渋い・・・
NHKのBS1で放映していた、今シーズン最後のマンデーナイトゲーム、
ニューイングランド・ペイトリオッツ対ニューヨーク・ジェッツの試合。
以前も書きましたが、マンデーナイトゲームは、
「その週1番の注目カード」となる試合のはずなのですが、
対戦カードはシーズン前に決められてしまうものなので、
シーズン終盤になればなるほど、注目度の低い対戦となってしまう可能性が高いです。
この試合も、方や、プレーオフ進出を既に決めていて、
もう一方は、得の昔にプレーオフ戦線から離脱していますから、
「うわぁ、こりゃ失敗したよなぁ」という対戦に見えましたが、
意外や意外、なかなか楽しめる試合となりました。
もちろん、圧倒的にペイトリオッツがリードする展開でしたので、
「勝敗の行方」は、見所ではありませんでしたが。
ホント、ペイトリオッツは、「らしい」試合をしましたねぇ。
敵に回すと、嫌なチームなのですが、
(インディアナポリス・コルツを応援している者としては・・・)
こういう「意表を付く」戦術の数々は、見ていてとても楽しいです。
ただ「地区内の他のチームが弱かったから」ではなく、
「強いペイトリオッツ」がプレーオフに出てきてくれるのは、
とても嬉しいですし、ワクワクしますね。
まだ、プレーオフのシード順は確定していませんが、このまま「4位」なら、
ワイルドカードプレーオフでジャクソンビル・ジャガーズを倒し、
ディビジョナルプレーオフでデンバー・ブロンコスを倒し、
AFCカンファレンスチャンピオンシップでコルツと対戦してもらいたいなぁ、
・・・と、今から思いをはせてしまっています。
「3位」になってしまうと、ワイルドカードプレーオフが、
ピッツバーグ・スティーラーズとの対戦になってしまうので、
(いや、まだカンザスシティ・チーフスになる可能性もありますが)
それだと、僕としては、スティーラーズを応援してしまうことになりますが。
話を、マンデーナイトゲームに戻しまして。
試合終盤の、「QBダグ・フルーティ対QBヴィニー・テスタヴァーディ」の、
「40代クォーターバック対決」も、なかなか面白かったですね。
ジェッツのクォーターバックでは、
僕は「ブルックス・ボウリンジャー派」と以前にも書きましたが、
テスタヴァーディの「19シーズン連続タッチダウン記録」がかかっていたことは、
この試合で初めて知ったので、
ちょっと今日は、それを達成してもらいたいと思って見ていました。
いやぁ、お見事。
素晴らしいですね。
こうなったら、来シーズン、「20シーズン連続」を目指して、
頑張ってもらいたいものです。
いや、ジェッツのクォーターバックはボウリンジャーでいってもらいたいので、
出来れば、どこか他のチームで。
この試合については、こんなところで。
さて、ニュースをちょっとだけ。
ダラス・カウボーイズのKビリー・カンディフが解雇されました。
うーん、残念。
期待していたんだけどなぁ。
先日のカロライナ・パンサーズ戦で、
フィールドゴールを1回失敗して、1回ブロックされた、
・・・というのが、その直接的な原因なんでしょうが、
ここはちょっと目を瞑ってもらいたかったなぁ。
替わりに、以前カウボーイズにいたKショーン・スイシャムが契約。
スイシャムは、第8週と第9週に、カウボーイズから出場していましたが、
特に何のミスもなかったのに、カンディフと替えられていました。
替えたからには、何らかの理由があっただろうに、
なぜ、ここに来て、戻すんだろう・・・。
そりゃ、それだけカンディフのミスが目立つ、ということなのかもしれませんが。
なんか、今シーズンのカウボーイズの「キッカー事情」は、
カンディフの怪我とホセ・コルテスの登場&解雇から始まって、
以来、混迷を極めているので、もっと腰を据えて見てもらえたらなぁ、
と思ってしまったりしています。
・・・いや、単に、コルテスが解雇されたり、カンディフも解雇されたりで、
