好調のチーム・混迷のチーム



さあ、本格的に始まってきましたよ。



昨日分の解雇は約40人。
いきなり、アーロン・エリングとかアーロン・ホサックとか、
割と見知った名前から始まるので、なんか、意味無くドキドキしてしまいますが・・・。


本日分は100人・・・いや150人を超えるかな。


1度に来ると大変なので、なるべく分散で、よろしくお願いします。
・・・って言っても、どっちにしろ、解雇の締め切りは現地火曜日なんだけども。


さて、NFLプレシーズンゲーム第3週の試合の感想。
まずは、昨日の続きです。


サンディエゴ・チャージャーズアリゾナ・カーディナルズの試合。


第3クォーター最初のドライブまで出場したチャージャーズQBフィリップ・リバーズも、
前半いっぱい出場したカーディナルズQBマット・ライナートも、
ともに、良い成績でした。


特にリバーズは、パス29回中20回成功282ヤード獲得2タッチダウン
文句のつけようが無いですね。


いい形で、スターター2年目を迎えられそうなのは、何よりです。


ライナートは、それに比べると多少見劣りがしますが、
先週までも好調でしたし、ずっと好調のままプレシーズンを終えられる、
というのは良いことでしょう。


ちなみに、この試合は、カーディナルズRBJ・J・アリントンが、
試合開始直後のキックオフリターンで、70ヤードも獲得しておりまして、
そのときのオフェンスは敵陣32ヤード地点から開始しておりました。


その分、攻める余地が少なくなっていたわけですから、
獲得ヤード的に見劣るのは、多少、仕方のないところ、とも言えます。
クォーターバックスタッツというのは、そういうところにも影響を受けるもので)


さて、その2人の後を引き継ぐ控えクォーターバックも、僕の応援している選手です。


まず、第3クォーターだけ登場したのが、カーディナルズのQBカート・ウォーナー


いきなり1プレー目でサックを喰らい、
ファンブルターンオーバーを喫してしまったところでは心配になりましたが、
その後のドライブは、見事にタッチダウンに導いており、まあまあの成績でした。


やっぱり、ウォーナー、今シーズンは好調っぽいですね。


とはいえ、来週が終われば、もう出番が無いわけですから、
是非、大活躍で締めくくってもらいたいと思います。


そして、チャージャーズの2番手はQBビリー・ヴォレック
ウォーナーサックターンオーバーの直後から、試合終了まで出場。


出だしこそ、パッとしませんでしたが、徐々に調子を上げ、
最後、残り時間約1分で、自陣28ヤード地点から逆転ドライブを導いたのは見事でした。


ヴォレックの「徐々に調子を上げ」というのは、この試合のみならず、
ここまでのプレシーズン全体で、そういう傾向にあります。


となると、期待すべきは、来週の試合ですね。
こちらも、大活躍を願っております。


では次に、サンフランシスコ・49ersシカゴ・ベアーズの試合。


49ersのQBアレックス・スミスは、第3クォーター中盤まで出場。
なのに、成績は、パス8回中4回成功47ヤード獲得。


何かの間違いでは・・・?
・・・とも思えるのですが、間違いではありません。


非常に不安の残る、「最終調整」となってしまいましたね。


なお、その後を引き継いだ、QBトレント・ディルファーは、
1クォーターちょっとだけという短い時間で2タッチダウンを挙げています。


まあ、だからスターター交代、ってことにはならないでしょうが。


で、ディルファーが、この試合最後まで担当したので、
49ersクォーターバックで出場したのは2人だけ、ということに。


・・・出させてもらえないなぁ、QBルーク・ゲッツィ


来週こそは出場できるはず・・・と信じておりますが、
しかし、そうだとしても、アピールできる時間は限られてくるなぁ。


恐らく、こちらも今週出場しなかったQBショーン・ヒルとの、
「第3クォーターバックの座」を賭けた「一発勝負」になると思いますが、
実績的には、ヒルが上回っていますので、「互角」では「負け」に等しいことになります。


頑張れよ、ゲッツィ
(まだ1秒も出場していない選手に、これだけ注目しているのも、僕くらいのものか・・・)


