第8週の結果(まとめ)
NHKのBS1で、ニューオリンズ・セインツ対サンフランシスコ・49ersの試合の放送がありました。
いいですね、セインツのQBドリュー・ブリーズ。
ようやく、長いパスをどんどん投げるようになっています。
それでこそ、ブリーズ。
この調子なら、開幕4連敗から、驚異的なカムバックを見せてくれそうな。
そんな期待を持ってしまいます。
頑張ってもらいたいですね。
どうでもいい話ですが、第3クォーター終了間際に映った、
モトローラのヘッドセット(ヘッドコーチが使っているもの)を付けた、
観客席のお姉さん2人が、非常に気になりました。
まさか本物ではなかろう・・・と思ったのですが、
何かしゃべっている風だったので、その「まさか」なのかも・・・?
一般に売ってるものなのか、あの大きなヘッドセットって。
・・・ちょっと欲しいかも。(使い道など何も無いが)
さて、第8週の結果を振り返ってみます。
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CLE | STL | CLE | STL | CLE | ||||||
DET | CHI | DET | CHI | DET | ||||||
IND | CAR | IND | IND | |||||||
NYG | MIA | MIA | NYG | |||||||
OAK | TEN | OAK | TEN | OAK | TEN | |||||
PHI | MIN | MIN | PHI | |||||||
PIT | CIN | PIT | PIT | |||||||
BUF | NYJ | BUF | NYJ | BUF | ||||||
HOU | SD | SD | SD | |||||||
JAC | TB | JAC | JAC | |||||||
NO | SF | NO | NO | |||||||
WAS | NE | NE | NE | |||||||
GB | DEN | DEN | GB | |||||||
9/13 | 9/13 | 8/13 | 6/13 | |||||||
63/116 | 63/116 | 61/116 | 59/116 | |||||||
54.3% | 54.3% | 52.6% | 50.9% |
見事な「右肩下がり」。
「直前」でひっくり返した2試合は、どちらも裏目となりました。
まあ、バッファロー・ビルズ対ニューヨーク・ジェッツの試合については、
感想でも書いたように、ビルズがJ・P・ロスマンで勝って、
結果的には嬉しかったんですけどもね。
そういう意味では、「希望どおり」の数が先週と同じ「6試合」でも、
それなりにそれなりな気分の週だったかな、と。
・・・最近、「満足」のラインが、かなり下がってきているような気もしないでもないなぁ。
いやいや、「足るを知る」ってのが大事らしいですよ、うん。(誰に何を言い訳してるんだ?)
以上、第8週の結果のまとめでした。
終盤戦突入
では、続けてカレッジフットボールの話題を。
第9週終了後の「BCSランキング」を見てみます。
1位(1位→) オハイオ州立大(Big Ten) 9勝0敗
2位(2位→) ボストンカレッジ(ACC) 8勝0敗
3位(3位→) LSU(SEC) 7勝1敗
4位(4位→) アリゾナ州立大(Pac-10) 8勝0敗
5位(5位→) オレゴン大(Pac-10) 7勝1敗
6位(6位→) オクラホマ大(Big 12) 7勝1敗
7位(7位→) 西バージニア大(Big East) 7勝1敗
8位(9位↑) カンザス大(Big 12) 8勝0敗
9位(13位↑) ミズーリ大(Big 12) 7勝1敗
10位(18位↑) ジョージア大(SEC) 6勝2敗
11位(8位↓) バージニア工科大(ACC) 6勝2敗
12位(20位↑) ミシガン大(Big Ten) 7勝2敗
13位(23位↑) コネチカット大(Big East) 7勝1敗
14位(17位↑) ハワイ大(WAC) 8勝0敗
15位(19位↑) テキサス大(Big 12) 7勝2敗
