うーん・・・?



1日遅れですが、NFL第14週木曜日、
クリーブランド・ブラウンズピッツバーグ・スティーラーズの試合の感想を簡単に。


なんというか、前半は、とにかく両チームともミスの連続で。


これならスティーラーズ優勢か・・・と思ったら、ブラウンズに流れが傾いて、
でも、得点するかと思ったら、得点できずに終わって、
じゃあ、スティーラーズが圧倒するか、というと、そんなこともなく・・・。


・・・と、まあ、そんなことの連続。


第1クォーターは、スティーラーズが敵陣に入り込みながら、
オフェンスホールディングで自陣に戻る、ということから始まり、その後先制するも、
次は、相手オフェンスをパントに追い込みながら、反則でファーストダウン更新され。


しかし、ブラウンズは、この機会を生かせず。
こちらも、敵陣に入りながら、オフェンスホールディングで自陣に戻る、
という付き合いの良さ。


第2クォーター、その折り返しのスティーラーズのオフェンスでフィールドゴール成功。
この時点で「0対10」。


次のブラウンズのオフェンスをあっという間に止めて、
これは一方的にスティーラーズが勝つのか・・・、
・・・と思ったら、スティーラーズRBウィリー・パーカーファンブル


ブラウンズの大チャンス
・・・と思ったら、ブラウンズQBデレック・アンダーソンスクランブルに出てファンブル


ああ、結局スティーラーズが得点するのね・・・と思ったら、
今度は、スティーラーズKジェフ・リードの35ヤードフィールドゴールブロックされ。


前半最後には、残りタイムアウト1回だけという状況の中、
ブラウンズが自陣19ヤード地点から1分30秒で敵陣22ヤード地点まで攻め込み、
一矢報いて前半終了か・・・と思いきや、今度は、
ブラウンズKフィル・ドーソンの40ヤードフィールドゴール失敗。


で、結局、前半は「0対10」のまま。


もちろん、今書いた中には、単純な「ミス」ではなく、
ディフェンスの良いプレー等もあったとは思いますが・・・。


どっちのチームも勝ちたくないのかよ・・・と言いたくなりました。


ただ、そんな中、前半だけで既に114ヤードも獲得していたパーカーが、
(いや、それだけ獲得していながら「10得点だけかよ」という話もありますが)
後半も爆発して、最終的に223ヤード獲得というチーム記録樹立の大活躍。


結局、「7対27」で決着がついたのでした。


まあ、終わってみれば、スティーラーズの圧勝だったわけですが、
なんとも釈然としない試合前半でしたねぇ。


どらちも、応援しているチームなので、こういう言い方は何なのですが、
まあ、さすがに負け越しているチーム同士の対戦だな、と。


そんなふうに感じました。


どちらのチームにも、頑張ってもらいたいものです。


しかし、結局、怪我のためにブラウンズのクォーターバックは交代したわけですが、
果たして、QBチャーリー・フライは、怪我が治っても戻ってこられるのかどうか・・・。


いや、今のアンダーソンの成績なら、大丈夫だとは思うのですが、
ワイドレシーバーがドロップしていただけ、という話もありますしねぇ。


非常に心配なところです。


以上、第14週木曜日の試合の感想でした。

週間オフェンスラインMVP(第13週)



今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。


まず、第13週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。

  選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
LT マット・ライト
ニューイングランド・ペイトリオッツ
24 10 0 34
LG ミルフォード・ブラウン
アリゾナ・カーディナルズ
42 1.5 0 43.5
C ケヴィン・マワイ
テネシー・タイタンズ
34 3 0 37
RG ジェイク・スコット
インディアナポリス・コルツ
32 7 -7 32
RT トッド・ワイナー
アトランタ・ファルコンズ
32 -3 0 29



今週は、きれいにバラけました。


全体的に見ると、今週値が高かったのは、タイタンズ選手が多かったかな、
という感じはあります。(特に中央のランが良かったようで)


まあ、試合感想でも書きましたように、対戦相手コルツのディフェンスは、
コンスタントに、ゴリゴリと進まれてましたからねぇ。


しかし、今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
値としては飛びぬけている、カーディナルズのブラウンです。


