週間オフェンスラインMVP(第17週)



さて、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。


まず、第17週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。

  選手名 オフェンスライン
ポイント
ラン パス 反則
LT ジョー・トーマス
クリーブランド・ブラウンズ
33 36 -3 0
LT マット・ラプシス
デンバー・ブロンコス
33 20 13 0
LG ロブ・シムズ
シアトル・シーホークス
35 40 2 -7
C ジョン・ウェイド
タンパベイ・バッカニアーズ
27 26 1 0
RG キードリック・ヴィンセント
アリゾナ・カーディナルズ
33.5 30 3.5 0
RT エリック・ウィンストン
ヒューストン・テキサンズ
31 30 1 0



今週も、全員違うチームから。


なお、ヴィンセントは、今シーズン初スターター出場でした。


それから、ラプシスが、年明けに引退を発表しています。
最後に、良い活躍が出来たようですね。


ブロンコス一筋11年、お疲れ様でした。


そして、今週の「週間オフェンスラインMVP」は、シムズとなります。


シムズは、今シーズンの第2週にも「ベストオフェンスライン選手」にはなっていましたが、
「週間オフェンスラインMVP」は初めてのことです。


シムズは、2006年のドラフトシーホークスに4巡指名されNFL入り。


昨シーズンは、3試合目から14試合に出場し、シーズン最後の3試合はスターター出場。


そして、今シーズンは16試合全てに出場した・・・という、
なんとも、順風満帆なキャリアを送っています。


ついでに言えば、もちろん、昨シーズンのプレーオフ2試合でもスターター出場。


今シーズンも、シーホークスプレーオフに進出しましたから、
プロ入りから2年連続、プレーオフの試合に出場することとなりますね。


今シーズンのシーホークスは、パスオフェンスが好調ながら、
ランオフェンスは、いまいちだったイメージがあります。


それが、ここに来て、改善の兆しが見えてきた・・・という状況なのではないでしょうか。


ランオフェンスで重要な役割を担うと思われるシムズにとって、
ここは、頑張りどころでしょう。


是非、頑張ってもらいたいですね。


さて、レギュラーシーズン終了時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。

順位(比) 選手名 オフェンスライン
ポイント
試合数 ラン パス 反則
1位(↑) LG ライアン・リルヤ
インディアナポリス・コルツ
223.5 16 196 48.5 -21
2位(→) C ジェフ・サタデイ
インディアナポリス・コルツ
221.5 16 180 48.5 -7
3位(↓) C ジェフ・フェイン
ニューオリンズ・セインツ
210.5 14 150 74.5 -14
4位(↓) LT マット・ライト
ニューイングランド・ペイトリオッツ
203 16 88 157 -42
5位(↑) RT ケヴィン・シャファー
クリーブランド・ブラウンズ
173 16 198 10 -35
6位(↑) RT エリック・ウィンストン
ヒューストン・テキサンズ
160 16 108 101 -49
7位(↑) LT トニー・ユーゴー
インディアナポリス・コルツ
157 11 72 99 -14
8位(↑) RT ジョン・スティンチコム
ニューオリンズ・セインツ
156 16 10 188 -42
9位(↑) LT ウィリアム・トーマス
フィラデルフィア・イーグルス
155 14 148 21 -14
10位(↓) LG ジェイコブ・ベル
テネシー・タイタンズ
153.5 16 170 11.5 -28
10位(↓) LG ローガン・マンキンズ
ニューイングランド・ペイトリオッツ
153.5 16 124 78.5 -49

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というわけで、リルヤが逆転で1位フィニッシュ。
サタデイとともに、コルツ勢のワンツーとなりました。


なお、先週時点で1位だったフェインは、今週の試合で失速して3位に終わっています。


注目すべきは、4位のライトまでが、「200ポイント」以上となっていることでして。


昨シーズンの1位が178ポイント、一昨年の1位も182ポイントと、
どちらも、今シーズンのランキングに当てはめれば、5位にしかならないポイントですので、
如何に今シーズンが、「オフェンス優勢」なシーズンだったかが分かるというものです。


