残り1ヶ月時点の状況
では、カレッジフットボール、最新の「BCSランキング」をチェックしてみます。
1位(1位→) オハイオ州立大(Big Ten) 10勝0敗 <注目>
2位(2位→) ミシガン大(Big Ten) 10勝0敗
3位(5位↑) ルイビル大(Big East) 8勝0敗
4位(4位→) フロリダ大(SEC) 8勝1敗 <注目>
5位(7位↑) テキサス大(Big 12) 9勝1敗
6位(6位→) オーバーン大(SEC) 9勝1敗
7位(8位↑) USC(Pac-10) 7勝1敗 <注目>
8位(10位↑) カリフォルニア大(Pac-10) 8勝1敗
9位(9位→) ノートルダム大(独立校) 8勝1敗 <注目>
10位(3位↓) 西バージニア大(Big East) 7勝1敗 <注目>
全勝対決に敗れた西バージニア大が、10位にまで落ちました。
そして、その対決に勝利したルイビル大が、代わりに3位に。
・・・と、まあ、そのあたりは予想通りというか、当然のところでしょうが、
細かく見ると、テキサス大とオーバーン大の順位が入れ替わっていたり、
カリファルニア大とノートルダム大の順位が入れ替わっていたり、ということがあります。
ノートルダム大は、9位に張り付いてしまってますねぇ。
オーバーン大は、アーカンソー州立大を相手に「27対0でしか」勝てなかったことが、
嫌われたりしたのでしょうか・・・?
さて、11位以下は、主要な動きだけピックアップ。
12位(17位↑) LSU(SEC) 7勝2敗
14位(14位→) ボイジー州立大(WAC) 9勝0敗 <非>
16位(11位↓) テネシー大(SEC) 7勝2敗
17位(18位↑) オクラホマ大(Big 12) 7勝2敗 <注目>
19位(24位↑) ウェイクフォレスト大(ACC) 8勝1敗
22位(15位↓) ボストンカレッジ(ACC) 7勝2敗
23位(圏外↑) メリーランド大(ACC) 7勝2敗
24位(圏外↑) オレゴン州立大(Pac-10) 6勝3敗
圏外(19位↓) クレムソン大(ACC) 7勝3敗
圏外(23位↓) ワシントン州立大(Pac-10) 6勝4敗
まず、激戦区「SEC」カンファレンス内の対決で、LSUがテネシー大に勝ち、
順位的にも、ちょうど入れ替わったような形に。
同じように、「ACC」カンファレンス内対決で、
ウェイクフォレスト大がボストンカレッジに勝ち、順位も入れ替わり。
「ACC」カンファレンスでは、圏外ギリギリあたりでも入れ替わりがあって、
メリーランド大がクレムソン大に勝ってランキング入り。
そして、クレムソン大がランキング外へ。
クレムソン大は、先週、12位から19位に落ちてきていたのですが、
あっという間に去っていってしまいましたねぇ。
もう1つの「圏外」入れ替わりは、直接対決ではなかったのですが、
ちょうど「Pac-10」カンファレンスの2校が入れ替わった形になりました。
ランキング内唯一の「非BCSカンファレンス」所属校ボイジー州立大は、
今週も勝って、全勝をキープしています。
では次に、各カンファレンスの状況。
今週は、改めて、全カンファレンスの1位を見てみます。
・ACC
ATLANTIC
ウェイクフォレスト大 4勝1敗(8勝1敗)
COASTAL
ジョージア工科大 5勝1敗(7勝2敗)
マイアミ大(フロリダ) 2勝3敗(5勝4敗) <注目>
・Big 12
NORTH
ネブラスカ大 4勝2敗(7勝3敗)
SOUTH
テキサス大 6勝0敗(9勝1敗)
オクラホマ大 4勝1敗(7勝2敗) <注目>
・Big East
ラトガース大 3勝0敗(8勝0敗)
ルイビル大 3勝0敗(8勝0敗)
西バージニア大 2勝1敗(7勝1敗) <注目>
・Big Ten
オハイオ州立大 6勝0敗(10勝0敗) <注目>
