第13週の結果(まとめ)
NHKのBS1で、デトロイト・ライオンズ対ミネソタ・ヴァイキングスの試合が放送されました。
サードダウン残り14ヤードをランで更新するヴァイキングスと、
ゴール前残り1ヤード未満をパスでタッチダウンするライオンズ。
なんというか、ホント、分かりやすくて面白い展開でしたねぇ。
ヴァイキングスのRBエイドリアン・ピーターソンは、
本当にエキサイティングで素晴らしいですが、
この試合では、QBターヴァリス・ジャクソンも素晴らしい出来で、嬉しい限り。
シーズン序盤から、こういう状態であることを期待していたのですが、
残念ながら、そうではなかったがために、現時点では6勝6敗。
ただ、これからは上昇していくような、そんな期待感を抱いています。
是非、このまま、プレーオフまで突っ走ってもらいたいものですね。
ところで、ふと思い出したのですが、ちょうど2年前に、こんなことを書いていました。
>どうでもいいですが、最近は、ミネソタ・ヴァイキングスのヘルメットが、
>水木しげるの妖怪マンガにでも出てくるような、「魂」に見えて仕方ありません。
>・・・見えません?
でも、最近は、しっかりと「角」に見えます。
やっぱり、「チームの強さ」が、そういう「見え方」にも反映されてくるんだろうなぁ、
・・・と思った次第。
さて、第13週の結果を振り返ってみます。
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | 結果 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GB | DAL | GB | DAL | |||||||
ATL | STL | STL | ATL | STL | ||||||
BUF | WAS | BUF | WAS | BUF | ||||||
DET | MIN | MIN | MIN | |||||||
HOU | TEN | HOU | TEN | |||||||
JAC | IND | IND | IND | |||||||
NYJ | MIA | MIA | NYJ | MIA | NYJ | |||||
SD | KC | SD | SD | |||||||
SEA | PHI | PHI | SEA | SEA | ||||||
SF | CAR | CAR | CAR | |||||||
TB | NO | NO | TB | |||||||
CLE | ARI | CLE | ARI | CLE | ARI | ARI | ||||
DEN | OAK | DEN | OAK | |||||||
NYG | CHI | CHI | NYG | |||||||
CIN | PIT | PIT | PIT | |||||||
NE | BAL | NE | NE | |||||||
8/16 | 10/16 | 9/16 | 8/16 | |||||||
103/192 | 110/192 | 105/192 | 101/192 | |||||||
53.6% | 57.3% | 54.7% | 52.6% |
あれ?
今週も半分が「希望どおり」なのか。
・・・なんか、毎週毎週、すっきりしない気分なんだけどもなぁ・・・。
まあ、インディアナポリス・コルツやピッツバーグ・スティーラーズ、
サンディエゴ・チャージャーズあたりは、
僕にとって、「勝って普通、負けたら悔しい」って感じのチームなので、
(つまり、今シーズンのチャージャーズには、かなり悔しがらされているわけですが)
そのあたりが、「希望どおり」の数に比べて、あんまり嬉しい気分になれない要因なのかも。
・・・贅沢な話ですね。
うん、十分に、良いシーズンだ。
きっと。
多分。
・・・そうだといいなぁ。
以上、第13週の結果のまとめでした。
キッカーランキング(第13週時点)
では今週も、「新能力指標」を「キッカーレーティング」から見ていきます。
順位(比) | 選手名 | レーティング | 挑戦回 | 成功回 |
---|---|---|---|---|
1位(→) | ライアン・ロングウェル (ミネソタ・ヴァイキングス) |
39.6 | 18 | 15 |
2位(↑) | ジェイ・フィーリー (マイアミ・ドルフィンズ) |
36.4 | 18 | 16 |
3位(→) | ジェイソン・ハンソン (デトロイト・ライオンズ) |
34.6 | 27 | 22 |
4位(↑) | ロビー・ゴウルド (シカゴ・ベアーズ) |
34.4 | 27 | 23 |
5位(↑) | クリス・ブラウン (ヒューストン・テキサンズ) |
34.3 | 27 | 24 |
6位(↓) | セバスチャン・ジャニカウスキー (オークランド・レイダーズ) |
33.5 | 28 | 21 |
7位(↓) | ロブ・ビロナス (テネシー・タイタンズ) |
32.2 | 29 | 26 |
8位(↓) | ジョー・ネドニー (サンフランシスコ・49ers) |
32.1 | 17 | 15 |
9位(↑) | ニック・フォーク (ダラス・カウボーイズ) |
31.4 | 23 | 20 |
10位(→) | ショーン・スイシャム (ワシントン・レッドスキンズ) |
30.9 | 26 | 22 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
今週は、フィーリーが53ヤードと44ヤードのフィールドゴールに成功し、
先週8位から2位に浮上しています。
逆に、先週2位のジャニカウスキーが、フィールドゴール4本中2本に失敗して6位に降下。
まあ、58ヤードフィールドゴールは仕方が無いとしても、
35ヤードフィールドゴールを失敗したのが響きましたね。
最近好調だったのに、また「逆戻り」になってしまうのか・・・?