16位(22位↑) オーバーン大(SEC) 6勝3敗
17位(24位↑) アラバマ大(SEC) 6勝2敗
18位(10位↓) 南フロリダ大(Big East) 6勝2敗
19位(12位↓) USC(Pac-10) 6勝2敗
20位(11位↓) フロリダ大(SEC) 5勝3敗
21位(圏外↑) ウィスコンシン大(Big Ten) 7勝2敗
22位(圏外↑) ボイジー州立大(WAC) 7勝1敗
23位(15位↓) バージニア大(ACC) 7勝2敗
24位(圏外↑) ウェイクフォレスト大(ACC) 6勝2敗
25位(圏外↑) クレムソン大(ACC) 6勝2敗
圏外に去ったのは、以下の4校。
圏外(14位↓) ケンタッキー大(SEC) 6勝3敗
圏外(16位↓) 南カロライナ大(SEC) 6勝3敗
圏外(21位↓) カリフォルニア大(Pac-10) 5勝3敗
圏外(25位↓) ペン州立大(Big Ten) 6勝3敗
上位陣が毎週のように敗れまくっている今シーズンにあって、
今週は、比較的「無風」な週だったと言ってようでしょう。
負けたチームの最上位は、先週8位だったバージニア工科大。
と言っても、対戦相手は、ランキング2位のボストンカレッジでしたから、
そこに接戦負けなら、そんなに評価は下がりません。(というわけで11位)
もちろん、同カンファレンスなので、カンファレンス優勝を目指す上では、痛い敗戦ですが、
ボストンカレッジとバージニア工科大は、カンファレンス内で別ディビジョンの所属。
今頃、カンファレンス優勝決定戦でのリベンジを誓っていることでしょう。
次に高い順位だった敗戦チームは、先週10位だった南フロリダ大。
ランキング23位だったコネチカット大に敗れてしまいました。
南フロリダ大は、先々週時点では無敗でランキング2位だったのですが、
2連敗で一気に18位まで転落することに。
この「開幕からの連勝が途切れた後に連敗」というのは、
先週も書いていましたが、何か、今シーズン、よく見られるパターンですねぇ。
そして、対戦相手のコネチカット大は13位に浮上。
「Big East」カンファレンスの優勝争いでも、堂々のトップを走っています。
次に高い順位だったのは、先週11位だったフロリダ大。
先週18位だったジョージア大に敗れてしまいました。
昨シーズンの王者も、これで3敗目。
さすがに激戦区の「SEC」カンファレンスとはいえ、これではキツいところで、
20位にまで落ちてしまっております。
まあ、カンファレンス内は大混戦なので、
まだまだ優勝は目指せる位置にいるんですけどもね。
一方のジョージア大は、10位に浮上。
「SEC」カンファレンスでは、LSUに次ぐ高い順位となっています。
さて、次に高い順位だった敗戦チームは、先週12位だったUSC。
ランキング5位のオレゴン大に敗れてしまいました。
これで、ランキングでも19位に落ちてしまいましたが、
カンファレンス内で2敗目となってしまったため、
カンファレンス優勝も、かなり厳しくなってきたと言わざるを得ません。
現在、「Pac-10」カンファレンスでは、アリゾナ州立大が無敗、
オレゴン大とUCLAがカンファレンス内1敗と、3チームがUSCより上にいますので、
どうやら、この3チームの中で優勝が争われそうな情勢となっています。
次の敗戦チームは、先週14位だったケンタッキー大。
ここまでのチームは、ランキング校との対戦での敗戦でしたが、
ケンタッキー大については、同カンファレンス中位校のミシシッピ州立大に負けたもの。
というわけで、一気に、ランク外に去ることとなってしまいました。
ただ、先ほども書きましたように、「SEC」カンファレンス、
特に、フロリダ大・ジョージア大・ケンタッキー大が属する「EAST」ディビジョンは大混戦。
まだ、カンファレンス優勝の可能性は残っています。
次の敗戦チームは、バージニア大。
開幕戦で負けた後、7連勝でランキング15位まで上がってきていましたが、
ここで連勝が途切れることとなってしまいました。
負けた相手が、同カンファレンス下位の北カロライナ州立大というのも、ちと辛いところ。
ただ、カンファレンス内のディビジョン優勝争いでは、
