第10週の結果(まとめ)



NHKBS1で、ダラス・カウボーイズニューヨーク・ジャイアンツの試合が放送されました。


僕は、今、NFLで最も華のあるクォーターバックは、
グリーンベイ・パッカーズのQBブレット・ファーヴだと思っていますが、
なんか、カウボーイズのQBトニー・ロモが、
それに次ぐ位置につけてきているような気がしてきています。


見ていて、単純にスカッとしますよね、ロモのプレーぶりって。


この試合の1つ目のタッチダウンパスとか、
今まで見たこともないようなタイミングで、見たこともない角度のパスを投げたりして、
「ええーっ、なんじゃそりゃ!?」という思いをさせてくれるのが、非常に楽しいです。


カウボーイズパッカーズも、今シーズン非常に好調なチームですが、
そういう「楽しいクォーターバック」対決としても、
直接対決が非常に楽しみになってきますね。


直接対決は、第13週。
もう、すぐそこです。


さて、第10週の結果を振り返ってみます。

                     
アウェイ ホーム 第1弾 第2弾 第3弾 直前 結果
ATL CAR CAR   ATL   ATL
BUF MIA BUF       BUF
CLE PIT PIT       PIT
DEN KC DEN       DEN
JAC TEN JAC       JAC
MIN GB GB       GB
PHI WAS WAS       PHI
STL NO NO       STL
CIN BAL CIN       CIN
CHI OAK OAK       CHI
DAL NYG DAL       DAL
DET ARI ARI       ARI
IND SD IND       SD
SF SEA SF SEA     SEA
    8/14 9/14 10/14 10/14  
             
    78/144 81/144 80/144 77/144  
    54.2% 56.3% 55.6% 53.5%  



というわけで、かなり「良い週」。


14試合中12試合が、「第1弾」からずっと同じ「勝利希望チーム」なのですが、
そのうち8試合が「希望どおり」というだけでも、非常に気分の良いところ。


しかも、途中で変えた2試合も、変えた後のものが「希望どおり」なのですから、
もう、何も言うことはないです。


毎週、こんな感じだといいんだけどなぁ。


来週も、「良い週」でありますように。


以上、第10週の結果のまとめでした。

キッカーランキング(第10週時点)



では今週も、「新能力指標」を「キッカーレーティング」から見ていきます。

順位(比) 選手名 レーティング 挑戦回 成功回
1位(→) ライアン・ロングウェル
ミネソタ・ヴァイキングス
39.3 14 11
2位(→) ジェイ・フィーリー
マイアミ・ドルフィンズ
36.0 15 14
3位(→) ジョー・ネドニー
サンフランシスコ・49ers
34.7 12 11
4位(→) ジェフ・リード
ピッツバーグ・スティーラーズ
33.7 15 14
5位(↑) ロブ・ビロナス
テネシー・タイタンズ
32.4 24 22
6位(↑) ニック・フォーク
ダラス・カウボーイズ
31.8 17 15
7位(→) クリス・ブラウン
ヒューストン・テキサンズ
31.3 20 18
8位(↓) ニール・ラッカーズ
アリゾナ・カーディナルズ
30.5 17 12
9位(↓) ジョシュ・ブラウン
シアトル・シーホークス
29.7 19 17
10位(↑) ジェイソン・ハンソン
デトロイト・ライオンズ
29.0 20 16
10位(↑) セバスチャン・ジャニカウスキー
オークランド・レイダーズ
29.0 17 12

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1位から4位は変わらず。


そのすぐ後ろに、今シーズン目立つ活躍をしているビロナスが上がってきました。


今週も、チームは負けていますが、37ヤード・49ヤードという距離を成功しており、
相変わらずの好調さのようです。


タイタンズはここまで6勝を挙げていますが、
いまいち、何が良くてそんなに勝っているのか分からない、
・・・という評価もチラホラ見かけます。


先週、チラッと書きましたが、僕は、多少大げさに考えて、
半分くらいはビロナスのおかげなんじゃないかと思っていたりします。


半分減らしたら3勝。
もし本当にそうだとしたら、えらい違いですよ。


まあ、その真偽はともかく、
ビロナスが、過去最高の調子の良さであることは間違いないでしょう。


来週以降も、活躍に期待です。


どうでもいい話ですが、今日の放送の最後に、来週のマンデーナイトゲーム
テネシー・タイタンズデンバー・ブロンコスの試合の紹介がありましたが、
そこで1人ずつ取り上げられた選手が、
タイタンズクォーターバックブロンコスキッカー


