注目校のドラフト指名有力選手



さて、スーパーボウルも終わったことだし、
ドラフトに向けて、いろいろと情報を集めていかないとなぁ。


今シーズンは、ずっと、ノートルダム大と、各カンファレンスから1校ずつの、
合わせて12校に注目して見ていたので、
ドラフトに向けても、そんなあたりを中心に見ていきたいと思います。


本日は、各校で「有力」とされている選手を、ざっと眺めてみます。


とはいえ、上位で確実に指名されるような、本当の「有力」選手だけに絞ると、
そんなにいなくなってしまうので、
「多分、ドラフト外だろうけども」というあたりも含めて。


まずは、ノートルダム大から。


 QB ブレイディ・クィン
 WR レーマ・マクナイト
 RB ダリアス・ウォーカー
 TE マーカス・フリーマン
 T ライアン・ハリス
 G ダン・サントゥーチ
 G ボブ・モートン
 DT デレック・ランドリ
 DE ヴィクター・アビアミリ
 CB マイク・リチャードソン
 S シヌドゥーム・ヌドゥクイ


まあ、まずは、なんと言っても、クィン
ほぼ確実に1巡指名されるでしょう。


ずっと注目されながらも、ボウルゲームで負け続けていて、
「大舞台に弱い」というレッテルを貼られたりもしていますが、
ノートルダム大は「特別」な存在であるために、
対戦相手が、ほとんど「格上」である、ということを考えれば、
そんなに気にする必要は無いのではないでしょうかね。


で、その他の選手は、というと、そんなに注目されている選手はいないようで。
(もちろん、みんな、そこそこには注目されているけども)


実は、ノートルダム大にはWRジェフ・サマージャという、
素晴らしいワイドレシーバーがいたのですが、「野球の方が好きなんだ」ということで、
MLBメジャーリーグ)に行ってしまいました。


素晴らしいレシーブを連発していて、かなりの注目選手だっただけに、
アメフト好きには、ちょっと残念。


そのうちに、野球とアメフト、両方で活躍するような存在になったりしないかなぁ。


というわけで、ノートルダム大は、そんなところで。


では、次は、「ACC」カンファレンスで注目していた、マイアミ大(フロリダ)


 RB タイロウン・モス
 WR ダーネル・ジェンキンズ
 WR ライアン・ムーア
 TE グレッグ・オルセン
 C アンソニー・ウォルシュレイガー
 DT カリーム・ブラウン
 DT ビュロック・アトキンス
 LB ジョン・ビーソン
 S ブランドン・メリウェザー
 P ブライアン・モンロー


注目されるのは、アーリーエントリーしたビーソン
あとは、メリウェザーといったところらしいです。


それから、全体的に注目選手の少ないタイトエンド選手の中で、
オルセンは、結構高い評価を受けているようですね。


今シーズンのマイアミ大(フロリダ)は、成績的にあまり芳しくなかったので、
僕としては、これ以上、なんとも言いようがないです。


では次に、「Big 12」カンファレンスで注目していた、オクラホマ大


 RB エイドリアン・ピーターソン
 WR ポール・トンプソン
 T クリス・メスナー
 DE カルヴィン・ティベドゥー
 DE ラリー・バーディン
 DE C・J・アーユー
 LB ザック・ラティマー
 LB ルーファス・アレグザンダー


この中では、もちろん、ピーターソンに大注目。
この日記でも、ことあるごとに触れてきたので、もうおなじみですね。


ランニングバック選手では、今ドラフトナンバー1と言って良いでしょう。


ここまで、いろいろと経緯を見てきた選手だけに、
NFLでどんな活躍をしてくれるか、本当に楽しみにしています。


その他では、アレグザンダーが注目されているくらいかな。


今シーズン、ピーターソンが抜けていても、かなり頑張っていたオクラホマ大ですが、
今年のドラフトにエントリーしてくる中には、注目選手は少ないようです。


では次に、「Big East」カンファレンスで注目していた、西バージニア大


 WR ブランドン・マイルズ
 G ジェレミー・シェフィー
 C ダン・モーゼス
 LB ケヴィン・マクリー
 LB ジェイ・ヘンリー
 S エリック・ウィックス


カンファレンス優勝こそ出来なかったものの、なかなかの成績だった西バージニア大ですが、
どちらかといえば、下級生中心のメンバーだったために、
ドラフトで注目される選手は、あまりいないようですね。


