ランナーランキング(第17週時点)



では、引き続き、「ランナーレーティング」のランキングを。

順位(比) 選手名 レーティング ラン回 成功回 成功率 ヤード TD FUM
1位(→) RB マリオン・バーバー
ダラス・カウボーイズ
124.9 136 114 83.9 657 14 0
2位(→) RB ラデイニアン・トムリンソン
サンディエゴ・チャージャーズ
121.5 349 301 86.3 1859 29 2
3位(→) RB モーリス・ドリュー
ジャクソンビル・ジャガーズ
118.0 166 138 83.2 937 13 2
4位(→) RB ブランドン・ジェイコブズ
ニューヨーク・ジャイアンツ
109.9 96 79 82.3 438 9 2
5位(−) RB ジェリオス・ノーウッド
アトランタ・ファルコンズ
108.4 99 80 80.9 633 2 0
6位(↑) RB コーリー・ディロン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
102.3 199 168 84.5 812 13 2
7位(↓) RB クリントン・ポーティス
ワシントン・レッドスキンズ
100.8 127 102 80.4 523 7 0
7位(↓) RB ブライアン・ウェストブルック
フィラデルフィア・イーグルス
100.8 240 202 84.2 1217 7 1
9位(↓) RB ジョセフ・アッダイ
インディアナポリス・コルツ
100.2 225 194 86.3 1076 7 1
10位(↓) RB フレッド・テイラー
ジャクソンビル・ジャガーズ
100.0 231 199 86.2 1197 6 2



結局、第13週からずっと1位の座をキープしました。
バーバーが、今シーズンの「ベストランナー」です。


いや、今改めて、昨シーズンのランキングを見てみたのですが、
今シーズンは、とんでもないですよ。


昨シーズンは、1位が「109.4」だったのですから。
・・・上位3人、飛び抜けすぎ・・・。


ただ、逆に、昨シーズンが全体的に低かった可能性もありそうです。


ランナーレーティング」の「目安」を考えたときに、
ちょっとスッキリしないので今後考え直すかも・・・と書いていたのですが、
今シーズンのデータに当てはめると、割とスッキリするので、変更することにします。

  • 90.0 NFLにおける平均レベル
  • 100.0 概ねリーグトップ10レベル
  • 110.0 超一流レベル
  • 120.0 歴代5位レベル



とはいえ、これでも、「歴代5位レベル」が2人も出てしまっているのですが・・・。


まあ、とにかく、今シーズンのトムリンソンは誰が見ても素晴らしかったのですが、
僕は、バーバーにも、それに匹敵する評価を与えてもいいんじゃないか、と思うわけです。


3位のドリューも、ルーキーシーズンであることを考えれば、
とんでもなく素晴らしい活躍でしたね。


5位には、先週「既定回数」不足で対象外となっていたノーウッドが再登場しました。


あと、6位のディロンは、最終週の活躍で10位からアップです。
先週書いたように「ランナーランキングがプレーオフ成績に直結してくる」とすると、
最後の最後でこういう上昇を見せるのは、不気味なところですね。


