スカウティングコンバイン・ライブ放送2日目



まずは、昨日の振り返りから。


 http://www.nfl.com/videos?videoId=09000d5d806d7a38


例によってトップ10形式のもので、
昨日は、クォーターバックランニングバックワイドレシーバー組の、
ベンチプレスも行われたので、そのあたりが半分占めてます。


で、1位は、パーデュー大TEダスティン・ケラーのパフォーマンスになっていますね。


やっぱり、インパクト強かったんだなぁ。


なかなか良いレシーブも見せていましたし、
一気にトップ評価のタイトエンド選手になっていくのかもしれません。


さて、では、そのあたりも含めて、正式発表された昨日の「結果」をまとめてみましよう。


まずは、オフェンスライン組の上位陣から。(昨日載せたベンチプレスの結果も合わせて)


40ヤード走:
 1位 ジェレミー・ザッタラトガース大
 2位 ドナルド・トーマスコネチカット大
 3位 マイク・ポラックアリゾナ州立大
ベンチプレス:
 1位 ジェイク・ロングミシガン大
 2位 ジェレミー・ザッタラトガース大
 3位 カーク・バートンオハイオ州立大
垂直跳び:
 1位 コウディ・ウォレステキサス農工大
 2位 ジョン・サリヴァンノートルダム大
 3位 チャド・ラインハート北アイオワ大
 3位 ヒース・ベネディクトニューベリーカレッジ
立ち幅跳び
 1位 コウディ・ウォレステキサス農工大
 2位 タイラー・ポランブスコロラド大
 3位 ブランデン・アルバートバージニア大
3コーンドリル:
 1位 マイク・ギブソンカリフォルニア大
 2位 スティーヴ・ジャスティスウェイクフォレスト大
 3位 ジェイク・ロングミシガン大
20ヤードシャトル
 1位 マイク・ポラックアリゾナ州立大
 2位 ドゥエイン・ブラウンバージニア工科大
 3位 ドリュー・ラドーヴィッチUSC


・・・なんともコメントがしにくい、バラバラさ加減ですねぇ。


そんな中、40ヤード走1位でベンチプレス2位のザッタは、
オフェンスライン組で、最も強いインパクトを残した選手と言えるのかもしれません。


もちろん、ベンチプレス1位で3コーンドリル3位のロングが、
最も高い評価を受けているオフェンスライン選手であることに変わりはないでしょうが。


あと複数回名前が挙がっているのは、
20ヤードシャトル1位で40ヤード走3位のポラックで、
こちらは「スピード派」(?)ってことになるんでしょうかね。


あ、ポランブスが、立ち幅跳び2位になってる・・・。


ただの「お笑い担当」じゃなかったか。(当たり前です)


ほら、インディアナポリス・コルツビル・ポリアンゼネラルマネージャーが、
立ち幅跳びに注目している」って(多分)言ってましたし、
評価が上がるかもしれませんよ。


注目しておきましょう。(ネタとして)


では次に、タイトエンド組。


40ヤード走:
 1位 ダスティン・ケラーパーデュー大
 2位 ジェイコブ・タミーケンタッキー大
 3位 クレイグ・スティーヴンズカリフォルニア大
ベンチプレス:
 1位 クレイグ・スティーヴンズカリフォルニア大
 2位 ダスティン・ケラーパーデュー大
 3位 フレッド・デイヴィスUSC
垂直跳び:
 1位 ダスティン・ケラーパーデュー大
 2位 トム・サンティバージニア大
 3位 マーテラス・ベネットテキサス農工大
立ち幅跳び
 1位 ダスティン・ケラーパーデュー大
 2位 ジョーイ・ヘイノースメリーランド大
 3位 トム・サンティバージニア大
3コーンドリル:
 1位 デレック・ファインカンザス大
 2位 ダスティン・ケラーパーデュー大
 3位 ゲイリー・バーニッジルイビル大
20ヤードシャトル
 1位 ダスティン・ケラーパーデュー大
 2位 デレック・ファインカンザス大
 3位 ゲイリー・バーニッジルイビル大
60ヤードシャトル
 1位 ゲイリー・バーニッジルイビル大
 2位 ジェイコブ・タミーケンタッキー大
 3位 ジョン・カールソンノートルダム大


えええっ!?


ケラーって、40ヤード走と垂直跳びだけじゃなくて、
その後、立ち幅跳びと20ヤードシャトルでも1位になっていたのか!


そりゃちょっと、凄すぎなんじゃないですかい?