とりあえず、マイルズマクリーが、そこそこ注目されているくらいかな。


インパクトは薄いです。


では次に、「Big Ten」カンファレンスで注目していた、オハイオ州立大


 QB ジャスティン・ズウィック
 QB トロイ・スミス
 RB アントニオ・ピットマン
 WR アンソニー・ゴンザレス
 WR テッド・ギン
 WR ロイ・ホール
 G T・J・ダウニング
 C ダグ・ダティッシュ
 DT クイン・ピトコック
 DT デイヴィッド・パターソン
 DE ジェイ・リチャードソン
 S ブランドン・ミッチェル


レギュラーシーズン中、無敗で快進撃を続けていたチームですから、
もちろん、注目選手も多いです。


その中でも、まずは、ハイズマン賞受賞者のスミスを挙げておかないと。


ただ、今のところ、「1巡指名確定」ってことは無いようです。
ドラフトに登場するクォーターバック選手の中でも、そこそこ高い評価ですが、
でも、そんなに高い順位で指名しなくてもいいんじゃない?
・・・って、感じで。


ざっと見た感じでは、先ほど出てきたノートルダム大クィンと、
あとは、アーリーエントリーのことを書いたときに触れた、
LSUのQBジャマーカス・ラッセルの2人が、頭一歩抜き出ていて、
他は、そんなでも無いようですね。


まあ、もちろん、動向が注目される選手ではあります。


オハイオ州立大からは、もう1人、クォーターバック選手が注目されていて、
それは、控えだったズウィック


スミスが出場停止になっていたときに、代わりにスターターを務めていたようですが、
芳しくない出来で、そのまま控えに逆戻りをしていたりします。


ドラフト指名は、まあ、無いと思いますが、
これぞ、オハイオ州立大の層の厚さ、というところでしょう。


さて、他の選手では、アーリーエントリーのときに触れていた、
スミスのターゲット2人」、ギンとゴンザレスですね。


ギンの方が上の評価ですが、揃って上位指名されることもあるかもしれません。
2人とも、スミスよりは早く指名されるかな。


あとは、ディフェンスタックル選手の中でも結構高く評価されているピトコック
センター選手の中でも結構高く評価されているダティッシュ
ランニングバック選手の中でもそこそこ高く評価されているピットマン
・・・と、まあ、このチームは、続々と注目選手の名前が挙げられます。


ドラフトで、オハイオ州立大の名前を聞くことは、相当多くなるでしょう。


では次に、「C-USA」カンファレンスで注目していた、UCF


 QB スティーヴン・モフェット
 RB ジェイソン・ピーターズ
 WR マイク・ウォーカー
 C セドリック・ガニエマークー
 DE クリス・ウェルシュ


まあ、チーム成績どおり、さほど注目選手はおらず。
1人も、ドラフト指名されないかも。


ガニエマークーが「Gagne-Marcoux」という、ちょっと変わった苗字である、
・・・ということだけに触れて、この大学は、こんなところで。


では次に、「MAC」カンファレンスで注目していた、アクロン大


 G アンディ・アレマン
 DE ジャメイン・リード


ここも、「成績なり」な感じ。


とはいえ、アレマンは、ガード選手の中では、
そこそこ高く評価されている模様です。


ここの大学では、僕は、QBルーク・ゲッツィに注目していたのですが、
さすがに、今シーズンの冴えない成績では、全く注目されていないようですね・・・。


仕方ないけど、うーん、残念。


では次に、「MWC」カンファレンスで注目していた、ユタ大


 G タヴォ・トゥーポウラ
 DT ポール・ソリーアイ
 DT ケリー・タラヴー
 S エリック・ウェドル
 S ケイシー・エヴァンズ


人数は少ないですが、ウェドルは、結構注目されている選手のようです。
あとは、ソリーアイも、そこそこ。


全体的に、「オフェンスよりもディフェンス」って感じですね。


今シーズンは、カンファレンス優勝争いには絡めなかったけど、
ボウルゲームには出場して勝てた・・・ということで、
まあまあ、そこそこな成績だったわけですが、
もう少しオフェンスの奮起があればねぇ、というところだったのでしょう。


では次に、「Pac-10」カンファレンスで注目していた、USC


 FB ブランドン・ハンコック
 WR スティーヴ・スミス
 WR ドゥウェイン・ジャレット
 C ライアン・カリル
 LB オスカー・ルーウ
 LB ダラス・サーツ