ちなみに、今シーズンの10位のポイントでも、
昨シーズンなら2位になれていたりしますよ。


で、その中心は、もちろん、ペイトリオッツ勢とコルツ勢。


最終的には、ベスト10内にコルツ選手が3人、ペイトリオッツ選手が2人となりましたが、
シーズン中には、両チーム合わせて8人がベスト10内に入っていた時期もありましたし、
とにかく、この2チームのオフェンスの調子の良さが、
リーグ全体のオフェンスの調子の良さを押し上げていた感じでしょうかね。


なんとも、派手なシーズンでした。


さて、では、今回は「ベスト100」まで掲載したいと思います。

順位 選手名 オフェンスライン
ポイント
試合数 ラン パス 反則
12位 LT エフレイム・サラーム
ヒューストン・テキサンズ
145 16 100 101 -56
13位 C ハンク・フレイリー
クリーブランド・ブラウンズ
142 16 158 5 -21
14位 RG ジェイク・スコット
インディアナポリス・コルツ
139.5 16 126 48.5 -35
14位 C ダン・コッペン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
139.5 15 92 75.5 -28
16位 RT ニック・ケイザー
ニューイングランド・ペイトリオッツ
136 15 12 138 -14
17位 C ジョン・ウェイド
タンパベイ・バッカニアーズ
134 16 158 18 -42
18位 RG デイヴィン・ジョセフ
タンパベイ・バッカニアーズ
130 16 168 18 -56
19位 LG ジャマー・ネズビット
ニューオリンズ・セインツ
126 16 60 94 -28
19位 RG ジリー・エヴァンズ
ニューオリンズ・セインツ
126 16 60 94 -28
21位 LG チェスター・ピッツ
ヒューストン・テキサンズ
118.5 16 124 50.5 -56
22位 RG フレッド・ウィアリー
ヒューストン・テキサンズ
115 12 90 39 -14
23位 RG スティーヴ・ニール
ニューイングランド・ペイトリオッツ
100.5 8 92 29.5 -21
24位 C マイク・フラナガン
ヒューストン・テキサンズ
99.5 13 84 36.5 -21
25位 LG ピート・ケンドール
ワシントン・レッドスキンズ
96.5 16 92 18.5 -14
26位 LT チャド・クリフトン
グリーンベイ・パッカーズ
96 16 -16 133 -21
27位 LT ジャモール・ブラウン
ニューオリンズ・セインツ
95 15 -8 173 -70
28位 C アル・ジョンソン
アリゾナ・カーディナルズ
94 14 88 20 -14
28位 RG セス・マッキニー
クリーブランド・ブラウンズ
94 8 114 1 -21
30位 LT ジョー・トーマス
クリーブランド・ブラウンズ
89 16 128 10 -49
31位 LG アロン・シアーズ
タンパベイ・バッカニアーズ
82 16 148 18 -84
32位 RT ジェレミー・トゥルーブラッド
タンパベイ・バッカニアーズ
81 16 108 36 -63
33位 RG ドゥーシー・ラトゥーイー
アリゾナ・カーディナルズ
80.5 15 120 23.5 -63
34位 LG レジー・ウェルズ
アリゾナ・カーディナルズ
79 16 94 27 -42
35位 C ケヴィン・マワイ
テネシー・タイタンズ
76 14 82 8 -14
36位 RT ライアン・ディーム
インディアナポリス・コルツ
72 10 62 59 -49
37位 LT マイケル・ロウス
テネシー・タイタンズ
69 16 74 23 -28
38位 C エリック・ジーアシウク
シンシナティ・ベンガルズ
66 12 50 44 -28
38位 RT マーク・コロンボ
ダラス・カウボーイズ
66 16 56 80 -70
38位 RT マーク・トーシャー
グリーンベイ・パッカーズ
66 16 -32 133 -35
41位 C スコット・ウェルズ
グリーンベイ・パッカーズ
65.5 13 30 56.5 -21
42位 LG カイル・コウジャー
ダラス・カウボーイズ
63 16 58 40 -35
43位 LT ドナルド・ペン
タンパベイ・バッカニアーズ
62 12 40 29 -7
44位 RG ベンジー・オルソン
テネシー・タイタンズ
61.5 13 64 4.5 -7
45位 C ニック・マンゴールド
ニューヨーク・ジェッツ
58.5 16 88 -22.5 -7
46位 C エリック・ヘイトマン
サンフランシスコ・49ers
56 16 124 -61 -7
47位 LT マックス・スタークス
ピッツバーグ・スティーラーズ
53 4 38 15 0
48位 RG マイク・ブリシール
ヒューストン・テキサンズ
52.5 4 48 11.5 -7
49位 RT トッド・ウェイド
ワシントン・レッドスキンズ
49 10 42 21 -14
50位 LT フロゼール・アダムズ
ダラス・カウボーイズ
44 16 62 80 -98
50位 RT リーヴァイ・ブラウン
アリゾナ・カーディナルズ
44 11 22 57 -35
52位 C ショーン・オハラ
ニューヨーク・ジャイアンツ
43.5 16 62 -11.5 -7