ブラウンは、2002年にヒューストン・テキサンズに、
補足ドラフトで6巡指名されNFL入り。


ちなみに、「補足ドラフト」というのは、
なんらかの事情でドラフトに間に合わなかったり、
または、ドラフト後に、なんらかの事情でカレッジの試合に出られなくなって、
急遽NFL入りを決めたりした選手を対象に行われるドラフトで、
誰もドラフトされない年も珍しくありません。(ブラウンの場合は、後者の理由)


なお、今年は、シンシナティ・ベンガルズが、
LBアーマッド・ブルックスを3巡指名していたりします。
(この「3巡指名権」は、来年のドラフト指名権から使用されます)


さて、そんなブラウンですが、その年は出場機会はなく、
翌年、2試合のスターターを含む3試合に出場しますが、
12月になって怪我をしてしまって、インジャリーリザーブ入り。
翌2004年は2試合にスターター出場。


翌年、フリーエージェントになるも、テキサンズと再契約を結んで、
この年は12試合のスターターを含む13試合に出場しますが、
その翌年、つまり、今年、再度フリーエージェントになった際に、
カーディナルズと契約します。


そして、開幕戦からスターター出場を果たしております。


ただ、10月に怪我をしてしまい、2試合に欠場。
そのままスターターからも外されておりましたが、11月にスターター復帰。


そして、現在に至ります。


入った経緯も変わってますが、その後の3年間も、決して順調ではなく。
なんといっても、あの、散々いろいろ言われている、
テキサンズオフェンスラインだったわけですし・・・。


しかし、カーディナルズに入って、早速スターターの座を勝ち取ったのは立派なところで。


シーズン前半は、上手くいっておりませんでしたが、
ようやく、RBエジリン・ジェイムズも100ヤードラッシュを達成。
今後に光明が見えてきました。


今シーズンは、残り4試合しか無いわけですが、
「良くなってきている」ということをアピールし続け、
来シーズンにつなげてもらいたいものですね。


さて、第13週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。

順位 選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
1位 RG マイク・ゴフ
サンディエゴ・チャージャーズ
132 22 0 154
2位 C ケイシー・ウィーグマン
カンザスシティ・チーフス
144 1.5 0 145.5
3位 LG ヴィンス・マヌワイ
ジャクソンビル・ジャガーズ
156 -0.5 -14 141.5
4位 LT タリック・グレン
インディアナポリス・コルツ
90 96 -49 137
5位 LT マーカス・マクニール
サンディエゴ・チャージャーズ
100 44 -14 130
6位 LG クリス・ディールマン
サンディエゴ・チャージャーズ
132 24.5 -28 128.5
7位 RT ジョン・スティンチコム
ニューオリンズ・セインツ
38 104 -21 121
7位 C ニック・ハードウィック
サンディエゴ・チャージャーズ
106 22 -7 121
9位 C ジョフ・ハンガートナー
カロライナ・パンサーズ
116 8 -7 117
10位 RT ウィリー・アンダーソン
シンシナティ・ベンガルズ
110 23 -21 112



今週は、ゴフが、第9週・第10週以来の1位復帰。


これで見事に、第6週以降の「1位」の座が、
スティンチコムグレン→ゴフ→スティンチコムグレン→ゴフ」、
ということに。


素晴らしいローテーションだなぁ。


まあ、チームで言えば、セインツ・コルツ・チャージャーズとなるわけで、
その3チームにオフェンス力があることは、誰もが認めるところでしょう。


あと、第5週以前に「1位」の座についていた選手(チーム)は、
現時点では、軒並み下位に落ちてしまっている、ということも付け加えておきます。


これが、一般化できる話なのかどうかは分かりませんが、
まだまだ5週間が終わったくらいで、
「今年のオフェンスは強い」とか「今年は弱い」とか、
決め付けちゃいけない、ってことになるんでしょうねぇ。


今週、ベスト10圏外からベスト10に上がってきたのは、
10位のアンダーソン。(先週17位)


