週間オフェンスラインMVP(第13週)



さて、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。


まず、第13週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。

  選手名 オフェンスライン
ポイント
ラン パス 反則
LT マックス・スタークス
ピッツバーグ・スティーラーズ
35 24 11 0
LG クリス・クーパー
デンバー・ブロンコス
31 32 -1 0
C ジャスティン・ハートウィグ
カロライナ・パンサーズ
40 46 1 -7
RG ジェレミー・ブリッジズ
カロライナ・パンサーズ
44 50 1 -7
RT ジョーダン・グロス
カロライナ・パンサーズ
37 42 2 -7
RT ジェレミー・トゥルーブラッド
タンパベイ・バッカニアーズ
37 32 12 -7



今週は、パンサーズから3人。


パンサーズのオフェンスが好調・・・?


・・・というと、ちょっとピンと来ないところもありますが、
今週は、サンフランシスコ・49ers相手に、ランが出まくっていたようですね。


3人とも反則を犯しているところが、何とも言えないところですけれども・・・。


今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
そんな中から、右ガード選手のブリッジズです。


昨シーズンの第5週に、1度だけ「ベストオフェンスライン選手」となっていましたが、
(ちなみに、当時のポジションは右タックルでした)
「週間オフェンスラインMVP」となるのは初めてのことですので、経歴の紹介を。


ブリッジズは、2003年にフィラデルフィア・イーグルスドラフト6巡指名されNFL入り。


ただし、全く出番が無いまま1年を過ごし、翌年9月、開幕直前に解雇されました。


直後、アリゾナ・カーディナルズと契約。
ここで、8試合のスターター出場を含む14試合に出場を果たします。


ただ、結局、契約のちょうど1年後、再び開幕直前にチームを解雇されました。


その後は、10月にカーディナルズと再契約、11月に解雇、その1週間後に再契約と、
不安定な状態が続きますが、そんな中でも、7試合に出場(3試合がスターター)。


それが認められたのか、フリーエージェントとなった翌年3月に、再契約します。


ところが、やはり9月、開幕直前に三度解雇。


・・・なんというか、「ギリギリ足りない」実力の持ち主、という感じなのでしょうか。


1週間後、そんなブリッジズを拾ったのがパンサーズ。
そして、第3週から14試合連続スターター出場。


ようやく「居場所」を見つけた、という感じですね。


今年7月、チームから2試合の出場停止処分を喰らうような素行の悪さは見せてしまいますが、
それでも、出場停止明けの第3週からは、また、ずっとスターター出場を続けております。


・・・と、そんな経歴。


うーん、まあ、正直なところ、
「まだ、そんなに活躍していない」というところでしょうかね。


今回「週間オフェンスラインMVP」となったのも、「たまたま」というような。


ただ、今シーズンのパンサーズは、
クォーターバックが替わりまくっていたり、ランニングバックも不調だったりと、
オフェンス陣がなかなか安定していません。


そんな中で、好調に転ずる「兆し」のようなものが見えたというのは、
喜ばしいことなのかもしれませんね。


シーズンの残りも少ないですが、ここから上向いていくよう、期待しましょう。


くれぐれも、普段の素行には気をつけて・・・。


さて、第13週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。

順位(比) 選手名 オフェンスライン
ポイント
試合数 ラン パス 反則
1位(→) LG ライアン・リルヤ
インディアナポリス・コルツ
167.5 12 154 34.5 -21
2位(↑) C ジェフ・フェイン
ニューオリンズ・セインツ
162.5 10 120 49.5 -7
3位(↑) LT マット・ライト
ニューイングランド・ペイトリオッツ
160 12 66 129 -35
4位(↑) LT トニー・ユーゴー
インディアナポリス・コルツ
149 7 92 71 -14
5位(↓) C ジェフ・サタデイ
インディアナポリス・コルツ
147.5 12 120 34.5 -7
6位(↓) RT ニック・ケイザー
ニューイングランド・ペイトリオッツ
145 12 30 129 -14
7位(→) LT ウィリアム・トーマス
フィラデルフィア・イーグルス
137 10 134 17 -14
8位(↑) RT マーク・トーシャー
グリーンベイ・パッカーズ
132 12 50 117 -35
9位(↑) C ダン・コッペン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
128.5 11 88 61.5 -21
10位(↑) LG ローガン・マンキンズ
ニューイングランド・ペイトリオッツ
117.5 12 88 64.5 -35

