第5週の希望(まとめ)
では最後に、第5週の「希望」のまとめを。
第5週の「勝利チーム希望」は、以下のような感じです。
なお、「第1弾」=「ドラフト直後Ver.」、「第2弾」=「プレシーズン直前Ver.」、
「第3弾」=「開幕直前Ver.」で、「直前」=「現在の気持ち」で、
希望が前と変わらなかった場合は、省略してあります。
希望 | ||||||||
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | |||
BUF | CHI | BUF | ||||||
CLE | CAR | CAR | ||||||
DET | MIN | DET | ||||||
MIA | NE | NE | MIA | |||||
STL | GB | STL | ||||||
TB | NO | NO | ||||||
TEN | IND | IND | ||||||
WAS | NYG | WAS | ||||||
KC | ARI | ARI | ||||||
NYJ | JAC | NYJ | ||||||
OAK | SF | SF | OAK | SF | ||||
DAL | PHI | DAL | ||||||
PIT | SD | PIT | ||||||
BAL | DEN | DEN |
実は、ここ2日ほど、とても気になっているニュースがありまして。
マイアミ・ドルフィンズのQBダンテ・カルペッパーが、
肩を怪我して、練習を休んだのだそうです。
幸いにも、そんなに酷い怪我ではなく、
インジャリーレポートを見ても「プロバブル」(出場可能性75%)と軽め。
なのに。
ドルフィンズのニック・セイバンヘッドコーチは、
次戦に出場させるかどうかを、明言していないようなのです。
なぜか。
最初、このニュースを見たときに思ったのは、「情報戦略だな」と思いました。
結局カルペッパーが出てくるんだろうけども、
相手に、「いや、でも違うかも」とちょっとでも思わせられれば、
その分の準備の時間を削れるわけで、今のドルフィンズとしては、
ちょっとでも利用できる状況は、利用しておきたい、
・・・というところなんじゃないかな、と。
しかし、改めて情報を集めてみたら、違う側面も見えてきました。
カルペッパーは、このオフ、膝の手術をしました。
一応、完治したことになっていますが、ただ、
カルペッパーなら走って逃げられそうな場面でもサックを受けていたりして、
まだまだ本調子ではないことが伺われます。
で、そうなると、今度の試合でもサックが多くなる可能性が高いのですが、
普通に投げているだけなら問題ない肩の怪我が、
サックを受けることによって悪化してしまったら・・・、
という恐れを、セイバンヘッドコーチが抱いている節があるんですね。
だから、ここで無理させて、取り返しのつかないことになるよりは、
しっかりと完治するまで出場させないようにしよう、
・・・という、説得力のある「欠場理由」が見えてきまして。
うーん、あり得るかも。
更に、これは「邪推」以外の何物でもありませんが、
今週の対戦相手は、ニューイングランド・ペイトリオッツ。
先週の試合を見る限りでは、かなり強いことは分かっていますし、
たとえカルペッパーが本調子でも、
今のドルフィンズが勝つことは難しいのかもしれません。
だったら、下手に無理してカルペッパーを出場させて、
「敗戦の責任」をこれ以上マスコミやファンから追及されることになるより、
ちゃんとした「理由」で欠場させて、
「負けてるのはカルペッパーのせいというわけじゃないんだよ」というのを示し、
その上で復帰させるのは、案外悪くないかもなぁ、
・・・とか、そんなことを考えていたりして・・・と。
まあ、後者のものはともかくとして、セイバンヘッドコーチも、
「もし今週カルペッパーが欠場しても、それは1勝3敗という成績が原因なわけではない」、
と、マスコミに対してしっかりと予防線を張っていたりしますので、
これは、「カルペッパー欠場」、十分にあり得るように思えてきました。
・・・で。
カルペッパーが欠場するとなれば、出てくるのは・・・というと。
そう、QBジョーイ・ハリントン。
そりゃあ、応援せねば!!
というわけで。
先週の試合を見て、ペイトリオッツが強いのは分かってますし、
万に一つも勝てるチャンスはないかもしれません。
しかし、これは、「予想」ではなく「希望」。
「ハリントンが出場する」という「希望」的観測のもと、
ドルフィンズ「勝利希望」で、試合を見たいと思います。
(「希望」に「希望」を重ねると、たいてい上手くはいかないものですが・・・)
頑張れ、ハリントン!
あ、そういえば、最初に「情報戦略だな」ということを書いたときに思ったのですが、
以前この日記でも触れたように、昨シーズン、似たようなことを、
当時のバッファロー・ビルズのマイク・ムラーキーヘッドコーチがやってましたねぇ。
そのときは、怪我が原因ではないのですが、
J・P・ロスマンで成績が良くなくて、QBケリー・ホルコムに切り替えるかどうか、
というところで、「どっちでいくか分かんないよ」と。
・・・って、ちょっと待てよ。
そのムラーキー、今は、ドルフィンズのオフェンスコーディネーターじゃん!
うわぁ・・・、今、気が付いた・・・。
・・・えーっと、「情報戦略」もあり得るかも・・・。(ええっ!?)
ハリントンが出場してこなかった場合は、素直にペイトリオッツを応援します・・・。
あ、あと、今週は、オークランド・レイダーズ対サンフランシスコ・49ersの試合も、
「希望」が入れ替わっていますが、正直、これはどっちもどっちです。
たまたま、今の気分が「やや49ers」だったということで。
なお、以前に書いていた、この週の「補足」は、こちらになります。
http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20060622
今週は、ダラス・カウボーイズ対フィラデルフィア・イーグルスの試合にばかり、
注目が集まっている感がありますが、ここは「NFC EAST大激突!」の週。
ここで、イーグルスとニューヨーク・ジャイアンツが勝ったりすると、
なんとなく、「1強3弱」の構図になってしまって面白くないので、
やっぱり、カウボーイズとワシントン・レッドスキンズにしっかり勝ってもらって、
「3強1弱」の構図の方にしてもらいたいですね。
あと、もちろん、ピッツバーグ・スティーラーズ対サンディエゴ・チャージャーズは、
スティーラーズが今ひとつ出遅れている状況であっても、楽しみな試合。
ここでチャージャーズが負けると2連敗になってしまうし、
スティーラーズが負けると3連敗になってしまうわけで、
「どちらにも負けてもらいたくない」という、非常に辛い状況なのですが、
まずは、どちらも五分五分(2勝2敗)で並んでもらって、
来週以降に「再スタート」で勝ち続ける道筋を作ってもらいたいものです。
・・・と、なんか、いろいろと長くなってしまいましたが、本日はこんなところで。