ディフェンス選手ランキング（第５週時点）

さて次は、試しに載せていっている「ディフェンスインパクトポイント」です。


まずは、第５週で高い値となった選手を、
ディフェンスライン・ラインバッカー・ディフェンスバックで、それぞれ１人ずつ。

選手名	ポイント	タックル	サック	パスDef	INT	FUM
DT ダーウィン・ウォーカー （フィラデルフィア・イーグルス）	49	2	3	0	0	1
LB グレッグ・エリス （ダラス・カウボーイズ）	34	5	1	0	0	1
CB リト・シェパード （フィラデルフィア・イーグルス）	66	8	0	5	2	0

というわけで、今週は、カウボーイズ対イーグルスの試合が、
いかに「ディフェンス合戦」で面白い試合だったか、
・・・ということに尽きるのではないかと思います。


１番値の高いシェパードは、週間MVPを受賞していました。
５パスディフェンス、２インターセプトは、見事としか言いようがありません。
（ここでの「パスディフェンス回数」には「インターセプト回数」は含まれていません）


ウォーカーも、週間MVPにノミネートされている活躍だったわけですが、
このポイントの性質をここまで見てきた中で、ディフェンスタックル選手は評価されにくい、
・・・と判明しつつあるだけに、ウォーカーの素晴らしさが際立つような気がします。


エリスは、第２クォーターにサックでファンブルを引き起こし、
そのボールをLBデマーカス・ウェアが取ってリターンタッチダウン。
試合を非常に面白くしたプレーでした。


試合の感想のときにも書きましたように、
ボルチモア・レイヴンズ対デンバー・ブロンコスの試合などは、
「ディフェンス合戦」と言われても、いまいち地味な印象になってしまいますが、
こういう、「派手なディフェンス合戦」の試合は、非常に面白い印象になりますね。


そんなあたりが、よく表れている値のように思います。


さて、第５週時点での「ディフェンス選手ベスト１０」は、以下の通り。

順位	選手名	ポイント	タックル	サック	パスDef	INT	FUM
１位	CB ウォルト・ハリス （サンフランシスコ・49ers）	142	21	1	5	3	2
１位	SS ケリー・ローズ （ニューヨーク・ジェッツ）	142	29	3	2	1	3
３位	DE ジュリアス・ペパーズ （カロライナ・パンサーズ）	138	20	6	4	0	2
４位	CB ドレイ・ブライ （デトロイト・ライオンズ）	123	15	0	8	0	3
５位	LB バート・スコット （ボルチモア・レイヴンズ）	119	33	6	3	1	0
６位	SS マイケル・ルイス （フィラデルフィア・イーグルス）	115	27	2	6	1	1
７位	DE アーロン・キャンプマン （グリーンベイ・パッカーズ）	112	18	6	0	0	2
７位	FS ブライアン・ドーキンス （フィラデルフィア・イーグルス）	112	26	0	2	1	3
９位	LB キース・バラック （テネシー・タイタンズ）	108	47	1	2	0	2
９位	CB ラシーン・マシス （ジャクソンビル・ジャガーズ）	108	22	0	5	4	0

