ドラフトに向けての「始めの一歩」
久々に、「NFL備忘録」のページに、どんどん情報を載せていっています。
手始めに、プロボウル選出者や「オールプロ」のメンバーを載せて、
その後は、ひたすら、ドラフト関連情報へ。
いやぁ、今年も、この季節がやってきましたねぇ。
本日は、「始めの一歩」として、ざっと、気になる名前を見ていきましょうか。
まず、「オールアメリカン」のメンバーでは、1番上にある名前、
ハイズマン賞受賞者、フロリダ大のQBティム・ティーボウに目がいくところ。
・・・ですが、ティーボウは2年生ですので、しばらく話題からは除外。
次に目に付くのは、今年の候補選手で「期待度ナンバー1」の呼び声の高い、
アーカンソー大のRBダレン・マクファデン。
昨シーズン中には、この日記でも、たびたび名前を出しておりましたね。
マクファデンは、2年連続、ハイズマン賞投票で2位となっており、
当然のように、「オールアメリカン」も2年連続の選出になります。
同じく、2年連続「オールアメリカン」選出なのが、
LSUのDTグレン・ドーシー、オハイオ州立大のLBジェイムズ・ローリナイティスの2人。
特に、ローリナイティスは、マクファデンと同じく、
昨シーズンは2年生、今シーズンは3年生での活躍ですから、
なかなか素晴らしいものがあります。
が、実は、ローリナイティスは、来シーズンもカレッジに残りますので、
ドラフトの話題からは除外。
来シーズン、「3年連続」となるかどうかに注目しておきましょう。
さて、ローリナイティスはカレッジに残りますが、
同じく3年生であるはずのマクファデンは、プロ入りします。
そう、「アーリーエントリー」です。
「オールアメリカン」に選出されていた中では、マクファデンのほか、
UCFのRBケヴィン・スミス、カンザス大のTアンソニー・コリンズ、
カンザス大のCBアキーブ・タリーブ・・・といったところが、アーリーエントリー組ですね。
もう1つ、ついでに書くと、
昨シーズン、2年生で「オールアメリカン」に選出されていた、
西バージニア大のRBスティーヴ・スレイトン、カリフォルニア大のWRデショーン・ジャクソン。
この2人も、アーリーエントリーしています。
当然、注目しておくべきところでしょう。
で、ここまでで、既に3人の「3年生ランニングバック」の名前が出ていますが、
もっぱらの評判では、今年は、アーリーエントリー組のランニングバックが、
「大当たり」の年ということになるようで。
マクファデンが、ドラフト最序盤で指名されるであろうことは当然として、
他にも、ドラフト1巡で、この組からの指名者がどんどん出てきそうな感じです。
ケヴィン・スミス(UCF)
ジャマール・チャールズ(テキサス大)
ジョナサン・スチュワート(オレゴン大)
スティーヴ・スレイトン(西バージニア大)
ダレン・マクファデン(アーカンソー大)
フィーリクス・ジョーンズ(アーカンソー大)
ラシャード・メンデンホール(イリノイ大)
レイ・ライス(ラトガース大)
以上、8人。
今年のドラフトの「軸」として、注目しておいた方が良さそうですね。
さて、「3年生」に注目が集まるとしても、
もちろん、多くのドラフト指名選手は「4年生」ですから、
今年も、このイベントに目を向けておきましょうか。
- 2008年シニアボウルロースター(South)(1)
- 2008年シニアボウルロースター(South)(2)
- 2008年シニアボウルロースター(South)(3)
- 2008年シニアボウルロースター(North)(1)
- 2008年シニアボウルロースター(North)(2)
- 2008年シニアボウルロースター(North)(3)
毎年恒例の、4年生対象のオールスターゲーム。
ちょうど、昨日開かれたばかりだったりします。
試合は、「South」チームが、残り時間0秒で、劇的な逆転勝利を収めたのですが、
まあ、この試合に関しては、試合結果よりも個人成績の方が気になるところですね。
メンバーをざっと見てみますと、
まずは、個人的に注目の、ハワイ大QBコルト・ブレナンに目がいきます。
さて、ブレナンの成績は、どうだったんだろう?
