゾナ・カーディナルズ) |
133 | 9 | 8 | 6 | 1 | 0 | 2 |
10位(↓) | SS クリス・ハリス (カロライナ・パンサーズ) |
132 | 29 | 1 | 0 | 1 | 1 | 4 |
10位(↓) | LB マイケル・ボーリー (アトランタ・ファルコンズ) |
132 | 48 | 8 | 0 | 2 | 2 | 1 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
引き続きの1位・2位に加えて、タップも6位に浮上してきて、
これで、シーホークス勢が3人に。
あんまりイメージがないのですが、シーホークスは、
相当「インパクトのある」ディフェンスを持っているようですね。
そんなに注目されていないけど、結構、ダークホース的な存在になってくるのかも・・・?
まあ、「インパクトのある」選手がいることと、チームが強いことは、
必ずしも一致しなかったりはしますけどもね。
以上、第7週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。