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1位は、先週から引き続きリルヤですが、
今週は大苦戦で、大きく値が落ちました。


そんな中で、ここのところ落ち気味だったペイトリオッツの選手たちも、
ベスト10内に次々と復帰してきております。


注目は、先週6位から2位に上がってきたフェインでしょうか。


セインツの苦戦のシーズンを象徴するかのように、
第1週115位からスタートしたフェインですが、
第5週時点23位、第9週時点19位、そして現時点で2位と、確実に上昇傾向にあります。


チームは、今週の試合に負けてしまって、かなり辛い状況に陥りつつありますが、
オフェンスが不調なわけではないようなので、
なんとか、これから4週間で、「良い形」を作ってもらいたいものです。


さて、では、今回は「ベスト100」まで掲載したいと思います。

順位 選手名 オフェンスライン
ポイント
試合数 ラン パス 反則
11位 RG フレッド・ウィアリー
ヒューストン・テキサンズ
115 12 90 39 -14
12位 RT ケヴィン・シャファー
クリーブランド・ブラウンズ
111 12 120 12 -21
13位 RT エリック・ウィンストン
ヒューストン・テキサンズ
110 12 74 78 -42
14位 LT エフレイム・サラーム
ヒューストン・テキサンズ
109 12 80 78 -49
15位 RG スティーヴ・ニール
ニューイングランド・ペイトリオッツ
100.5 8 92 29.5 -21
16位 RG ジェイク・スコット
インディアナポリス・コルツ
98.5 12 92 34.5 -28
17位 C ハンク・フレイリー
クリーブランド・ブラウンズ
98 12 106 6 -14
18位 RT カリーム・マッケンジー
ニューヨーク・ジャイアンツ
96 12 110 0 -14
19位 RT ジェレミー・トゥルーブラッド
タンパベイ・バッカニアーズ
95 12 106 38 -49
20位 RG セス・マッキニー
クリーブランド・ブラウンズ
94 8 114 1 -21
21位 LG ジャマー・ネズビット
ニューオリンズ・セインツ
93 12 52 69 -28
22位 LG ジェイコブ・ベル
テネシー・タイタンズ
91.5 12 112 7.5 -28
23位 LG チェスター・ピッツ
ヒューストン・テキサンズ
89 12 92 39 -42
24位 LG ピート・ケンドール
ワシントン・レッドスキンズ
85.5 12 88 11.5 -14
25位 RT マーク・コロンボ
ダラス・カウボーイズ
84 12 62 78 -56
26位 RT ジョン・スティンチコム
ニューオリンズ・セインツ
81 12 -22 138 -35
27位 C マイク・フラナガン
ヒューストン・テキサンズ
76 9 58 25 -7
28位 LT チャド・クリフトン
グリーンベイ・パッカーズ
72 12 -24 117 -21
28位 RT ライアン・ディーム
インディアナポリス・コルツ
72 10 62 59 -49
30位 LG カイル・コウジャー
ダラス・カウボーイズ
71 12 60 39 -28
30位 RG ジリー・エヴァンズ
ニューオリンズ・セインツ
71 12 16 69 -14
32位 LT クリス・サミュエルズ
ワシントン・レッドスキンズ
69 12 88 23 -42
33位 LT マーシャル・ヤンドゥ
ボルチモア・レイヴンズ
68 8 28 54 -14
34位 LT マイケル・ロウス
テネシー・タイタンズ
67 12 66 15 -14
35位 RG デイヴィン・ジョセフ
タンパベイ・バッカニアーズ
59 12 96 19 -56
36位 RG ドゥーシー・ラトゥーイー
アリゾナ・カーディナルズ
57 12 106 14 -63
37位 LT デイヴィッド・ディール
ニューヨーク・ジャイアンツ
56 12 112 0 -56
38位 LT ジャモール・ブラウン
ニューオリンズ・セインツ
55 11 -12 123 -56
39位 RG ブラッド・バトラー
バッファロー・ビルズ
54.5 12 54 14.5 -14
40位 C スティーヴ・マッキニー
ヒューストン・テキサンズ
54 3 40 14 0
40位 LT フロゼール・アダムズ
ダラス・カウボーイズ
54 12 60 78 -84
40位 RG レオナード・デイヴィス
ダラス・カウボーイズ
54 12 50 39 -35
43位 C ジョン・ウェイド
タンパベイ・バッカニアーズ
52 12 54 19 -21
44位 RT ラングストン・ウォーカー
バッファロー・ビルズ
51 12 50 29 -28
45位 RT トッド・ウェイド
ワシントン・レッドスキンズ
49 10 42 21 -14
46位 RG クーパー・カーライル
オークランド・レイダーズ
47.5 12 76 -21.5 -7
47位 C アンドレ・グーロード
ダラス・カウボーイズ
47 12 22 39 -14
48位 C スコット・ウェルズ
グリーンベイ・パッカーズ
46.5 9 12 48.5 -14
49位 C ブラッド・ミースター
ジャクソンビル・ジャガーズ
46 8 40 6 0
50位 C アル・ジョンソン
アリゾナ・カーディナルズ
45 10 52 7 -14
50位 LG レジー・ウェルズ
アリゾナ・カーディナルズ
