ヘッドコーチとしても「実績あり」



NFLディビジョナルプレーオフNHKBS1で放送していた、
サンディエゴ・チャージャーズインディアナポリス・コルツの試合の感想を。


僕は、今最も強く応援しているチームはコルツですし、
この試合も、もちろん、コルツを応援しながら見ていました。


でも、これだけは言っておきたい。


どうだっ!
これでも、ノーヴ・ターナーヘッドコーチに文句があるかっ!


・・・もう、ホントね。


オフェンスコーディネーターとしては一流だけど、ヘッドコーチとしては実績がない」、
という常套句は、いい加減、封印してもらいたいものです。


地区優勝をした上に、カンファレンスチャンピオンシップに進出したヘッドコーチをして、
「実績がない」と言っては、世のヘッドコーチは、ほとんど実績がないことになりますから、
さすがにもう、そんなことを言う人はいなくなるだろう、
・・・と思いたいところですけれども・・・。


この試合で、特筆すべきところは、
チャージャーズは、RBラデイニアン・トムリンソンを前半で失い、
更に、QBフィリップ・リバーズも第3クォーター限りで失い、
それでも、そこから逆転で勝利した、というところでしょう。


レギュラーシーズン序盤、1勝3敗スタートとなったときには、
「タレントが揃っているのに、好成績を残せないなんて・・・」、
と非難されていたりしましたが、
タレントが揃っていなくても、ビッグゲームで勝てるところを、
ターナーヘッドコーチは見せられたと言ってもよいのではないでしょうか。


もちろん、他に残っている「タレント」はいますけどもね。


そんなことを言ったら、他のチームも同じ状況なわけで、これ以上は、ただのこじつけです。
(QBペイトン・マニング等を擁しながら負けたトニー・ダンジーヘッドコーチは非難対象か?)


十分に、「特定のタレントに頼らずに勝てた」と言えるでしょう。


・・・と、まあ、ターナーヘッドコーチに関しては、批判されまくっているのを見てきたので、
これくらいの強弁も、たまには勘弁してください。


もちろん、第3クォーターまで、リバーズがなかなか良い調子で活躍していたことが、
この試合の勝利に大きく貢献していることも、分かっておりますよ。


それにしても、まさか、プレーオフでQBビリー・ヴォレックの活躍を見られるとは、
思いもしなかったなぁ。


テネシー・タイタンズ時代から、活躍を望んでいた選手ですので、
コルツを応援しながら見ていた試合の中であっても、
これは、非常に嬉しいものでした。


リバーズは、ドラフト指名時から応援している選手ですが、
どうも最近、「性格の悪さ」がにじみ出てくるような場面を見ることが多く、
どうなんだろうなぁ、と、ちょっと心が離れつつあったり。


そういう意味でも、ここでヴォレックが出てきたことは、
僕にとって、「チャージャーズ応援度」のアップになるわけで、悪くありません。


来週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦でも、
ヴォレックの出場と活躍を期待したいところです。(かなり大変なことは分かりつつ)


コルツは、お疲れ様でした。
WRアンソニー・ゴンザレスは、やっぱり、今後が楽しみになる選手だなぁ。


また来シーズン。


以上、ディビジョナルプレーオフチャージャーズ対コルツの試合の感想でした。