血がつながっているだけ
今年の殿堂入り候補者のファイナリストが発表されましたね。
いやぁ、前にも書きましたが、やっぱり今年はちょっと渋いメンバーで。
こういうメンバーなら、昨シーズンからなんとなく注目していた、
元ロサンゼルス・レイダーズのPレイ・ガイが、いよいよ選出されるかもしれません。
今年は、ファイナリストまで残りましたねぇ。
殿堂入りは、どんな年であっても「該当者なし」ということはあり得なくて、
「3人以上6人以下」が選出されることになっているようです。
だから、殿堂入りの微妙な選手(例えばスペシャルチーマーとか)が殿堂入りするには、
こういう年が狙い目、ということになるのでしょう。
まあ、「狙い目」と言っても、本人は何をするわけでもないけども・・・。
ちなみに、ガイは、5年ぶり6回目の「ファイナリスト」。
1992年・1995年・1997年・1999年・2002年に、
それぞれファイナリストに残りながら選出を逃しています。
今年も逃すとなると、次にファイナリストに残るのは、5年後か6年後か・・・。
今年こそ是非、「パンター初の殿堂入り」を果たしてもらいたいものですね。
あと、「狙い目」と言えば、元ダラス・カウボーイズのWRマイケル・アーヴィンもかも。
(アーヴィンが「微妙」な理由は、「問題児」ってところで)
まあ、「シニアファイナリスト」と「当確」のポール・タグリアブー前コミッショナーで、
人数としては「3人」なので、それで終わり、ってこともあり得ないでもないですが・・・。
さてさて、どうなりますか。
では、NFLワイルドカードプレーオフ、NHKのBS1で放送していた、
ニューヨーク・ジャイアンツ対フィラデルフィア・イーグルスの試合の感想を。
まずは、お詫びと訂正。
先日、「オフェンスラインスタッツ」を紹介した中で、
>なお、イーグルスは、全32チームで唯一、
>今シーズンの16試合、全て同じスターターオフェンスライン選手でした。
・・・ということを書いていましたが、
ダラス・カウボーイズもそうだったのを見逃していました。
この試合の放送の中で、紹介されていましたね。
すいません。
なお、カウボーイズのオフェンスライン選手で100位以内に入っていたのは4人で、
しかも、そのうち1人は「100位」ギリギリでしたから、
オフェンスラインの成績的には、イーグルスが圧倒的に上でした。
さて、この試合で・・・というか、以前からあったことながら、
最近、特に増えてきていて、気になっていることがありまして。
それは、ジャイアンツのQBイーライ・マニングのプレーを見た後に、
「今の場面、お兄さんだったら・・・」という比較がされること。
いや、どうしても比較されてしまうのは分かるんですけども、
単純に、「イーライ・マニングのプレーが良くない」というだけで、
別に、兄弟だからって、同じプレースタイルである必要は無いと思うんですけどねぇ。
僕は、インディアナポリス・コルツQBペイトン・マニングのプレースタイルが好きですが、
もちろん、誰も彼も同じプレースタイルである必要はないと思いますし、
それは、兄弟であっても変わらないでしょう。
というか、みんな「兄弟」ってことを気にしすぎだよなぁ。
僕は、ペイトン・マニングを応援していますが、
たとえイーライ・マニングがペイトン・マニングと同じプレースタイルになっても、
特に応援しないと思います。
ペイトン・マニングはペイトン・マニング、イーライ・マニングはイーライ・マニング。
別人格の別の人間ですから。
また、イーライ・マニングが、今、ジャイアンツのスターターの地位にあるのは、
「ペイトン・マニングの弟だから」というわけではなく、本人の実力なのですし。
それぞれ頑張れば、それでいいじゃん・・・と。
そんな風に思います。
話は変わりますが、案の定、ホールダーが注目されていましたねぇ。
そういえば、すっかり忘れていたのですが、昨シーズン、
ミネソタ・ヴァイキングスのQBブラッド・ジョンソンがホールドに失敗したときに、
この日記で取り上げていて、直後に「NFL備忘録」の方に、
こんなものをまとめていました。(あくまで、当時の状況です)
ああ、しっかりと「トニー・ロモ」って書いてあるよ・・・。
そして、イーグルスのQBコイ・デトマーの名前も。
今回の再契約は、あまりにもタイミングが良すぎましたねぇ。(話題的に)
なんか、今週末のディビジョナルプレーオフでも、
ホールダーが(テレビ映像的に)注目されそうな気がしないでもないので、
「予備知識」として、残っている8チームのホールダーを記しておきます。
P ハンター・スミス(インディアナポリス・コルツ)
P サム・クック(ボルチモア・レイヴンズ)
QB コイ・デトマー(フィラデルフィア・イーグルス)
QB ジェイミー・マーティン(ニューオリンズ・セインツ)
P ライアン・プラックマイアー(シアトル・シーホークス)
P ブラッド・メイナード(シカゴ・ベアーズ)
QB マット・カッセル(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
P マイク・シフレス(サンディエゴ・チャージャーズ)
イーグルス対セインツが、「クォーターバック対決」だな。(何も対決しないが)
以上、ワイルドカードプレーオフ、ジャイアンツ対イーグルスの試合の感想でした。