45 12 66 14 -35
52位 LG アロン・シアーズ
タンパベイ・バッカニアーズ
44 12 88 19 -63
53位 LT ルーク・ペティグー
タンパベイ・バッカニアーズ
43 4 36 7 0
54位 RT アダム・テリー
ボルチモア・レイヴンズ
41 8 42 20 -21
55位 LT ジョー・トーマス
クリーブランド・ブラウンズ
40 12 70 12 -42
56位 LT マーカス・マクニール
サンディエゴ・チャージャーズ
39 12 50 24 -35
57位 RT ジョン・ランヤン
フィラデルフィア・イーグルス
38 12 64 -26 0
57位 LT ドナルド・ペン
タンパベイ・バッカニアーズ
38 8 14 31 -7
59位 C ケヴィン・マワイ
テネシー・タイタンズ
37.5 12 44 7.5 -14
60位 RG ジュニアス・コストン
グリーンベイ・パッカーズ
33.5 4 14 26.5 -7
61位 RG ベンジー・オルソン
テネシー・タイタンズ
32.5 9 32 0.5 0
62位 C エリック・ジーアシウク
シンシナティ・ベンガルズ
30 9 10 34 -14
63位 RG ブランドン・ムーア
ニューヨーク・ジェッツ
28.5 12 52 -16.5 -7
64位 RG ジェイソン・ファビーニ
ワシントン・レッドスキンズ
27.5 10 22 12.5 -7
65位 RG ボビー・ウィリアムズ
シンシナティ・ベンガルズ
27 12 -4 45 -14
66位 RG ジャスティン・スマイリー
サンフランシスコ・49ers
26 8 86 -39 -21
67位 RG ラス・ホクスタイン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
20.5 4 -4 31.5 -7
68位 C ニック・マンゴールド
ニューヨーク・ジェッツ
15.5 12 32 -16.5 0
69位 LT ジェフ・バッカス
デトロイト・ライオンズ
14 12 56 -7 -35
70位 C エリック・ヘイトマン
サンフランシスコ・49ers
13.5 12 78 -57.5 -7
71位 C アレックス・ステパノヴィッチ
シンシナティ・ベンガルズ
12 3 8 11 -7
71位 LT ジョナサン・オグデン
ボルチモア・レイヴンズ
12 6 34 -22 0
73位 RT エリック・ペアーズ
デンバー・ブロンコス
10 12 8 37 -35
74位 LG エリック・スタインバック
クリーブランド・ブラウンズ
7 12 22 6 -21
74位 C ニック・ハードウィック
サンディエゴ・チャージャーズ
7.5 8 -2 16.5 -7
76位 RT エルトン・ブラウン
アリゾナ・カーディナルズ
3 5 34 -3 -28
77位 LT ヴァーノン・ケアリー
マイアミ・ドルフィンズ
2 12 38 -1 -35
77位 LG マイク・ウォール
カロライナ・パンサーズ
2.5 12 22 -12.5 -7
77位 LG ラリー・アレン
サンフランシスコ・49ers
2.5 12 74 -57.5 -14
80位 C トム・ネイレン
デンバー・ブロンコス
0.5 5 -14 14.5 0
80位 C メルヴィン・ファウラー
バッファロー・ビルズ
0.5 12 0 14.5 -14
82位 C ケイシー・ウィーグマン
カンザスシティ・チーフス
-1 12 32 -19 -14
82位 RG ジェイソン・スピッツ
グリーンベイ・パッカーズ
-1 8 -12 32 -21
82位 RT リーヴァイ・ブラウン
アリゾナ・カーディナルズ
-1 7 -4 31 -28
85位 LG クロード・テレール
セントルイス・ラムズ
-3 3 12 -8 -7
85位 C ケイシー・ラバック
ワシントン・レッドスキンズ
-3 11 22 10 -35
85位 C ショーン・オハラ
ニューヨーク・ジャイアンツ
-3 12 4 0 -7
88位 RT ステイシー・アンドリューズ
シンシナティ・ベンガルズ
-5 10 -34 71 -42
88位 RT デイヴィッド・スチュワート
テネシー・タイタンズ
-5 12 -20 15 0
90位 LG トッド・ヘリマンズ
フィラデルフィア・イーグルス
-6 12 28 -13 -21
91位 C オリン・クルーツ
シカゴ・ベアーズ
-6.5 12 38 -16.5 -28
92位 RT ブランドン・ゴーリン
セントルイス・ラムズ
-7 4 -26 19 0
92位 LG リッチ・シューバート
ニューヨーク・ジャイアンツ
-7 12 14 0 -21
94位 RG クリス・ネイオリー
ジャクソンビル・ジャガーズ
-8 8 0 -8 0
95位 RG アーティス・ヒックス
ミネソタ・ヴァイキングス
-8.5 4 16 -10.5 -14
95位 RG ジョン・ウェルボーン
カンザスシティ・チーフス
-9 12 24 -19 -14
97位 C マット・バーク
ミネソタ・ヴァイキングス
-10 12 32 -21 -21
98位 RG デイヴィッド・バース
サンフランシスコ・49ers
-12.5 4 6 -18.5 0
99位 LT ブライアント・マキニー
ミネソタ・ヴァイキングス
-13 12 50 -42 -21
100位 LG ダレン・コレッジ
グリーンベイ・パッカーズ
-13.5 12 -44 58.5 -28

