ディフェンス選手ランキング(ワイルドカードプレーオフ)



さて次は、「ディフェンスインパクトポイント」です。


ワイルドカードプレーオフで高い値となった選手を、
ディフェンスラインラインバッカーディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。

選手名 ポイント タックル サック パスDef INT FUM
DE ブライス・フィッシャー
シアトル・シーホークス
41 3 2 0 0 1
LB タリー・バンターケイン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
25 1 2 1 0 0
CB アサンテ・サミュエル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
29 3 0 2 1 0
CB タイ・ロー
カンザスシティ・チーフス
29 1 0 0 2 0



ここぞとばかりに(?)出てくるペイトリオッツの選手たち。
やはり、「プレーオフペイトリオッツ」ということか。


サミュエルは目立ってましたが、バンターケインの「2サック」は試合序盤と終盤で、
試合展開にあんまり影響を与えたような印象ではなかったかな。


プレーオフでは週間MVPが発表されないので、想像するに、
バンターケインはノミネートされなかったパターンではないでしょうかね。
サミュエルは多分ノミネートされた)


ただし、最も高い値だったのは、フィッシャー
ダントツです。


なお、補足しておくと、「全選手」で見てみると、フィッシャーのすぐ下に、
インディアナポリス・コルツDEドワイト・フリーニーDEロバート・マシスがいます。
(同じディフェンスエンド選手なので、上の表には掲載していませんが)
さすが、今週のコルツのディフェンスは、一味違いました。


フィッシャーに話を戻しまして、「2サック」は試合序盤と第3クォーター初めのプレー、
特に、第3クォーターのときはファンブルも引き起こしていますが、
ダラス・カウボーイズQBトニー・ロモのボールセキュリティが甘くて、
 ビル・ベリチックヘッドコーチが怒っていたプレーですね)
そのときも、ボールを押さえていたのはカウボーイズ側でしたし、
これも、週間MVPにはノミネートされないパターンかな。


もちろん、そのときのドライブを敵陣奥深くで止めているわけですから、
試合展開に影響が無いわけはないんですけどね。


先ほど、「オフェンスラインスタッツ」のところでも、
シーホークス選手の「活躍」について書いていましたし、
また、試合の感想の中で、「ロモのスクランブル」を止めた、
SSジョーダン・バビノーの好プレーについても書いていましたが、
決してシーホークスは、「運良く勝った」というわけではなく、
いろいろな選手が、いろいろなところで活躍して勝利を引き寄せた、
ということが言えるのではないでしょうか。


以上、ワイルドカードプレーオフの「ディフェンスインパクトポイント」でした。