驚きの展開もあったり、悲しい展開もあったり
では、NFL第2週、日曜日の試合から、
現地13時開始の試合の感想を、ざっと。
「GAORA」で、クリーブランド・ブラウンズ対シンシナティ・ベンガルズを観戦しながら、
例によって、他の8試合を「Play-By-Play」観戦してました。
そのブラウンズ対ベンガルズの試合は、
なんというか、全くブラウンズが勝てる気がしませんでしたねぇ。
ブラウンズは、とにかく「もったいない」。
オフェンスは、WRブレイロン・エドワーズを始め、落球の連続。
ディフェンスは、一旦タックルできているのに、倒せずにそこから抜けられていたり。
「うおいっ!」って叫びたくなるシーンの連続でした。
特に落球は、QBチャーリー・フライが可哀想だなぁ、ホント。
あと、ブラウンズのディフェンスは、解説では結構褒められてましたが、
僕は、「ザルだなぁ」と思って見てました。
ベンガルズのランプレーでは簡単に穴が開くし、
ちょうどファーストダウンを取れるようなパスプレーも簡単に通されるし。
もちろん、いいディフェンスもあったんですけどね。
それを考えると、ベンガルズのオフェンスが良すぎた、ってことなのかなぁ。
ベンガルズのQBカーソン・パーマーは、やっぱり素晴らしいクォーターバックです。
フライも負けるな!
ブラウンズのオフェンスは、ランプレーも不満。
RBルーベン・ドローンズは、やっぱり、
あんまり良いランニングバックと思えないんだけどなぁ。
僕の希望としては、フライのロングパスを中心としたオフェンスを組み立てていったら、
面白いんじゃないかなぁ、と思うんですけどねぇ。
とにもかくにも、来週以降、ブラウンズには巻き返してもらいたいものです。
さて、そのほかの試合。
まず、ヒューストン・テキサンズ対インディアナポリス・コルツの、
(非常に個人的な)注目の試合。
試合は、非常に順当にコルツが勝ったのですが、
テキサンズのQBデイヴィッド・カーは、どうだったかといいますと。
カーの1プレー目・・・サック。
カーの2プレー目・・・ファンブル。
そして、リカバーはコルツ。
・・・えーっと・・・。
2シリーズ目にも、サック、そしてファンブル。
・・・えーっと・・・。
やっぱり、相変わらずでした。
まずい。
かなり、まずい。
そろそろ、カーの立場も、まずくなってくるかもしれません。
テキサンズは、先週加入したばかりの元グリーンベイ・パッカーズRBサムコン・ガードウが、
いきなり結構走ってましたね。
昨シーズン、パッカーズで活躍が見られた選手ですし、
今後に期待したいところです。
それにしても、本日は他の試合でも、サックされてファンブル、というのが多い多い。
ニューオリンズ・セインツのQBドリュー・ブリーズ。
デトロイト・ライオンズのQBジョン・キトナ。
そして、ニューオリンズ・セインツのQBドリュー・ブリーズ。
・・・ブリーズ・・・。
ついでに言えば、ブリーズは敵陣エンドゾーン寸前でのインターセプトまでありました。
クォーターバック以外のファンブルロストも、
ライオンズのRBケヴィン・ジョーンズ、
テキサンズのRBワリ・ランディ、
そして、アトランタ・ファルコンズのWRロディ・ホワイト、
・・・どうでもいいが、なんでこんなに、応援しているチームばかり並ぶかな・・・。
(テキサンズの試合は、今週は「コルツ勝利希望」でしたが)
しかも、ここまで書いたのは、全て第1クォーターに起こったことなんですから、
見ながら、僕がどれだけ暗い気持ちになったか、ご想像いただけるかと。
まあ、ブリーズあたりは、後半盛り返してくれたので、よかったんですけどね。
他に、サックされないでクォーターバックがファンブルロストという、
ちょっとやっちゃいけないことをしていたのは、
オークランド・レイダーズのQBアーロン・ブルックス。
しかも第1クォーター中に2回。
いくら新加入とはいえ、ここまで息があっていないのは、ちょっと問題でしょう。
こりゃ、クォーターバック交代も時間の問題かな、と思っていたら、案の定、
2回目のファンブルの次のオフェンスシリーズでは、
QBアンドリュー・ウォルターに交代していました。
・・・と思ったら、どうやら、怪我をしての交代だったようで。
「見切りをつけて」の交代ではなかったわけですな。
ただ、ブルックスは、先週も全くパッとしませんでしたし、
怪我がどうあれ、来週以降、ウォルターがスターターになるんじゃないですかねぇ。
まあ、その後、ウォルターもスナップでファンブルしてたり、
インターセプトされたり、サックされてセイフティを奪われたりしてましたが・・・。
・・・これじゃ、どっちもどっちか・・・。
非常に気になったのは、
ファルコンズのKマイケル・ケイネンが36ヤードフィールドゴールを失敗。
その後、30ヤードフィールドゴール挑戦でブロック。
そして、40ヤードフィールドゴールを失敗。
うーん、ケイネンは、先週も失敗がありましたが、
なんか、あんまり(というか、かなり)良くないですねぇ。
ケイネン自身にキッカーとしての能力があるのは確かなので、
「3役」を兼ねている疲れが出ているのか、
それとも、ロングスナッパーやホールダーあたりに問題があるのか・・・。
来週以降、非常に気がかりなところです。
それにしても、ファルコンズはDEジョン・エイブレアムが欠場していますが、
やっぱり、ディフェンスがかなりいいようですねぇ。
こりゃ、結構強いかも。
カロライナ・パンサーズのQBジェイク・デロームは、
やっぱりあんまりパッとしなかったような。
それもあってか、まさかまさかのオーバータイム逆転負け。
第4クォーター、ミネソタ・ヴァイキングスのKライアン・ロングウェルの、
「フィールドゴールフェイクタッチダウンパス」のプレーが全てでしょう。
たまげました。
パンサーズ、どうしちゃったんだよ・・・。
2連敗とはなぁ。
ニューヨーク・ジャイアンツ対フィラデルフィア・イーグルスの試合は、
更にビックリの展開でのオーバータイム突入。
何せ、第4クォーターになった時点では、7対24でイーグルスが勝っていたのですから。
ここから、怒とうの追い上げで、同点にまで追いつきました。
この試合、ジャイアンツを応援しながら見ていたわけですが、
もう、7対24の段階で、諦めてましたからね。
驚きを通り越して、「えっ? 一体、何が!?」って感じでしたね。
オーバータイムは一進一退。
そして、最後は、オーバータイム残り時間3分強、
ジャイアンツのQBイーライ・マニングからWRプラクシコ・バレスへの、
31ヤードタッチダウンで勝負あり、となりました。
昨日書きましたとおり、この2チームに対する僕の「応援度」は、
どっちもどっちという感じのため、この結果にも、
「とてつもなく喜んだ」ということはないですが、
やはり、直前で「勝ってほしい」と思っていたチームが勝つのは嬉しいものです。
それにしても、イーグルスは、この展開で負けてしまったのは、
とんでもなく大きな痛手になりそうですねぇ。
以上、駆け足で、日曜日13時開始の試合の感想でした。
明日、これ以降の時間に開始される試合の感想とともに、
(もちろん、木曜日にNHKのBS1で放映される試合の結果は書きません)
この9試合についても、何か補足するかもしれませんが、とりあえずはこんなところで。