ディフェンス選手ランキング(第17週時点)



さて次は、「ディフェンスインパクトポイント」です。


まずは、第17週で高い値となった選手を、
ディフェンスラインラインバッカーディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。

選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
DE アレックス・ブラウン
シカゴ・ベアーズ
50 3 0 1 3 0 1
LB ジャイルズ・タッカー
サンディエゴ・チャージャーズ
67 0 0 3 0 0 2
SS ローマン・ハーパー
ニューオリンズ・セインツ
37 2 0 1 1 0 1



ブラウンは、セインツ戦で、サックからのファンブルフォースの他、
パスディフェンスでも活躍。


また、ポイント算出対象外ですが、
第4クォーターにはファンブルリカバーもして、チームの勝利に貢献しています。


なお、この試合では、セインツのハーパーも活躍を見せましたが、
やや効果的ではなかった模様です。


そして、ドラフト外新人のタッカーは、
オークランド・レイダーズ戦の後半に登場して大活躍。


同じシリーズで2回サック、そして、その2回目のときにはファンブルフォースをして、
ボールも自らリカバーし、それがエンドゾーン内だったので、
そのままタッチダウン・・・という活躍を見せました。


また、試合終了間際にもサックからのファンブルフォースがあり、
見事、この週の週間MVPに選出されています。


「主力温存」の試合を、しっかりと活用したタッカーには、
来シーズン以降の活躍が期待できそうですね。


さて、レギュラーシーズン終了時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。

順位(比) 選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
1位(→) LB ジェイムズ・ハリソン
ピッツバーグ・スティーラーズ
345 58 17 10 2 1 6
2位(↑) LB デマーカス・ウェア
ダラス・カウボーイズ
332 51 15 16 2 0 4
3位(↑) LB パトリック・ウィリズ
サンフランシスコ・49ers
324 149 20 5 5 0 2
4位(↓) DE パトリック・カーニー
シアトル・シーホークス
320 32 11 15 1 1 5
5位(→) DE ジャレッド・アレン
カンザスシティ・チーフス
315 32 14 17 8 0 2
6位(↓) DE トレント・コウル
フィラデルフィア・イーグルス
313 32 21 14 2 0 4
7位(↓) LB ローファ・タトゥープ
シアトル・シーホークス
299 87 19 1 5 4 3
8位(↑) CB ネイト・クレメンツ
サンフランシスコ・49ers
297 79 11 1 10 4 3
9位(↑) LB ブライアン・アーラッカー
シカゴ・ベアーズ
295 108 10 5 7 5 0
10位(↓) LB カルロス・ダンズビー
アリゾナ・カーディナルズ
294 78 15 5 4 3 3

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というわけで、第10週に1位となったハリソンが、
そのまま最後まで逃げ切りました。


中盤戦の「大爆発」が効いた形ですが、その後も崩れることなく、
コンスタントに活躍できたことが、1位となった要因でしょうね。


なお、昨シーズンとはポイント算出方法がやや異なっており、
今シーズンの方が高い値が出るようになっているはずなのですが、
昨シーズンの1位ポイントは「438ポイント」だったので、
それより大幅に低いこととなります。


まあ、これは、今シーズンどうこうというよりは、
それだけ、昨シーズンの1位(ドルフィンズDEジェイソン・テイラー)の活躍が、
ぶっちぎりで素晴らしかった・・・ということなのでしょう。
(ちなみに、昨シーズン2位のポイントは「335ポイント」)


昨シーズンのテイラーは、「最優秀守備選手賞」を受賞しておりましたが、
果たして、今シーズンも、このランキング1位のハリソンが受賞なるかどうか、
・・・というと、まあ、多分ないでしょうね。(ポイントがぶっちぎりでもないですし)


誰が受賞するのかなぁ。


なお、3位のウィリズが、「最優秀守備新人賞」を受賞しました。


表を見てのとおり、とにかく、ウィリズタックル数が飛びぬけて多く、
「新人選手」という枠を超えた活躍だったと言えますので、
この受賞は、誰もが納得するところでしょう。