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第9週時点で、ベスト100に1人も名前が入っていなかったチームは、
アトランタ・ファルコンズカンザスシティ・チーフスピッツバーグ・スティーラーズでした。


その中で、チーフスは上向きにあるようで、今回は2人が入っています。


残りの2チームは、相変わらず、1人も入っておらず。


加えて、今回は、シアトル・シーホークスも、
「ベスト100内に1人も入っていないチーム」に加わりました。


スティーラーズも意外でしたが、シーホークスもちょっと意外な感じでしょうかね?
(オフェンスの状況が似たような感じなのかな)


第9週のときに、「スティーラーズのオフェンスは安定が欠けている」と書いてまして、
その後、そんな場面が垣間見える試合が、いくつか続いておりました。


現時点で、まだ3敗しかしていないチームなのですから、
十分に「有力チーム」であることは間違いないのですが、
ちょっと、この不安定さには、ハラハラします。


もちろん、逆に言えば、今の状態でも3敗しかしていないのだから、
このチームのオフェンスに「安定感」が出てきたら、どれだけ強いのか、
・・・ということでもあるのかもしれません。


まあ、シーズン終盤となってきて、ここからの急上昇を望むのは難しいかもしれませんから、
そのあたりを期待するのは、来シーズンになるのかな・・・?