しかも、ベンチプレスと3コーンドリルでも2位になっていて、
結果、60ヤードシャトル以外は、ほぼパーフェクトという。


これを評価せずして、他に誰を評価するのか・・・って感じですよねぇ。


一応、前評判的には、ベンチプレス3位のデイヴィスや、
垂直跳び3位のベネットあたりが、タイトエンド選手ではトップ評価だったようですが、
もう、これは、評価は逆転したと言っても過言ではない・・・?


ちなみに、デイヴィスは、レシービングワークアウトでボールをドロップしまくっていて、
かなり評価を下げた感があります。


まあ、もちろん、スカウティングコンバインでのパフォーマンスよりも、
これまでの試合でのパフォーマンスを優先する人も多いでしょうから、
そんなに簡単に変わらないのかもしれませんけどもね。


今後の動きに、注目しておきましょう。


さて、では、昨日の振り返りはこれくらいにして、本日のライブ放送に移りましょうか。


クォーターバックワイドレシーバーが、それぞれ半分ずつに分かれて、
合わせて2組となっているようで、
その1組目の、パス&レシーブのワークアウトから。


この組には誰がいるんだろう・・・と見ていたら、
僕が注目しているハワイ大のQBコルト・ブレナンミシガン大のQBチャド・ヘンネの他、
USCのQBジョンデイヴィッド・ブーティルイビル大のQBブライアン・ブロームなんかもいて、
なかなか有力選手が偏っている組だなぁ。


いや、ボストンカレッジのQBマット・ライアン(現在トップ評価)なんかはいないけど。


・・・って、ああ、そうか、単純に苗字のアルファベット順で半分に分かれているだけなのか。
(一昨年に同じことを書いたのを、今思い出しました)


で、ワイドレシーバー選手が走って、クォーターバック選手が投げて・・・、
・・・ということが繰り返されているわけなのですが、
しかし、正直、これを見て「良い」「悪い」って分かるもんなのかなぁ。


特に、クォーターバックは。


ワイドレシーバーの場合は、取りにくいボールが来たときに見事にキャッチしたりすれば、
なかなか良いアピールになるんだけれども、
クォーターバックは、良いボールを投げて当たり前だし、
たまたまここで上手く投げられなくても、即評価が下がることもないだろうし。


ああ、「強肩度」とか「スパイラルの綺麗さ」とかくらいなら分かるかもしれないのか。


でも、そんなあたりは、もう分かってることだろうし・・・。


もちろん、各チームのスカウトは、このワークアウトからも、
いろいろなことを判断するんだろうから、凄いよなぁ。


・・・と、これも一昨年に、同じようなことを書いていました。(進歩が無いな・・・)


とりあえず、ブレナンヘンネに注目して見ていましたが、
特に何も思うところはありませんでした。


特に可もなく不可もなく・・・というところだったかな。


ところで、その途中に、事前に行われていた、
ワイドレシーバー選手(1組目)の40ヤード走結果速報が流れまして。


どうやら、アパラチアン州立大WRデクスター・ジャクソンが、
(もちろん、5年前にスーパーボウルMVPを受賞した選手とは関係ありません)
現時点での全体トップタイムをマークしたようです。


アパラチアン州立大といえば、今シーズン第1週に、
ミシガン大に「世紀の番狂わせ」で勝った「NCAA 1-AA」ディビジョンの大学。


そして、その後、「NCAA 1-AA」のプレーオフトーナメントを勝ち抜き、
3年連続(!)のチャンピオンに輝いた大学でもあります。


その中心メンバーとして活躍していたわけですから、当然実力はあるのでしょうし、
今回スピードを見せ付けたことで、大きく注目度は上がっていくのでしょうね。


ちなみに、そのタイムですが、非公式で4秒27。


今、昨年・一昨年の日記を見返してみたのですが、
どうやら「4秒3」を切った選手は1人もいなかったようなんですよね。


おおっ、これは、かなり凄くないか・・・?


しかも、ここのところ、スピードの速い選手はディフェンスバック組にかなり固まっていたので、
ディフェンスバックより速いワイドレシーバー」というのは、かなり売りになるのかも。


ただでさえ、「NCAA 1-AA」ディビジョン所属の大学出身なんて、話題性たっぷりですし、
大注目しておきましょう。


ちなみに、今年のワイドレシーバー選手で「D.Jackson」と言えば、
カリフォルニア大WRデショーン・ジャクソンのことを指す場合がほとんどです。
(ちなみに、こちらもかなり速くて、非公式タイムで4秒31)


混同しないように気をつけましょう。


あ、そんなことを書いているうちに、「2組目」の40ヤード走が行われているのですが、
その中で、両ジャクソンの走った映像も出てきました。


速いなぁ。


昨日、オフェンスライン選手の走りばかり見ていたから、
特にそんな風に感じますねぇ。(そりゃそうか)