もしかしたら、「最優秀守備選手賞」も受賞しちゃったりして。


一応、念のため書いておきますが、公式記録の「174タックル」は、
この表で言うと、「149タックル+20ロスタックル+5サック」にあたりますよ。
サック数の数え方も「0.5」が無いので、公式記録とは異なっています)


それにしても、今シーズンは、
上位3人のほか、ベスト10内で6人を占めているラインバッカーの活躍が、
顕著だったシーズンと言えるのかもしれませんね。


逆に、ディフェンスバック選手が大苦戦。


シーズン中にも書きましたが、
こんなところからも、如何に今シーズンはパスオフェンスがリーグ全体で爆発していたのか、
・・・ということが、分かってくるような気がします。


さて、ではこれも「ベスト100」まで掲載します。

順位 選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
11位 SS クリス・ハリス
カロライナ・パンサーズ
288 83 9 0 4 1 7
12位 DE アデワレ・オグンレエ
シカゴ・ベアーズ
283 30 15 10 3 0 5
13位 LB ウィル・ウィザースプーン
セントルイス・ラムズ
281 85 17 7 7 0 2
13位 LB ジュリアン・ピーターソン
シアトル・シーホークス
281 56 7 10 1 2 4
15位 LB D・J・ウィリアムズ
デンバー・ブロンコス
279 111 27 1 4 1 2
16位 DE カイル・ヴァンデンボッシュ
テネシー・タイタンズ
275 36 11 12 3 0 4
17位 LB デリック・ジョンソン
カンザスシティ・チーフス
272 63 24 5 4 2 2
18位 DE オウシ・ウメニオーラ
ニューヨーク・ジャイアンツ
270 35 3 14 0 0 5
19位 DE エルヴィス・ドゥーマーヴィル
デンバー・ブロンコス
269 22 3 14 3 1 4
20位 LB ジェイムズ・ファリアー
ピッツバーグ・スティーラーズ
263 67 15 9 6 1 1
21位 LB マイク・ヴレイブル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
258 55 8 11 0 0 4
22位 LB レイ・ルイス
ボルチモア・レイヴンズ
257 104 13 2 7 1 2
23位 LB マイケル・ボーリー
アトランタ・ファルコンズ
256 87 10 3 4 2 3
24位 DE アンドレ・カーター
ワシントン・レッドスキンズ
255 31 11 11 2 0 4
24位 LB カーク・モリソン
オークランド・レイダーズ
255 100 18 1 6 4 0
24位 LB ショーン・メリマン
サンディエゴ・チャージャーズ
255 38 14 13 3 0 2
27位 LB ショーン・フィリップス
サンディエゴ・チャージャーズ
254 55 3 10 2 2 3
28位 LB スティーブン・クーパー
サンディエゴ・チャージャーズ
251 100 7 2 4 2 3
29位 DE ジェイソン・テイラー
マイアミ・ドルフィンズ
250 35 8 11 3 1 3
29位 LB デイヴィッド・ハリス
ニューヨーク・ジェッツ
250 102 15 5 3 0 2
31位 DE グレッグ・ホワイト
タンパベイ・バッカニアーズ
248 15 2 9 1 0 7
32位 LB アーニー・シムズ
デトロイト・ライオンズ
246 121 12 1 1 1 3
33位 DE マリオ・ウィリアムズ
ヒューストン・テキサンズ
245 31 13 15 0 0 2
34位 SS ショーン・ジョーンズ
クリーブランド・ブラウンズ
243 84 10 1 5 5 1
35位 LB E・J・ヘンダーソン
ミネソタ・ヴァイキングス
242 93 20 5 4 0 1
35位 LB ゲイリー・ブラケット
インディアナポリス・コルツ
242 100 15 1 2 4 1
37位 LB ラリー・フーツ
ピッツバーグ・スティーラーズ
240 61 15 4 4 1 3
37位 LB ロンドン・フレッチャー
ワシントン・レッドスキンズ
240 114 14 0 7 3 0
39位 CB チャールズ・ティルマン
シカゴ・ベアーズ
239 71 4 0 9 3 3
39位 CB マーカス・トゥルファント
シアトル・シーホークス
239 81 4 0 8 7 0
41位 CB ウィル・アレン
マイアミ・ドルフィンズ
238 50 6 2 13 1 3
42位 CB テレンス・マギー
バッファロー・ビルズ
237 73 4 0 16 4 0
43位 DE アーロン・スコーベル
バッファロー・ビルズ
235 38 12 7 3 0 4
44位 CB アイク・テイラー
ピッツバーグ・スティーラーズ
233 72 4 1 13 3 1
44位 DE ダリル・タップ
シアトル・シーホークス
233 26 13 8 7 1 2
46位 LB トーマス・ハワード
オークランド・レイダーズ
232 85 8 1 5 6 0
47位 LB デメコ・ライアンズ
ヒューストン・テキサンズ
229 114 9 2 6 1 1
48位 CB デアンジェロ・ホール
アトランタ・ファルコンズ
228 66 4 0 10 5 1
49位 LB ニック・バーネット
グリーンベイ・パッカーズ
227 115 12 4 2 2 0
49位 CB ロデリック・フッド
アリゾナ・カーディナルズ
227 55 2 0 16 5 0
51位 LB アンジェロ・クロウェル
バッファロー・ビルズ
