「キッカー界」も混沌極まる・・・?
さて、昨日、「キッカー受難のシーズンか?」と書きましたが、そのことを。
というか、別に運が悪いわけではないので、
正確には「受難」とは言えないのかもしれませんが。
フィラデルフィア・イーグルスのKデイヴィッド・エイカーズのことは、
先ほど書きました。
LBマーク・シモノーがトライフォーポイントのキックを失敗したのは、
まあ、仕方が無いところでしょう。
しかし、「本職」のキッカーが、
そう簡単に、トライフォーポイントのキックを外してはいけません。
で、ダラス・カウボーイズのKホセ・コルテスが、「また」やってしまいました。
しかも、ブロックされたのではなく、横に外してます。
・・・そろそろ、立場がまずくなるかもしれませんよ?
正直、これでは、カウボーイズのコーチ陣としても、
フィールドゴールを計算できるような状況ではないと思うんですよ。
(敵陣2ヤード地点からのキックで外す、ということなので)
コルテスには、奮起を期待したいです。
それでも、まあ、そんなミスも、「コルテスだから仕方が無い」としましょう。
(ひどい言われようだ・・・)
グリーンベイ・パッカーズのKライアン・ロングウェルまで、
トライフォーポイントのキックを失敗するとは、どういうことですか!
ロングウェルは、昨年まで3年連続、トライフォーポイントのキックは失敗なし、
156回連続成功中だったんですよ。
いったい、ロングウェルに何が・・・。
ちょっと話がそれますが、この試合、結果的に1点差でパッカーズが負けて、
「あのトライフォーポイントのキックが・・・」と言われるわけですが、
解せないのは、次にタッチダウンを決めたときに、
ツーポイントコンバージョンにいかずに、普通にキックしてるんですよね。
実は、アトランタ・ファルコンズ対バッファロー・ビルズの試合を、
「Play-by-Play」観戦していたときにも、
タッチダウンを決めた段階で2点差、という場面があり、
やはり、普通にキックをしていたので、
「えっ!? ここはツーポイントコンバージョンじゃないの!?」
と思ったものです。
こういう時って、ツーポイントコンバージョンがセオリーではないのでしょうか?
まあ、試合の流れとか、残り時間とかが絡んでくる話ではあるのでしょうが。
その後、カウボーイズの試合を見て、
コルテスがキックを失敗した次のタッチダウンのときに、
ツーポイントコンバージョンにいっていたので、
「おお、いってくれた!」という感じでした。(失敗しましたが)
話を元に戻しまして。
とにかく、いろいろ理由はあったにせよ、
今週、3本もトライフォーポイントのキックが失敗しているわけです。
前に、「キッカーレーティング」を作成するために調べたデータを書きましたが、
昨年、トライフォーポイントのキックは、
シーズン通して、10本しか失敗していないんですよね。
それが、今週だけで3本。
しかも、先週、ここにも書きましたが、
(元)デトロイト・ライオンズのKレミー・ハミルトンが失敗していますし、
実は、クリーブランド・ブラウンズのKフィル・ドーソンも失敗していました。
そして、第1週では、皆さんご存知のように、
ニューイングランド・ペイトリオッツのKアダム・ヴィナティエリが失敗しています。
第3週にして、トライフォーポイントのキックが既に6本も失敗。
・・・キッカー界も「混沌」としてきてるんでしょうか?
もう、短い距離のフィールドゴールだろうと、
トライフォーポイントのキックだろうと、安心して見てられないですよ。
皆さん、来週からは、そういう場面でもドキドキしながら見守ってください。
・・・いやな「ドキドキ感」かもしれませんが。