何なんだか・・・
NFL第14週サーズデーナイトゲーム、
シカゴ・ベアーズ対ワシントン・レッドスキンズの試合の感想を。
まだ試合が始まってから間もない、第1クォーター残り時間約11分。
ベアーズQBレックス・グロスマンが負傷退場。
そして、第2クォーター残り時間約6分。
レッドスキンズQBジェイソン・キャンベルが負傷退場。(正確には、1シリーズだけ復帰)
・・・もう、ホント、何なの、今シーズンは。
とりあえず、怪我の状態について先に触れておきますと、
グロスマンの状況は、まだ分かりませんが、
どうも、キャンベルは今シーズン絶望らしいです。
うーん・・・、残念だ。
試合は、グロスマンの後を受けたQBブライアン・グリーシーがパッとせず、
キャンベルの後を受けたQBトッド・コリンズがそこそこの活躍。
で、レッドスキンズの勝利です。
レッドスキンズは、序盤からランが全然進んでいなかったので、
これは苦戦するなぁ、と思いながら見ていたのですが、
ベアーズのオフェンスは、それ以上にダメダメでした。
というか、お互いに、ホント、決め手を欠きまくってまして、例えば、第1クォーター、
ベアーズのKロビー・ゴウルドが48ヤードフィールドゴールに失敗し、
これはレッドスキンズのチャンス・・・と思ったら、
レッドスキンズのKショーン・スイシャムも47ヤードフィールドゴールに失敗。
直後のベアーズオフェンスをあっという間に終わらせて、
再びレッドスキンズのチャンス・・・と思ったら、
またも、スイシャムが37ヤードフィールドゴールに失敗。
で、ああ、このまま「0対0」で前半を終わるのかな、
・・・と思い始めた頃、レッドスキンズのPデリック・フロストが素晴らしいパントで、
ベアーズオフェンスが自陣3ヤード地点から始まり、12ヤード地点で終了します。
こうなったら、しめたもの。
案の定、直後のパントはあまり飛ばずに、
レッドスキンズのオフェンスは敵陣41ヤード地点から。
前半の残り時間は1分40秒ですが、
これで、最低でもフィールドゴール成功くらいはしてくれるでしょう。
・・・と思ったら、コリンズがサックを受けてファンブル、ターンオーバー。
うわぁ、これで、逆にベアーズが点を入れて前半終了かぁ。
・・・と思ったら、敵陣31ヤード地点でグリーシーがインターセプトされるという。
もう、なんというか、「どっちも点を取りたくないのかよ!」と言いたくなるような、
そんなじりじりした展開でした。(決して「ディフェンスが良かった」とは思えない感じで)
結局、そのインターセプトのとき、53ヤードもリターンしていたこともあって、
レッドスキンズ側がタッチダウンを挙げることが出来たんですけどもね。
もう1つ、後半、レッドスキンズ側が最初のドライブでタッチダウンを決めた直後。
そのベアーズのオフェンス時も、なんとも言えないものがありまして。
ちょっと、順に追ってみましょうか。
- 自陣13ヤード地点からスタート。
- パス失敗。
- ランで3ヤード前進。
- オフサイドで5ヤード前進。
- ディレイオブゲームで5ヤード後退。
- パス成功で35ヤード前進。
- ランで1ヤード後退。
- パス成功で20ヤード前進。
- パス成功で9ヤード前進。
- フォルススタートで5ヤード後退。
- パス失敗。
- アンネセサリーラフネスで13ヤード前進。
- フォルススタートで5ヤード後退。
- パス失敗。
- パス成功で6ヤード前進。
- フォルススタートで5ヤード後退。
- ディレイオブゲームで5ヤード後退。
- パス成功で10ヤード前進。
- 30ヤードフィールドゴール成功。
・・・何プレーやれば気が済むんだ・・・。
しかも、パスで80ヤード、ランで2ヤード、反則で18ヤードと、
実に「合計100ヤード」も進んでいるのに、
結局フィールドゴール止まりだし。
なんか、この試合を象徴するかのようなドライブでしたねぇ。
まあ、結局、グダグダながらもレッドスキンズが勝ったことは嬉しかったのですが、
キャンベルがもう出られないんだったら、喜びも半減だなぁ。
こうなったら、ベアーズのクォーターバックが、
QBカイル・オートンになることを祈って、そちらに期待するしか!
以上、第14週サーズデーナイトゲームの感想でした。