まだトップを走っている形となっています。
次の敗戦チームは、先週16位だった南カロライナ大。
同カンファレンス中位のテネシー大に敗れて、ランキング圏外に去ることになりました。
ただし、またまた先ほどと同じく、
南カロライナ大は、混戦の「SEC」カンファレンス「EAST」ディビジョン所属なので、
カンファレンス優勝の可能性は残っています。
さて、先ほどから、頻繁に出てきていますので、
ここで、「SEC」カンファレンスの「EAST」ディビジョンの現在の勝敗表を見てみましょうか。
・SEC
EAST
ジョージア大 4勝2敗(6勝2敗)
テネシー大 3勝2敗(5勝3敗)
南カロライナ大 3勝3敗(6勝3敗)
フロリダ大 3勝3敗(5勝3敗)
ケンタッキー大 2勝3敗(6勝3敗)
バンダービルト大 2勝3敗(5勝3敗)
・・・そんな感じ。
ちなみに、このディビジョンに所属しているのは、この6チームで全てです。
うわぁ、大混戦も大混戦ですね。
どのチームにとっても、いよいよ、ここから先が正念場というところでしょう。
さて、話を戻しまして、先週ランク入りしていた中での敗戦チームは、あと2つ。
先週21位だったカリファルニア大が、ランキング4位のアリゾナ州立大に敗戦。
これで、3連敗となってしまい、ランキング圏外に落ちた上、
カンファレンス優勝争いからも、完全に脱落してしまったと言ってよいでしょう。
そして、先週25位だったペン州立大は、ランキング1位のオハイオ州立大に敗戦。
まあ、この試合に関しては、
「オハイオ州立大がランキング1位にふさわしい実力を見せた」と評価されるものでしょう。
ちなみに、この「Big Ten」カンファレンスでは、
開幕2連敗スタートだったミシガン大が、
じわりじわりと12位にまで上がってきています。
オハイオ州立大との「大一番」も、いよいよ3週間後に迫ってきましたねぇ。
さて、新たにランクインした4校の紹介。
まず、21位になったウィスコンシン大は、
5連勝の後の2連敗、そして、2連勝、
・・・という足跡で、再びランキング入りしてきました。
ウィスコンシン大は、先ほど触れた2校と同じ「Big Ten」カンファレンス所属。
そして、次週がオハイオ州立大と、その次がミシガン大との対戦という、
なんとも過酷な日程となっております。
と同時に、3週間後の「オハイオ州立大対ミシガン大」の試合が「大一番」となるかどうかは、
実は、このウィスコンシン大にかかっているとも言えるわけです。
果たして「一角(あるいは二角)崩し」なるか。
22位に入ってきたのは、ボイジー州立大。
昨シーズンの「シンデレラチーム」が、2週目に負けた後、
6連勝でランキング復帰を果たしました。
ちなみに、同カンファレンスライバルのハワイ大は、
無敗でランキングに入り続けて、現在は14位。
この2チームの「大激突」は、4週間後となります。
こちらも、今から楽しみですね。
24位に入ったウェイクフォレスト大は、開幕2連敗の後6連勝で、
こちらもランキング復帰。
今週は、「ランキング復帰」チームが多いですねぇ。
ただ、シーズン初戦が同カンファレンス同ディビジョンのボストンカレッジ戦だったため、
カンファレンス優勝を目指す上では、いくら勝ち続けても、ちと辛いところだったりはしますが。
最後に、25位に入ったのは、
4連勝の後の2連敗、そして、2連勝、
・・・という、ウィスコンシン大に似た足跡でランキング復帰してきたクレムソン大。
先週も書きましたとおり、「同じリズム」のチームがいくつも見られるのは、
ある意味「必然」だとは思っていても、なかなか面白い現象ですね。
ちなみに、クレムソン大の「同カンファレンス同ディビジョン」には、
ボストンカレッジとウェイクフォレスト大がいます。
・・・更に辛い感じ。
ただ、こちらは、2週間後がウェイクフォレスト大戦で、3週間後がボストンカレッジ戦と、
ここから自分たちの頑張り次第でカンファレンス優勝が狙えるかも・・・、
・・・という日程だとは言えますけどもね。
さあさあ、いよいよ11月。
シーズンも、佳境に入ってまいりました。
以上、カレッジフットボール、第9週の結果でした。