スカウティングコンバインの注目点・・・?
さて、今年も「スカウティングコンバイン」の時期がやってまいりました。
現地2月21日開始で、最初は身体測定やインタビューなどが行われ、
ワークアウトは23日から26日まで。
そういえば、インディアナポリス・コルツの本拠地が来シーズンから変更になるのですが、
このスカウティングコンバインも、RCAドームで開かれるのは今年が最後になるんでしょうかね。
・・・まあ、変わろうが変わるまいが、何も気にする必要はないのですが。
さて、このスカウティングコンバイン、
昨年は、当初はダイジェスト版のビデオしかなかったのですが、今年は公式サイトに、
http://www.nfl.com/combine/live
こんなページが用意されているので、どうやら、ライブで様子を見ることができそうですね。
で、例によって、今年も「NFL備忘録」のページにゼッケン番号付きの、
ポジション別参加者リストを用意しました。
http://sky.ap.teacup.com/kiyota/
ライブ放送を見られるときの、お供にしていただければ。
さて、注目したい点を事前に挙げておきたいのですが、
今年は、カレッジフットボールであまり選手に注目できなかったので、
昨年ほど知っている名前が多くはありません。
ですので、逆に、知らない名前ばかりの中から、
このスカウティングコンバインを通して、注目選手を探したいところです。
個人的に、最も注目しておきたいのは、やはり、ハワイ大のQBコルト・ブレナンでしょうか。
評価下がりまくりの中、ここで良いパフォーマンスを見せて、
ドラフトでの注目選手となってくれるといいなぁ、と思っています。
クォーターバックだと、他には、ミシガン大のQBチャド・ヘンネも、
前に触れたとおり、ちょっと動向が気になる存在ですね。
ランニングバックでは、やはり、「アーリーエントリー組」でしょう。
8人全員、参加予定です。(参考:1月28日の日記)
中でも、アーカンソー大のRBダレン・マクファデンには、
もちろん、特に注目しておきたいところですよね。
「年長組」だと、ミシガン大のRBマイク・ハートあたりが注目されているのかな?
先日の「キャピタルワンボウル」でも活躍をしていた選手ですね。
覚えておきましょう。
・・・と、このままポジションごとの注目選手を挙げていきたいところですが、
先ほど書きましたように、ほとんど知らないので、まあ、こんなところで。
ああっ、そうだ。
忘れちゃいけない、オレゴン州立大のKアレクシス・セルナ。
数少ない、2年も前から名前を知っている選手なんだから、注目しておかないと。
ちなみに、昨シーズンの「ルー・グローザ賞」受賞者、ルイビル大のKアート・カーモディも、
しっかりと参加しておりますので、そのあたりの比較も出来るといいのかな。
・・・って、まあ、このスカウティングコンバイン、
あんまり、キッカーのワークアウトに「見所」は無いんだけども・・・。
あと、僕に出来ることは、「変わった名前」に注目することくらいでしょうか。(例年どおり)
・・・と言っても、あんまり無いかなぁ。
アイオワ大のDEケニー・イーウェバマ(Kenny Iwebema)とか、
ウィスコンシン大のCBジャック・イケァグォーニュー(Jack Ikegwuonu)とか、
確かに、英語名としては変わっていますが、以前にも似たような苗字は見ています。
毎年見ていると、「ああ、同じ地域の出身なのかな」というような、
そんな傾向も、響きから見て取れるような気がしますね。
あ、西テキサス農工大のTEコロ・キャパニューイー(Kolo Kapanui)は、
響きが、なんか好きだなぁ。
あとは、ボーリンググリーン大のCコーリー・リックティンスタイガーでしょうか。
いつぞやか、ピッツバーグ・スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーの苗字が、
「現役最長文字数」(「Roethlisberger」で14文字)ということを聞いていましたが、
「Lichtensteiger」も同じく14文字になります。
しかし、「リックティンスタイガー」。
・・・カタカナで書くと、余計に長さを感じる・・・。
変わった読み方では、カリフォルニア大のFSトーマス・デイクー。
「Decoud」。
これで、「デイクー」と読むんだそうです。
あと、マウントユニオンカレッジのWRピエール・ガルソンも、
「Garcon」で「ガルソン」という、ちょっと変わった読み方。
ちなみに、マウントユニオンカレッジは、「NCAA 3」ディビジョンの大学です。
そこから呼ばれるだけでも、立派なものですね。
あと、最近気になっていることなんですが、
ミシシッピ大のRBベンジャーヴァス・グリーンエリス(BenJarvus Green-Ellis)とか、
テネシー州立大のCBドミニーク・ロジャーズクロマティ(Dominique Rodgers-Cromartie)とか、
苗字に、ハイフンで2つ繋がっているものが、なんか増えてきていません?
有名どころでは、ジャクソンビル・ジャガーズのRBモーリス・ジョーンズドリューが、
(この日記では、大学時代の名前「モーリス・ドリュー」で通していますけども)
「Maurice Jones-Drew」という形。
他には、ワシントン・レッドスキンズのLBロンドン・フレッチャーが、
何年か前に「London Fletcher-Baker」に名前を変えていたり、(また戻した?)
デトロイト・ライオンズのDEイーカイカ・アラマフランシス(Ikaika Alama-Francis)とか、
フィラデルフィア・イーグルスのGマックス・ジーンギリス(Max Jean-Gilles)とか、
枚挙にいとまなく。
まあ、「昔から普通にある」と言われればそれまでなのかもしれませんが、
最近、特に流行っているのかなぁ、と思わないでもなかったので。
ちなみに、ドリューの場合、
「Jones」は亡くなったお祖父さんの名前から来ているのだそうで、
つまりは、自分の意思で最近(プロ入り時に)苗字を変えているわけですから、
「流行り」説も、案外、的外れじゃないような気がしてるんですが。
・・・あ、今気が付いた。
「Rodgers-Cromartie」って、17文字もあるじゃん。
これは「最長文字数」に認定されるのか・・・? (「反則」っぽいけど)
そうそう、「クロマティ」って、今シーズンよく聞いた名前だと思いますが、
サンディエゴ・チャージャーズのCBアントニオ・クロマティは、従兄弟なんだそうです。
だからやっぱり、「Rodgers-Cromartie」は、
「Rodgers」+「Cromartie」なんだよなぁ。
・・・ま、いろいろ書いてきましたが、日本人における「苗字」と、
同じ感覚で考えていてはいけない、ということなんでしょうね。
以上。
・・・えーっと、何の話だったんでしたっけ・・・?
まるでそうとは思えませんが、以上、「スカウティングコンバイン」の注目点の話でした。