・・・僕としては、「いやいや、逆だろ」と思ってしまうんですけどもねぇ・・・。
(いや、Kジェイソン・イーラムも良いキッカーだけども)


さて、次の6位には、その今日の放送で、
44ヤードフィールドゴールを成功させていた、新人フォーク


このあたり、5位から9位までは、ちょうど7位のブラウンを軸に、
ぐるりと入れ替わっているような形ですね。


10位タイには、最近調子の良いジャニカウスキーが、先週19位から上がってきています。


今週の試合では、37ヤードと52ヤードのフィールドゴールに成功。


実は、2本目のものが、かなり「値千金」になるところでした。


シカゴ・ベアーズ戦の第4クォーター、残り時間もわずか4分。
この時点に至っても、決め手に欠ける両チームは、共に3点ずつしか取れておらず。


ここで、ジャニカウスキーが、52ヤードのフィールドゴールを見事に成功させたのです。


おお、この展開なら、このままレイダーズの勝ちか・・・!
・・・と、思ったものですけどもねぇ。


きっと、ジャニカウスキー本人も、「良い仕事をした」と思ったはず。


結局、「17対6」で負けてしまうのですから、
ジャニカウスキーも「なんじゃ、そりゃ」という感じだったのではないでしょうかね。


以上、第10週時点の「キッカーレーティング」でした。

パンターランキング(第10週時点)



さて、続けて、「パンターパワーヤード」。

順位(比) 選手名 PPY 回数 平均 NET平均
1位(→) ドニー・ジョーンズ
セントルイス・ラムズ
7.9 36 50.3 43.5
2位(↑) アンディ・リー
サンフランシスコ・49ers
7.5 60 50.0 46.6
3位(↓) シェイン・レクラー
オークランド・レイダーズ
7.4 43 49.9 43.9
4位(↑) クリス・クラウ
ミネソタ・ヴァイキングス
5.8 52 45.5 38.3
5位(↓) マット・マクブライアー
ダラス・カウボーイズ
5.7 32 47.4 40.3
6位(↓) トッド・サウワーブラン
デンバー・ブロンコス
4.7 29 46.9 41.1
7位(↑) マット・ターク
ヒューストン・テキサンズ
4.3 28 42.6 39.2
8位(↑) ブライアン・ムーアマン
バッファロー・ビルズ
4.2 44 43.4 40.2
8位(→) マイク・シフレス
サンディエゴ・チャージャーズ
4.2 45 45.7 42.6
10位(↑) ブランドン・フィールズ
マイアミ・ドルフィンズ
4.0 34 44.8 38.2

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順位的には細かく変動しているだけですが、実は、大きな変化が。


マクブライアーサウワーブランが、ともに、順位的には1つずつ落ちただけながら、
それぞれ、「7.0」→「5.7」、「6.5」→「4.7」と、値が大きく落ち込みました。


2時間放送では、パントの場面はほとんどカットされてしまうので、
今日の放送でも全然見られませんでしたが、
マクブライアーは、この試合、4回平均35.8ヤード(最高45ヤード)という成績。


しかも、その「最高45ヤード」も、自陣23ヤード地点からのものですから、
本来であれば、もっと蹴りこめるはずのもので、全く良くない成績だったと言えます。


うーん、どうしちゃったんだろ。


サウワーブランの方は、4回平均45.5ヤード、
しかも、そのうち3回が敵陣20ヤード以内に落としたものなので、
悪いどころか、無茶苦茶良い成績と言えるのですが、
実は、パント機会は、あと1回ありまして、それが最悪な結果。


パントブロックされた上、セイフティを献上してしまいました。


となると、これは、値が一気に下がってしまうのも、致し方ないというところです。


なんか、他が良かっただけに、ちょっと勿体無い感じですね。


まあ、原因がはっきりしている分、マクブライアーの「不振」よりは、
すっきりしてるのかもしれませんが。


以上、第10週時点の「パンターパワーヤード」でした。