しかし、レイダーズのレイン・キフィンヘッドコーチは、相変わらず無理させるなぁ。
ハーフタイム間近でもないのに、敵陣40ヤード地点からのフィールドゴール挑戦なんて、
失敗した場合のリスクを考えたら、普通、出来ないだろうに。
半ば、「セオリーを無視している」とも言えるだけに、
ちょっと、今後どうなっていくのか、注目しておきたいところですね。
さて、今週は第13週。
最後の「区切り」の週です。
というわけで、「規定回数」(今週は「12回」)に達している全選手を掲載します。
順位 | 選手名 | レーティング | 挑戦回 | 成功回 |
---|---|---|---|---|
11位 | ライアン・リンデル (バッファロー・ビルズ) |
30.8 | 22 | 20 |
12位 | ジェフ・リード (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
30.5 | 21 | 19 |
13位 | マット・ストーヴァー (ボルチモア・レイヴンズ) |
29.3 | 25 | 22 |
14位 | ジョン・ケイシー (カロライナ・パンサーズ) |
28.6 | 20 | 17 |
15位 | ネイト・キーディング (サンディエゴ・チャージャーズ) |
27.5 | 17 | 14 |
16位 | メイソン・クロスビー (グリーンベイ・パッカーズ) |
27.1 | 30 | 24 |
17位 | モーテン・アンダーセン (アトランタ・ファルコンズ) |
26.4 | 22 | 19 |
18位 | ローレンス・タインス (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
25.1 | 21 | 18 |
19位 | ジェイソン・イーラム (デンバー・ブロンコス) |
23.5 | 24 | 20 |
19位 | フィル・ドーソン (クリーブランド・ブラウンズ) |
23.5 | 24 | 21 |
21位 | マット・ブライアント (タンパベイ・バッカニアーズ) |
23.0 | 25 | 20 |
22位 | ジェフ・ウィルキンズ (セントルイス・ラムズ) |
22.3 | 26 | 20 |
23位 | ジョシュ・ブラウン (シアトル・シーホークス) |
22.0 | 27 | 21 |
24位 | ニール・ラッカーズ (アリゾナ・カーディナルズ) |
21.8 | 22 | 15 |
25位 | シェイン・グレアム (シンシナティ・ベンガルズ) |
21.5 | 25 | 22 |
26位 | マイク・ニュージェント (ニューヨーク・ジェッツ) |
19.5 | 27 | 22 |
27位 | ジョン・カーニー (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
16.3 | 12 | 10 |
27位 | デイヴィッド・エイカーズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
16.3 | 25 | 19 |
29位 | スティーブン・ゴストウスキー (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
15.2 | 16 | 14 |
30位 | デイヴ・レイナー (カンザスシティ・チーフス) |
13.7 | 22 | 15 |
31位 | オリンド・マーレイ (ニューオリンズ・セインツ) |
6.8 | 15 | 8 |
32位 | アダム・ヴィナティエリ (インディアナポリス・コルツ) |
6.6 | 25 | 19 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
今週、決勝フィールドゴールを含む全5本に成功して週間MVPを受賞したリンデルは、
先週15位から11位に上がっていますね。
リンデルは、第9週時点では20位だったので、
ここに来て調子を上げてきていると言えそうです。
逆に、第9週時点と比べてみて、大きく下がっているのは、
当時5位・6位で、現在23位・24位と、仲良く並んでいるブラウンとラッカーズ。
どちらも、これからプレーオフ出場に向けて正念場となるチームの所属だけに、
キッカーの不調さが敗戦の原因となったりしないとよいのですが・・・。
そして、最下位はヴィナティエリです。
まあ、これは、誰の目にも明らかでしょう。
以上、第13週時点の「キッカーレーティング」でした。
パンターランキング(第13週時点)
さて、続けて、「パンターパワーヤード」。
順位(比) | 選手名 | PPY | 回数 | 平均 | NET平均 |
---|---|---|---|---|---|
1位(→) | アンディ・リー (サンフランシスコ・49ers) |
7.3 | 79 | 49.5 | 45.3 |
2位(↑) | シェイン・レクラー (オークランド・レイダーズ) |
6.9 | 53 | 49.3 | 44.2 |
3位(↓) | ドニー・ジョーンズ (セントルイス・ラムズ) |
6.0 | 61 | 48.2 | 42.2 |
4位(→) | マット・マクブライアー (ダラス・カウボーイズ) |
5.2 | 42 | 47.1 | 40.8 |
5位(→) | クリス・クラウ (ミネソタ・ヴァイキングス) |
5.0 | 62 | 44.4 | 38.0 |
6位(→) | マイク・シフレス (サンディエゴ・チャージャーズ) |
4.1 | 60 | 45.4 | 41.8 |
7位(→) | ジョシュ・ビドウェル (タンパベイ・バッカニアーズ) |
3.8 | 58 | 43.7 | 39.8 |
8位(↑) | ニック・ハリス (デトロイト・ライオンズ) |
3.4 | 51 | 44.0 | 36.1 |
9位(↓) | スティーヴ・ウェザーフォード (ニューオリンズ・セインツ) |
3.3 | 49 | 43.8 | 37.9 |
10位(↑) | トッド・サウワーブラン (デンバー・ブロンコス) |
3.2 | 42 | 44.9 | 38.2 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
そんなに状況は変わらないので、何とも言いようがないのですが。
しかし、4位につけているとはいえ、
期待しているマクブライアーの値が、いまいち伸びないなぁ。
もちろん、前に書きましたように、上位3人のチームは成績が伸び悩んでいるチームであり、
「遠くに飛ばす」という意味で言うと、
そういうチームのパンターの方が、活躍の場があるのは間違いないので、
好調カウボーイズのマクブライアーには、不利であるとも言えるんですけどもね。
あと、先に「第9週との比較」を書くと、
ビドウェルが、当時18位から7位へと、大きく浮上しています。
この間、バッカニアーズは全勝。
・・・実は、かなり関係あるかも?
