かなり悪し



・・・はぁ・・・。


・・・と、のっけから、ため息で始まってしまいましたが、
なんというか、どうにも、振り返りたくない1日になってしまいましたねぇ。


特に、ボルチモア・レイヴンズクリーブランド・ブラウンズの試合と、
セントルイス・ラムズアリゾナ・カーディナルズの試合なんて・・・。


もう、「Play-By-Play」を見ながら、のた打ち回ってましたよ。


皆さんも、ブラウンズカーディナルズを応援しているつもりになって、
この2試合の「Play-By-Play」の第4クォーター分だけでも見ていただければ、
その気持ちが分かっていただけるかと。


・・・うーん、いや、振り返っておきますか。


まず、レイヴンズ対ブラウンズ。


第3クォーター終わったときの状況は、3対14。
ブラウンズがリードしてました。


で、第4クォーター最初のプレーが、
レイヴンズQBスティーヴ・マクネアタッチダウンパス。


ただ、まあ、ここはツーポイントコンバージョンも失敗し、
9対14と5点差で、まだ大丈夫。


しかし、次のブラウンズのオフェンスシリーズは簡単に終わってしまい、
折り返しのレイヴンズのオフェンスがフィールドゴール
これで、12対14。


残り時間10分強。
ま・・・まだ大丈夫。


次のオフェンスシリーズで、時間をかけてフィールドゴールでも取れれば・・・。


そして、その通り、時間をかけてじっくりじっくり進み、
残り時間4分を切って、敵陣4ヤード地点まで攻め込みます。


いやぁ、よかった。
これなら勝ったな。


・・・しかし、なんとここで、ブラウンズQBチャーリー・フライが、
パスを投げてインターセプトを喫してしまいます!
うがーっ!


いやいやいやいや、ちょっと待て。
なんでここで、パスする必要があったんだよ・・・。


・・・という、もやもやした思いのまま、次のレイヴンズのオフェンスシリーズは、
あれよあれよと、進むは進むは。


残り時間30秒弱。
敵陣33ヤード地点。
レイヴンズKマット・ストーヴァー、52ヤードのフィールドゴール挑戦。
簡単な距離ではありません。


・・・頼む・・・。


・・・が、その頼みは届かず・・・。


15対14。
勝てた試合だったのに・・・。


しかし、フライは、痛恨のインターセプトこそありましたが、
全体的には、悪くなかったんじゃないかと思います。
サックは7回もされていましたが)


これで勝てないのは、ちょっとかわいそうだなぁ。


来週以降、また頑張ってもらいたいです。


さて、もう1試合のラムズカーディナルズ


こちらも、第3クォーター終了時点の状況から。
16対7、ラムズが9点のリードで、そのラムズのオフェンス中でした。


このシリーズは、まもなく終わります。
そして、その折り返しのカーディナルズオフェンスシリーズ。


これが、時間はかかってしまいましたが、タッチダウンに結びつきます。
16対14。
2点差。


残り時間4分強。


果たして、もう1回カーディナルズのオフェンスが回ってくるか・・・?


ラムズは時間をかけて、ファーストダウン更新。
ツーミニッツウォーニング直前。


まずいです。
時間をかけられて、そのまま終わってしまいそうです。


が。
ここで、なんと、ラムズのQBマーク・バルジャーファンブル
そして、ターンオーバー


しかも、なんと、ラムズ陣の30ヤード地点です。


勝った!
あとは、ランでちょっと前に進んで、フィールドゴールを成功させるだけです。


その通り、RBエジリン・ジェイムズのランで4ヤード、8ヤードと進みます。
ファーストダウン更新。
もう、磐石です。


・・・が。


ここで、カーディナルズのQBカート・ウォーナーファンブル
えええっ!?
こっちもかよ!?


・・・そして、負けました。


バルジャーウォーナーの後を継いでラムズクォーターバックとなりましたので、
「先輩・後輩」関係にあると言ってもよいと思いますし、
タイプとしても、結構似ていると思うのですが、
そんなところまで似なくても・・・。


・・・ああ・・・。


まあ、ファンブルはともかくとしても、ウォーナーは3インターセプトと、
ちょっと安定しませんでしたね。(いつもどおり、とも言う)


これが、前半から苦戦することになった原因の1つでしょうし、
無ければ、もうちょっと楽に試合を進められていたかもしれませんね。


うーん、カーディナルズは、今年もダメなのか・・・。


僕は、バルジャーも応援していますので、
ラムズのことを思えば、必ずしもこの試合結果が「最悪」というわけではないですが、
カーディナルズウォーナーの今後が、非常に心配になるところです。


頑張ってくれぇ・・・。


ニューヨーク・ジャイアンツシアトル・シーホークスの試合と、
フィラデルフィア・イーグルスサンフランシスコ・49ersの試合については、
特に書くことはありません。


それにしても、この2試合は、似たような試合展開だったなぁ。
(大量リード→結構追い上げるけど、そもそも遅すぎ)


さて、NHKBS1で放映していた、
デンバー・ブロンコスニューイングランド・ペイトリオッツの試合について。


ブロンコスのQBジェイク・プラマーは、「髭面」が結構好きだったので、
すっきりした顔つきには、ちょっと違和感があるなぁ。
新人みたい(?)だ。


それにしても、こんな早い時期に、
「QBジェイ・カトラー待望論」が声高に言われるようになるとは思いもしませんでした。


僕は、年初め頃からずっと、カトラーを応援して注目してきましたので、
もちろん、カトラーに早く出てきてもらいたい気持ちもありますが、
でも、プラマーがこうも早々に「早く交代しろ」と言われるのは、
納得がいかないところだよなぁ、と思ってます。