さて、一方のベアーズQBレックス・グロスマンは、前半いっぱい出場し、
パス20回中13回成功211ヤード獲得2タッチダウンインターセプト、という成績。


インターセプトリターンタッチダウンを喰らったのは余分でしたが、
まあ、全体的には、悪くなかったんじゃないでしょうかね。


・・・特に、先週と比べれば・・・。


あ、そのインターセプトリターンタッチダウン後のトライフォーポイントのキック、
49ersKジョー・ネドニーが、失敗してるじゃないか。
気が付いてなかった。


となると、この日の「失敗」は4回ということに。
やっぱり何か偏ってるよなぁ。


ベアーズの3番手QBカイル・オートンは、試合終盤に出場するも、ほとんど時間つぶしだけ。
オートンも、来週の「大活躍」を期待したい選手です。


RBギャレット・ウルフも、オートンと同じ時間帯に多く出場し、
見事に「時間つぶし」を全う。
ラン13回41ヤードは、上々の成績でしょう。


ウルフは、きっとレギュラーシーズンの試合にも出場できるでしょうから、
活躍を見るのが楽しみなところです。


なお、ベアーズのKニック・ノヴァクは、出番がありませんでした。


そうそう、例の、「Play-By-Play」第1クォーター・第3クォーター直後の「ネタばらし」、
開幕までに直ることは、半ば無理だと諦めてはいるのですが、


 http://www.nfl.com/gamecenter/playbyplay?game_id=29494&displayPage=tab_play_by_play&season=2007&week=PRE3


しかし、第1クォーターの最後に、
「第3クォーター終了時の得点」を掲載するのは、勘弁してもらえませんかね・・・。


・・・つ・・・辛い・・・。


さて次に、タンパベイ・バッカニアーズマイアミ・ドルフィンズの試合。


バッカニアーズは、まず、QBジェフ・ガルシアが第2クォーター最初まで出場し、
その後、QBルーク・マカウンが、第3クォーター最初のドライブまで出場。


そして、その後、1ドライブだけ、QBクリス・シムズが出場。
おお、出てきたか。


「1ドライブだけ」というのが、状況的にどうなのか、気になるところなんですけども・・・。


頑張れー。


そして、その後は、QBブルース・グラドカウスキーが試合終了まで、
・・・というのが、この日のバッカニアーズクォーターバック陣でした。


で、スターターが予想されるガルシアは、いまいちパッとせず。


1番良かったのはグラドカウスキーですが、
まあ、相手ディフェンス選手の違いを考慮すると、分からないところ。


さてさて。


バッカニアーズクォーターバックは、32チーム中で1番どうなるか分からないです。
来週の試合は、どういう陣容で来るんでしょうかね。


一方、実は、ドルフィンズスタータークォーターバックも、
どうなるのか分からなくなってきているところで。


移籍してきたQBトレント・グリーンで問題なかったはずなのですが、
どうも、調子が上がってきません。


この試合も、第1クォーターだけの出場で、「まあまあ」と言えるか言えないか、という。


第2クォーターに出場したQBクリオ・レモンも、今週はパッとせず。


そして、後半は、新人QBジョン・ベックが丸ごと担当し、まあまあ、そこそこ。
試合終盤になるほど悪くなっていた感があり、印象はそんなに良くないです。


とはいえ、「将来性」から言っても、ベックは期待されていそうな感じですね。


さてさて。


ドルフィンズも、来週はどういう陣容なんでしょうかね。


さて、日付が変わりまして、現地昨日に行われた、
フィラデルフィア・イーグルスピッツバーグ・スティーラーズの試合。


イーグルスのQBドノヴァン・マクナブは第2クォーター中盤まで、
スティーラーズのQBベン・ロスリスバーガーは前半いっぱいの出場。


で、どちらも、あまりパッとしなかった感じ。


まあ、ロスリスバーガーは、そこそこパスがつながって良いところもあったんですけども、
インターセプトが、ちと余計。


どちらも、万全の「調整終了」というわけにはいきませんでした。


期待のスティラーズRBゲイリー・ラッセルも、今週はいまいち。


イーグルスWRジェレミー・ブルームは、22ヤードのパスレシーブがありましたが、
こちらも、全体的にはパッとしなかったかな。


なんとなく、個人的には、あんまりパッとしなかったなぁ、
という印象の試合でした。


いや、もちろん、他にもディフェンスとか、見るべきところは多いと思うんですけどね。
僕の感想としては、そんなところで。


以上、プレシーズンゲーム第3週の試合の感想でした。


第3週は、残り1試合です。