第15週:DAL at WAS



さて、残り3週となりました。
ダラス・カウボーイズワシントン・レッドスキンズ
この2チームとも、ここで取り上げるのは初めてのこととなります。


例によって、今まで出てきた話題を見ていくと、
カウボーイズは、QBドリュー・ブレッドソービルズから加入した、というものと、
サンクスギビングデーゲームが、デトロイト・ライオンズカウボーイズの、
ホームゲームで行われる、という2つだけ。


レッドスキンズも、テネシー・タイタンズKオラ・キムリンが、
昨年はレッドスキンズで5試合ロースター入りしていた、というところと、
ランニングバックチャド・モートンが解雇されたことと、
カンザスシティ・チーフス入りしたフレディ・ミッチェルが、
「興味を持っている」と言ったチームの1つ、というところだけ。


まあ、とにかく、取り上げたのが少なかった、ということです。


さて、この2チームの対戦。
NFC EASTの同地区ライバルであることも注目点ですが、
なんといっても、ビル・パーセルズジョー・ギブズという、
既に伝説化していると言ってもよいヘッドコーチが指揮を取っている、
という点が、何より注目されます。


パーセルズは、一昨年よりカウボーイズのヘッドコーチ。
その前は、ニューヨーク・ジャイアンツニューイングランド・ペイトリオッツ
ニューヨーク・ジェッツで指揮を取り、
いずれのチームでも好成績を挙げています。
ジャイアンツでは、スーパーボウル2回制覇)


近年、成績の低迷していたカウボーイズを、
いかにその手腕で向上させるかが注目されましたが、
いきなり1年目からプレーオフ進出を成し遂げて、
「さすが」というところを見せました。


ただ、昨年は、歯車がかみ合わず、6勝10敗の成績。
今年の巻き返しが注目されます。


対するギブズは、昨年よりレッドスキンズのヘッドコーチ。
こちらはレッドスキンズ一筋で、80年代から90年代にかけて、
スーパーボウルを3回制覇するなど、素晴らしい成績を残しています。


こちらも、近年低迷するチームの再建が期待されましたが、
昨年はカウボーイズと同じく6勝10敗。
もう「ギブズの時代ではない」のかどうか、今季が注目されます。


さて、同地区のライバル同士ではあるわけですが、
昨年・一昨年と、カウボーイズが4連勝中。
どうも、カウボーイズに分があるようです。


「伝説」は、過去のものとなるのか。
はたまた、新たな「伝説」を見せつけてくれるのか。


低迷するチーム同士の対決ではなく、「最高峰の戦い」の1つとして、
この第15週の対戦を見たいものですね。