中盤、やや不振だったベンガルズのオフェンスが、復活しつつある兆しでしょうか。


さて、では、今回は「ベスト100」まで掲載したいと思います。

順位 選手名 ラン パス 反則 オフェンスライン
ポイント
11位 LG ディラン・ギャンディ
インディアナポリス・コルツ
74 36.5 0 110.5
12位 RG エヴァン・マシス
カロライナ・パンサーズ
116 8 -14 110
13位 RT マーク・コロンボ
ダラス・カウボーイズ
116 13 -21 108
14位 C トム・ネイレン
デンバー・ブロンコス
134 -12.5 -14 107.5
15位 RT アンソニー・クレメント
ニューヨーク・ジェッツ
90 27 -14 103
16位 C マイク・フラナガン
ヒューストン・テキサンズ
72 27.5 0 99.5
17位 RG アダム・ティマーマン
セントルイス・ラムズ
116 2.5 -28 90.5
18位 LG ジェイソン・ブラウン
ボルチモア・レイヴンズ
90 28 -35 83
18位 RT シェイン・オリヴィア
サンディエゴ・チャージャーズ
74 44 -35 83
20位 RG クーパー・カーライル
デンバー・ブロンコス
102 -12.5 -7 82.5
21位 RT ヴァーノン・ケアリー
マイアミ・ドルフィンズ
98 -3 -14 81
22位 LT マット・ライト
ニューイングランド・ペイトリオッツ
70 38 -28 80
23位 RG ボビー・ウィリアムズ
シンシナティ・ベンガルズ
96 2.5 -21 77.5
24位 LT チャド・クリフトン
グリーンベイ・パッカーズ
94 6 -28 72
25位 LG ベン・ハミルトン
デンバー・ブロンコス
110 -12.5 -28 69.5
26位 C エリック・ヘイトマン
サンフランシスコ・49ers
94 -5 -21 68
27位 RG フレッド・ウィアリー
ヒューストン・テキサンズ
72 13 -21 64
28位 C ドリュー・ホジドン
ヒューストン・テキサンズ
64 -4.5 0 59.5
28位 C ブラッド・ミースター
ジャクソンビル・ジャガーズ
74 -0.5 -14 59.5
30位 LG ダレン・コレッジ
グリーンベイ・パッカーズ
80 1.5 -28 53.5
30位 C マイク・フライン
ボルチモア・レイヴンズ
56 25.5 -28 53.5
32位 C ジェフ・サタデイ
インディアナポリス・コルツ
8 48 -7 49
32位 LG チェスター・ピッツ
ヒューストン・テキサンズ
68 23 -42 49
34位 RG スティーヴ・マッキニー
ヒューストン・テキサンズ
38 10 0 48
35位 LG クリス・ボウバー
カンザスシティ・チーフス
58 -10.5 0 47.5
36位 LG ブライアン・ウォーターズ
カンザスシティ・チーフス
56 12 -21 47
37位 LT トッド・ストゥーシー
セントルイス・ラムズ
82 13 -49 46
37位 RT マイク・ローゼンサル
ミネソタ・ヴァイキングス
52 1 -7 46
39位 LG ライアン・リルヤ
インディアナポリス・コルツ
34 11.5 0 45.5
40位 RG クリス・ネイオリー
ジャクソンビル・ジャガーズ
66 -0.5 -21 44.5
41位 RT ライアン・ディーム
インディアナポリス・コルツ
-10 82 -28 44
42位 C オリン・クルーツ
シカゴ・ベアーズ
82 -3.5 -35 43.5
42位 RG タイソン・クラボ
アトランタ・ファルコンズ
68 -17.5 -7 43.5
44位 RG ブランドン・ムーア
ニューヨーク・ジェッツ
78 13.5 -49 42.5
45位 LT カーリフ・バーンズ
ジャクソンビル・ジャガーズ
68 9 -35 42
45位 C ケヴィン・マワイ
テネシー・タイタンズ
84 -28 -14 42
45位 RT ジョン・ランヤン
フィラデルフィア・イーグルス
80 -3 -35 42
45位 LT ルーク・ペティグー
ニューヨーク・ジャイアンツ
66 -3 -21 42
49位 LG マイク・ウォール
カロライナ・パンサーズ
66 3.5 -28 41.5
50位 LT ウィリアム・トーマス
フィラデルフィア・イーグルス
72 -3 -28 41
51位 RT ザック・ウィーガート
ヒューストン・テキサンズ
36 34 -35 35
52位 LG マーク・セターストロム
セントルイス・ラムズ
46 2.5 -14 34.5
53位 LG トニー・ラッジ
サンフランシスコ・49ers
44 -3 -7 34
54位 RG ショーン・アンドリューズ
フィラデルフィア・イーグルス
56 -1.5 -21 33.5
54位 RG デイヴィン・ジョセフ
タンパベイ・バッカニアーズ
