そんな日も(よく)ある
NFL第11週、日曜日の試合の中から感想を。
まずは、ニューイングランド・ペイトリオッツ対バッファロー・ビルズの試合。
ほら、言ったとおりじゃないですか。
「こてんぱん」。
・・・まあ、逆ですが。(大方の予想通り)
しかし、なんというか、「強い」を通り越して、「凄い」としか言いようがないですね、
ペイトリオッツのオフェンスは。
「Play-By-Play」を追いかけて見ていて、
全く、止まる気がしないしない。
・・・というか、今、改めて見直してみたら、
試合開始から7ドライブ連続タッチダウンですかい。
って、なんじゃそりゃ。
恐ろしいな。
最後のドライブだけ、パントに終わっているのですが、
そのときには、主力選手は皆下がっていて、クォーターバックもQBマット・カッセル。
ほぼ完璧です。
ビルズの面々も、終盤は、やる気を無くしてしまったようで、
特に最後のドライブなんか、ポンポンと調子良く攻め込んでいたのに、
1回もタイムアウトを使うことなく、あっけなく試合を終了させてしまいました。
まあ、ね。
その気持ちは分からんでもない。
さてさて。
レギュラーシーズン無敗が、いよいよ現実味を帯びてまいりました。
僕は、ペイトリオッツよりも強く応援しているチームが何チームかありますので、
(ペイトリオッツも嫌いじゃないんですけども)
レギュラーシーズン無敗を達成されると、ちと悲しいのですが、
ここまで来ると、「見てみたい」という気持ちも出てこないでもなく。
・・・ああ、でも、第14週が終わるまでは、諦めないでおこう。
さて、今週は(も?)残念な試合が多かったのですが、
そんな中、まあ良かったかな、と思える試合がこちら。
タンパベイ・バッカニアーズ対アトランタ・ファルコンズの試合。
・・・いや、ひねくれた見方で、ですけども。
事前にも書いていましたように、クォーターバック交代の噂のあったファルコンズは、
そのとおり、QBバイロン・レフトウィッチに替えてきました。
パス28回中15回成功106ヤード獲得2インターセプト3被サック。
で、第3クォーター終盤からは、QBジョーイ・ハリントンに替わりました。
パス20回中16回成功139ヤード獲得1タッチダウン1被サック。
・・・これで、しばらくはハリントンで安泰かな。
とはいえ、まあ、僕は完全な「ハリントン贔屓」なのですが、
ハリントンの方がスタッツが良いのは、多少は当たり前です。
もう、試合の行方はほとんど決まっていたので、
バッカニアーズのディフェンスも、短いパスなら通されても良い、
って感じだったんでしょうし。
だから、もうちょっと活躍してほしかったなぁ、というのが正直なところ。
なんとか1タッチダウンを挙げられたことには、ホッとしました。
いつまでも、「レフトウィッチ待望論」がくすぶりながらハリントンが出場し続けるよりは、
ここではっきりと「レフトウィッチに替わっても仕方がない」ということが証明されて、
ハリントンとしては、良い「交代」となったのではないでしょうか。
とにかく、これで、ボビー・ペトリーノヘッドコーチも、
「問題はクォーターバックじゃない」ということに気が付いてくれるといいのですが。
この期に及んで、第3クォーターに「フォースダウン残り1ヤード」の大事なギャンブルを、
RBウォリック・ダンに任せるのは、何も考えていないとしか言いようがありません。
選手は、「過去の実績」で活躍するんじゃなくて、「今の調子」で活躍するもの。
今シーズンのダンは、この日記で何回も書いていますとおり、
プレシーズンゲームからずっと調子が悪いです。
特に、試合後半には、パフォーマンスが大きく落ちます。
(ちなみに、この試合の後半は、ラン5回7ヤード獲得という成績)
「もしかしたら、良くなる可能性があるかも」というくらいでクォーターバックを替えるなら、
その前に、ランニングバックを替えた方が、まだ良くなる可能性があるでしょう。
完全に替えないにしても、せめて、ダンの体力温存のためにも、
「2ランニングバック均等体制」くらいは、やってもらいたいものです。
さて、次は、今週、最も悔しかった試合。
それは、クリーブランド・ブラウンズ対ボルチモア・レイヴンズの試合。
ええ、ガッツポーズしましたとも。
第4クォーター終盤、ブラウンズKフィル・ドーソンの51ヤードフィールドゴールが外れて。
・・・まさか、オフィシャルレビューで覆るとは・・・。
過去に、フィールドゴールの成否がレビュー(チャレンジ)で覆ったことなんて、
あったんでしょうかねぇ。
とにかく、ビックリです。
そして、ガッカリです・・・。
まあ、レイヴンズQBカイル・ボウラーの出来は、かなり悪かったので、
勝っていたとしても、「おいおい、しっかりしろよ」という気持ちが強かったところですが。
(そして、負けたのだから、なおさら)
さて、その他、ピッツバーグ・スティーラーズが負けたり、
サンディエゴ・チャージャーズが負けたりと、残念な試合は多かったですが、
書き連ねても悔しいだけなので、割愛させていただきます。
しかし、今、オッズ表を見てみたら、
今週の試合は、ほとんど「上位人気」のチームが勝っているんですねぇ。
(スティーラーズは、数少ない「上位人気」で負けたチームだけども)
・・・どんだけ、弱い(と思われている)チームを応援しているんだ、僕は・・・。
あ、「GAORA」でニューヨーク・ジャイアンツ対デトロイト・ライオンズの試合、
NHKのBS1でシカゴ・ベアーズ対シアトル・シーホークスの試合を見ましたが、
まあ、このあたりも、特になしで。
そうだ、あと1つ。
今週の「怪我人スタータークォーターバック」は、
フィラデルフィア・イーグルスのQBドノヴァン・マクナブ。
マイアミ・ドルフィンズ戦の第2クォーター中盤に負傷して、試合から去りました。
・・・「連鎖」は、まだまだ止まりません・・・。
以上、第11週日曜日の試合の感想でした。