スカウティングコンバイン・ライブ放送3日目
スカウティングコンバインも、あと2日残すのみ。
まずは、昨日の振り返りから。
http://www.nfl.com/videos?videoId=09000d5d806de133
ほとんど、ディフェンスライン組とラインバッカー組のベンチプレスで占められていますが、
4位がアパラチアン州立大のWRデクスター・ジャクソン、
3位がアーカンソー大のRBダレン・マクファデン、
そして、1位が東カロライナ大のRBクリス・ジョンソンと、
上位に、40ヤード走の結果が入っています。
・・・ん?
1位がジョンソン・・・?
実は、昨日、「非公式」「非公式」としつこく書いていましたとおり、
あれはあくまで「仮」のタイムでして、後から「公式タイム」が発表されています。
まずはズラッと、ワイドレシーバー組とランニングバック組の、
40ヤード走ベスト5を、公式タイムとともに並べておきましょう。
ワイドレシーバー組:
1位 4.35 デショーン・ジャクソン(カリフォルニア大)
2位 4.37 アンドレ・コールドウェル(フロリダ大)
2位 4.37 ウィル・フランクリン(ミズーリ大)
2位 4.37 デクスター・ジャクソン(アパラチアン州立大)
5位 4.39 エディ・ロイヤル(バージニア工科大)
ランニングバック組:
1位 4.24 クリス・ジョンソン(東カロライナ大)
2位 4.33 ダレン・マクファデン(アーカンソー大)
3位 4.36 アンソニー・アルリッジ(ヒューストン大)
4位 4.38 ジャマール・チャールズ(テキサス大)
5位 4.42 チャド・シンプソン(モーガン州立大)
というわけで、ほとんどの選手は、昨日の「非公式タイム」より落ちているのですが、
ジョンソンは0秒05も速くなってます。
・・・ていうか、4秒24って!
ざっと調べてみたところ、過去のスカウティングコンバインでの最速記録は、
現デンバー・ブロンコスCBチャンプ・ベイリー(1999年)と、
現ヒューストン・テキサンズWRジェローム・マシス(2005年)の、
「4秒28」というものだったようで。
つまり、「4秒24」というのは、
「スカウティングコンバイン新記録」(しかも大幅更新)ということになるようです。
(もちろん、それ以外の場所では、もっと速いタイムも記録されていますが)
ジョンソンは、もともと足の速さで高く評価されていたようですが、
ここまでの記録を堂々と見せ付けられては、更に高く評価されることでしょうね。
しかも、昨日の繰り返しになりますが、
ワイドレシーバー選手やディフェンスバック選手じゃなくて、
ランニングバック選手というところが、価値が高いんじゃないでしょうか。
注目しておきましょう。
で、結局、4秒3を切ったのは、ジョンソン1人となりました。
マクファデンは、4秒33だし。(もちろん、それでも速いけど)
個人的に残念なのは、ジャクソン。
・・・って、2人いるんだった。
アパラチアン州立大のWRデクスター・ジャクソンが、
「非公式タイム」より0秒10も落ちて、
ワイドレシーバー組2位タイの「4秒37」になってしまったんですよね。
先ほどの「昨日のベスト10」のビデオでは「4秒27」になっていますし、
他のいくつかのビデオを見ても、ほとんどで「4秒27」になっていたので、
「4秒37」は間違いじゃないか・・・?