気が早すぎ。
ここまでチームを引っ張って良い成績を残してきたプラマーが、これではかわいそうです。


この試合も、前2週よりは良くなっているとはいえ、
そんなに「絶好調!」という感じでもなかったので、
まだまだ、そういう声はくすぶっているかもしれませんが、頑張ってもらいたいですね。


そういえば、ブロンコスといえば、新人RBマイク・ベルに注目してましたが、
結局、スターターRBテイタム・ベルになって、
あまり目立たなくなってしまいましたねぇ。


まあ、まだまだこれからの選手でしょう。


・・・と、ブロンコス寄りのことを書いてきましたが、
この試合は、ペイトリオッツの「勝利希望」で見ておりましたので、
やっぱり、ため息・・・。


・・・はぁ・・・。


今日は、こんなのばっかです。
早く寝て忘れよう・・・。


ああ、そうそう。


細かい話ですが、ブロンコスディフェンスが開幕から11クォーター連続で、
タッチダウンを許さなかった、という記録が紹介されたときに、前に記録したのが、
「1942年、シカゴ・・・当時はカーディナルズという名前だったんですが」と、
アナウンサーの方が言われていました。


これは、ニュアンスが違いますよね。
シカゴ・カーディナルズは、「当時はシカゴにあった、現アリゾナ・カーディナルズ」。


「揚げ足」っぽいことを書きたいわけじゃないのですが、
多分、アリゾナ・カーディナルズファンやシカゴ・ベアーズファンにとっては、
その違いは大きいんじゃないかと。


そんなことを思ったりもした、本日の試合の感想でした。


ああ、そうだ。
1ヶ月くらい前に書いた、シアトル・シーホークスペイトリオッツの中国での試合、
本決まりで、正式発表があったようですね。


次に日本で試合が見られるのは、やっぱり3年後かなぁ。


さて明日(放送)は、
アトランタ・ファルコンズニューオリンズ・セインツのマンデーナイトゲーム


アメリカでは、「ニューオリンズ復興の証」として、結構話題になっているようで。
コイントスは、ブッシュ元大統領(父)らしいです。


ショーも豪華で、スーパーボウル並み・・・とまでは言いませんが、
かなり大きく盛り上がりそうです。


楽しみですね。(もちろん、試合放映ではショーなどはありませんが)


手に汗を握るような、良い試合でありますように。

現状整理



では今週も、カレッジフットボール、最新の「AP通信」ランキングを。


 1位(1位→) オハイオ州立大
 2位(2位→) オーバーン大
 3位(3位→) USC
 4位(4位→) 西バージニア大
 5位(5位→) フロリダ大
 6位(6位→) ミシガン大
 7位(7位→) テキサス大
 8位(8位→) ルイビル大
 9位(10位↑) LSU
 10位(9位↓) ジョージア大


今週は、予想通り、ほぼ無風。
LSUジョージア大が入れ替わったのは、今週の試合での「勝ち方」の違いによるもの、かな。
ジョージア大は、かなり危なかったので)


ランキング全体の25位まで見ても、いくつかのチームが1つ2つ順位の上下をしている他、
ランキング外の北カロライナ州立大に負けた20位のボストンカレッジ
ランキング21位のカリフォルニア大に負けた22位のアリゾナ州立大
そして、ランキング1位のオハイオ州立大に負けた24位のペン州立大がランキング外に落ち、
代わりに、ラトガース大ジョージア工科大ミズーリ大が23位〜25位に上がるという、
まあ、非常に小幅な動きに止まっています。


ニュース記事を見ていると、ラトガース大ランクインするのは、
1976年以来30年ぶりということで、話題になっているようですね。


さて、第4週まで終わり、それなりにチームの強弱が見えてきたので、
ここで、注目しているノートルダム大+「11校」の、
現在の勝敗をまとめておきたいと思います。


なお、勝敗の後のカッコ内は、「AP通信」ランキングです。



無敗チームは4チーム。
ランキング上位5校のうち、2位のオーバーン大SEC)を除く4校に注目しています。
今後の「全米ナンバー1」争いが楽しみになってくる布陣ですね。


もちろん、1敗のノートルダム大にもまだまだ期待してますし、
同じく1敗のオクラホマ大ユタ大には、カンファレンス優勝を望みたいところです。


昨シーズン、ボウルゲームの中継を見て応援したくなった、
アクロン大ネバダ大が2勝2敗の五分。
ホント、頑張ってもらいたいです。


そして、1勝2敗が3チーム。
中でも、マイアミ大(フロリダ)のこの成績は、現地でも意外に思われているようで。
果たして、ここから巻き返してくれるかどうか。
あとの2チームは・・・あんまり多くは期待できないかなぁ。


・・・と、まあ、なんとなく、状況がきれいに分かれました。


今後は、いよいよカンファレンス内対決が本格化してきます。


各注目チームを中心に、カンファレンス内の状況なども、
徐々に追いかけていきたいところですね。


本日は、こんなところで。