ミシガン大 6勝0敗(10勝0敗)
・C-USA
EAST
東カロライナ大 4勝2敗(5勝4敗)
UCF 1勝4敗(2勝7敗) <注目>
WEST
ヒューストン大 5勝1敗(7勝3敗)
・MAC
EAST
オハイオ大 5勝1敗(7勝3敗)
アクロン大 2勝3敗(4勝5敗) <注目>
WEST
中央ミシガン大 5勝0敗(6勝3敗)
・MWC
BYU 5勝0敗(7勝2敗)
ユタ大 3勝2敗(5勝4敗) <注目>
・Pac-10
カリフォルニア大 6勝0敗(8勝1敗)
USC 5勝1敗(7勝1敗) <注目>
・SEC
EAST
フロリダ大 6勝1敗(8勝1敗) <注目>
WEST
アーカンソー大 5勝0敗(8勝1敗)
・Sun Belt
中央テネシー州立大 5勝0敗(6勝3敗)
アーカンソー州立大 3勝1敗(5勝4敗) <注目>
・WAC
ボイジー州立大 5勝0敗(9勝0敗)
ネバダ大 3勝2敗(6勝3敗) <注目>
注目しているノートルダム大+「11校」を中心に、状況をまとめます。
(・・・って、ここではノートルダム大は関係ないですが)
まず、現時点で「カンファレンス優勝できそう」なのは、
「Big Ten」カンファレンスのオハイオ州立大、
「Pac-10」カンファレンスのUSC、
「SEC」カンファレンスのフロリダ大、
「Sun Belt」カンファレンスのアーカンソー州立大、
・・・と、そのあたり。
もちろん、今後、勝ち続けることが出来れば、ということになります。
オハイオ州立大は、2週間後のミシガン大戦、
USCも、2週間後のカリフォルニア大戦、
そして、アーカンソー州立大は、来週の中央テネシー州立大戦が、
それぞれ、「大一番」ということになりますね。
フロリダ大の「SEC」カンファレンスは2つのディビジョンに分かれていますが、
まず、「EAST」ディビジョンを制することは問題なさそうですので、
その後の、「優勝決定戦」に勝つことが出来るかどうか、ですね。
次に、「もしかしたら優勝のチャンスはあるかも」というのが、
「Big 12」カンファレンスのオクラホマ大、
「Big East」カンファレンスの西バージニア大、
「MWC」カンファレンスのユタ大、
「WAC」カンファレンスのネバダ大、
というあたり。
ただ、それぞれに状況は非常に厳しいです。
まず、オクラホマ大は、既にテキサス大に敗れていますので、
今後、テキサス大が2敗してくれないとダメです。
西バージニア大については、今週、ルイビル大に負けましたが、
来週、もし、ラトガース大がルイビル大に勝つようなことがあれば、
最終週に西バージニア大がラトガース大に勝つことによって、
3チームが「1敗」で並ぶことになります。
その場合の「順位決定方法」は分からないのですが、
ともかく、チャンスがあるとすれば、そういう展開になった場合のみでしょう。
ユタ大とネバダ大は、どちらも既にカンファレンス内で2敗してしまっていますが、
ユタ大はBYUと、ネバダ大はボイジー州立大と、
それぞれ3週間後に対決することになります。
となると、来週か再来週に1敗してもらえれば、
直接対決に勝つことで、優勝の可能性が出てくるわけです。
もちろん、たとえそうなったとしても、他のチームとの兼ね合いもありますし、
状況が厳しいことに違いはありませんが・・・。
とはいえ、まだ「チャンスがある」と言えるだけ、状況は良いです。
残りの3チーム、
「ACC」カンファレンスのマイアミ大(フロリダ)、
「C-USA」カンファレンスのUCF、
「MAC」カンファレンスのアクロン大、
・・・は、残念ながら、優勝の可能性はなさそうです。
さてさて、この中から、何校が優勝してくれることか。
楽しみに見ていきたいと思います。
以上、カレッジフットボール、第10週終了時点の状況でした。