今シーズンのUSCは、昨シーズンの主力選手がごっそり抜けて、
下級生中心のメンバーだったため、まあ、人数的にはこんなところでしょう。
(それで、あれだけ素晴らしい成績だったのだから、来シーズンがとても楽しみ)


「人数的にはこんなところ」ですが、ただし、中身は侮れません。


中でも、ジャレットは、今ドラフトワイドレシーバー選手の中でも、
トップクラスの評価をされている選手。


なんか、USCの歴史の中で見ても、相当の逸材レシーバーと言われている、
・・・という話を聞いたこともあります。


ドラフトで、どういう評価をされるかも楽しみですが、
NFLでの活躍も楽しみになる話ですね。


もう1人のワイドレシーバースミスも、なかなか高い評価を受けていて、
同じような感じのオハイオ州立大の「ワイドレシーバーコンビ」と、
どちらが高い評価を受けるか、というのも見ていて面白いかもしれません。


あとは、目立ちにくいですが、カリルは、今ドラフトセンター選手の中で、
「ナンバー1」という評価を受けているようですので、こちらも注目。


では次に、「Sun Belt」カンファレンスで注目していた、アーカンソー州立大


 FB オレン・オニール
 C タナー・ジェンキンズ
 DE ジョナサン・ナジム


「成績なり」です。
それぞれも、そんなに高く評価されているわけではありません。


まあ、妥当なところでしょう。


では次に、「SEC」カンファレンスで注目していた、フロリダ大


 QB クリス・リーク
 RB デショーン・ウィン
 FB ブライアン・ラツコ
 WR ジャモール・コーネリアス
 WR ダラス・ベイカー
 G スティーヴ・リスラー
 DT スティーヴン・ハリス
 DT マーカス・トーマス
 DE ジャーヴィス・モス
 DE レイ・マクドナルド
 LB アール・エヴェレット
 LB ブライアン・クラム
 LB ブランドン・サイラー
 CB ライアン・スミス
 CB レジー・ルイス
 S レジー・ネルソン


さすが、「全米ナンバー1」チーム。
人数の多さもさることながら、ポジジョン的にも、ほぼ全て網羅しています。


そんな中でも、大きく注目されるのは、ディフェンス選手たちです、


サイラーは、ミドルラインバッカーの中で、相当高く評価されているようですし、
オールアメリカン選手のネルソンも、言うまでもなく高く評価される存在。


更には、モスも、ドラフト高順位で指名されがちなディフェンスエンド選手の中で、
結構高い評価を受けていますから、1巡指名があるかもしれません。


ちなみに、この3人は、アーリーエントリーをしてきた選手たちですから、
チーム的には、来シーズンに向けて、大きな痛手ですねぇ。


あと、ディフェンスエンド選手では、マクドナルドも、そこそこ高い評価を受けていますし、
ディフェンスタックル選手の中でもそこそこ高い評価を受けているトーマス
ラインバッカー選手の中でもそこそこ高い評価を受けているエヴェレット
・・・と、まあ、ここも、オハイオ州立大と同じように、注目選手目白押し。


ドラフトで、「最も多く指名される大学」の座を、
フロリダ大オハイオ州立大で争うことになりそうですね。


なお、「全米ナンバー1」に導いたクォーターバックであるリークは、
さほど注目されていません。


先日の「シニアボウル」でも、良いところを見せられませんでしたので、
更に評価を落としてしまったかもしれませんね。


では最後に、「WAC」カンファレンスで注目していた、ネバダ大


 QB ジェフ・ロウ
 RB ロバート・ハバード
 WR カリブ・スペンサー
 TE アンソニー・プードウェル
 DE J・J・ミラン
 CB ジョー・ガルシア
 S ニック・ホースロウン


注目されるのは、ロウ。
ネバダ大特有の「ピストル隊形」オフェンスを率いたクォーターバックです。


チーム成績が、そこそこなので、そんなに表舞台に名前が出てこないですが、
「2人が飛びぬけている」今ドラフトクォーターバック選手たちの中にあって、
「2番手集団の一員」という評価くらいは受けているようですので、
ドラフトでも、意外にも高い順位で指名されてしまう可能性もあるかもしれませんね。


ちょっと注目しておきたいところです。


・・・と、まあ、ざっと、そんなところで。


最初に書きましたように、ここに書いた選手の大部分はドラフト指名されないでしょうが、
最近は、ドラフト外の選手の活躍も目立ちますから、
2・3年後とかに、「ああっ、こんなところで名前を挙げていたんだ!」と、
発見したりすると面白いかもしれませんね。


本日は、こんなところで。