ローズは３週連続の１位キープですが、
先週７位だったハリスが、同ポイントで並びました。


そして、３位以下との差も、非常に接近したものとなっています。


今週は、ベスト１０の顔ぶれは、先週とあまり変わりありませんね。
インディアナポリス・コルツのDEロバート・マシスの代わりに、バラックが入ったくらい。


・・・というわけで、ではこれも１００位まで、ずらっと掲載してみましょう。

順位	選手名	ポイント	タックル	サック	パスDef	INT	FUM
11位	DE テレール・サグス （ボルチモア・レイヴンズ）	101	16	3	3	0	2
12位	DE ジェイソン・テイラー （マイアミ・ドルフィンズ）	100	15	5	0	0	2
13位	DE ロバート・マシス （インディアナポリス・コルツ）	99	17	4	1	0	2
14位	CB チャールズ・ウッドソン （グリーンベイ・パッカーズ）	97	21	0	6	0	2
15位	LB スコット・フジタ （ニューオリンズ・セインツ）	95	31	2	2	1	1
16位	LB ウィル・ウィザースプーン （セントルイス・ラムズ）	94	36	0	3	0	2
17位	LB アンジェロ・クロウェル （バッファロー・ビルズ）	90	38	2	1	2	0
18位	SS エイドリアン・ウィルソン （アリゾナ・カーディナルズ）	89	22	3	2	2	0
18位	LB ショーン・フィリップス （サンディエゴ・チャージャーズ）	89	15	4	3	0	1
18位	SS マイケル・ボウルウェア （シアトル・シーホークス）	89	17	0	4	2	1
21位	LB クラーク・ハガンズ （ピッツバーグ・スティーラーズ）	86	19	3	1	1	1
21位	SS クリス・ホウプ （テネシー・タイタンズ）	86	46	0	2	2	0
23位	LB グレッグ・エリス （ダラス・カウボーイズ）	83	16	3	0	0	2
23位	DE ダレン・ハワード （フィラデルフィア・イーグルス）	83	10	3	1	0	2
23位	DE マーク・アンダーソン （シカゴ・ベアーズ）	83	3	6	1	0	1
26位	SS ジャメイン・フィリップス （タンパベイ・バッカニアーズ）	82	30	0	2	0	2
26位	SS ショーン・ジョーンズ （クリーブランド・ブラウンズ）	82	36	0	3	2	0
26位	CB ブライアン・ウィリアムズ （ジャクソンビル・ジャガーズ）	82	24	0	4	1	1
29位	LB シェルトン・クウォールズ （タンパベイ・バッカニアーズ）	80	19	1	2	0	2
29位	DE ジャスティン・スミス （シンシナティ・ベンガルズ）	80	18	4	1	0	1
29位	FS ショーン・テイラー （ワシントン・レッドスキンズ）	80	28	0	2	0	2
32位	LB アダリアス・トーマス （ボルチモア・レイヴンズ）	79	23	4	1	1	0
32位	LB レイ・ルイス （ボルチモア・レイヴンズ）	79	38	1	3	1	0
34位	DE トレント・コウル （フィラデルフィア・イーグルス）	78	18	6	1	0	0
35位	DE アレックス・ブラウン （シカゴ・ベアーズ）	77	10	3	1	1	1
35位	FS ケン・ハムリン （シアトル・シーホークス）	77	20	1	0	2	1
35位	DE シメオン・ライス （タンパベイ・バッカニアーズ）	77	8	1	0	0	3
35位	DE タイ・ウォーレン （ニューイングランド・ペイトリオッツ）	77	27	2	2	0	1
35位	LB マイケル・ボーリー （アトランタ・ファルコンズ）	77	22	1	2	1	1
40位	CB ウィル・アレン （マイアミ・ドルフィンズ）	76	21	1	2	1	1
40位	LB ザック・トーマス （マイアミ・ドルフィンズ）	76	50	0	2	1	0
40位	CB デシェイ・タウンゼンド （ピッツバーグ・スティーラーズ）	76	15	1	3	1	1
43位	DE チャールズ・グラント （ニューオリンズ・セインツ）	75	17	2	0	0	2
43位	LB ブレイディ・ジェイムズ （ダラス・カウボーイズ）	75	17	0	4	1	1
45位	LB デイヴィッド・ソーントン （テネシー・タイタンズ）	74	42	0	2	0	1
46位	DE レオナード・リトル （セントルイス・ラムズ）	73	11	4	1	0	1
46位	SS ローマン・ハーパー （ニューオリンズ・セインツ）	73	26	1	3	0	1
48位	LB ショーン・メリマン （サンディエゴ・チャージャーズ）	72	7	5	1	1	0
48位	LB トーマス・デイヴィス （カロライナ・パンサーズ）	72	34	0	3	0	1
48位	CB ネイト・クレメンツ （バッファロー・ビルズ）	72	22	0	5	0	1
51位	CB クリス・マカリスター （ボルチモア・レイヴンズ）	71	7	0	6	2	0
51位	CB デアンジェロ・ホール （アトランタ・ファルコンズ）	71	11	0	3	3	0
53位	DE ライアン・デニー （バッファロー・ビルズ）	70	17	3	1	0	1
53位	CB リッキー・マニング （シカゴ・ベアーズ）	70	10	0	3	3	0
53位	FS Ｏ・Ｊ・アトグイ （セントルイス・ラムズ）	70	24	0	3	2	0
56位	DE クリス・ケルゼイ （バッファロー・ビルズ）	69	16	3	1	0	1
56位	LB デリック・ジョンソン （カンザスシティ・チーフス）	69	25	2	1	0	1
56位	SS トロイ・ポラマル （ピッツバーグ・スティーラーズ）	69	23	0	2	1	1
56位	CB リー・ボデン （クリーブランド・ブラウンズ）	69	13	0	7	1	0