54 -20.5 0 33.5
54位 RG ロベルト・ガーザ
シカゴ・ベアーズ
72 -3.5 -35 33.5
57位 RG マーコ・リヴェラ
ダラス・カウボーイズ
54 6.5 -28 32.5
58位 LT クリス・サミュエルズ
ワシントン・レッドスキンズ
48 17 -35 30
58位 RG クリス・チェスター
ボルチモア・レイヴンズ
26 18 -14 30
58位 RG ジェイソン・スピッツ
グリーンベイ・パッカーズ
52 -8 -14 30
61位 C ジェイソン・ウィトル
ミネソタ・ヴァイキングス
50 0.5 -21 29.5
62位 RT ジェレミー・ブリッジズ
カロライナ・パンサーズ
18 25 -14 29
63位 C チャッキー・オコービ
ピッツバーグ・スティーラーズ
30 5 -7 28
64位 LG アラン・ファニーカ
ピッツバーグ・スティーラーズ
54 -13.5 -14 26.5
64位 C リッチー・インコグニト
セントルイス・ラムズ
80 2.5 -56 26.5
66位 C エリック・ジーアシウク
シンシナティ・ベンガルズ
52 9 -35 26
66位 C リッチ・ブレアム
シンシナティ・ベンガルズ
26 0 0 26
68位 RG ウィル・シールズ
カンザスシティ・チーフス
24 1.5 0 25.5
69位 LG トッド・ヘリマンズ
フィラデルフィア・イーグルス
40 -1.5 -14 24.5
70位 RG ステイシー・アンドリューズ
シンシナティ・ベンガルズ
22 9 -7 24
71位 C ジェフ・ハーティングズ
ピッツバーグ・スティーラーズ
42 -18.5 0 23.5
72位 RT チャーリー・ジョンソン
インディアナポリス・コルツ
16 14 -7 23
73位 RT ウェズリー・ブリット
ニューイングランド・ペイトリオッツ
16 4 0 20
73位 C ジェフ・フェイン
ニューオリンズ・セインツ
-18 52 -14 20
73位 RG ジャスティン・スマイリー
サンフランシスコ・49ers
32 -5 -7 20
73位 RT マーク・トーシャー
グリーンベイ・パッカーズ
10 24 -14 20
77位 RG キードリック・ヴィンセント
ボルチモア・レイヴンズ
26 7.5 -14 19.5
77位 LG ザック・ピラー
テネシー・タイタンズ
36 -9.5 -7 19.5
79位 RG ジリー・エヴァンズ
ニューオリンズ・セインツ
2 52 -35 19
80位 LG スコット・ムルカウスキー
サンディエゴ・チャージャーズ
20 -2.5 0 17.5
81位 RG ジェイク・スコット
インディアナポリス・コルツ
10 48 -42 16
82位 RT テランス・ペニントン
バッファロー・ビルズ
16 -1 0 15
83位 C アンディ・マッカラム
セントルイス・ラムズ
22 -2.5 -7 12.5
84位 LG ラリー・アレン
サンフランシスコ・49ers
18 -1 -7 10
85位 RT アダム・メドウズ
デンバー・ブロンコス
20 1 -14 7
86位 LG アーロン・メルツ
バッファロー・ビルズ
6 0.5 0 6.5
86位 LG ノーム・カットニク
ニューヨーク・ジェッツ
12 1.5 -7 6.5
88位 RT ケリー・バトラー
クリーブランド・ブラウンズ
12 1 -7 6
89位 LG カイル・コウジャー
ダラス・カウボーイズ
34 6.5 -35 5.5
90位 LT トラヴェル・ワートン
カロライナ・パンサーズ
14 -9 0 5
91位 LG ケンディル・ジェイコックス
マイアミ・ドルフィンズ
14 4.5 -14 4.5
92位 RT ニック・ケイザー
ニューイングランド・ペイトリオッツ
-16 34 -14 4
93位 LT エフレイム・サラーム
ヒューストン・テキサンズ
-22 46 -21 3
93位 RT ケヴィン・サンプソン
カンザスシティ・チーフス
-14 24 -7 3
93位 RT ジョン・ジャンセン
ワシントン・レッドスキンズ
42 17 -56 3
96位 RG ジェブ・テリー
タンパベイ・バッカニアーズ
6 -3.5 0 2.5
97位 LT ジョナサン・オグデン
ボルチモア・レイヴンズ
-28 51 -21 2
98位 RT トニー・モール
グリーンベイ・パッカーズ
42 -20.5 -21 0.5
99位 C ダン・コッペン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
-12 19 -7 0
100位 LG エリック・スタインバック
シンシナティ・ベンガルズ
18 9.5 -28 -0.5
100位 RG カイナン・フォーニー
アトランタ・ファルコンズ
48 -27.5 -21 -0.5