なんか、悔しいだけなのかもしれませんが・・・。
ボウルゲームは中盤戦へ
今、「ESPN.com」のホームページに、
各ボウルゲームの「Play-by-Play」が載っていることを発見。
・・・しまった・・・。
知っていれば、試合結果を先に見たりしなかったのに・・・。
というわけで、「モーターシティボウル」。
応援していたQBルーク・ゲッツィ率いるアクロン大は、
メンフィス大に38対31で、惜しくも敗れてしまいました。
残念。
ただ、ゲッツィは、なかなかの活躍だったようで、
パス59回中34回成功455ヤード獲得というのは、モーターシティボウルレコードで、
4タッチダウンというのは、
チャド・ペニントン(現ニューヨーク・ジェッツ)が記録したものとのタイ記録だそうです。
うーん、やっぱりいいなぁ、ゲッツィ。
来シーズンもカレッジに残るのか、それともNFLのドラフトにかかってくるのか、
まだよく分からないのですが、どちらにせよ、
来年以降も是非注目していきたいものです。
まずは、お疲れ様。
さて、明日は、「ハワイボウル」のテレビ放映がありますね。
非常に楽しみ。
そして、現地では、本日より、いよいよ「ボウルゲーム中盤戦」に入ります。
ここから、「BCSランキング」で25位以内に入っていた「ランキング校」など、
注目校が続々登場。
というわけで、それを前に、「序盤戦」の結果を書き残しておきます。
(もちろん、ハワイボウル以外)
後から振り返って、何かを思い出すかもしれませんし。
なお、大学名の後の括弧書きは、所属カンファレンス名を表しています。
まず、「開幕戦」の「ニューオリンズボウル」は、前にも書きましたとおり、
南ミシシッピ大(C-USA)がアーカンソー州立大(Sun Belt)に勝利。
翌日(12月21日)の「GMACボウル」は、
トレドー大(MAC)がテキサスエルパソ大(C-USA)に勝利。
翌日(12月22日)は2試合。
「ラスベガスボウル」はカリフォルニア大(Pac-10)がBYU(MWC)に勝利し、
「ポインセチアボウル」は海軍士官学校(独立校)がコロラド州立大(MWC)に勝利。
翌日(12月23日)の「フォートワースボウル」は、
カンザス大(Big 12)がヒューストン大(C-USA)に勝利。
翌日は「ハワイボウル」なので、これは明日テレビ観戦してから書きます。
そして、1日あけて、昨日(12月26日)が「モーターシティボウル」で、
メンフィス大(C-USA)がアクロン大(MAC)に勝利したのでした。
こうして見てみると、「C-USA」カンファレンスの大学が多いですねぇ。
ハワイボウルも、ネバダ大(WAC)対UCF(C-USA)の試合ですし。
まあ、「序盤戦」に多いということは、
さほど注目を集めていない、ということでもありますが・・・。
でも、全部で1校しか出ていない「Sun Belt」カンファレンスより、
良い状況であることは間違いないでしょうねぇ。
昨年までのカンファレンス所属大学のボウルゲーム成績は、
2001年が1勝0敗、2002年が2勝1敗、2003年が1勝2敗、2004年が1勝3敗。
今年は、過去最大、6チームがボウルゲームに出場し、
ハワイボウルを除いた、今までに終了した4試合で2勝2敗。
「C-USA」は、いわゆる「伝統的なカンファレンス」ではないのですが、
今、最も「若くて生きのあるカンファレンス」と言えそうです。
毎年のように、所属大学の入れ替わりもあるようですし。
来シーズンに向け、ちょっと注目しておきたい点ではあります。
そして、ハワイボウルに出場するUCFは、
その「C-USA」カンファレンスの2位校なので、
(カンファレンス優勝決定戦で敗退)
そういった点も、ハワイボウルを見るにあたって、覚えておきたいですね。
明日は、ハワイボウルの感想と、
「中盤戦」の展望(のような、そうでないようなもの)を書きたいと思います。