226 108 16 2 3 1 1
51位 LB カルヴィン・ペイス
アリゾナ・カーディナルズ
226 72 11 7 4 1 1
53位 CB アントニオ・クロマティ
サンディエゴ・チャージャーズ
225 37 0 0 8 10 0
54位 CB リー・ボデン
クリーブランド・ブラウンズ
224 86 2 0 8 6 0
54位 SS ローマン・ハーパー
ニューオリンズ・セインツ
224 73 4 3 5 3 2
56位 LB ラロイ・ヒル
シアトル・シーホークス
223 61 17 3 4 0 3
57位 LB アダリアス・トーマス
ニューイングランド・ペイトリオッツ
222 57 12 5 5 1 2
57位 LB デイヴィッド・ソーントン
テネシー・タイタンズ
222 101 20 1 4 2 0
59位 CB サム・マディソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
221 61 5 1 10 4 1
59位 SS ジャメイン・フィリップス
タンパベイ・バッカニアーズ
221 71 9 1 3 4 2
61位 SS ケリー・ローズ
ニューヨーク・ジェッツ
219 57 8 2 5 5 1
62位 CB デアエル・レヴィス
ニューヨーク・ジェッツ
218 83 3 0 14 3 0
63位 LB パリス・レノン
デトロイト・ライオンズ
216 99 13 2 1 1 2
63位 FS O・J・アトグイ
セントルイス・ラムズ
216 71 3 0 4 8 0
65位 DT ダーネル・ドケット
アリゾナ・カーディナルズ
215 31 16 10 1 0 2
66位 LB テレール・サグス
ボルチモア・レイヴンズ
212 54 19 5 6 0 1
67位 LB グレッグ・エリス
ダラス・カウボーイズ
211 13 5 13 1 0 3
67位 CB ケルヴィン・ヘイドン
インディアナポリス・コルツ
211 81 2 0 7 3 2
67位 CB コートランド・フィネガン
テネシー・タイタンズ
211 84 6 1 11 1 1
67位 LB トーマス・デイヴィス
カロライナ・パンサーズ
211 70 12 3 4 1 2
71位 SS サミー・ナイト
ジャクソンビル・ジャガーズ
210 82 10 0 7 4 0
71位 DE ジョン・エイブレアム
アトランタ・ファルコンズ
210 15 7 10 4 0 3
73位 LB ジョン・ディジョルジオ
バッファロー・ビルズ
209 93 15 3 5 1 0
73位 LB バレット・ルード
タンパベイ・バッカニアーズ
209 99 12 0 1 2 2
75位 LB アントニオ・ピアース
ニューヨーク・ジャイアンツ
208 84 15 1 6 1 1
75位 NT ジャスティン・タック
ニューヨーク・ジャイアンツ
208 32 17 11 1 0 1
75位 CB ショーン・スプリングス
ワシントン・レッドスキンズ
208 54 4 0 11 4 1
75位 CB フレッド・ベネット
ヒューストン・テキサンズ
208 51 3 0 11 3 2
79位 LB キース・バラック
テネシー・タイタンズ
206 80 8 0 2 5 1
79位 LB ジョン・ビーソン
カロライナ・パンサーズ
206 123 13 0 5 1 0
79位 DE ポール・スパイサー
ジャクソンビル・ジャガーズ
206 15 10 9 0 0 4
82位 LB ジョーイ・ポーター
マイアミ・ドルフィンズ
205 46 13 6 3 2 1
83位 CB シェルドン・ブラウン
フィラデルフィア・イーグルス
204 64 4 0 11 3 1
83位 CB チャンプ・ベイリー
デンバー・ブロンコス
204 69 9 0 11 3 0
85位 SS アタリ・ビグビー
グリーンベイ・パッカーズ
200 76 8 0 4 4 1
85位 LB ロジャー・マキントッシュ
ワシントン・レッドスキンズ
200 80 3 3 4 0 3
87位 SS クリントン・ハート
サンディエゴ・チャージャーズ
198 74 7 1 4 5 0
87位 LB ドニー・エドワーズ
カンザスシティ・チーフス
198 86 16 2 2 1 1
89位 DE ウィル・スミス
ニューオリンズ・セインツ
197 46 10 7 3 0 2
89位 FS ケン・ハムリン
ダラス・カウボーイズ
197 58 3 0 10 5 0
89位 CB ニック・ハーパー
テネシー・タイタンズ
197 72 5 0 8 3 1
89位 DE マイケル・ストレイハン
ニューヨーク・ジャイアンツ
197 30 15 10 2 0 1
93位 CB ウォルト・ハリス
サンフランシスコ・49ers
196 51 5 0 9 4 1
93位 SS マイケル・ルイス
サンフランシスコ・49ers
196 94 6 2 3 2 1
95位 CB アサンテ・サミュエル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
195 42 1 0 11 6 0
95位 CB セドリック・グリフィン
ミネソタ・ヴァイキングス
195 83 4 0 10 0 2
95位 DE タンバ・ハーリー
カンザスシティ・チーフス
195 41 7 9 2 0 2
98位 SS ボブ・サンダース
インディアナポリス・コルツ
194 85 7 4 4 2 0
99位 LB チャド・グリーンウェイ
ミネソタ・ヴァイキングス
192 88 8 0 2 2 2
99位 SS マイケル・ハフ
オークランド・レイダーズ
192 77 6 1 9 1 1