とりあえず、今シーズンは、その「ハラハラ」を楽しむことにしましょうか。


なんか、こういうチームこそ、大きい「一発」をやってくれそうですし。


以上、第13週の「オフェンスラインスタッツ」でした。

ディフェンス選手ランキング(第13週時点)



さて次は、「ディフェンスインパクトポイント」です。


まずは、第13週で高い値となった選手を、
ディフェンスラインラインバッカーディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。

選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
DT ラリー・トリプレット
バッファロー・ビルズ
39 2 1 0 0 1 1
LB ローファ・タトゥープ
シアトル・シーホークス
59 8 3 0 0 3 0
CB シェルドン・ブラウン
フィラデルフィア・イーグルス
42 2 0 0 1 1 1



トリプレットは、接戦となったワシントン・レッドスキンズ戦で大活躍。


まず、第2クォーターに、敵陣奥深くでRBクリントン・ポーティスに対してロスタックル
これが、直後のサックセイフティにつながりました。


第3クォーターには、QBジェイソン・キャンベルスクランブルに出たところをタックル
その際に、ファンブルを引き起こして、ターンオーバーとします。


この時点では、まだ、「5対16」でレッドスキンズリードしていましたので、
見事に、反撃の狼煙を上げる形となりました。


そして、更には、第3クォーター終了間際に、インターセプト


この試合、ビルズは、最後の最後にフィールドゴールで逆転勝利をするわけですが、
トリプレットの活躍なくして、この勝利は無かったと言えるのでしょうね。


タトゥープは、フィラデルフィア・イーグルス戦で、3インターセプトの大活躍。


まず「1つ目」は、試合開始直後、いきなり1プレー目。
これは、その4プレー後に、味方のタッチダウンに結実しています。


「2つ目」は、第1クォーター中盤。
この時点で「7対7」の同点となっておりましたが、見事に、この3プレー後には、
再び「14対7」とリードを奪い返します。


そして「3つ目」は、試合終了間際。
4点リードながら、ゴール前11ヤード地点まで攻め入られていましたが、
この「最後のオフェンス」を、見事に断ち切りました。


週間MVPに選ばれたことも納得の活躍ぶりでしたね。


ただ、この試合では、相手方のブラウンも活躍をしておりまして。


後半開始早々に、ファンブルフォースターンオーバーとし、
それが4プレー後の逆転タッチダウンに結びつきます。(この時点では「21対24」)


更に再逆転(「28対24」)された後、第3クォーターの終盤には、インターセプトも。


さあ、ここからまた逆転だ・・・と思われたのですが、
直後のイーグルスオフェンスはインターセプトに終わり、
そして、その後、第4クォーターも攻めきれず、
結局、前述のとおり、この「4点差」のまま、試合が終わってしまうことになりました。


ターンオーバーを確実に得点につなげられたチームと、そうでなかったチーム、
・・・というのが、この試合の勝敗の分かれ目だったんでしょうね。


さて、第13週時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。

順位(比) 選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
1位(→) LB ジェイムズ・ハリソン
ピッツバーグ・スティーラーズ
306 46 8 10 2 1 6
2位(↑) LB ローファ・タトゥープ
シアトル・シーホークス
264 73 14 1 4 4 3
3位(→) LB ジュリアン・ピーターソン
シアトル・シーホークス
258 45 6 9 1 2 4
4位(↓) DE アデワレ・オグンレエ
シカゴ・ベアーズ
257 25 10 10 2 0 5
5位(↓) LB ウィル・ウィザースプーン
セントルイス・ラムズ
254 64 15 7 7 0 2
6位(↑) CB ネイト・クレメンツ
サンフランシスコ・49ers
242 65 6 1 8 3 3
7位(↓) LB マイケル・ボーリー
アトランタ・ファルコンズ
236 76 9 3 3 2 3
8位(↑) DE ジャレッド・アレン
カンザスシティ・チーフス
234 22 11 13 7 0 1
9位(↑) LB デリック・ジョンソン
カンザスシティ・チーフス
231 49 19 5 2 2 2
10位(→) LB デマーカス・ウェア
ダラス・カウボーイズ
225 44 10 11 2 0 2
10位(↑) DE トレント・コウル
フィラデルフィア・イーグルス
225 27 16 10 0 0 3