60位	DE ジャレッド・アレン （カンザスシティ・チーフス）	68	18	2	2	0	1
60位	DT ダーウィン・ウォーカー （フィラデルフィア・イーグルス）	68	6	4	1	0	1
60位	CB デイヴィッド・バレット （ニューヨーク・ジェッツ）	68	20	0	0	2	1
63位	CB アサンテ・サミュエル （ニューイングランド・ペイトリオッツ）	67	21	0	3	2	0
63位	CB クリス・ギャンブル （カロライナ・パンサーズ）	67	29	0	4	1	0
63位	LB ゲイリー・ブラケット （インディアナポリス・コルツ）	67	47	0	0	0	1
63位	DE ジョン・エイブレアム （アトランタ・ファルコンズ）	67	3	2	1	0	2
63位	LB スコット・シャンル （ニューオリンズ・セインツ）	67	29	2	0	0	1
63位	DE タンバ・ハーリー （カンザスシティ・チーフス）	67	14	3	1	0	1
63位	SS マイク・ドス （インディアナポリス・コルツ）	67	21	0	3	2	0
70位	CB リト・シェパード （フィラデルフィア・イーグルス）	66	8	0	5	2	0
70位	LB ロンドン・フレッチャー （バッファロー・ビルズ）	66	40	0	2	1	0
72位	DT キース・トレイラー （マイアミ・ドルフィンズ）	65	18	3	0	0	1
72位	FS メデュー・ウィリアムズ （シンシナティ・ベンガルズ）	65	19	0	3	2	0
72位	LB レマー・マーシャル （ワシントン・レッドスキンズ）	65	35	2	2	0	0
75位	FS ケヴィン・マシス （アトランタ・ファルコンズ）	64	11	1	4	0	1
75位	DE ジャーヴィス・グリーン （ニューイングランド・ペイトリオッツ）	64	8	4	0	0	1
75位	DE ジャキュア・トーマス （フィラデルフィア・イーグルス）	64	2	4	1	0	1
75位	LB マーカス・ワシントン （ワシントン・レッドスキンズ）	64	26	0	3	0	1
79位	CB アントワン・ウィンフィールド （ミネソタ・ヴァイキングス）	63	37	0	2	1	0
79位	FS ニック・コリンズ （グリーンベイ・パッカーズ）	63	27	0	6	0	0
79位	LB ラリー・フーツ （ピッツバーグ・スティーラーズ）	63	16	3	0	0	1
82位	SS ケヴィン・ケイスヴィハーン （シンシナティ・ベンガルズ）	62	22	0	1	1	1
82位	DE ジェヴォン・カース （フィラデルフィア・イーグルス）	62	0	4	1	0	1
82位	SS ダレン・シャーパー （ミネソタ・ヴァイキングス）	62	16	0	2	1	1
82位	SS ロイ・ウィリアムズ （ダラス・カウボーイズ）	62	16	0	3	2	0
86位	FS エド・リード （ボルチモア・レイヴンズ）	61	21	0	1	1	1
86位	LB ショーン・バーバー （フィラデルフィア・イーグルス）	61	31	0	5	0	0
86位	LB ブライアン・シモンズ （シンシナティ・ベンガルズ）	61	27	0	0	1	1
89位	CB アンドレ・ダイソン （ニューヨーク・ジェッツ）	60	26	0	1	2	0
89位	LB テディ・ブルースキー （ニューイングランド・ペイトリオッツ）	60	25	1	2	1	0
89位	CB ファキーア・ブラウン （セントルイス・ラムズ）	60	17	1	1	2	0
92位	CB アントレル・ロール （アリゾナ・カーディナルズ）	59	29	0	5	0	0
92位	CB ホセリオ・ハンソン （フィラデルフィア・イーグルス）	59	17	0	7	0	0
94位	LB アントニオ・ピアース （ニューヨーク・ジャイアンツ）	58	34	0	4	0	0
94位	DE カビーア・バジャビアミラ （グリーンベイ・パッカーズ）	58	11	3	0	0	1
94位	FS パット・ワトキンス （ダラス・カウボーイズ）	58	20	0	3	0	1
94位	DT ラヒーム・ブロック （インディアナポリス・コルツ）	58	11	3	0	0	1
94位	LB ランス・ブリグズ （シカゴ・ベアーズ）	58	35	1	0	1	0
94位	LB Ａ・Ｊ・ホーク （グリーンベイ・パッカーズ）	58	28	2	2	0	0
100位	SS ギブリル・ウィルソン （ニューヨーク・ジャイアンツ）	57	31	0	1	0	1
100位	CB ケリー・ハーンドン （シアトル・シーホークス）	57	25	0	2	0	1
100位	LB ジェラルド・ヘイズ （アリゾナ・カーディナルズ）	57	28	1	1	1	0

こちらは、３チーム、１人も選手が１００位以内に入っていないチームがあります。


１チームは、「オフェンスラインベスト１００」のときと同じチーム。
１チームは、オフェンスは割と機能しているはずなのに、どうにも負けてばかりのチーム。
（やっぱりディフェンスが原因だったか！）


・・・と、そこまではいいとして、
しかし、もう１チームは、なかなか意外なチームでした。


オフェンスが特にパッとしているわけでもなく、かと言って、
ディフェンスが特にパッとしているわけでもない。


なのに、割と強い対戦相手に勝っている。


・・・不思議なチームです、デンバー・ブロンコスは。


こうやって見てみると、いろいろな発見があって面白いですね。


来週からは、通常の「ベスト１０」ランキングだけを掲載していきますが、
また第９週の「区切り」のときに、「拡大版」でお届けしたいと考えております。


以上、第５週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。