・・・とか思ったりもしたのですが、まあ、多分、間違いではないのでしょう。
まあ、それでも、せっかく注目したんですから、
今後も注目してみることにします。
さて、40ヤード走のタイムの話題はこれくらいにして、
昨日の「結果」の上位選手を、まとめていきましょう。
なお、参加選手が少ない種目は省いております。
まずは、クォーターバック組。
40ヤード走:
1位 ジョシュ・ジョンソン(サンディエゴ大)
2位 ケヴィン・オコネル(サンディエゴ州立大)
3位 バーナード・モーリス(マーシャル大)
垂直跳び:
1位 ジョシュ・ジョンソン(サンディエゴ大)
2位 アダム・タフレイルズ(サンノゼ州立大)
3位 ケヴィン・オコネル(サンディエゴ州立大)
立ち幅跳び:
1位 ブライアン・ブローム(ルイビル大)
2位 ケヴィン・オコネル(サンディエゴ州立大)
3位 アレックス・ブリンク(ワシントン州立大)
3コーンドリル:
1位 ジョー・フラッコ(デラウェア大)
2位 ケヴィン・オコネル(サンディエゴ州立大)
3位 ポール・スミス(タルサ大)
20ヤードシャトル:
1位 アレックス・ブリンク(ワシントン州立大)
2位 ジョー・フラッコ(デラウェア大)
3位 ポール・スミス(タルサ大)
実は、ボストンカレッジのQBマット・ライアンとか、
何人かの有力選手が、ほとんどのワークアウトに参加していなかったりして、
この「ベスト3」も、あんまり有力とは言えない選手で占められてしまいましたね。
ブロームやフラッコあたりかな、この中で注目されているのは。
そんな中、目立っていたのは、
「NCAA 1-AA」ディビジョン所属のサンディエゴ大から来たジョンソンでしょうか。
40ヤード走と垂直跳びの記録が、
クォーターバックにどれだけ必要な能力なのかは分かりませんが、
でも、並み居る「NCAA 1-A」所属大学のクォーターバック選手を押しのけて、
2部門で1位を取ったというのは、立派なものです。
覚えておきましょうか。
では次に、ワイドレシーバー組。
40ヤード走:
1位 デショーン・ジャクソン(カリフォルニア大)
2位 アンドレ・コールドウェル(フロリダ大)
2位 ウィル・フランクリン(ミズーリ大)
2位 デクスター・ジャクソン(アパラチアン州立大)
ベンチプレス:
1位 エディ・ロイヤル(バージニア工科大)
2位 ローン・サム(テキサスエルパソ大)
3位 ジョー・ウェスト(テキサスエルパソ大)
3位 ダリアス・レイノード(西バージニア大)
3位 ピエール・ガルソン(マウントユニオンカレッジ)
3位 マーカス・スミス(ニューメキシコ大)
垂直跳び:
1位 キーナン・バートン(ケンタッキー大)
2位 アーマン・シールズ(リッチモンド大)
2位 ジェローム・シンプソン(コースタルカロライナ大)
立ち幅跳び:
1位 ジェローム・シンプソン(コースタルカロライナ大)
2位 アーマン・シールズ(リッチモンド大)
3位 ダリアス・レイノード(西バージニア大)
3コーンドリル:
1位 ハリー・ダグラス(ルイビル大)
2位 アーマン・シールズ(リッチモンド大)
3位 アンドレ・コールドウェル(フロリダ大)
20ヤードシャトル:
1位 アーマン・シールズ(リッチモンド大)
2位 アンドレ・コールドウェル(フロリダ大)
3位 ハリー・ダグラス(ルイビル大)
60ヤードシャトル:
1位 アーマン・シールズ(リッチモンド大)
2位 デクスター・ジャクソン(アパラチアン州立大)
3位 キーナン・バートン(ケンタッキー大)
意外と、名前が偏っています。
特に、シールズが、40ヤード走とベンチプレス以外の全ての種目で2位以内という、
素晴らしい結果を残しているのが目立ちますね。
ちなみに、40ヤード走のタイムは、4秒44でワイドレシーバー組7位。
これも、まずまず。
スピードあり、クイックネスありと、
かなり注目されてもおかしくないのではないでしょうか。
おっと、リッチモンド大も「NCAA 1-AA」ディビジョン所属大学じゃないか。
今年は、下部ディビジョンの選手が、かなり頑張ってる感じだなぁ。
(ちなみに、上記の中では、コースタルカロライナ大も「NCAA 1-AA」所属)
そして、そんな1人のデクスター・ジャクソンは、
60ヤードシャトルでも2位になっていて、こちらも、なかなか良い感じです。
そうそう、「下部ディビジョン」といえば、
下部も下部、「NCAA 3」ディビジョン所属のマウントユニオンカレッジから来た、
「Garcon」と書いて「ガルソン」と読むでおなじみ(?)のガルソンですが、
ベンチプレスで、見事に3位タイに入っていますね。
・・・ベンチプレスで、というのは、やや微妙な感じがしないでもないですが・・・。
さて、では最後に、ランニングバック組。
40ヤード走:
1位 クリス・ジョンソン(東カロライナ大)
2位 ダレン・マクファデン(アーカンソー大)
3位 アンソニー・アルリッジ(ヒューストン大)
ベンチプレス:
1位 カール・スチュワート(オーバーン大)
1位 ジェローム・フェルトン(ファーマン大)
3位 ジョナサン・スチュワート(オレゴン大)
垂直跳び:
1位 カール・スチュワート(オーバーン大)
2位 ジョナサン・スチュワート(オレゴン大)
3位 トーマス・ブラウン(ジョージア大)
立ち幅跳び:
1位 アンソニー・アルリッジ(ヒューストン大)
1位 カール・スチュワート(オーバーン大)
3位 クリス・ジョンソン(東カロライナ大)
20ヤードシャトル:
1位 ラシャード・メンデンホール(イリノイ大)
2位 フィーリクス・ジョーンズ(アーカンソー大)
3位 レイ・ライス(ラトガース大)
3位 レックス・ヒリアード(モンタナ大)
目立つのは・・・、スチュワートかな?
