カレッジフットボールも開幕間近!



さて、昨日、「日本のアメフトは今週末に開幕」と書きましたが、
今週末に開幕するものが、もう1つあります。


そう、アメリカのカレッジフットボールです。


「今週末」と言いますか、実は、もう明後日。
現地8月31日に開幕です。


昨シーズンのボウルゲームから追いかけ始めたカレッジフットボールですが、
今シーズンは、レギュラーシーズンから追っていきますよー。


さて、その前に、「カレッジフットボールの仕組み」を復習しておきましょうか。


 http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20051214
 http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20051215


この、後の方の文章でもちょっと触れていますが、
今シーズンから「BCS全米選手権」の仕組みが変更になっています。


・・・が、まあ、それはおいおい。
今はまず、目の前のレギュラーシーズンに注目していきましょう。


で、初めて本格的に見るシーズンなので、
やたらめったら見ていくよりは、ちょっと指針を立てて、
混乱しないように、分かりやすく見ていきたいと思います。


まずは、以下のランキングをご覧ください。


 1位 オハイオ州立大
 2位 ノートルダム大
 3位 テキサス大
 4位 オーバーン大
 5位 西バージニア大
 6位 USC
 7位 フロリダ大
 8位 LSU
 9位 カリフォルニア大
 10位 オクラホマ大


これは、先日発表された、プレシーズン時の「AP通信」ランキングです。
(本当は25位まであるのですが、簡略化のため割愛)


「USAトゥデー」のものも発表されていて、若干違いがありますが、これも割愛します。


とりあえず、現時点で「強い」と思われている大学は、
こんな感じなんだと思っておいてください。


というわけで、オハイオ州立大が1番強いと思われているわけですが、
僕としては、注目したいのは、2位になっているノートルダム大


昨シーズン、「名門復活」ということで注目されていましたが、
更に今シーズンは、「全米ナンバー1」も狙えるのではないかと注目を集めています。


その1番の要因は、他の大学は昨シーズン活躍した選手が多く抜けている中で、
ノートルダム大はQBブレイディ・クィンが今年も残っている、ということでしょう。


また、ニューイングランド・ペイトリオッツオフェンスコーディネーターから、
ノートルダム大のヘッドコーチに転身したチャーリー・ワイズも、
2年目のシーズンということで、更なる期待がかけられるところです。


そんなわけで、現時点で、1番感情移入しやすい大学なんじゃないかなぁ、と。


そこで、今シーズンは、このノートルダム大を中心に、
レギュラーシーズンの行方を追っていきたいと思います。


「全米ナンバー1」になっちゃったりしたら最高ですね。


ノートルダム大の今シーズンのスケジュールは、以下のようになっています。


 09/02 at ジョージア工科大
 09/09 vs ペン州立大
 09/16 vs ミシガン大
 09/23 at ミシガン州立大
 09/30 vs パーデュー大
 10/07 vs スタンフォード大
 10/21 vs UCLA
 10/28 at 海軍士官学校
 11/04 vs 北カロライナ大
 11/11 at 空軍士官学校
 11/18 vs 陸軍士官学校
 11/25 at USC


最後のUSCとの対戦は、
両校ともに良い成績を残していたら、非常に楽しみなものになりそうですね。


まあ、その前に、まずは9月2日の初戦に注目しましょう。


それから、「指針」をもう1つ。


アメリカのカレッジスポーツには、大学を区分けした「カンファレンス」があり、
NCAA 1-A」には11個のカンファレンスが存在するのですが、
これが、なかなか馴染みの薄いものなのではないかと思います。


ボウルゲームまで含めて見ていく上では、非常に重要なところですし、
「ライバル関係」等を知るためにも、やはり、理解を深めておきたいところ。


というわけで、カンファレンスに所属しない「独立校」であるノートルダム大とは別に、
各カンファレンスから1校ずつ注目チームを選び、
その大学を中心に、各カンファレンスの行方を見ていきたいと思います。


注目する「11校」は、以下の通り。



基本的に強いチーム・・・かな?