ちょっと、チームごとに見てみますと、
まず、カーディナルズの選手が1人も入っていません。


ただ、ブラウンが今週の「週間オフェンスラインMVP」となっているように、
改善の兆しが見えてきているところですから、これからに期待、というところですね。


それから、デトロイト・ライオンズも1人も入っていません。


第9週の時点では、50位前後に2人入ってましたので、
オフェンスの急降下が目立つ、といった感じです。


オークランド・レイダーズは、相変わらず1人も無し。


あと、シアトル・シーホークスも、1人も入っていませんが、
まあ、第9週時点でも97位に1人入っているだけだったので、
QBマット・ハセルベックRBショーン・アレグザンダーが復帰した今後の巻き返しに期待、
・・・というところでしょうか。


逆に、コルツ・テキサンズからは、最多の7人がランクイン。


・・・って、コルツはともかく、テキサンズがそんなに入っているのは、
スターター選手がコロコロ替わっているからなので、
良いこととは言えないのですが・・・。
(ちなみに、コルツは今シーズンスターター出場した全選手がランクイン)


ただ、オフェンスライン選手が替わっても、
オフェンスのパフォーマンスにそんなに違いが無い、とも言えるわけで、
今の「低成績」は、昨シーズンまで言われていたような、
オフェンスラインが弱いから」という理由では無いと言えるのではないでしょうか。


意外なところでは、「オフェンスが強い」と書いたセインツが3人だけで、
「左側」のガードタックル選手が入っていません。


実は、セインツオフェンスの弱点は「左側」・・・?


全体的に見てみると、ランクインしていないチームが多くなったことからも分かるように、
チーム間の「格差」が顕著になってきましたね。


以上、第13週の「オフェンスラインスタッツ」でした。

ディフェンス選手ランキング(第13週時点)



さて次は、試しに載せていっている「ディフェンスインパクトポイント」です。


まずは、第13週で高い値となった選手を、
ディフェンスラインラインバッカーディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。

選手名 ポイント タックル サック パスDef INT FUM
DE マシアス・キーワヌーク
ニューヨーク・ジャイアンツ
48 5 1 0 1 1
LB デメコ・ライアンズ
ヒューストン・テキサンズ
69 14 1 2 1 1
SS エイドリアン・ウィルソン
アリゾナ・カーディナルズ
49 9 0 1 1 1



今週は、ライアンズが週間MVPを受賞し、ウィルソンもノミネート。


キーワヌークがノミネートされなかったのは、
インターセプトしたもののファンブルで相手にボールを渡してしまったり、
ファンブルフォースのときは、ボールを相手にカバーされてしまったりと、
結局、チームへの「貢献」がほとんど出来なかったからでしょう。


NFC週間MVPを受賞したのは、アトランタ・ファルコンズSSロイヤー・ミロイでしたが、
これは、先週も書いたような、「タイミング的なインパクト」での受賞。
ディフェンスインパクトポイント」としては、高い値にはなりませんでした。