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今週は、特に大きい上積みはありませんでしたが、ハリソンが1位をキープ。


そうそう、ハリソンは、11月の月間MVPも受賞していましたね。


2位には、先ほど登場したタトゥープが、先週12位からアップしてきています。


ピーターソンも、3位をキープしていますし、
やはり、このチームのディフェンス陣の「インパクト」は、なかなか強いようですね。


他に、1チームから2人がベスト10内に入っているのはチーフス。


このチームは、オフェンスがなかなかパッとしなかったので、成績が低迷していますが、
同じく、シーホークスのオフェンスも、そんなにパッとしているわけではないので、
チーフスも、もうちょっと順調だったならば、ディフェンスの力で、
シーホークスと同じような成績となっていることも可能だったのかもしれません。


さて、ではこれも「ベスト100」まで掲載します。

順位 選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
12位 DE パトリック・カーニー
シアトル・シーホークス
223 23 7 11 1 1 3
13位 LB マイク・ヴレイブル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
222 43 6 9 0 0 4
14位 LB ショーン・フィリップス
サンディエゴ・チャージャーズ
221 45 3 9 2 1 3
14位 LB ショーン・メリマン
サンディエゴ・チャージャーズ
221 31 14 10 3 0 2
14位 LB D・J・ウィリアムズ
デンバー・ブロンコス
221 86 20 1 2 1 2
17位 DE オウシ・ウメニオーラ
ニューヨーク・ジャイアンツ
219 25 2 12 0 0 4
18位 LB パトリック・ウィリズ
サンフランシスコ・49ers
214 110 16 2 3 0 1
19位 LB カーク・モリソン
オークランド・レイダーズ
210 81 16 1 5 3 0
20位 LB レイ・ルイス
ボルチモア・レイヴンズ
209 94 12 1 6 1 1
21位 LB ジェイムズ・ファリアー
ピッツバーグ・スティーラーズ
206 51 9 8 6 0 1
22位 LB カルロス・ダンズビー
アリゾナ・カーディナルズ
205 56 11 4 3 3 1
23位 LB ラロイ・ヒル
シアトル・シーホークス
202 49 14 3 4 0 3
24位 SS クリス・ハリス
カロライナ・パンサーズ
200 62 4 0 2 1 5
25位 LB アンジェロ・クロウェル
バッファロー・ビルズ
198 89 15 2 2 1 1
25位 CB ウィル・アレン
マイアミ・ドルフィンズ
198 34 4 2 10 1 3
25位 DE エルヴィス・ドゥーマーヴィル
デンバー・ブロンコス
198 16 3 9 3 1 3
28位 DT ダーネル・ドケット
アリゾナ・カーディナルズ
196 24 15 9 1 0 2
28位 LB E・J・ヘンダーソン
ミネソタ・ヴァイキングス
196 71 19 4 2 0 1
30位 LB ブライアン・アーラッカー
シカゴ・ベアーズ
194 85 8 3 5 2 0
31位 CB チャールズ・ティルマン
シカゴ・ベアーズ
193 51 2 0 8 2 3
32位 SS ショーン・ジョーンズ
クリーブランド・ブラウンズ
192 62 8 0 5 4 1
32位 LB デメコ・ライアンズ
ヒューストン・テキサンズ
192 98 6 2 4 1 1
32位 LB トーマス・ハワード
オークランド・レイダーズ
192 65 8 1 4 5 0
35位 LB ラリー・フーツ
ピッツバーグ・スティーラーズ
191 39 12 4 1 1 3
36位 DE ダリル・タップ
シアトル・シーホークス
190 16 9 7 5 1 2
37位 LB アーニー・シムズ
デトロイト・ライオンズ
189 96 8 1 1 1 2
37位 DE アンドレ・カーター
ワシントン・レッドスキンズ