・・・って、ああ、この組に「スチュワート」は2人いるのか。
2人ともなかなかですが、カール・スチュワートの方が、
ベンチプレス・垂直跳び・立ち幅跳びの「非スピード系種目」で、
全て1位となっていて、素晴らしいですね。
ゴリゴリと押しまくるタイプなんだろうなぁ・・・と思ったら、
そうか、フルバック選手として活躍していたのか。
納得。
「良いフルバック選手」というのも、なかなか希少価値が高そうですから、
注目しておくとよいかもしれませんね。
なお、40ヤード走「4秒24」のジョンソンが、
立ち幅跳びで3位に入っています。
これも、密かにアピールポイントになるのかも・・・?
・・・以上。
昨日の振り返りだけでヘロヘロ気味ですが、ここからが本番です。
今日は、昨日の反省(?)を生かして、カメラを切り替えつつ見てみようかな。
いや、同時立ち上げだと、あまりにも遅いので。
しかし、やってみたら、切り替え自体は割とスムーズなのですが、
ビデオを見るときと同じく、4回に1回、コマーシャルが入るんですねぇ。
まあ、10秒ちょっとのものでしかないし、それくらいで文句言ってちゃいけないか。
現在、ディフェンスライン選手の「2組目」が40ヤード走を実施中で、
メインの「NFL Network」のチャンネルは、ずっとそれを映しています。
1カメは、注目選手をずっと追いかけているもので、
今はバージニア大のDEクリス・ロング追っかけ。
2カメは、40ヤード走の様子だから、今は「NFL Network」と同じ。
3カメは、40ヤード走を別角度から。
で、4カメが「その他」って感じで、
今は、ディフェンスライン「1組目」の、垂直跳びや立ち幅跳びの様子を映してますね。
ああ、僕の好み的には、4カメがいいな。
あとは、記録も「非公式」でいいから出てくれると、なお良いんだけれども。
あ、4カメに音声が入った。(基本は、フィールドの音だけ)
その情報によると、どうやら、オハイオ州立大のDEヴァーノン・ゴールストンが、
今日は、なかなか良い動きを見せているようです。(多分、そんなことを言っていた)
ちょっと、注目してみようかな。
あ、垂直跳びと立ち幅跳びが終わったみたいで、
カメラが、暇つぶしに(?)スタンドのヘッドコーチたちの様子を映しています。
これもいいな。
あ、あくびしてる。
見る側も、さすがにここまでくると疲れているんだろうなぁ。
お疲れ様です。
そうこうしているうちに、ディフェンスライン組の40ヤード走が終わって、
フィールドでのワークアウトに、「NFL Network」チャンネルのフォーカスが移りました。
やっぱり、先ほど1カメに映っていたロングに注目が集まっているようですねぇ。
「ロングに注目が集まる」と、同じことを2日前にも書いていましたが、
今年の有力選手には、2人の「ロング」がいます。(今年は、この文言が多いな・・・)
片やオフェンスライン選手、此方ディフェンスライン選手。
2人とも、1巡のかなり早い段階での指名が予想されているのですが、
特に、この「ディフェンスライン選手のロング」は、全体1位指名の呼び声もあるほど。
そして、これはもう有名な話になっているようですが、
お父さんが、元ロサンゼルス・レイダーズの殿堂入りDEハウイ・ロング、という。
否が応でも注目が集まるところですね。
覚えておきましょう。
あ、今、昨日行われたディフェンスライン選手のベンチプレスの様子が映っています。
そうか、さっき、「今日、なかなか良い動きを見せているよう」と書いたゴールストンは、
ベンチプレス37回で、ディフェンスライン組トップだったのか。
(ちなみに、「37回」は、ミシガン大Tジェイク・ロングと並んで、全体でもトップ)
おっ、ゴールストン特集だ。
垂直跳びも立ち幅跳びも、かなり良かったみたいですね。
明日載せる「結果」一覧では、かなり目立つことになりそうです。
ゴールストンは「1組目」なので、これで今日は終わりなのかな。
ああ、これからこっちがフィールドでのワークアウトなのか。
あ、「2組目」のロングの立ち幅跳びの様子が。
おおっ、ゴールストンと並ぶくらいの記録が出た模様。
やっぱり凄いんだなぁ。
ここで、ディフェンスライン組の40ヤード走結果速報が出ました。
ゴールストンが4位。
ロングが8位タイ。
とりあえず、そんなところだけチェック。
とにかく、今日はこの2人に注目しておけば、概ねOKな気がしてきました。
そういえば、ロングは「全体1位指名候補」ですが、
LSUのDTグレン・ドーシーという選手も、「全体1位指名候補」という話を聞いています。
にしては、名前が出てこないなぁ。
・・・と思ったら、そうか、ドーシーはワークアウトに参加してなかったのか。
で、ここで、ドーシーのことをちょっと調べようと思ったら、
なぜか、他のウェブサイトを上手く開けず。
ん? メールも受信できないぞ・・・?