えーっと、何々。
「パス6回中2回成功1インターセプト2サック」。
・・・・・・。
・・・見なかったことにしよう・・・。
というわけにもいかないのですが。
うーん、なんか、ブレナンの評価は、下がるばかりのような気がするなぁ。
先行きが、かなり不安になってきます。
一方、ちょうど先日名前を出したばかりですが、
ミシガン大のQBチャド・ヘンネは、なかなか素晴らしい出来。
パス9回中5回成功で2タッチダウンなら、言うことはないでしょう。
ヘンネは、ここまで、「そこそこ注目されている」という程度だったと思うのですが、
もしかしたら、ドラフトに向けて、だんだん評価が上がっていくかもしれませんねぇ。
注目されているクォーターバックといえば、
USCのQBジョンデイヴィッド・ブーティも、この試合に出ていました。
が、「12回中6回成功1インターセプト」では、そんなにパッとしないですね。
まあ、こちらは、「実績」が十分ですから、
この程度で評価が下がることもないでしょう。
さて、「シニアボウル」のメンバーの中で、以前から気になっている名前は、あと1人。
オレゴン州立大のKアレクシス・セルナ。
皆さん、覚えていらっしゃいますでしょうか。
2年前、「全米ナンバー1キッカー」に贈られる「ルー・グローザ賞」を、
2年生で受賞していた選手で、それ以降、
この日記でも、たびたび触れていたりもしました。
そうかぁ。
セルナが、いよいよ卒業するんだなぁ。
ちょっと、しみじみ。
さてさて、では、この試合では、どんな活躍していたのかな。
えーっと・・・?
「22ヤードフィールドゴール失敗」。
・・・・・・。
・・・見なかったことにしよう・・・。
いや、しかし、22ヤードを失敗って、あなた。
敵陣3ヤード地点からのキックですよ。
うわぁ、やっちゃったなぁ。
まあ、逆に、あまりにも「あり得ない失敗」なので、
オールスター戦ならではの出来事、ってことにならないものか・・・。
・・・とりあえず、僕の注目選手が踏んだり蹴ったりだったことは、よく分かりました。
ちなみに。
昨シーズンの「ルー・グローザ賞」受賞者、ルイビル大のKアート・カーモディも、
4年生となっておりますので、今年のドラフト対象ですよ。
ついでに、今シーズンの「ルー・グローザ賞」受賞者を調べてみますと、
アリゾナ州立大のKトーマス・ウェーバーという選手でした。
(「オールアメリカン」にも選出されていましたね)
若干。
1年生。
・・・うーん・・・、3年後ですか、今度は・・・。
そんなところかな。
ああ、そうだ。
「シニアボウル」と言えば。
昨年、この「シニアボウル」で注目していた選手の1人に、
フロリダ大のQBクリス・リークがいました。
チームを「全米ナンバー1」に導いたクォーターバックながら、
ほとんど高い評価は受けていなかったんですよね。
その後、リークは、ドラフト指名されずに、シカゴ・ベアーズとドラフト外契約をしたものの、
最終ロースターカットで、あえなく解雇。
で、その、解雇された話題に触れたときに、
>リーク、どこか拾ってくれないかなぁ。
>
>でも、来年、NFLヨーロッパあたりで活躍してくれそうかも。
>
>・・・とか、素で思ってしまったのですが、そうか、無くなったんだった・・・。
>
>そういえば、ちょっと前に、いろいろな話が聞こえてきていましたが、
>結局、こういう若手選手の「受け入れ先」は、どうなるんでしょうねぇ。
>
>「特に何も無し」って可能性も高そうだけども。
・・・なんてことも書いておりました。
そう。
NFLヨーロッパに代わる、若手選手の「受け入れ先」として期待される「新リーグ」。
実は、密かに(?)始動しています。
http://www.allamericanfootballleague.com/
「All American Football League」。
通称、「AAFL」。
4月の開幕に向けて、ちょうど先週の土曜日に、ドラフトが開催されておりました。
その6巡、全体33位。
「チーム・テキサス」に指名されたのが、誰あろう、リークだったのでした。
・・・いやぁ、なんか、話がつながってるなぁ。
この「AAFL」。
位置付けは、「NFLの対抗リーグ」ですが、まだまだ海のものとも山のものとも分からず、
あっという間に崩壊する可能性だってあります。
知ってる選手が何人もいるようだったら、ちょっと注目してみようかな、
・・・と思っていたのですが、どうも、そんなにいない感じで。
せっかくなんで、リークくらいには、注目しておこうかとは思いますが。
さてさて、しっかりと試合は開催されるんでしょうかね。
願わくば、ここで活躍して、また、NFLに舞い戻ってきてもらいたいものです。
・・・と、最後は、ちょっと話がずれましたが、
以上、ドラフトに向けての「始めの一歩」でした。