それにしても、今日は、延々と40ヤード走の様子ばかり。


まあ、ワイドレシーバーにせよランニングバックにせよ、
40ヤード走のタイムが注目されるポジションだから、仕方が無いか。


でも、さすがに、単調で飽きてくるなぁ。


・・・と思ったら、中継スタッフもそのあたりのことは考えているようで。


インディアナポリス・コルツの新スタジアム(ルーカスオイルスタジアム)の中を、
見せてくれる企画がありました。


といっても、まあ、まだ工事中なんですけども。


で、なんか、その内装が、どこかの既存スタジアムに似てるような気がして、
どこだったっけ・・・と、そこからモヤモヤ感が。


うーん、デトロイト・ライオンズのスタジアム(フォードフィールド)だったかなぁ。
ヒューストン・テキサンズのスタジアム(リライアントスタジアム)だったかなぁ。


・・・あ、違うわ、思い出した。
この前、見たばかりのところだ。


アリゾナ・カーディナルズのスタジアム(フェニックス大学スタジアム)に似てるんだな。


あのスタジアムも一昨年に出来たばかりだし、
やっぱり、同時期に出来るスタジアムは、似たような感じになるのかもしれないなぁ。


・・・と、スカウティングコンバインと全く関係ないことを、1人で勝手に納得している間に、
「2組目」がパス&レシーブのワークアウトを行っていたり、
ランニングバック組が垂直跳びを行っていたりしています。


それにしても、もうすぐ放送終了予定時刻なんだけども、
ランニングバック組のワークアウトが、ほとんど行われていないような・・・。


・・・今日は、一体何時までやるんだ・・・?


・・・・・・。


そして、放送終了予定時刻から約20分後。
ようやく、ランニングバック組の40ヤード走が始まりました。


こりゃ、まだまだ終わらんなぁ。


ランニングバック選手の40ヤード走といえば、
スカウティングコンバインの1つの「見所」とも言えそうなところですけれども、
意外と、ワイドレシーバー選手やディフェンスバック選手と比べると、速くないんですよね。


まあ、前にも書きましたけども、
ランニングバックに求められるのは、単純なスピードだけでもないですから、
あくまでも、タイムどうこうよりも、
ランニングバック組」の中での順位を比べるべきなんでしょう。


おっと。


アーカンソー大RBダレン・マクファデンが出てきたぞ。
さてさて、どんなものか。


・・・4秒27!?


うわぁ、ジャクソンと並んで、最速タイムじゃないですかい。(一応、まだ「非公式」)


繰り返しになりますが、昨年・一昨年は、
4秒3を切った選手は1人もいませんでした。(僕の記述が正しければ)


どういう年なんだ、今年は・・・。


先ほども書きましたように、ランニングバック選手の40ヤード走のタイムは、
全体的には、今年もワイドレシーバー選手より遅いように思われます。


マクファデンが、化け物ということで。


こりゃ、また評価が上がるなぁ。


そして、ジャクソンのインパクトは薄れるなぁ。


まだ現時点では、あくまで「非公式」のタイムなので変わる可能性もありますが、
たとえジャクソンが「最速」となったとしても、
話題的には、完全にマクファデンに持っていかれるでしょうねぇ。


おっと、気が付いてなかったけど、東カロライナ大RBクリス・ジョンソンも、
非公式で4秒29なんてタイムを出しているじゃないですかい。


ホント、どういう年なんだか。


あ、今、ヘッドコーチやスカウトたちのいるスタンドの様子が映されたのですが、
みんな、40ヤード走のゴール地点のところに固まって座ってますねぇ。


何十人かいますから、ズラッと縦に。


非常に分かりやすい状況ですが、
周りは、みんな空席ですから、なんか面白い光景でした。


そういえば。


「今日は、延々と40ヤード走の様子ばかり」とか書いていましたけども、
こういうときこそ、カメラを切り替えればよかったんじゃないか・・・と、
今頃気が付きました。


・・・まあ、そんなこともある。


あ、ランニングバック組の40ヤード走が終わったようです。


当初の放送終了予定時刻を、もう1時間15分も過ぎております。


そして、次のワークアウトが始まるようです。


・・・さすがに、もうこれ以上は無理だ・・・。


それでも、あとちょっと、あとちょっと・・・と、
ワークアウトの様子を見ていたら、突然、放送が終了しました。


まあ、もう予定を1時間25分も過ぎていますしね。
おかげで、後ろ髪をひかれずに見終わることが出来ました。


というわけで、本日は、こんなところで。