なんか、接続障害が出てる・・・?
それとも、パソコンに無理させすぎたか・・・?
スカウティングコンバインのライブ放送は見ることが出来ているのですが、
ちょっと、これでは都合が悪いので、一旦パソコンを再起動しよう。
(原因がよく分からないときは、とりあえず再起動、という考え)
・・・と思ったのが運のつき。
スカウティングコンバインのライブ放送にも接続できなくなってしまいました・・・。
うわぁ、こんなときに、こんなことが起こらなくても・・・。
というか、しまったなぁ。
見ることが出来ていたんだから、そのまま見ておけば良かった・・・。
・・・(いろいろと四苦八苦中)・・・。
その後、30分以上して、ようやく再接続に成功しました。
というか、結局、僕のやったことは、何度も何度も、接続を試みていただけなので、
多分、プロバイダ側で何かがあって、それが解消された、ということでしょう。
ちょっと見逃したけども、ともかく、ホッと一息。
で、今、何をやっているんだ?
あ、ラインバッカー選手が40ヤード走をやってるのか。
まあ、ディフェンスライン選手については、
ゴールストンのワークアウトも、ロングのワークアウトも見ることが出来ていたので、
それで良しとしておきます。
そうこうしているうちに、ラインバッカー選手の40ヤード走が、淡々と進んでいきます。
あ、今日も「暇つぶし」(?)企画があった。
オークランド・レイダーズのロブ・ライアンディフェンスコーディネーターの散髪。
・・・どういう企画だ、それは・・・。
でも、ちょっと面白かったかも。
ライアンが、やけにワイルドな髪をしていたのは、試合中継で見かけて知っていましたが、
いやぁ、相当伸ばしっぱなしだったんですねぇ。
今、シーズン前のライアンの写真を見てみたのですが、なんか、全くの別人でした。
で、散髪したのですが、結局、長い髪のままなので、
そんなにスッキリした感じはしないなぁ。
来シーズンが始まる頃にはどうなっているのか、注目しておきましょう。
・・・とか、またもスカウティングコンバインとは全く関係ないことを考えている間に、
フィールド上では、ラインバッカー選手のワークアウトが始まっています。
おっ、なんか、やけに盛り上がってきました。
今、まず斜め前に3ヤードほど進んでから、コーチの合図で一気に20ヤードほど後ろに走り、
そこでコーンを回ると、ボールが飛んでくるので、
それをキャッチして、そのままサイドライン際をエンドゾーンまで駆け上がる、
・・・というワークアウトをやっているのですが、
担当のコーチ(シンシナティ・ベンガルズのコーチ?)が、やけに元気で。
ワークアウトの内容自体も、動きがダイナミックで面白いのですが、
コーチの声も相まって、かなり、フィールドが活気付いた感じになっています。
これは、普通に見ていて面白いなぁ。
スカウティングコンバインの各種目の中で、
最も盛り上がっているのは、間違いなくベンチプレスだと思いますが、
それに匹敵する盛り上がりだったかもしれません。
そうこうしているうちに、ラインバッカー選手のワークアウトも終了した模様。
現在、放送終了予定時刻を30分くらい過ぎたところ。
ちょうど良い頃合ですね。
その後、テネシー・タイタンズのジェフ・フィッシャーヘッドコーチへのインタビューや、
最近のニュースのレポートなんかがあって、次のコーナーは、
シアトル・シーホークスのマイク・ホルムグレンヘッドコーチと、
フィラデルフィア・イーグルスのアンディ・リードヘッドコーチの師弟対談(?)だとか。
ていうか、いつまで見せてくれるんだろう・・・?
見せてくれるんだったら、せっかくの機会だから、ずっと見ていたいところだけれども。
・・・あ、終わった。
そりゃ、さすがに、そうだろうな。
というわけで、本日は、こんなところで。