53位 LT ルーク・ペティグー
タンパベイ・バッカニアーズ
43 4 36 7 0
54位 RT アダム・テリー
ボルチモア・レイヴンズ
41 8 42 20 -21
54位 RT カリーム・マッケンジー
ニューヨーク・ジャイアンツ
41 16 78 -23 -14
56位 RG デイヴィッド・バース
サンフランシスコ・49ers
38 8 74 -22 -14
57位 LT クリス・サミュエルズ
ワシントン・レッドスキンズ
37 16 56 37 -56
58位 RT マーシャル・ヤンドゥ
ボルチモア・レイヴンズ
30 12 10 41 -21
59位 RG レオナード・デイヴィス
ダラス・カウボーイズ
29 16 24 40 -35
60位 C アレックス・ステパノヴィッチ
シンシナティ・ベンガルズ
28.5 4 24 18.5 -14
61位 LG エリック・スタインバック
クリーブランド・ブラウンズ
28 16 44 5 -21
62位 LT カーリフ・バーンズ
ジャクソンビル・ジャガーズ
27 14 32 16 -21
63位 C アンドレ・グーロード
ダラス・カウボーイズ
26.5 14 4 36.5 -14
63位 C ニック・ハードウィック
サンディエゴ・チャージャーズ
26.5 12 18 15.5 -7
65位 RG ジャスティン・スマイリー
サンフランシスコ・49ers
26 8 86 -39 -21
66位 LG ジュニアス・コストン
グリーンベイ・パッカーズ
24 7 -2 33 -7
67位 RG クーパー・カーライル
オークランド・レイダーズ
19 16 60 -27 -14
67位 LG ラリー・アレン
サンフランシスコ・49ers
19 16 94 -61 -14
70位 RG ブランドン・ムーア
ニューヨーク・ジェッツ
15.5 16 66 -22.5 -28
71位 LT リーヴァイ・ジョーンズ
シンシナティ・ベンガルズ
14 13 -54 103 -35
72位 RG ボビー・ウィリアムズ
シンシナティ・ベンガルズ
13.5 16 -14 62.5 -35
73位 RG ジェイソン・ファビーニ
ワシントン・レッドスキンズ
9 13 2 14 -7
73位 RT ジョン・ランヤン
フィラデルフィア・イーグルス
10 16 32 -22 0
73位 RT ポール・マクイスタン
オークランド・レイダーズ
10 6 30 1 -21
76位 LT マット・ラプシス
デンバー・ブロンコス
8 16 20 44 -56
77位 LG トッド・ヘリマンズ
フィラデルフィア・イーグルス
7.5 15 54 -11.5 -35
78位 RT エリック・ペアーズ
デンバー・ブロンコス
4 16 2 44 -42
79位 C ショーン・メイハン
ピッツバーグ・スティーラーズ
3.5 16 30 -5.5 -21
80位 RT エルトン・ブラウン
アリゾナ・カーディナルズ
3 5 34 -3 -28
80位 RT ステファン・ヘヤー
ワシントン・レッドスキンズ
2 5 -10 19 -7
80位 RG ライアン・タッカー
クリーブランド・ブラウンズ
2 8 26 4 -28
83位 C ケイシー・ウィーグマン
カンザスシティ・チーフス
1 16 46 -24 -21
83位 LT ジェフ・バッカス
デトロイト・ライオンズ
1 16 48 -5 -42
83位 C ユージーン・アマノ
テネシー・タイタンズ
1.5 5 12 10.5 -21
86位 C トム・ネイレン
デンバー・ブロンコス
0.5 5 -14 14.5 0
87位 LG アンドリュー・ウィットワース
シンシナティ・ベンガルズ
-1.5 16 -26 73.5 -49
88位 LG ダレン・コレッジ
グリーンベイ・パッカーズ
-2 13 -34 60 -28
88位 RT トニー・パショズ
ジャクソンビル・ジャガーズ
-2 15 34 13 -49
88位 C マイク・フライン
ボルチモア・レイヴンズ
-3 15 -10 7 0
91位 LG マイク・ウォール
カロライナ・パンサーズ
-4.5 16 34 -17.5 -21
92位 RG ラス・ホクスタイン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
-5.5 8 -44 45.5 -7
93位 C ブラッド・ミースター
ジャクソンビル・ジャガーズ
-7.5 11 -16 8.5 0
94位 RG クリス・ネイオリー
ジャクソンビル・ジャガーズ
-8 8 0 -8 0
94位 C ケイシー・ラバック
ワシントン・レッドスキンズ
-8 15 10 17 -35
96位 RG アーティス・ヒックス
ミネソタ・ヴァイキングス
-8.5 4 16 -10.5 -14
97位 C ジャスティン・ハートウィグ
カロライナ・パンサーズ
-10.5 15 64 -18.5 -56
98位 LT トラヴェル・ワートン
カロライナ・パンサーズ
-13 16 50 -35 -28
99位 RT ステイシー・アンドリューズ
シンシナティ・ベンガルズ
-14 14 -78 106 -42
100位 LG ジョン・セントクレア
シカゴ・ベアーズ
-14.5 5 -2 -12.5 0
100位 RT ブランドン・ゴーリン
セントルイス・ラムズ
-15 8 -8 0 -7