テキサス大Big 12)とかオーバーン大SEC)とか、
ランキング上位のチームが入っていないのは、まあ、僕の好みで。
昨シーズン、ボウルゲームで見たことも加味しつつ。


とりあえずは、こんなところで。


明日、注目する「11校」について、何か補足するかもしれません。
(しないかもしれません)

「解雇」より気になる「契約」情報



さて、NFL


「ロースターカット第1弾」の1日前でしたので、
もう、バシバシ解雇されちゃってますよ。


いやぁ、やっぱり大変だ。


・・・来週が怖い・・・。


まあ、それはともかく、本日分の注目点をいくつか。


まず、アリゾナ・カーディナルズKニック・ノヴァクが解雇されました。


一昨日にも書いていましたとおり、Kニール・ラッカーズがいるため、
ノヴァクが残留する見込みはほとんどなかったのですが、
とはいえ、やっぱり残念。


どこかのチーム、拾ってくださーい。
いや、ホント、お願いします。


それから、今年のNFLヨーロッパで活躍した3選手の名前が。


シアトル・シーホークスのQBギブラン・ハムダン
同じくシーホークスWRスカイラー・フルトン
そして、カーディナルズRBロジャー・ロビンソン


うーん、ハムダン、ダメですか。
結局、先週1回試合出場しただけで終わってしまいました。
怪我をして出だしで躓いたのが痛かったかなぁ。


というか、「怪我」と言えば、ハムダンだけじゃなく、この3人ともでした。
いくら能力があっても、怪我をしてはダメってことですね、やっぱり。


とりあえず、ロビンソンプラクティス・スクワッドに入れられる可能性もありそうで、
来シーズン以降の活躍に、改めて期待することにしましょう。


あと、フルトンは、実は「解雇」ではなく、
NFLELリザーブ」というリストに登録されました。


そんなのがあるんですね。


・・・というか、そんなのがあるのなら、
他のNFLヨーロッパ派遣選手は、なんで登録されないんだろう・・・?


何か、登録されるための条件があるのかなぁ。


他にも、今日は、NFLヨーロッパ派遣選手の解雇が多かったですねぇ。
あと、キッカーパンターの名前もよく見かけました。


キッカーパンターについては、また折を見て、状況をまとめたいと思います。


解雇で気になったのは、そんなところですが、
それよりも何よりも、今日最も気になった契約情報。


オークランド・レイダーズのQBケリー・コリンズが、テネシー・タイタンズと契約しました。


うわぁ・・・。
やっぱり、QBビリー・ヴォレックでは不安ですか・・・?


とりあえず、ジェフ・フィッシャーヘッドコーチは、
ヴォレックは不満だろうけども、競争させるのが目的だから」と言っているようなので、
プレシーズンゲーム第4週、プレッシャーに潰されずに頑張ってください。


一発勝負かぁ。
キツいなぁ。


本日の契約情報からは、そんなところで。


その他の解雇・契約情報は、「NFL選手ステータス」をご覧ください。
とにかく大量です。


さて、では最後に、プレシーズンゲーム第3週の締めくくり、
グリーンベイ・パッカーズシンシナティ・ベンガルズの試合の感想を。


復帰戦となったベンガルズQBカーソン・パーマーは、
もう、なんというか、文句の付けようの無い出来ですね。


面白いように、パスが決まる決まる。


ただ、どうも、パーマーだけでなく、他の控えの選手のパスもよく決まっていたので、
単純に、パッカーズのディフェンスがダメダメだった、という可能性もありますが・・・。


まあ、怪我の影響を感じさせない状態である、ということだけは間違いないでしょう。
まずは良かったですね。


対するパッカーズのQBブレット・ファーヴは、
あまりにあまりな感じだったので、ちょっと見ていられませんでした。


が、前半の最後と、後半の最初で、
なんとか良い形を作れたので、とりあえずはホッと一息。


・・・って、あれ?
昨日も同じようなことを書いたような気がするな・・・。


いや、ファーヴと、ヒューストン・テキサンズのQBデイヴィッド・カーは、
実は同じような状況にあるんじゃないか、と思う今日このごろ。


それでいいのか、ファーヴ!?
(って、カーを応援している僕がそれを言うか・・・)


控えQBアーロン・ロジャーズは、それ以上に見るべきところの無い試合でした。
パスインターフェアは褒めたくないし。(50ヤードも稼いだけど)


以上、プレシーズンゲーム第3週の試合の感想でした。


あ、今入ってきたニュースです。
バッファロー・ビルズスタータークォーターバックとして、
J・P・ロスマンを指名した模様。


まずは、良かった良かった。


さあ、いよいよプレシーズンゲームも残り1週!