さて、第13週時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。

順位 選手名 ポイント タックル サック パスDef INT FUM
1位 DE ジェイソン・テイラー
マイアミ・ドルフィンズ
344 32 12 6 2 7
2位 FS ケリー・ローズ
ニューヨーク・ジェッツ
269 69 4 8 4 3
3位 CB ウォルト・ハリス
サンフランシスコ・49ers
247 46 1 8 6 3
4位 CB チャールズ・ウッドソン
グリーンベイ・パッカーズ
246 47 1 10 5 3
5位 DE ジャレッド・アレン
カンザスシティ・チーフス
240 53 7 5 1 4
6位 SS エイドリアン・ウィルソン
アリゾナ・カーディナルズ
237 61 4 4 4 3
7位 DE ジュリアス・ペパーズ
カロライナ・パンサーズ
235 40 11 6 0 3
8位 LB ショーン・フィリップス
サンディエゴ・チャージャーズ
234 37 11 3 0 4
9位 CB アサンテ・サミュエル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
229 51 0 10 7 1
10位 CB ロンデ・バーバー
タンパベイ・バッカニアーズ
228 83 1 9 3 2



1位は、もちろんテイラー


先週は、謎の「スタッツ無し」だったのですが、
今週は元気に活躍しており、ホッと一息。


やはり、この調子なら、最後まで1位の座を守るでしょう。


上位陣にそんなに動きが無い中、先ほども取り上げたウィルソンが、
先週18位から6位へとアップしています。


ウィルソンは、シーズン中盤にはランキングでベスト10入りを続けていながら、
ここのところは、ちょっとだけ落ちていました。


オフェンスも調子が出てきたみたいですし、
ここでまた活躍しだしたのは、チームとしても、なかなか良い状態にあるようですね。


あとは、サミュエルが先週14位から9位にアップ。


先週から見るとちょっと上がっただけですが、実は、先々週の時点では55位。
先週は週間MVPも受賞していましたし、一気に調子を上げてきましたねぇ。


今後の活躍も楽しみなところです。


さて、第13週時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。

順位 選手名 ポイント タックル サック パスDef INT FUM
11位 FS O・J・アトグイ
セントルイス・ラムズ
222 55 1 6 3 4
12位 CB チャンプ・ベイリー
デンバー・ブロンコス
219 69 0 11 6 0
13位 LB キース・バラック
テネシー・タイタンズ
215 107 2 6 1 2
13位 DE ロバート・マシス
インディアナポリス・コルツ
215 42 9 2 0 4
15位 LB ランス・ブリグズ
シカゴ・ベアーズ
212 99 1 6 2 2
16位 LB バート・スコット
ボルチモア・レイヴンズ
210 71 9 5 2 0
17位 DE レオナード・リトル
セントルイス・ラムズ
209 36 9 2 0 4
18位 SS ショーン・ジョーンズ
クリーブランド・ブラウンズ
205 72 1 9 5 0
19位 DE アーロン・キャンプマン
グリーンベイ・パッカーズ
203 53 10 0 0 3
19位 LB ロンドン・フレッチャー
バッファロー・ビルズ
203 109 2 8 2 0
21位 FS ブライアン・ドーキンス
フィラデルフィア・イーグルス
202 72 0 7 2 3
22位 CB ラシーン・マシス
ジャクソンビル・ジャガーズ
200 48 0 9 7 0
23位 FS ケン・ハムリン
シアトル・シーホークス
197 75 2 7 3 1
23位 LB デメコ・ライアンズ
ヒューストン・テキサンズ
197 109 4 3 1 1
23位 CB ドレイ・ブライ
デトロイト・ライオンズ
197 37 0 12 2 3
23位 LB マイク・ヴラベル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
197 70 5 0 3 2
27位 LB ウィル・ウィザースプーン
セントルイス・ラムズ
196 90 2 8 0 2
28位 DE アーロン・スコーベル
バッファロー・ビルズ
194 26 10 3 0 3
29位 LB A・J・ホーク