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昨シーズンまでは、このランキングに「規定試合数」(4試合)の概念がなかったので、
ちょうどプラスのポイントになっている選手で100位あたりまで占められていましたが、
今シーズンは、87位以下がマイナスのポイントになってしまっています。


ですので、このランキングに登場している選手は、
全員が「今シーズン活躍した選手」というわけではなく、
あくまでも、「活躍した順」として見ていただければと思います。


とはいえ、もちろん、ここに登場していない選手よりは活躍しているのは確かで。


ベスト100内に1人も選手が入っていないチームは、
アトランタ・ファルコンズバッファロー・ビルズマイアミ・ドルフィンズ
そして、シアトル・シーホークスの4チームとなります。


第13週時点ではスティーラーズも、この中に入っていましたが、
最終的には2人がベスト10内に入っていて、かなり「上向き」な感じ。


逆に、ビルズとドルフィンズが新たに加わって、「失速」でシーズンを終えたことになります。


・・・まあ、ドルフィンズは「失速」というかなんというか・・・ですが。


相変わらず、プレーオフ進出チームであるシーホークスが入っているのは、
変な感じがしないでもないですが、
まあ、それだけ、特にランオフェンスが絶不調だったのだから、仕方ありません。


先ほども書きましたように、改善の兆しは見えてきているので、
プレーオフでは、そこに期待したいところです。


なお、ベスト100内に1人も入っていないのは、先ほどの4チームですが、
実は、ベアーズとラムズで最も上位の選手は、共にジャスト「100位」だったりします。


・・・ので、この2チームも、「失速」チームに入れるべきなのかも。


しかし、面白い偶然が起こるものだなぁ。


以上、第17週の「オフェンスラインスタッツ」でした。

ディフェンス選手ランキング(第17週時点)



