キッカーランキング(第13週時点)
では「キッカーレーティング」を。
1位(→) 40.2 ロビー・ゴウルド(シカゴ・ベアーズ)
2位(→) 40.1 ジョン・ケイシー(カロライナ・パンサーズ)
3位(→) 36.3 ライアン・リンデル(バッファロー・ビルズ)
4位(→) 34.3 ジェフ・ウィルキンズ(セントルイス・ラムズ)
5位(↑) 33.9 ジェイソン・イーラム(デンバー・ブロンコス)
6位(↑) 31.0 ジョシュ・スコビー(ジャクソンビル・ジャガーズ)
7位(↓) 29.9 シェイン・グレアム(シンシナティ・ベンガルズ)
8位(↓) 29.7 アダム・ヴィナティエリ(インディアナポリス・コルツ)
9位(↓) 28.6 マット・ストーヴァー(ボルチモア・レイヴンズ)
10位(↑) 28.5 ジェイソン・ハンソン(デトロイト・ライオンズ)
上位陣に変わりはありませんが、先週11位に落ちていたスコビーが、
今週は48ヤードフィールドゴールに成功し、見事な「V字回復」(?)で6位に。
試合の流れとしても、反撃ののろしを上げる「3点」だったので、
良い仕事をしましたね。
あと、ハンソンが最近は好調で、つい先々週までは「平均以下」だったのが、
先週は52ヤードフィールドゴールを成功し、
今週も最長49ヤードを含む4本のフィールドゴールに成功しており、
10位にまで上がってきました。
ただ、こちらは、チーム自体は負けてしまっているのが、
辛いところですが・・・。
シーズン前半は素晴らしい安定感を見せていたストーヴァーが、ここに来て乱調気味で、
今週は、29ヤードという短い距離のフィールドゴールを失敗して、9位にダウン。
やや心配になるところです。
さて、では、今週は第13週で「区切りの週」の1つですので、
「規定回数」の「12回」に達している全選手を掲載しておきます。
11位 27.7 ネイト・キーディング(サンディエゴ・チャージャーズ)
12位 23.9 ジョン・カーニー(ニューオリンズ・セインツ)
13位 23.5 マット・ブライアント(タンパベイ・バッカニアーズ)
14位 23.3 ジョシュ・ブラウン(シアトル・シーホークス)
15位 23.1 モーテン・アンダーセン(アトランタ・ファルコンズ)
16位 22.8 ライアン・ロングウェル(ミネソタ・ヴァイキングス)
17位 22.5 ローレンス・タインス(カンザスシティ・チーフス)
18位 22.1 フィル・ドーソン(クリーブランド・ブラウンズ)
19位 21.6 デイヴィッド・エイカーズ(フィラデルフィア・イーグルス)
20位 21.4 ジェイ・フィーリー(ニューヨーク・ジャイアンツ)
20位 21.4 マイク・ニュージェント(ニューヨーク・ジェッツ)
22位 21.1 ロブ・ビロナス(テネシー・タイタンズ)
23位 19.5 ニール・ラッカーズ(アリゾナ・カーディナルズ)
24位 19.3 クリス・ブラウン(ヒューストン・テキサンズ)
25位 18.2 セバスチャン・ジャニカウスキー(オークランド・レイダーズ)
26位 17.8 デイヴ・レイナー(グリーンベイ・パッカーズ)
27位 16.4 ジェフ・リード(ピッツバーグ・スティーラーズ)
28位 13.1 ジョー・ネドニー(サンフランシスコ・49ers)
29位 12.8 オリンド・マーレイ(マイアミ・ドルフィンズ)
30位 10.3 マイク・ヴァンダージャット(ダラス・カウボーイズ)
31位 10.1 スティーブン・ゴストウスキー(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
31人しかいないのは、ワシントン・レッドスキンズのキッカーが2回も交代し、
「既定回数」に達しているキッカーが、いなくなってしまったためです。
この中では、まず、ジャニカウスキーが、先週9位から25位に大幅ダウン。
先々週まで3位にいたので、とんでもない下がり方なのですが、
先週は36ヤードフィールドゴールを失敗し、
今週は、53ヤード・37ヤード・29ヤードフィールドゴールを全て失敗。
レイダーズがテキサンズ戦で負けてしまったのは、
ほとんど、ジャニカウスキーのせいと言ってもよいくらい、酷いものでした。
(もちろん、タッチダウンまでもっていけないオフェンスにも問題があるのでしょうが)
なかなか「高ドラフト順位」の期待に応えられていなかった中、
今シーズンは、結構調子が良いと思っていたんですけどねぇ。
一体、どうしちゃったんでしょうか。
さて、第9週のときに全員掲載していましたので、そのときと比べてみますと、
13位のブライアント、14位のブラウン、20位タイのニュージェントあたりが、
値を大きく改善して、順位を上げています。
特にブラウンは、「決勝フィールドゴール成功」のシーズン記録を作ったそうで、
今後がますます楽しみになるところですね。
今週、60ヤードフィールドゴールを成功させたビロナスは、
もちろん、先週よりは大きく値が上がっているのですが、
実は、第9週のときは、値も順位も、もっと良いものでした。
「ちょっと距離が長くなると安定しない」ところが出ていたからですが、
ここからまた、上げていってもらいたいですね。
ファルコンズのPマイケル・ケイネンが「既定回数」に足らなくなって対象外となり、
最下位はゴストウスキーになってしまいましたが、
値は、かなり良くなっています。
この4週間の間には、ベアーズ戦での52ヤードフィールドゴール成功もありましたね。
全体的に見てみると、11位と12位の間を境に、
2つのグループに分かれたような感があります。
(で、それぞれのグループの中は僅差になっている、という)
まあ、中には、ジャニカウスキーのように、一気に落ちてしまう場合もありますが、
大体、今シーズン「良い成績」のキッカーが確定してきたかな、という感じですね。
どうしても、「決勝フィールドゴール」の場面など、
インパクトの強いところだけが印象に残りがちですが、
それ以外のフィールドゴールも、もちろん大事ですから、
キッカーの好成績が、チーム成績に貢献しているところも、結構あると思います。
残り4週間。
プレーオフ進出争いの中でも、これらの「良い成績」のキッカーを抱えるチームには、
注意を払っていった方が良いかもしれませんね。