189 24 7 8 2 0 3
39位 LB ロンドン・フレッチャー
ワシントン・レッドスキンズ
186 90 10 0 4 3 0
40位 CB テレンス・マギー
バッファロー・ビルズ
185 58 3 0 15 2 0
41位 DE カイル・ヴァンデンボッシュ
テネシー・タイタンズ
183 24 9 6 3 0 3
41位 LB ゲイリー・ブラケット
インディアナポリス・コルツ
183 81 11 1 2 2 1
43位 CB マイク・マッケンジー
ニューオリンズ・セインツ
180 42 4 0 14 3 0
44位 SS サミー・ナイト
ジャクソンビル・ジャガーズ
179 66 7 0 6 4 0
44位 LB バレット・ルード
タンパベイ・バッカニアーズ
179 81 10 0 0 2 2
46位 CB サム・マディソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
178 53 2 1 8 3 1
46位 CB シェルドン・ブラウン
フィラデルフィア・イーグルス
178 44 2 0 11 3 1
46位 LB スティーブン・クーパー
サンディエゴ・チャージャーズ
178 76 6 2 2 1 2
49位 CB ロデリック・フッド
アリゾナ・カーディナルズ
177 37 2 0 13 4 0
50位 SS ジャメイン・フィリップス
タンパベイ・バッカニアーズ
176 60 9 1 3 3 1
51位 LB ドニー・エドワーズ
カンザスシティ・チーフス
175 69 14 2 2 1 1
52位 DE ジョン・エイブレアム
アトランタ・ファルコンズ
174 12 5 7 4 0 3
52位 LB テレール・サグス
ボルチモア・レイヴンズ
174 46 14 4 5 0 1
52位 DE マイケル・ストレイハン
ニューヨーク・ジャイアンツ
174 22 10 10 2 0 1
55位 DE ジェイソン・テイラー
マイアミ・ドルフィンズ
173 26 3 8 2 1 2
56位 LB カルヴィン・ペイス
アリゾナ・カーディナルズ
172 54 5 5 4 1 1
56位 LB ニック・バーネット
グリーンベイ・パッカーズ
172 84 10 2 2 2 0
58位 LB パリス・レノン
デトロイト・ライオンズ
171 80 9 2 1 0 2
58位 DE ポール・スパイサー
ジャクソンビル・ジャガーズ
171 15 8 8 0 0 3
60位 CB アントニオ・クロマティ
サンディエゴ・チャージャーズ
170 22 0 0 6 8 0
60位 CB マーカス・トゥルファント
シアトル・シーホークス
170 60 2 0 8 4 0
60位 DE マリオ・ウィリアムズ
ヒューストン・テキサンズ
170 22 9 9 0 0 2
63位 CB ファーナンド・ブライアント
デトロイト・ライオンズ
169 61 2 0 9 2 1
64位 CB デアンジェロ・ホール
アトランタ・ファルコンズ
168 47 3 0 6 4 1
64位 LB ロジャー・マキントッシュ
ワシントン・レッドスキンズ
168 74 3 3 3 0 2
66位 SS マイケル・ハフ
オークランド・レイダーズ
167 58 4 1 9 1 1
67位 FS ジョシュ・バロックス
ニューオリンズ・セインツ
165 69 3 1 5 2 1
67位 LB デイヴィッド・ハリス
ニューヨーク・ジェッツ
165 70 14 3 1 0 1
69位 CB ケルヴィン・ヘイドン
インディアナポリス・コルツ
163 67 2 0 7 2 1
69位 CB コートランド・フィネガン
テネシー・タイタンズ
163 57 5 1 8 1 1
71位 CB デアエル・レヴィス
ニューヨーク・ジェッツ
162 71 1 0 10 2 0
72位 DE アーロン・キャンプマン
グリーンベイ・パッカーズ
161 33 6 10 0 0 1
72位 CB アイク・テイラー
ピッツバーグ・スティーラーズ
161 47 3 1 8 2 1
72位 SS マイケル・ルイス
サンフランシスコ・49ers
161 74 3 2 2 2 1