さて次は、「ディフェンスインパクトポイント」です。


まずは、第17週で高い値となった選手を、
ディフェンスラインラインバッカーディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。

選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
DE アレックス・ブラウン
シカゴ・ベアーズ
50 3 0 1 3 0 1
LB ジャイルズ・タッカー
サンディエゴ・チャージャーズ
67 0 0 3 0 0 2
SS ローマン・ハーパー
ニューオリンズ・セインツ
37 2 0 1 1 0 1



ブラウンは、セインツ戦で、サックからのファンブルフォースの他、
パスディフェンスでも活躍。


また、ポイント算出対象外ですが、
第4クォーターにはファンブルリカバーもして、チームの勝利に貢献しています。


なお、この試合では、セインツのハーパーも活躍を見せましたが、
やや効果的ではなかった模様です。


そして、ドラフト外新人のタッカーは、
オークランド・レイダーズ戦の後半に登場して大活躍。


同じシリーズで2回サック、そして、その2回目のときにはファンブルフォースをして、
ボールも自らリカバーし、それがエンドゾーン内だったので、
そのままタッチダウン・・・という活躍を見せました。


また、試合終了間際にもサックからのファンブルフォースがあり、
見事、この週の週間MVPに選出されています。


「主力温存」の試合を、しっかりと活用したタッカーには、
来シーズン以降の活躍が期待できそうですね。


さて、レギュラーシーズン終了時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。

順位(比) 選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
1位(→) LB ジェイムズ・ハリソン
ピッツバーグ・スティーラーズ
345 58 17 10 2 1 6
2位(↑) LB デマーカス・ウェア
ダラス・カウボーイズ
332 51 15 16 2 0 4
3位(↑) LB パトリック・ウィリズ
サンフランシスコ・49ers
324 149 20 5 5 0 2
4位(↓) DE パトリック・カーニー
シアトル・シーホークス
320 32 11 15 1 1 5
5位(→) DE ジャレッド・アレン
カンザスシティ・チーフス
315 32 14 17 8 0 2
6位(↓) DE トレント・コウル
フィラデルフィア・イーグルス
313 32 21 14 2 0 4
7位(↓) LB ローファ・タトゥープ
シアトル・シーホークス
299 87 19 1 5 4 3
8位(↑) CB ネイト・クレメンツ
サンフランシスコ・49ers
297 79 11 1 10 4 3
9位(↑) LB ブライアン・アーラッカー
シカゴ・ベアーズ
295 108 10 5 7 5 0
10位(↓) LB カルロス・ダンズビー
アリゾナ・カーディナルズ
294 78 15 5 4 3 3

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というわけで、第10週に1位となったハリソンが、
そのまま最後まで逃げ切りました。


中盤戦の「大爆発」が効いた形ですが、その後も崩れることなく、
コンスタントに活躍できたことが、1位となった要因でしょうね。


なお、昨シーズンとはポイント算出方法がやや異なっており、
今シーズンの方が高い値が出るようになっているはずなのですが、
昨シーズンの1位ポイントは「438ポイント」だったので、
それより大幅に低いこととなります。


まあ、これは、今シーズンどうこうというよりは、
それだけ、昨シーズンの1位(ドルフィンズDEジェイソン・テイラー)の活躍が、
ぶっちぎりで素晴らしかった・・・ということなのでしょう。
(ちなみに、昨シーズン2位のポイントは「335ポイント」)


昨シーズンのテイラーは、「最優秀守備選手賞」を受賞しておりましたが、
果たして、今シーズンも、このランキング1位のハリソンが受賞なるかどうか、
・・・というと、まあ、多分ないでしょうね。(ポイントがぶっちぎりでもないですし)


誰が受賞するのかなぁ。


なお、3位のウィリズが、「最優秀守備新人賞」を受賞しました。


表を見てのとおり、とにかく、ウィリズタックル数が飛びぬけて多く、
「新人選手」という枠を超えた活躍だったと言えますので、
この受賞は、誰もが納得するところでしょう。


