週間オフェンスラインMVP(カンファレンスチャンピオンシップ)
では、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
カンファレンスチャンピオンシップの「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | オフェンスライン ポイント |
ラン | パス | 反則 | |
---|---|---|---|---|---|
LT | マット・ライト (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
7 | 2 | 5 | 0 |
LG | リッチ・シューバート (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
19 | 20 | -1 | 0 |
C | ニック・ハードウィック (サンディエゴ・チャージャーズ) |
33 | 34 | -1 | 0 |
RG | スティーヴ・ニール (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
24.5 | 22 | 2.5 | 0 |
RT | カリーム・マッケンジー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
24 | 26 | -2 | 0 |
今週は、4チームが試合を行ったわけですが、満遍なく名前が挙がっていますね。
・・・グリーンベイ・パッカーズ以外。
まあ、パッカーズは、ランもパスもさっぱりだったので、致し方なしです。
それから、ライトの名前が先週に引き続きありますが、
値を見ると、他の人と比べて、無茶苦茶低いものとなっています。
逆に言えば、そんな値でも1番高い値になるほど、
今週は、左タックル選手が全チームでパッとしなかったわけで。
左タックル選手といえば、パスプレーで重要な役割を担う選手。
今週の2試合がどんな試合だったか、よく表している状況と言えるのかもしれませんねぇ。
で、今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
唯一、敗戦チームから名前が挙がっているハードウィックとなります。
そういえば、ハードウィックも、先週に引き続きですね。
それ以前では、昨シーズンの第6週にも「ベストオフェンスライン選手」となっていますが、
「週間オフェンスラインMVP」となるのは、これが初めてのことになります。
ハードウィックは、2004年、チャージャーズにドラフト3巡指名され、NFL入り。
その年は14試合、翌年は13試合、昨シーズンは全16試合にスターター出場し、
そして、今シーズンも、12試合にスターター出場しました。
(もちろん、その後、プレーオフ3試合にもスターター出場しています)
これらの数字を見て、想像できるかと思いますが、
どうも、怪我がちなところがあるようで。
実力があることは、誰もが認めるところで、その証拠に、
全試合に出場した昨シーズンは、プロボウルに選出されています。
それを考えると、怪我がちなのは、勿体無いところですね。
ハードウィックは、昨年6月、チャージャーズと6年の契約延長を交わしました。
その期待に違わぬ活躍を、その後2シーズン見せておりますから、
チームとしても、まずは、大成功の契約延長だったと言えるでしょう。
残念ながら、今シーズンは終了してしまいましたが、
来シーズン以降、更なる活躍を見せてもらいたいものです。
以上、カンファレンスチャンピオンシップの「オフェンスラインスタッツ」でした。
ディフェンス選手ランキング(カンファレンスチャンピオンシップ)
さて次は、「ディフェンスインパクトポイント」です。
カンファレンスチャンピオンシップで高い値となった選手を、
ディフェンスライン・ラインバッカー・ディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。
選手名 | ポイント | タックル | ロス | サック | パスDef | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DE イゴール・オルシャンスキー (サンディエゴ・チャージャーズ) |
17 | 5 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
LB ジュニア・セイオウ (ニューイングランド・ペイトリオッツ) |
18 | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
CB アル・ハリス (グリーンベイ・パッカーズ) |
34 | 8 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
こちらは、ニューヨーク・ジャイアンツ以外から1人ずつです。
実は、単純に、全選手をポイント順で並べてみると、
上位6人がコーナーバック選手となっておりました。
如何に今週の試合が「パスオフェンス低調」な試合だったかが、
こちらの値にも、よく表れていると言えそうですね。
そんな中、最も高い値となったハリスは、
インターセプトではなく、ファンブルフォースによる活躍が見られました。
ジャイアンツ戦の後半開始早々に、「インターセプトか!」というプレーがあったのですが、
これは、残念ながら、反則で無効に。
思えば、このあたりから、パッカーズには、
非常に嫌なにおいが漂い始めていましたねぇ・・・。
次に、オルシャンスキーは、第4クォーターの中盤になってからサック。
ここまで頑張っていたチャージャーズディフェンスが力尽き始めた矢先だったので、
再び盛り返すための良いプレーだったのですが、
残念ながら、そのドライブを止めるには至らず。
結局、そのまま試合終了まで時計を進められてしまいました。
そして、セイオウは、要所要所で良いプレーを見せて、
チャージャーズのオフェンスを食い止め続けました。
特に、第3クォーター序盤、敵陣4ヤード地点「サードダウン残り1ヤード」という場面で、
見事にRBマイケル・ターナーのランをロスに仕留め、
フィールドゴールに止めたのは、非常に大きなプレーでしたね。
ここで逆転を許していたら、その後どうなっていたのかは、
まだまだ分からなかったかもしれません。
以上、カンファレンスチャンピオンシップの「ディフェンスインパクトポイント」でした。