キッカーランキング(第17週時点)



では今週も、「新能力指標」を「キッカーレーティング」から見ていきます。

順位(比) 選手名 レーティング 挑戦回 成功回
1位(→) ライアン・ロングウェル
ミネソタ・ヴァイキングス
40.5 24 20
2位(→) ジェイ・フィーリー
マイアミ・ドルフィンズ
36.1 23 21
3位(↑) ロブ・ビロナス
テネシー・タイタンズ
33.9 39 35
4位(↓) クリス・ブラウン
ヒューストン・テキサンズ
32.9 29 25
5位(→) ジェイソン・ハンソン
デトロイト・ライオンズ
32.8 35 29
6位(↓) ジョー・ネドニー
サンフランシスコ・49ers
32.6 19 17
7位(→) ロビー・ゴウルド
シカゴ・ベアーズ
32.3 36 31
8位(↓) セバスチャン・ジャニカウスキー
オークランド・レイダーズ
31.6 32 23
9位(↑) ジェフ・リード
ピッツバーグ・スティーラーズ
29.9 25 23
10位(↓) ジョン・ケイシー
カロライナ・パンサーズ
29.8 28 24

NFL - My New Ratings & Stats


結局、あまりインパクトは強くなかったのですが、
かなり高い値で、ロングウェルが1位を守り通しました。


レーティング「40.0」以上は、「歴代5位レベル」と位置づけていますので、
かなり素晴らしい出来だったと言えます。


ロングウェルは、4本のフィールドゴールに失敗していますが、
48ヤード・52ヤード・53ヤード・57ヤードと、いずれも長い距離のものであり、
そして成功した20本の平均距離も約40ヤードという長距離。


ヴァイキングスは、惜しくもプレーオフ進出を逃してしまいましたが、
良いところまでいった一因は、RBエイドリアン・ピーターソンの存在だけではなく、
もしかしたら、ロングウェルにもあると言えるのかもしれませんね。


しかし、キッカーの活躍は重要だけども、キッカーの活躍だけでは勝てないんだよなぁ、
・・・というのは、2位がドルフィンズフィーリーであることからも、よく分かるところです。


そして、「プロボウラービロナスが、今シーズン最高位の3位でフィニッシュ。


今週も週間MVPを受賞していましたし、
とにかく、ビロナスにとって、素晴らしいシーズンとなりました。


先ほど書きましたように、「キッカーの活躍だけ」で勝てないのは事実ですが、
しかし、今シーズンのタイタンズプレーオフ進出できたのは、
紛れも無く、ビロナスのおかげであると断言できるのではないでしょうかね。


果たして、プレーオフでも、活躍を見せてくれるのでしょうか。


さて、これでレギュラーシーズン終了ですから、もちろん、
「規定回数」(16回)に達している全選手を掲載したいと思います。

順位 選手名 レーティング 挑戦回 成功回
11位 ライアン・リンデル
バッファロー・ビルズ
28.6 27 24
12位 メイソン・クロスビー
グリーンベイ・パッカーズ
28.5 39 31
13位 ジェイソン・イーラム
デンバー・ブロンコス
28.3 31 27
14位 ジョシュ・ブラウン
シアトル・シーホークス
27.7 34 28
15位 ネイト・キーディング
サンディエゴ・チャージャーズ
27.2 27 24
16位 ショーン・スイシャム
ワシントン・レッドスキンズ
27.1 35 29
17位 モーテン・アンダーセン
アトランタ・ファルコンズ
26.5 28 25
18位 ニック・フォーク
ダラス・カウボーイズ
26.2 31 26
19位 マット・ブライアント
タンパベイ・バッカニアーズ
25.4 33 28
20位 シェイン・グレアム
シンシナティ・ベンガルズ
25.4 34 31
21位 フィル・ドーソン
クリーブランド・ブラウンズ
25.2 30 26
22位 マット・ストーヴァー
ボルチモア・レイヴンズ
24.9 32 27
23位 ジェフ・ウィルキンズ
セントルイス・ラムズ
23.8 32 24
24位 ローレンス・タインス
ニューヨーク・ジャイアンツ
22.1 27 23
25位 スティーブン・ゴストウスキー
ニューイングランド・ペイトリオッツ
21.1 24 21
26位 マイク・ニュージェント
ニューヨーク・ジェッツ
20.1 35 28
27位 ニール・ラッカーズ
アリゾナ・カーディナルズ
19.9 30 21
28位 デイヴィッド・エイカーズ
フィラデルフィア・イーグルス
16.1 32 24
29位 デイヴ・レイナー
カンザスシティ・チーフス
13.7 22 15
30位 オリンド・マーレイ
ニューオリンズ・セインツ
9.2 17 10
31位 アダム・ヴィナティエリ
インディアナポリス・コルツ
8.5 29 23

NFL - My New Ratings & Stats


第13週のときに「大きく下がった」と書いていたブラウンが、
最終的には再浮上で14位にまで戻ってきました。


うん、やっぱり、実力はあるはずなんだよな。


第13週時点と比べて大きく下がったのは当時9位で最終的には18位のフォークでしょうか。


フォークは、新人選手としては、素晴らしい活躍を見せたと言えそうですが、
ちょっと、まだまだ、プロボウルに選出されるほどではないような・・・、
・・・という気がしてしまいます。


まあ、応援していないわけではないので、選出は素直に嬉しいところですけども。


最下位はヴィナティエリで、第13週時点と変わらず。
プレーオフの大事な場面で、この「絶不調さ」が出なければよいのですが・・・。


なお、ジャガーズは、Kジョシュ・スコビーKジョン・カーニー(現チーフス)が、
ほぼ半分ずつ分け合ってキックしたような結果となり、
両者とも「規定回数」に達せず、ランキングには1人も入っていない状況となりました。


というわけで、ランキングには「31人」となっています。


以上、レギュラーシーズン終了時点の「キッカーレーティング」でした。