もしかしたら、「最優秀守備選手賞」も受賞しちゃったりして。


一応、念のため書いておきますが、公式記録の「174タックル」は、
この表で言うと、「149タックル+20ロスタックル+5サック」にあたりますよ。
サック数の数え方も「0.5」が無いので、公式記録とは異なっています)


それにしても、今シーズンは、
上位3人のほか、ベスト10内で6人を占めているラインバッカーの活躍が、
顕著だったシーズンと言えるのかもしれませんね。


逆に、ディフェンスバック選手が大苦戦。


シーズン中にも書きましたが、
こんなところからも、如何に今シーズンはパスオフェンスがリーグ全体で爆発していたのか、
・・・ということが、分かってくるような気がします。


さて、ではこれも「ベスト100」まで掲載します。

順位 選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
11位 SS クリス・ハリス
カロライナ・パンサーズ
288 83 9 0 4 1 7
12位 DE アデワレ・オグンレエ
シカゴ・ベアーズ
283 30 15 10 3 0 5
13位 LB ウィル・ウィザースプーン
セントルイス・ラムズ
281 85 17 7 7 0 2
13位 LB ジュリアン・ピーターソン
シアトル・シーホークス
281 56 7 10 1 2 4
15位 LB D・J・ウィリアムズ
デンバー・ブロンコス
279 111 27 1 4 1 2
16位 DE カイル・ヴァンデンボッシュ
テネシー・タイタンズ
275 36 11 12 3 0 4
17位 LB デリック・ジョンソン
カンザスシティ・チーフス
272 63 24 5 4 2 2
18位 DE オウシ・ウメニオーラ
ニューヨーク・ジャイアンツ
270 35 3 14 0 0 5
19位 DE エルヴィス・ドゥーマーヴィル
デンバー・ブロンコス
269 22 3 14 3 1 4
20位 LB ジェイムズ・ファリアー
ピッツバーグ・スティーラーズ
263 67 15 9 6 1 1
21位 LB マイク・ヴレイブル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
258 55 8 11 0 0 4
22位 LB レイ・ルイス
ボルチモア・レイヴンズ
257 104 13 2 7 1 2
23位 LB マイケル・ボーリー
アトランタ・ファルコンズ
256 87 10 3 4 2 3
24位 DE アンドレ・カーター
ワシントン・レッドスキンズ
255 31 11 11 2 0 4
24位 LB カーク・モリソン
オークランド・レイダーズ
255 100 18 1 6 4 0
24位 LB ショーン・メリマン
サンディエゴ・チャージャーズ
255 38 14 13 3 0 2
27位 LB ショーン・フィリップス
サンディエゴ・チャージャーズ
254 55 3 10 2 2 3
28位 LB スティーブン・クーパー
サンディエゴ・チャージャーズ
251 100 7 2 4 2 3
29位 DE ジェイソン・テイラー
マイアミ・ドルフィンズ
250 35 8 11 3 1 3
29位 LB デイヴィッド・ハリス
ニューヨーク・ジェッツ
250 102 15 5 3 0 2
31位 DE グレッグ・ホワイト
タンパベイ・バッカニアーズ
248 15 2 9 1 0 7
32位 LB アーニー・シムズ
デトロイト・ライオンズ
246 121 12 1 1 1 3
33位 DE マリオ・ウィリアムズ
ヒューストン・テキサンズ
245 31 13 15 0 0 2
34位 SS ショーン・ジョーンズ
クリーブランド・ブラウンズ
243 84 10 1 5 5 1
35位 LB E・J・ヘンダーソン
ミネソタ・ヴァイキングス
242 93 20 5 4 0 1
35位 LB ゲイリー・ブラケット
インディアナポリス・コルツ
242 100 15 1 2 4 1
37位 LB ラリー・フーツ
ピッツバーグ・スティーラーズ
240 61 15 4 4 1 3
37位 LB ロンドン・フレッチャー
ワシントン・レッドスキンズ
240 114 14 0 7 3 0
39位 CB チャールズ・ティルマン
シカゴ・ベアーズ
239 71 4 0 9 3 3
39位 CB マーカス・トゥルファント
シアトル・シーホークス
239 81 4 0 8 7 0
41位 CB ウィル・アレン
マイアミ・ドルフィンズ
238 50 6 2 13 1 3
42位 CB テレンス・マギー
バッファロー・ビルズ
237 73 4 0 16 4 0
43位 DE アーロン・スコーベル
バッファロー・ビルズ
235 38 12 7 3 0 4
44位 CB アイク・テイラー
ピッツバーグ・スティーラーズ
233 72 4 1 13 3 1
44位 DE ダリル・タップ
シアトル・シーホークス
233 26 13 8 7 1 2
46位 LB トーマス・ハワード
オークランド・レイダーズ
232 85 8 1 5 6 0
47位 LB デメコ・ライアンズ
ヒューストン・テキサンズ
229 114 9 2 6 1 1
48位 CB デアンジェロ・ホール
アトランタ・ファルコンズ
228 66 4 0 10 5 1
49位 LB ニック・バーネット
グリーンベイ・パッカーズ
227 115 12 4 2 2 0
49位 CB ロデリック・フッド
アリゾナ・カーディナルズ
227 55 2 0 16 5 0
51位 LB アンジェロ・クロウェル
バッファロー・ビルズ
