アムステルダム・アドミラルズの話



では、先日書きましたとおり、NFLヨーロッパのチームを1つずつ見ていきたいと思います。
本日は、アムステルダム・アドミラルズ


まずは、都市情報から。


アムステルダムはオランダの首都です。
・・・というのは、なんとなく知っていたような知らなかったような、という、
非常にあやふやな状態だったので、今、改めて調べてしまいました・・・。


オランダは、ドイツの西側に位置し、海に面した国で、
運河や川が縦横無尽に走っているのですが、
アムステルダムは、まさしく、そんな都市のようで。
(アムスタルダム自体は湖に面した街なのですが)
地図を見ると、街中運河だらけです。


たまに「アムステル・アドミラルズ」とか、間違えて書くことがあったのですが、
アムステルダムの街の起源は、
アムステル川河口をダムでせき止めて、家屋を築いたこと」なんだそうで。
・・・あながち間違いじゃなかった? (間違いだよ)


「海」だとか「水」だとかのイメージを持っていれば、
「アドミラルズ」(海軍司令官)という名前も、なかなかしっくりきますね。


位置的には、オランダの真ん中あたりなのですが、
そもそもオランダ自体がそんなに広いわけではないので、ドイツは結構近く。
アムステルダムからケルンへは、高速列車「ICE」で2時間40分だそうで。


遠征しても、ドイツ国内で移動するのと、あんまり変わらないわけですね。
(いや、もちろん飛行機で移動するんでしょうけども)


さて、アドミラルズ。


 http://www.nfljapan.co.jp/europe/team/index_adm.html


NFL JAPAN」に、チーム紹介のページがありましたので、
まずは、そちらを読んでいただければ。


そうかぁ、QBカート・ウォーナー(現アリゾナ・カーディナルズ)と、
QBジェイク・デローム(現カロライナ・パンサーズ)も、アドミラルズだったのか。


あと、ここにも書いてありますが、今まで日本人選手が多く所属してきているので、
結構、馴染みのあるチームだったりしますね。


今シーズンも、LBリキヤ・イシダSSリョウタ・ホリWRノリアキ・キノシタの、
3人の日本人選手が所属していますね。
(そうそう、今日からまた、名前はカタカナ表記にしておきます)


キノシタは、昨シーズンも期待されていましたが、
スタッツ的には、あまり大きなものを残せませんでしたので、
(ワールドボウルでのプレーなどもありましたが)
今シーズンは、大爆発を期待したいところです。


 デプスチャート::アムステルダム・アドミラルズ


他のメンバーについては、こちらをご覧ください。
(まだ、スターターバックアップとか、右と左とか、適当なのですが)


クォーターバックは、タンパベイ・バッカニアーズのQBジャレッド・アレン
シアトル・シーホークスのQBギブラン・ハムダン
オークランド・レイダーズのQBレジー・ロバートソンがいます。


ニュースでよく名前が出てくるのはハムダンなので、
ハムダンスターターなのかなぁ。


ハムダンは昨シーズンもアドミラルズに所属していて、
最初の4試合でスターターを務めていたのですが、怪我をしてしまい、
替わって登場したのが、QBカート・キットナー(元シカゴ・ベアーズ)でした。


結局、キットナーはワールドボウルMVPに選ばれるほどの活躍をしましたから、
ハムダンは悔しい思いをしたことでしょうねぇ。


今年こそ、という意気込みがありそうです。


ランニングバックは、サンディエゴ・チャージャーズRBラリー・クルームと、
アトランタ・ファルコンズRBダイアモンド・フェリ


最後のスクリメージ練習から見るに、フェリスターターでしょうか。


ワイドレシーバーでは、グリーンベイ・パッカーズWRチャド・ルーカスがエース格か。
他に、ワシントン・レッドスキンズWRアントニオ・ブラウン
シアトル・シーホークスWRスカイラー・フルトン
シカゴ・ベアーズWRクレイグ・ブラッグなど。


是非、キノシタに割って入ってもらいたいところ。


ディフェンス陣で目立っているのは、シカゴ・ベアーズLBジェレミー・ケインかな。
ベアーズの昨レギュラーシーズン最終戦で出場して4タックルしていたりして、
「ディフェンスのベアーズ」の期待のホープといったところでしょうか。


このポジションでは他に、実績のあるイシダが活躍できる可能性は高そうかも。


セイフティのポジションは、グリーンベイ・パッカーズSSアタリ・ビグビーと、
フィラデルフィア・イーグルスSSコーリー・ピープルズと、
ホリの3人しかチームにおらず、こちらもホリチャンスあり?
コーナーバックも4人しかいないですし)


キッカーシアトル・シーホークスKライアン・キレーン。(よく知りません)
パンターオークランド・レイダーズPグレン・パクラーク。(よく知りません)
・・・よく知りません。


と、戦力分析(になっているのか?)はそんなところで。


昨シーズンのワールドボウル王者ですから、「2連覇」のかかるシーズンですが、
伝わってくるイメージ(あくまでイメージ)からは、あまり「王者」って感じはしません。
(まあ、メンバーがかなり入れ替わってるせいもあるんでしょうけども)


ただ、昨シーズンも6勝4敗という成績ながらワールドボウルに出場しているように、
粘り腰でいつの間にやら・・・ということがありそうな感じです。


唯一の「ドイツ外」チームとして、今シーズンも頑張ってもらいたいですね。