さて、こちらも、「規定回数」(30回)に達している選手を、全員見てみましょう。
順位 | 選手名 | PPY | 回数 | 平均 | NET平均 |
---|---|---|---|---|---|
11位 | マイケル・ケイネン (アトランタ・ファルコンズ) |
3.1 | 68 | 43.2 | 38.7 |
12位 | ダスティン・コルキット (カンザスシティ・チーフス) |
2.9 | 68 | 45.1 | 40.0 |
12位 | ダニエル・セプルヴェダ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
2.9 | 52 | 42.6 | 38.2 |
14位 | ブライアン・ムーアマン (バッファロー・ビルズ) |
2.8 | 56 | 41.9 | 39.1 |
14位 | ベン・グレアム (ニューヨーク・ジェッツ) |
2.8 | 50 | 43.2 | 37.6 |
16位 | ハンター・スミス (インディアナポリス・コルツ) |
2.6 | 37 | 42.2 | 34.2 |
17位 | マット・ターク (ヒューストン・テキサンズ) |
2.5 | 41 | 41.9 | 38.6 |
18位 | カイル・ラーソン (シンシナティ・ベンガルズ) |
2.2 | 44 | 41.7 | 35.9 |
18位 | ジェフ・フィーグルズ (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
2.2 | 52 | 41.2 | 38.5 |
20位 | ジェイソン・ベイカー (カロライナ・パンサーズ) |
2.0 | 70 | 43.6 | 38.2 |
20位 | ジョン・ライアン (グリーンベイ・パッカーズ) |
2.0 | 50 | 44.8 | 42.5 |
22位 | サム・クック (ボルチモア・レイヴンズ) |
1.9 | 60 | 43.4 | 38.4 |
23位 | ブランドン・フィールズ (マイアミ・ドルフィンズ) |
1.8 | 50 | 43.8 | 37.9 |
24位 | デリック・フロスト (ワシントン・レッドスキンズ) |
1.5 | 51 | 41.4 | 38.5 |
25位 | クレイグ・ヘントリック (テネシー・タイタンズ) |
1.3 | 50 | 40.7 | 36.8 |
25位 | サヴェリオ・ロッカ (フィラデルフィア・イーグルス) |
1.3 | 51 | 42.1 | 36.3 |
25位 | ライアン・プラックマイアー (シアトル・シーホークス) |
1.3 | 66 | 40.1 | 34.1 |
28位 | デイヴ・ザストゥディル (クリーブランド・ブラウンズ) |
1.2 | 30 | 43.2 | 36.7 |
29位 | ブラッド・メイナード (シカゴ・ベアーズ) |
0.9 | 63 | 42.1 | 39.4 |
30位 | アダム・ポドレッシュ (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
0.5 | 40 | 42.0 | 38.1 |
31位 | マイク・バー (アリゾナ・カーディナルズ) |
0.3 | 59 | 39.5 | 34.1 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
「第9週との比較」で、下がった方で目立つのは、
当時8位から17位に下がったタークあたりかな。
この間、テキサンズは1勝2敗。
・・・これは、関係ある・・・と言えるのか微妙な感じもするけども・・・。
なお、「最下位」のバーは、既報のとおり、不調のため解雇されております。
さて、ここで問題です。
上記の表には、31人のパンターの名前がありますが、
唯一、「規定回数」に達しているパンターが1人もいないチームは、どこでしょうか。
・・・って、第5週・第9週のときと全く同じ問題ですが。
ただ、やっぱり、答えは違います。
第5週のときは「テネシー・タイタンズ」、
第9週のときは「クリーブランド・ブラウンズ」が、それぞれ答えでした。
が、今回は、その2チームのパンターは入っています。
そうなると、どこのチームなんでしょうか?
まあ、今回は、簡単かもしれませんね。
ヒントは、値が「-0.1」ってことで。(解雇されたバーより低い値)
・・・また下がったんだな・・・。
以上、第13週時点の「パンターパワーヤード」でした。