226 108 16 2 3 1 1
51位 LB カルヴィン・ペイス
アリゾナ・カーディナルズ
226 72 11 7 4 1 1
53位 CB アントニオ・クロマティ
サンディエゴ・チャージャーズ
225 37 0 0 8 10 0
54位 CB リー・ボデン
クリーブランド・ブラウンズ
224 86 2 0 8 6 0
54位 SS ローマン・ハーパー
ニューオリンズ・セインツ
224 73 4 3 5 3 2
56位 LB ラロイ・ヒル
シアトル・シーホークス
223 61 17 3 4 0 3
57位 LB アダリアス・トーマス
ニューイングランド・ペイトリオッツ
222 57 12 5 5 1 2
57位 LB デイヴィッド・ソーントン
テネシー・タイタンズ
222 101 20 1 4 2 0
59位 CB サム・マディソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
221 61 5 1 10 4 1
59位 SS ジャメイン・フィリップス
タンパベイ・バッカニアーズ
221 71 9 1 3 4 2
61位 SS ケリー・ローズ
ニューヨーク・ジェッツ
219 57 8 2 5 5 1
62位 CB デアエル・レヴィス
ニューヨーク・ジェッツ
218 83 3 0 14 3 0
63位 LB パリス・レノン
デトロイト・ライオンズ
216 99 13 2 1 1 2
63位 FS O・J・アトグイ
セントルイス・ラムズ
216 71 3 0 4 8 0
65位 DT ダーネル・ドケット
アリゾナ・カーディナルズ
215 31 16 10 1 0 2
66位 LB テレール・サグス
ボルチモア・レイヴンズ
212 54 19 5 6 0 1
67位 LB グレッグ・エリス
ダラス・カウボーイズ
211 13 5 13 1 0 3
67位 CB ケルヴィン・ヘイドン
インディアナポリス・コルツ
211 81 2 0 7 3 2
67位 CB コートランド・フィネガン
テネシー・タイタンズ
211 84 6 1 11 1 1
67位 LB トーマス・デイヴィス
カロライナ・パンサーズ
211 70 12 3 4 1 2
71位 SS サミー・ナイト
ジャクソンビル・ジャガーズ
210 82 10 0 7 4 0
71位 DE ジョン・エイブレアム
アトランタ・ファルコンズ
210 15 7 10 4 0 3
73位 LB ジョン・ディジョルジオ
バッファロー・ビルズ
209 93 15 3 5 1 0
73位 LB バレット・ルード
タンパベイ・バッカニアーズ
209 99 12 0 1 2 2
75位 LB アントニオ・ピアース
ニューヨーク・ジャイアンツ
208 84 15 1 6 1 1
75位 NT ジャスティン・タック
ニューヨーク・ジャイアンツ
208 32 17 11 1 0 1
75位 CB ショーン・スプリングス
ワシントン・レッドスキンズ
208 54 4 0 11 4 1
75位 CB フレッド・ベネット
ヒューストン・テキサンズ
208 51 3 0 11 3 2
79位 LB キース・バラック
テネシー・タイタンズ
206 80 8 0 2 5 1
79位 LB ジョン・ビーソン
カロライナ・パンサーズ
206 123 13 0 5 1 0
79位 DE ポール・スパイサー
ジャクソンビル・ジャガーズ
206 15 10 9 0 0 4
82位 LB ジョーイ・ポーター
マイアミ・ドルフィンズ
205 46 13 6 3 2 1
83位 CB シェルドン・ブラウン
フィラデルフィア・イーグルス
204 64 4 0 11 3 1
83位 CB チャンプ・ベイリー
デンバー・ブロンコス
204 69 9 0 11 3 0
85位 SS アタリ・ビグビー
グリーンベイ・パッカーズ
200 76 8 0 4 4 1
85位 LB ロジャー・マキントッシュ
ワシントン・レッドスキンズ
200 80 3 3 4 0 3
87位 SS クリントン・ハート
サンディエゴ・チャージャーズ
198 74 7 1 4 5 0
87位 LB ドニー・エドワーズ
カンザスシティ・チーフス
198 86 16 2 2 1 1
89位 DE ウィル・スミス
ニューオリンズ・セインツ
197 46 10 7 3 0 2
89位 FS ケン・ハムリン
ダラス・カウボーイズ
197 58 3 0 10 5 0
89位 CB ニック・ハーパー
テネシー・タイタンズ
197 72 5 0 8 3 1
89位 DE マイケル・ストレイハン
ニューヨーク・ジャイアンツ
197 30 15 10 2 0 1
93位 CB ウォルト・ハリス
サンフランシスコ・49ers
196 51 5 0 9 4 1
93位 SS マイケル・ルイス
サンフランシスコ・49ers
196 94 6 2 3 2 1
95位 CB アサンテ・サミュエル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
195 42 1 0 11 6 0
95位 CB セドリック・グリフィン
ミネソタ・ヴァイキングス
195 83 4 0 10 0 2
95位 DE タンバ・ハーリー
カンザスシティ・チーフス
195 41 7 9 2 0 2
98位 SS ボブ・サンダース
インディアナポリス・コルツ
194 85 7 4 4 2 0
99位 LB チャド・グリーンウェイ
ミネソタ・ヴァイキングス
192 88 8 0 2 2 2
99位 SS マイケル・ハフ
オークランド・レイダーズ
192 77 6 1 9 1 1