グリーンベイ・パッカーズ
193 95 6 4 0 1
30位 LB ショーン・メリマン
サンディエゴ・チャージャーズ
192 27 11 2 1 2
30位 LB ブライアン・アーラッカー
シカゴ・ベアーズ
192 106 0 4 3 1
32位 LB デマーカス・ウェア
ダラス・カウボーイズ
191 44 7 4 0 3
33位 DE ウィル・スミス
ニューオリンズ・セインツ
190 31 9 3 0 3
34位 LB ジェイムズ・ファリアー
ピッツバーグ・スティーラーズ
187 94 3 2 1 2
35位 LB クラーク・ハガンズ
ピッツバーグ・スティーラーズ
186 60 6 3 1 2
36位 LB ドニー・エドワーズ
サンディエゴ・チャージャーズ
185 107 2 2 2 1
37位 SS ケヴィン・ケイスヴィハーン
シンシナティ・ベンガルズ
184 41 3 2 6 1
37位 LB ザック・トーマス
マイアミ・ドルフィンズ
184 113 3 5 1 0
39位 SS クリス・ホウプ
テネシー・タイタンズ
181 97 0 7 3 0
40位 DE アレックス・ブラウン
シカゴ・ベアーズ
180 32 6 1 2 3
40位 SS ギブリル・ウィルソン
ニューヨーク・ジャイアンツ
180 78 0 7 0 3
40位 DE タンバ・ハーリー
カンザスシティ・チーフス
180 40 6 1 0 4
40位 FS メデュー・ウィリアムズ
シンシナティ・ベンガルズ
180 70 0 8 3 1
44位 LB アントニオ・ピアース
ニューヨーク・ジャイアンツ
179 94 1 7 1 1
45位 LB アンジェロ・クロウェル
バッファロー・ビルズ
177 81 2 5 2 1
45位 LB ジュリアン・ピーターソン
シアトル・シーホークス
177 58 9 3 0 1
45位 LB ブレイディ・ジェイムズ
ダラス・カウボーイズ
177 75 0 8 1 2
48位 CB カルロス・ロジャーズ
ワシントン・レッドスキンズ
176 63 1 14 0 1
49位 CB チャールズ・ティルマン
シカゴ・ベアーズ
175 63 0 6 4 1
50位 LB スコット・フジタ
ニューオリンズ・セインツ
173 74 3 4 2 1
51位 SS ジャメイン・フィリップス
タンパベイ・バッカニアーズ
172 76 0 6 0 3
51位 DE チャールズ・グラント
ニューオリンズ・セインツ
172 46 6 2 0 3
51位 SS トロイ・ポラマル
ピッツバーグ・スティーラーズ
172 65 1 6 3 1
51位 CB リト・シェパード
フィラデルフィア・イーグルス
172 24 0 13 5 0
55位 CB ネイト・クレメンツ
バッファロー・ビルズ
171 59 0 13 1 1
56位 CB ナムディ・アソムーガ
オークランド・レイダーズ
170 35 1 6 5 1
57位 LB アダリアス・トーマス
ボルチモア・レイヴンズ
168 55 9 3 1 0
57位 LB ローファ・タトゥープ
シアトル・シーホークス
168 89 1 6 1 1
59位 CB クリス・マカリスター
ボルチモア・レイヴンズ
166 32 0 13 4 0
59位 CB リチャード・マーシャル
カロライナ・パンサーズ
166 44 0 10 3 1
61位 CB アンソニー・ヘンリー
ダラス・カウボーイズ
165 61 0 15 1 0
61位 LB ニック・バーネット
グリーンベイ・パッカーズ
165 74 3 6 2 0
63位 LB クリス・ドラフト
カロライナ・パンサーズ
162 71 5 1 0 2
63位 LB ランドン・ジョンソン
シンシナティ・ベンガルズ
162 81 1 3 1 2
65位 CB コーリー・ウェブスター
ニューヨーク・ジャイアンツ
161 38 1 10 1 2
66位 LB テレール・サグス
ボルチモア・レイヴンズ
159 35 6 5 0 2
66位 CB マーカス・トゥルファント
シアトル・シーホークス
159 51 0 9 1 2
66位 DE マーク・アンダーソン
シカゴ・ベアーズ
159 12 9 1 0 3
69位 FS ショーン・テイラー
ワシントン・レッドスキンズ
158 80 0 4 1 2
69位 DE トレント・コウル
フィラデルフィア・イーグルス
158 45 9 2 0 1
69位 LB ラリー・フーツ
ピッツバーグ・スティーラーズ
158 65 3 2 1 2