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このランキングでは、
「全チームから1人はベスト100内に入っている」というのが普通の状況でしたが、
最終的には、シンシナティ・ベンガルズの選手が1人もいないこととなりました。
(ちなみに、最上位は121位のCBリオン・ホール


よく言われているように、このチームは、ディフェンスの立て直しが急務ですねぇ。


逆に、シーホークスから6人がベスト100内に入っている、というのが最多。


オフェンスラインの方のランキングと合わせて考えると、
このチームが、ディフェンスの力でプレーオフ進出した・・・ということが、
よく分かる結果と言えるのかもしれません。


なお、その次に多いのは、ジャイアンツ・チャージャーズタイタンズの「5人」。


いずれも、プレーオフ進出チームであることから、
チームの強さとの関連の強さは、明らかなところでしょうね。


ポジション別内訳では、ディフェンスライン選手が20人、
ラインバッカー選手が45人、ディフェンスバック選手が35人。


第13週と比べると、微妙な違いですが、
やや、ラインバッカー選手の多さとディフェンスバック選手の少なさが目立つ結果となりました。


この数字が20人・40人・40人となれば、大体理想的なんだけどもなぁ。


昨シーズンは、ディフェンスバック選手がやや多いという結果だったので、
今シーズンがたまたまなのか、それとも逆に昨シーズンがたまたまだったのか、
来シーズン以降も様子を見ていきたいところです。


以上、第17週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。