キッカーランキング(第9週時点)
では今週も、「新能力指標」を「キッカーレーティング」から見ていきます。
順位(比) | 選手名 | レーティング | 挑戦回 | 成功回 |
---|---|---|---|---|
1位(→) | ライアン・ロングウェル (ミネソタ・ヴァイキングス) |
39.3 | 14 | 11 |
2位(↑) | ジェイ・フィーリー (マイアミ・ドルフィンズ) |
35.2 | 14 | 13 |
3位(↑) | ジョー・ネドニー (サンフランシスコ・49ers) |
34.7 | 12 | 11 |
4位(↓) | ジェフ・リード (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
34.3 | 12 | 11 |
5位(↓) | ジョシュ・ブラウン (シアトル・シーホークス) |
33.8 | 17 | 16 |
6位(↑) | ニール・ラッカーズ (アリゾナ・カーディナルズ) |
31.7 | 16 | 11 |
7位(↓) | クリス・ブラウン (ヒューストン・テキサンズ) |
31.3 | 20 | 18 |
8位(↑) | ロブ・ビロナス (テネシー・タイタンズ) |
30.0 | 22 | 20 |
9位(↓) | ニック・フォーク (ダラス・カウボーイズ) |
29.9 | 16 | 14 |
10位(↑) | ショーン・スイシャム (ワシントン・レッドスキンズ) |
29.7 | 15 | 12 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
1位のロングウェルは、今週、1本フィールドゴールに失敗していますが、
57ヤードという長距離だったので、さほど評価が落ちるものではありません。
ちなみに、この「失敗」が、サンディエゴ・チャージャーズCBアントニオ・クロマティの、
「109ヤードリターンタッチダウン」という大記録につながっています。
先週2位・3位だった、リードとブラウンは、
今週、それぞれ、1本・3本のフィールドゴールに成功していますが、
そんなに長くない距離だったこともあって、値的には少々落ちました。
で、このあたりの順位は、非常に値が接近していたので、この2人は4位・5位に落ちて、
今週試合のなかったフィーリーが2位に上がりました。
また、今週3本のフィールドゴールを成功させたネドニーが、3位に浮上したりもしています。
そうそう、他には、
今シーズン、1試合8本のフィールドゴール成功というNFL新記録を達成したりして、
絶好調のビロナスが、相変わらずの好調ぶりで、8位に浮上してきました。
今週も47ヤードと53ヤードという長距離。
タイタンズの「6勝」のうちの半分くらいは、
ビロナスのおかげの勝利なんじゃないか、と思えるくらいです。(ちょっと言いすぎか)
今後も、活躍を期待したいですね。
それから、今週は、スイシャムが、フィールドゴール全5本成功の大活躍。
最後の1本は、オーバータイムでの46ヤード決勝フィールドゴールで、
週間MVPも受賞しました。
この活躍で、ランキングでも10位に上がってきています。
さて、今週は第9週。
シーズン折り返しの「区切り」の週です。
というわけで、「規定回数」(今週は「8回」)に達している全選手を掲載しましょう。
順位 | 選手名 | レーティング | 挑戦回 | 成功回 |
---|---|---|---|---|
11位 | ジェイソン・ハンソン (デトロイト・ライオンズ) |
29.0 | 20 | 16 |
12位 | ジョン・ケイシー (カロライナ・パンサーズ) |
28.7 | 14 | 11 |
13位 | シェイン・グレアム (シンシナティ・ベンガルズ) |
28.4 | 13 | 12 |
14位 | ロビー・ゴウルド (シカゴ・ベアーズ) |
28.3 | 16 | 13 |
15位 | メイソン・クロスビー (グリーンベイ・パッカーズ) |
27.6 | 20 | 16 |
16位 | ネイト・キーディング (サンディエゴ・チャージャーズ) |
26.7 | 9 | 7 |
17位 | マット・ストーヴァー (ボルチモア・レイヴンズ) |
26.0 | 21 | 18 |
18位 | フィル・ドーソン (クリーブランド・ブラウンズ) |
25.9 | 14 | 13 |
19位 | セバスチャン・ジャニカウスキー (オークランド・レイダーズ) |
24.4 | 15 | 10 |
20位 | ライアン・リンデル (バッファロー・ビルズ) |
24.0 | 15 | 13 |
21位 | モーテン・アンダーセン (アトランタ・ファルコンズ) |
20.4 | 17 | 14 |
22位 | マット・ブライアント (タンパベイ・バッカニアーズ) |
20.3 | 17 | 13 |
23位 | スティーブン・ゴストウスキー (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
20.2 | 12 | 11 |
24位 | ローレンス・タインス (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
19.2 | 15 | 12 |
25位 | デイヴィッド・エイカーズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
18.3 | 21 | 17 |
26位 | アダム・ヴィナティエリ (インディアナポリス・コルツ) |
17.2 | 18 | 16 |
27位 | デイヴ・レイナー (カンザスシティ・チーフス) |
17.0 | 13 | 10 |
28位 | ジェイソン・イーラム (デンバー・ブロンコス) |
16.2 | 16 | 12 |
29位 | ジェフ・ウィルキンズ (セントルイス・ラムズ) |
15.5 | 20 | 14 |
30位 | マイク・ニュージェント (ニューヨーク・ジェッツ) |
13.6 | 18 | 13 |
31位 | ジョン・カーニー (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
13.4 | 11 | 9 |
32位 | オリンド・マーレイ (ニューオリンズ・セインツ) |
-3.2 | 12 | 6 |
(NFL - My New Ratings & Stats)
第5週のときと比べると、当時1位だったゴウルドが14位、
当時3位だったケイシーが12位と、かなり落ちてしまっています。
15位のクロスビーも、当時は6位だったので、ちょっと落ち気味。
期待の新人だけに、もうちょっと頑張ってもらいたいなぁ。
順位が上がっている方では、
目立っているのは、当時28位から19位に上がっているジャニカウスキー。
今週の試合では、「64ヤードフィールドゴール挑戦」という、
謎の「無茶蹴り」がありましたが、
先週の試合で50ヤード以上のフィールドゴールを2本成功していたりと、
なかなか調子は良さそうです。(だから、ヘッドコーチも「無茶蹴り」させたのか?)
最下位のマーレイは、当時からマイナスの値でしたが、
当時は「-14.6」だったので、改善の兆しはあります。
第5週のときに、「セインツは新たなキッカー探しに動いている」という話を書きましたが、
どうやら、その危機を乗り越えて、調子を取り戻しつつあるのかな。
セインツは現在4連勝中ですし、その後押しとなる活躍をしていってもらいたいものです。
以上、第9週時点の「キッカーレーティング」でした。