72位 LB レイ・ルイス
ボルチモア・レイヴンズ
156 74 2 6 2 0
73位 LB シェルトン・クウォールズ
タンパベイ・バッカニアーズ
155 65 2 2 0 3
74位 CB アントワン・ウィンフィールド
ミネソタ・ヴァイキングス
154 68 0 5 4 0
75位 DE ジャスティン・スミス
シンシナティ・ベンガルズ
152 51 7 3 0 1
76位 LB グレッグ・エリス
ダラス・カウボーイズ
151 26 5 1 1 3
77位 DE デリック・バージェス
オークランド・レイダーズ
150 22 12 0 0 1
78位 SS ロイ・ウィリアムズ
ダラス・カウボーイズ
147 41 0 6 5 0
79位 FS ニック・コリンズ
グリーンベイ・パッカーズ
146 58 0 8 0 2
79位 CB パトリック・サーテン
カンザスシティ・チーフス
146 54 0 3 1 3
81位 LB ジェラルド・ヘイズ
アリゾナ・カーディナルズ
145 82 1 2 3 0
81位 CB ダンタ・ロビンソン
ヒューストン・テキサンズ
145 61 0 6 2 1
81位 CB デアンジェロ・ホール
アトランタ・ファルコンズ
145 41 0 8 4 0
81位 LB テディ・ブルースキー
ニューイングランド・ペイトリオッツ
145 80 3 4 1 0
85位 CB ケリー・ハーンドン
シアトル・シーホークス
144 56 0 9 1 1
85位 CB ドレイトン・フローレンス
サンディエゴ・チャージャーズ
144 42 0 10 3 0
85位 LB ベン・リーバー
ミネソタ・ヴァイキングス
144 28 2 4 1 3
88位 LB ゲイリー・ブラケット
インディアナポリス・コルツ
143 88 1 1 0 2
88位 LB ジョーイ・ポーター
ピッツバーグ・スティーラーズ
143 34 7 3 2 0
88位 DE タイ・ウォーレン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
143 57 6 2 0 1
91位 CB クエンティン・ジャマー
サンディエゴ・チャージャーズ
142 50 0 6 4 0
91位 LB マイケル・ボーリー
アトランタ・ファルコンズ
142 57 3 4 1 1
93位 DE バートランド・ベリー
アリゾナ・カーディナルズ
141 15 6 2 0 3
94位 CB タイ・ロー
カンザスシティ・チーフス
140 51 1 3 3 1
94位 LB マーカス・ワシントン
ワシントン・レッドスキンズ
140 75 1 6 0 1
94位 LB ルーズヴェルト・コルヴィン
ニューイングランド・ペイトリオッツ
140 36 8 2 0 1
97位 DE ブライアン・トーマス
ニューヨーク・ジェッツ
139 56 7 0 0 1
98位 LB アル・ウィルソン
デンバー・ブロンコス
138 85 1 4 0 1
98位 CB テレンス・マギー
バッファロー・ビルズ
138 64 0 9 0 1
98位 CB パックマン・ジョーンズ
テネシー・タイタンズ
138 46 0 5 3 1
98位 LB ブランドン・ムーア
サンフランシスコ・49ers
138 49 7 1 0 1



こちらのランキングは、第9週のときと同じく、
どのチームも1人は名前が挙がっています。
(かろうじて1人だけ、というチームも何チームかありますが)


それから、今回は、ポジションごとの分布も調べてみました。



大雑把には、こんな感じ。


上位にディフェンスエンドの選手が何人もいるので、
こういう結果になったのには、ちょっと驚きもありましたが、内訳を見たときに、
ラインバッカーディフェンスバックは、どの位置も同様にランクインしているのに対し、
ディフェンスラインディフェンスタックル選手が入ってきていないのが原因なのかな、と。


ちなみに、内訳で言うと、ディフェンスタックルは0人。(つまり全員ディフェンスエンド
コーナーバックは27人、ストロングセイフティが8人、フリーセイフティが7人。
ラインバッカーは、分けて調べておりません)


まあ、そう考えると、大体、満遍なく全ポジションの選手が入っているのかな、と。


ディフェンスタックル選手だけは、課題なんですけどもねぇ。
やっぱり、ちょっと難しいかな。


以上、第13週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。