では、これも、「規定回数」の「96回」に達している全選手を掲載したいと思います。

順位 選手名 レーティング ラン回 成功回 成功率 ヤード TD FUM
11位 RB マイク・ベル
デンバー・ブロンコス
99.5 157 129 82.2 677 8 1
12位 RB セドリック・ベンソン
シカゴ・ベアーズ
99.0 157 136 86.7 644 6 0
13位 RB デュース・マカリスター
ニューオリンズ・セインツ
98.4 244 209 85.7 1073 10 2
14位 RB ラリー・ジョンソン
カンザスシティ・チーフス
96.4 416 340 81.8 1789 17 2
15位 RB フランク・ゴア
サンフランシスコ・49ers
96.2 313 261 83.4 1714 8 6
16位 RB ロン・デイン
ヒューストン・テキサンズ
95.7 151 127 84.2 629 6 1
17位 RB スティーヴン・ジャクソン
セントルイス・ラムズ
95.3 346 279 80.7 1531 13 2
18位 RB ローレンス・マロニー
ニューイングランド・ペイトリオッツ
93.0 175 141 80.6 749 6 1
19位 RB リオン・ワシントン
ニューヨーク・ジェッツ
92.4 151 127 84.2 650 4 1
20位 RB ティキ・バーバー
ニューヨーク・ジャイアンツ
91.9 327 261 79.9 1681 5 3
20位 RB ウィリー・パーカー
ピッツバーグ・スティーラーズ
91.9 337 278 82.5 1495 13 6
22位 RB トラヴィス・ヘンリー
テネシー・タイタンズ
90.9 270 223 82.6 1211 7 3
23位 RB トーマス・ジョーンズ
シカゴ・ベアーズ
90.4 297 247 83.2 1212 7 1
24位 RB ワリ・ランディ
ヒューストン・テキサンズ
89.7 124 104 83.9 476 4 1
25位 RB ラデール・ベッツ
ワシントン・レッドスキンズ
87.4 245 202 82.5 1157 4 4
26位 RB セドリック・ヒューストン
ニューヨーク・ジェッツ
86.7 113 84 74.4 374 5 0
27位 RB キーヴァン・バーロウ
ニューヨーク・ジェッツ
86.2 131 109 83.3 381 6 1
28位 RB ジュリアス・ジョーンズ
ダラス・カウボーイズ
85.3 267 214 80.2 1084 4 1
29位 RB アーマン・グリーン
グリーンベイ・パッカーズ
85.0 265 220 83.1 1058 4 2
30位 RB ウォリック・ダン
アトランタ・ファルコンズ
84.9 287 234 81.6 1130 4 1
31位 RB テイタム・ベル
デンバー・ブロンコス
84.6 233 195 83.7 1031 2 3
31位 RB ルディ・ジョンソン
シンシナティ・ベンガルズ
84.6 341 274 80.4 1310 12 6
33位 RB ジャマール・ルイス
ボルチモア・レイヴンズ
84.2 314 261 83.2 1133 9 4
34位 RB チェスター・テイラー
ミネソタ・ヴァイキングス
82.7 304 245 80.6 1216 6 4
35位 RB ロニー・ブラウン
マイアミ・ドルフィンズ
82.2 241 192 79.7 998 5 4
36位 RB アンソニー・トーマス
バッファロー・ビルズ
81.9 107 88 82.3 388 2 1
36位 RB デショーン・フォスター
カロライナ・パンサーズ
81.9 227 189 83.3 900 3 3
38位 RB レジー・ブッシュ
ニューオリンズ・セインツ
81.6 154 113 73.4 558 6 2
39位 RB ウィリス・マクゲイヒー
バッファロー・ビルズ
81.5 259 208 80.4 998 6 4
40位 RB ジャスティン・ファーガス
オークランド・レイダーズ
81.3 177 143 80.8 659 1 0
41位 RB ラモント・ジョーダン
オークランド・レイダーズ
80.4 114 82 72.0 434 2 0
42位 RB ドミニク・ローズ
インディアナポリス・コルツ
79.8 186 145 78.0 640 5 2
43位 RB エジリン・ジェイムズ
アリゾナ・カーディナルズ
78.9 337 270 80.2 1162 6 3
44位 RB デアンジェロ・ウィリアムズ
カロライナ・パンサーズ
78.7 121 91 75.3 501 1 1
45位 RB ショーン・アレグザンダー
シアトル・シーホークス
78.1 252 199 79.0 901 7 5
46位 RB ケヴィン・ジョーンズ
デトロイト・ライオンズ
77.4 181 133 73.5 688 6 4
47位 RB モーリス・モーリス
シアトル・シーホークス
75.5 161 126 78.3 604 0 1
48位 RB キャデラック・ウィリアムズ
タンパベイ・バッカニアーズ
74.5 225 177 78.7 799 1 2
49位 RB ルーベン・ドローンズ
クリーブランド・ブラウンズ
74.1 220 177 80.5 774 4 5



第13週時点と比べると、まず、なんと言っても、
16位のデインが48位(最下位)からのアップとなっています。


テキサンズは、終盤、パスオフェンスが低下してランオフェンスが上昇している、
ということを、以前に書いていましたが、まさしく、そのことを表している結果ですね。


・・・ああ、なんて噛み合わない・・・。


他には、20位タイのバーバー(有名な方)は32位からの上昇で、これもなかなか。
ジャイアンツが土壇場でプレーオフ進出を果たした一因でしょう。


あとは、「ビッグネーム」なのに最下位あたりの常連だった2人が、
ブッシュが38位に、ジェイムズも43位にと、それなりに上昇。


シーズン終盤になって、ようやくエンジンがかかり始めた2人でした。


ジェイムズは遅かったですが、ブッシュプレーオフがあるので、
「間に合った」と言うべきかもしれませんね。


下がった方で目立つのは、31位タイのベル(有名な方)。
第13週時点20位からのダウンです。


テイタム・ベルの調子が悪くて試合途中でマイク・ベル(11位)に交代・・・ということが、
シーズン終盤になって見受けられましたし、
こちらは、もしかしたら、ブロンコスプレーオフ進出を逃した一因、
・・・と言えるのかもしれません。


あとは、36位タイのトーマスが25位からのダウン、というものくらいかな。
ビルズは、マクゲイヒーも33位から39位へと低い位置でダウンしていますし、
もうちょっとランオフェンスが改善していれば、プレーオフまであったかもなぁ、
・・・と思われるところです。


最下位はドローンズ


シーズン前に、「今シーズンはブラウンズに期待したい」と書きながら、
ドローンズにはあまり良い印象を持っていない」と書いていましたが、
その印象どおりのシーズンだったように思います。


「4タッチダウン」に対して「5ファンブル」というのは、酷すぎです。


まあ実は、昨シーズンは「2タッチダウン、6ファンブル」だったので、
これでも改善しているんですけども・・・。


ここ3年で、合計16ファンブル
なんとかしてください。


以上、レギュラーシーズン終了時点の「ランナーレーティング」でした。