75位 CB アサンテ・サミュエル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
160 25 1 0 8 6 0
75位 LB アントニオ・ピアース
ニューヨーク・ジャイアンツ
160 72 7 1 4 1 1
75位 DE ジュリアス・ペパーズ
カロライナ・パンサーズ
160 26 4 4 2 1 3
75位 LB デイヴィッド・ソーントン
テネシー・タイタンズ
160 74 15 1 3 1 0
79位 LB キース・バラック
テネシー・タイタンズ
159 62 7 0 0 4 1
79位 LB グレッグ・エリス
ダラス・カウボーイズ
159 8 4 11 0 0 2
79位 LB ジョン・ビーソン
カロライナ・パンサーズ
159 85 10 0 5 1 0
82位 DE フィリップ・ダニエルズ
ワシントン・レッドスキンズ
158 23 4 3 6 0 3
82位 CB リー・ボデン
クリーブランド・ブラウンズ
158 66 2 0 5 4 0
84位 DE カビーア・バジャビアミラ
グリーンベイ・パッカーズ
157 9 4 10 1 0 2
84位 SS ケリー・ローズ
ニューヨーク・ジェッツ
157 47 7 1 4 4 0
84位 LB ジョン・ディジョルジオ
バッファロー・ビルズ
157 71 12 2 3 1 0
84位 FS レジー・ネルソン
ジャクソンビル・ジャガーズ
157 42 0 1 5 4 1
88位 CB テレンス・ニューマン
ダラス・カウボーイズ
156 32 4 0 6 4 1
89位 FS ケン・ハムリン
ダラス・カウボーイズ
155 40 3 0 6 5 0
90位 LB ランス・ブリグズ
シカゴ・ベアーズ
154 61 18 3 2 0 0
91位 FS エド・リード
ボルチモア・レイヴンズ
153 24 4 1 4 6 0
92位 CB ニック・ハーパー
テネシー・タイタンズ
152 59 5 0 5 2 1
92位 FS メデュー・ウィリアムズ
シンシナティ・ベンガルズ
152 55 7 2 5 2 0
94位 FS ショーン・テイラー
ワシントン・レッドスキンズ
151 37 0 0 4 5 1
94位 LB デリック・ブルックス
タンパベイ・バッカニアーズ
151 84 9 0 0 0 2
94位 CB ドレイ・ブライ
デンバー・ブロンコス
151 32 4 1 7 4 0
97位 DE アーロン・スコーベル
バッファロー・ビルズ
149 28 9 4 3 0 2
97位 LB ルーズヴェルト・コルヴィン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
149 18 5 4 1 1 3
99位 DE グレッグ・ホワイト
タンパベイ・バッカニアーズ
148 11 1 6 0 0 4
99位 FS タナード・ジャクソン
タンパベイ・バッカニアーズ
148 40 0 0 10 2 1
99位 LB バート・スコット
ボルチモア・レイヴンズ
148 55 17 2 4 0 0
99位 CB ファキーア・ブラウン
セントルイス・ラムズ
148 37 1 0 11 3 0
99位 CB フィリップ・ブキャナン
タンパベイ・バッカニアーズ
148 49 3 0 7 2 1
99位 CB ロンデ・バーバー
タンパベイ・バッカニアーズ
148 36 7 1 8 1 1

NFL - My New Ratings & Stats


第9週時点と同じく、全チームから1人はベスト100に入っています。


ポジション別内訳では、ディフェンスライン選手が21人、
ラインバッカー選手が45人、ディフェンスバック選手が38人。


この比率も、そんなに変わらない(イコール「良いバランス」)ですし、また、
そんな中でディフェンスバック選手が苦戦気味なのも、やっぱり変わらないですね。


選手自体は、結構、コロコロと入れ替わっているのに、全体で見ると変わらない、
・・・ということは、やはり、今シーズンの傾向がそうなっている、と見てよいのでしょう。


以上、第13週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。