NFL - My New Ratings & Stats


このランキングでは、
「全チームから1人はベスト100内に入っている」というのが普通の状況でしたが、
最終的には、シンシナティ・ベンガルズの選手が1人もいないこととなりました。
(ちなみに、最上位は121位のCBリオン・ホール


よく言われているように、このチームは、ディフェンスの立て直しが急務ですねぇ。


逆に、シーホークスから6人がベスト100内に入っている、というのが最多。


オフェンスラインの方のランキングと合わせて考えると、
このチームが、ディフェンスの力でプレーオフ進出した・・・ということが、
よく分かる結果と言えるのかもしれません。


なお、その次に多いのは、ジャイアンツ・チャージャーズタイタンズの「5人」。


いずれも、プレーオフ進出チームであることから、
チームの強さとの関連の強さは、明らかなところでしょうね。


ポジション別内訳では、ディフェンスライン選手が20人、
ラインバッカー選手が45人、ディフェンスバック選手が35人。


第13週と比べると、微妙な違いですが、
やや、ラインバッカー選手の多さとディフェンスバック選手の少なさが目立つ結果となりました。


この数字が20人・40人・40人となれば、大体理想的なんだけどもなぁ。


昨シーズンは、ディフェンスバック選手がやや多いという結果だったので、
今シーズンがたまたまなのか、それとも逆に昨シーズンがたまたまだったのか、
来シーズン以降も様子を見ていきたいところです。


以上、第17週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。